東京リーシングと土地活用戦記 -206ページ目

東京リーシングと土地活用戦記

ニーチェ・ツァラトゥストラの言葉「神は死んだ、神なんかもう信じるな」「強い風が吹く所に一人で立て!そこは非常に厳しいけれど、人間自分自身が主人公だ!風を受けて孤独になれ!」「真理などない。あるのは解釈だけ」いいねー。スバム読者申請コメント削除します。




社説 突然の首相退陣、政局混迷を憂慮する(9/13)日経ネット

 安倍晋三首相が突然、退陣を表明した。臨時国会で所信表明演説を行い、代表質問に入る直前の退陣表明は極めて異様である。7月の参院選で惨敗しても続投を決断した首相は政権・国会運営の厳しさを十分に覚悟していたはずだが、首相の体力・気力はすでに限界に達していたのだろう。突然の退陣表明は無責任な政権投げ出しと言われても仕方ない。国会は当面、休会状態になり、インド洋における海上自衛隊の給油継続問題も宙に浮く形となった。政局の混迷を深く憂慮せざるをえない。

 無責任な政権投げ出し

 安倍首相は記者会見で退陣の理由について、海自の給油継続問題を打開するため小沢一郎民主党代表に党首会談を申し入れたが断られ、テロとの戦いを継続するには自分が辞めることによって局面打開を図った方がよいと判断した、と説明した。しかし、この説明に説得力はない。

 政府与党内では、テロ対策特措法の延長問題について海自の給油継続に絞った新法を国会に提出し、民主党の理解が得られない場合は参院で否決されても衆院の3分の2の多数で再議決する方向が有力になっていた。安倍首相に強い気持ちがあれば、こうした方法で一時中断はあっても国際公約である海自の給油継続は可能だったはずである。

 与謝野馨官房長官は首相退陣について「首相は仕事と健康の両立について深い苦悩の中にあった。(8月下旬の)アジア訪問から健康状態は大変厳しいものがあった」と語り、健康状態が退陣の一因であることを明らかにした。最近、安倍首相に会った人は首相に精彩がなく、健康状態がよくないのではないかとの印象を持つ人が多かったのは間違いない。健康状態の悪化ならやむをえないが、結果としては最悪のタイミングでの退陣となった。


[こんにちは、安倍晋三です]

● 改革、テロとの闘いを前に進めるために

 こんにちは、安倍晋三です。

 内閣総理大臣の職を辞することを決意いたしました。

 7月29日の参議院選挙の結果は、大変厳しいものでしたが、改革を止めてはいけない、戦後レジームからの脱却の方向性を変えてはならない、との思いから続投の決意をし、これまで全力で取り組んできました。
 また、先般のAPEC首脳会議が開催されたシドニーにおいて、テロとの
闘い、国際社会から期待されている、高い評価をされている活動を中断する
ことがあってはならない、なんとしても継続していかなければならない、と
申し上げました。

 国際社会への貢献、これは私の「主張する外交」の中核であります。この
政策は、なんとしてもやり遂げていく責任が私にはある。こうした思いで、
活動を中断しないために全力を尽くしていく、職を賭していくと申しました。
 テロとの闘いを継続するためには、あらゆる努力をする。環境づくりにつ
いても努力しなければならない。一身をなげうつ覚悟で、全力で努力すべき
と考えてまいりました。
 そのために、私は何をすべきか。
 局面を転換しなければならない。これが私に課せられた責任であると考え
ました。
 改革を進めていく、その決意で続投し、内閣改造を行ったわけですが、今
の状況で、国民の支持、信頼の上で、力強く政策を前に進めていくのは困難
である。ここは、けじめをつけることによって、局面を打開しなければなら
ない。そう判断するにいたりました。

 新たな総理のもとでテロとの闘いを継続していく。それを目指すべきでは
ないだろうか。今月末の国連総会へも、新しい総理が行くことがむしろ局面
を変えていくためにはよいのではないか、と考えました。
 決断が先に延びることで困難が大きくなる、決断はなるべく早く行わなけ
ればならない、と判断いたしました。
 無責任と言われるかもしれません。しかし、国家のため、国民のみなさん
のためには、私は、今、身を引くことが最善だと判断しました。

 約1年間、メルマガの読者のみなさん、国民のみなさん、ありがとうござ
いました。
 この間にいただいた、みなさんの忌憚のないご意見、心温まる激励を、私
は決して忘れません。
 私は官邸を去りますが、改革、そしてテロとの闘いは続きます。これから
も、みなさんのご支援をお願いします。(晋)

 「首相官邸メールマガジン」





 ●田原総一朗:なぜ国会を投げ出したのか、安倍首相辞任の舞台裏



2007年9月12日

 9月12日、所信表明の2日後に安倍首相が辞任を表明した。

 この辞任は、大きく言うと、「自分の運の悪さに愛想が尽きた」のだと思う。

 追い詰められた安倍首相


 自民党が参議院選挙に惨敗した理由の一つに、社会保険庁の年金の記録が滅茶苦茶であるという問題があるが、この年金記録の問題は安倍さんのせいではない。これは小泉内閣で露呈してもおかしくはない問題だった。もし露呈していたら小泉内閣は大変なことになっていただろう。
また、伊吹文明文部科学大臣、佐田玄一郎行政改革担当大臣、松岡利勝・元農林水産大臣、赤城徳彦・元農林水産大臣、など次々と明らかになる「政治と金」の問題も、今に始まったことではない。前からずっとやっていたことだ。
いずれにしても安倍さん自身の責任ではない。ただ、安倍内閣で問題が露呈したことで、安倍さんは「任命責任」とか「管理能力がない」と言われてしまった。
この「運の悪さ」が今回の辞任に結びついているところがあると思う。
辞任の理由に健康上の問題もあげられているが、それは「心身ともに非常に極限までいっていた」ということで、以前からの持病のある胃腸の問題などでないと思う。所信表明のわずか2日後に辞めた背景には、やはり相当な覚悟をもって申し込んだ会談を小沢・民主党代表に拒絶されたことが大きいだろう。



●立花隆:政界を大混乱に巻き込んだ安倍首相電撃辞任の真相




2007年9月13日


安倍首相が辞任した本当の理由

結局、安倍首相はなぜやめたのか。




「遺産相続で3億円の脱税」報道


はじめ永田町に流れた情報は、「週刊文春」が安倍首相の一大スキャンダルを出す予定になっているということだった。早速、「週刊文春」に問い合わせると、「それはウチではないです。『週刊現代』らしいです」ということだった。

 毎日新聞の夕刊が小さな記事で報道したことであるが、安倍首相自身が、これが噴出したら命取りという一大政治資金スキャンダルをかかえていたというのである。

それは、父の安倍晋太郎氏から首相への資産相続の際に、晋太郎氏が資産を自らの政治団体に寄付する形にすることで、首相は相続税をまぬがれていたという「脱税」疑惑なのである。週刊現代の記事では脱税額は3億円にものぼるという。

 安倍内閣は第1次、第2次とも、成立当初から政治資金の問題に悩まされてきた。しかしそれはいずれも、佐田玄一郎行革担当相の政治資金問題、松岡利勝農水相の「ナントカ還元水」問題、赤城徳彦農相の事務所費問題など、有名な諸事件をとっても、金額的にはそれほど大きな問題ではない(億単位の金額ではない)。これが本当ならば、それに比較して、この遺産相続問題はケタちがいに金額が大きい。

突然の辞任会見の引き金になったもの

 安倍晋太郎氏が亡くなったのは、91年のことであるから、いま現在脱税で訴追されるかどうかという話ではないが、このようなことは、世の常識の問題として、政治資金の問題にとりわけ厳しくあたってきた内閣の長として、ヤミからヤミに葬ってあとは知らんぷりできるという話ではない。

 これが事実ならば、過去の話ではあっても、これは政治的にはいま現在でもホット情報として扱われるべきアクチュアルな話である。安倍首相には道義的に説明責任がある話だ。安倍首相の在任中にこんな話がオモテに出たら、安倍内閣はそれだけでふっ飛ぶこと確実なスキャンダルだったといってよい。

 この話を、「週刊現代」が取材して、今週末土曜日発売予定の号に載せるはずになっていた。

そのために、「週刊現代」は安倍事務所に真偽確認と、その理由釈明の問い合わせの書筒を送り、返答の期限を昨日の午後2時に設定していたと伝えられる。

その午後2時になったら、安倍首相の突然の記者会見が開かれ、政界関係者全員が唖然として見守る中で、突然の辞意表明が行われた
わけである。

[NIKEI NET]



 たいへんな事になりました。「脱税」疑惑・週刊現代の記事、脱税額は3億円は、今後、どう出て行くでしょうか???????

しかし、今回は、安倍総理を主体とする、戦後レジームからの脱却という、族議員のたまり場・特別会計にたいする構造改革と公務員の天下りを廃止する内閣に対する、政治と金の問題・・族議員??? 政界??? 官僚??? マスコミ??? 野党??? らによる、改革内閣の閣僚たちの引きずり下ろし、密告・リーク、情報操作の世界、こんなに多くの人、大臣たち、総理大臣までがやめさせられてしまうなど、現在の日本の国家の体質がよく浮き彫りにでた、国民なんか不在の、自分の権益だけにしがみつくやからによって行なわれた、とてもおそろしく、なさけなく、かなしい事件でした。

 現象の裏には、必ず、本質がある。

 目を逸らさず見つめることも必要です。




社保庁年金横領、内々処理15件 厚労相、告発見送り

2007年09月10日23時59分 [asahi . com]

 社会保険庁職員による年金横領問題で、同庁は10日、すでに公表済みの事案50件について、個別の手口や処分の内容などを盛り込んだ第2次調査の結果を発表した。刑事告発したのは27件しかなく、本人の退職などで処分をしなかったケースが6件にのぼることが判明。横領総額1億6849万円のうち、3539万円が未返済であることもわかった。巧妙な手口が目立つ一方、横領発覚後に上司が自主退職を促して退職金を支払ったケースもあるなど、同庁の身内への甘さが浮き彫りになった。

 都道府県で勤務していた地方事務官を含め、社保庁職員による横領50件のうち、刑事告発が27件、捜査当局に情報提供のみをしたのが8件、告発も情報提供もしていないのが15件だった。

 有罪判決を受けたのは11件。横領額が少ないなどの理由で不起訴になったのが15件、捜査中が3件。

 横領事件はすべて刑事告発するようになった98年度より前には30件中7件しか告発せず、2カ月~1年の停職という軽い処分で済ませたものも3件。本人の退職などで処分しなかった事案は6件あった。

 城東社会保険事務所(大阪市)の職員による96年の保険料27万円の横領と、同事務所係長による94~98年の35万円の横領では、事務所長らが処分権限のある大阪社保事務局の幹部に報告せず、本人の自主退職を促し退職金も支給していた。98年に報道で発覚後、退職金を返納させたという。

 また、小倉南社保事務所(北九州市)の係長が06年に保険料100万円を横領したケースでは、本人が事情聴取に対して否認したまま退職。処分ができず、退職金返納を要請中だ。大森社保事務所(東京都)の調査官が85~86年に222万円の年金を横領したケースでは、犯人が特定できないうちに本人が退職。その後、警察が本人を逮捕した。

 横領した金を全く返済していないのは2件。蒲田社保事務所(同)の専門官は、計3910万円を横領した後に自殺。知人19人に不正に支給した2644万円は受給者が返済中だが、本人が得た1266万円は遺族が債権の相続を放棄したために消滅。ただ、本人の退職金は受け取った。

 年金は制度が複雑で、保険料の記録は本人が年金を受けるまで外部のチェックをほぼ受けない。それを利用して勝手に記録を改ざん、金をひねり出す手口が多い。

 平社保事務所(福島県)の係長は79年12月、過去にさかのぼって納める特例納付の保険料を横領。毎月納める保険料を横領すれば、本人に催促状が届くが、特例納付の場合はない。本人が気づくのは、受給年齢になるか記録を自分で確認した場合に限られる。

 この事案が発覚したのは「派手な生活をしている」という内部告発から。告発がなければ「消えた年金」になった可能性がある。

 下関社保事務所(山口県)では00年、国民年金調査官が、25年間加入という年金の受給資格を満たさなかった知人が年金を受けられるように記録を改ざんした。知人の名前と読み仮名が同じ別人の記録を探し出し、知人の生年月日に書き換えた。厚生年金2カ月分、36万円が不正に支給された。職員は告発され、03年に詐欺罪で有罪判決を受けた。

 わかっている動機の半数近くは「借金返済のため」で、このほか競馬・競輪などの賭け事や女性と遊ぶための金など。「仕事によるストレスなどから気分がむしゃくしゃしていた」「自分や親が病気がちで、将来の生活を心配した」とした職員もいたという。

 借金返済のために、05年に窓口で保険料42万円を横領した愛媛社保事務局の係長は、横領が発覚すると、納付されたばかりの保険料12万円を金庫から逃走資金として盗み出していた。


参議院議員 ますぞえ要一 ホームページ

http://www.masuzoe.gr.jp/

厚生労働大臣就任から2週間

 8月27日に、全く予期していなかった入閣という事態になってから、2週間が経つ。この間、毎日のように、厚生労働大臣が所管する分野で事件や事故が起こり、その対応に忙殺されてきた。このHomepageの更新ができなかったのも、それが理由である。今日から臨時国会が始まる。身を引き締めて、国民の負託に応えたいと思う。政治の原点は、一人一人の命を守ることであり、国民の目線を忘れないことである。年金問題、社会保険庁改革をはじめ、難問が山積している。一つ一つ着実に解決していく方針であるが、もとより大臣一人でできる仕事ではない。国民の皆様のご協力が不可欠である。All Japan でこの国を変えていきたいと思う(2007年9月10日)。


 多くの公僕による横領という悪質で、巨額な金額の犯罪がおきていても、告発しない国家・政府、なにも言わない野党、とても残念でなりません。これでは、日本国家は破たんしてしまいます。
 

「追記」 悪ふざけをしていた少年をビンタしたら逮捕!? ・・・・けももさんのニュースより

巡査長を現行犯逮捕=高校生を平手打ち-神奈川県警(時事通信)

 横浜市内の路上で定時制高校の男子生徒(16)を平手打ちし、けがを負わせたとして、神奈川県警旭署は5日までに、傷害の現行犯で同県警大和署巡査長小磯慶洋容疑者(33)を逮捕した。「大変申し訳ないことをした」と容疑を認めているという。・・・・・おなじ日本なのに、実名公表で、逮捕する人間がちがいますよね。


 舛添さん、あなたには、ほんとにがっかりでした。




今週は、ハンバーガーのバーガーキングさんの賃貸契約をさせていただきました。
 都心の山手線駅前一等地です。知り合いの有名パチスロチェーン店さんのお店のコンバージョンです。



 三階建て、賃貸面積八十坪です。まだ、国内では、新宿、池袋の2店舗ですが、全世界では、10000店舗以上ある、有名チェーン店です。

 また、日本では、横田基地、三沢基地、沖縄などの米国の基地内にもありますが、これからもっと増えて行くと思われます。




 直火焼きでハンバーグを調理しているところが本格的でおいしい秘密てす。



 いちど食べたらくせになるおいしさです。

WHOPPERは、レタスやトマトは無料、ビーフパティやチーズは有料で増やすことができる




 写真は初日700人の行列のあった新宿アイランドタワ一号店です。


 「安ければいいという向かい風の時代は過ぎ、良いものには多めにお金を出す時代が来た」。再上陸を発表した「バーガーキング」の弁である。6月8日に東京・西新宿に1号店、6月22日に池袋に2号店を続けてオープン。

 バーガーファンにとって気になるのは、直火焼きの大型ビーフパティを挟んだ直径13cmの「WHOPPER(ワッパー)」だろう。50g前後の他社のビーフパティに比べて、ワッパーは110gで2倍以上。肉の味も強く、バンズも歯ごたえがあり、おなかにたまる。 女性に人気だったオニオンリングも健在。今後日本オリジナルのメニューの導入も考えている。

 「成功させるためには、本当においしいものを売ることだ」と、日本法人社長に就任した笠眞一氏。マクドナルド、ウェンディーズと日本のバーガー業界で30年以上の経験を持つ新社長の周りを、バーガービジネスを知り尽くしたプロが固める再上陸に、追い風は吹いてくるのだろうか。07年度末までに首都圏に8店舗を出す予定。「日経トレンディ」

「バーガーキング」
●所在地/東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワーB1F 電話0120-127-670●営業時間/7時~22時●店舗面積/233平方メートル●席数/77席●オープン日/6月8日(1号店)●展開エリア/首都圏を中心に3年間で50店舗の展開を目標



 今回のお店は今年の十二月頃にオープン予定です。
 とてもたのしみにしています。



公務員法が成立、それでも天下りはなくならない

 6月30日未明、改正国家公務員法が参院本会議で可決・成立した。この法律は、いわゆる「天下り」をなくすことを目的としたもので、これまで各省庁が個別に行ってきた再就職の斡旋を、新しく設置される「官民人材交流センター」に集約するというものだ。政府によれば、このセンターで人材斡旋を一括することにより、天下りの弊害である利権構造や官民癒着をなくすことができるという。

 だが、これで本当に天下りがなくなるのだろうか。百戦錬磨の官僚たちが、そんな程度のことで天下りというウマイ話を捨て去ることができるのか。わたしにはそうは思えない。

 そこで思い出されるのが、ある役所の事務次官と酒を飲んだときのことだ。ほろ酔い気分になったあたりで、わたしはこんな質問をした。「事務次官をやってきた4年間で、どういうことに一番心を砕きましたか」。すると、彼はこう答えた。「いかに新しい法律をたくさん通し、それに付随して、いかに多くの天下りポストをつくるかですね。それが事務次官の仕事なんですよ。もう、このことに全精力を注いだといっていいでしょう」

 官僚というものは、あらゆる手段を使って自分たちの既得権を守るものだ。中途半端な法律をつくっても、必ずあれこれと理屈をつけたり、抜け穴を見つけ出したりして、天下りの復活を図るに違いない。

 公務員制度改革について、国民が求めていることははっきりしている。退職後も民間企業で高給をとり、個室と秘書を与えられ、黒塗りの専用車で送り迎えされ、いくつもの勤務先を転々とすることで濡れ手で粟の退職金をもらう「天下り」を根絶することだ。

 ところが、いまの政府案では、そうした天下りが根絶できるとは到底思えないのである。

出世競争に敗れた中高年官僚を雇いたい?

 6月14日、わたしがパーソナリティを務めているラジオ番組、ニッポン放送「朝はニッポン一番ノリ!」のゲストに、公務員制度改革委員長である片山虎之助自民党参院幹事長を招いた。片山さんには、今回の公務員制度改革法案について根掘り葉掘り聞いたのだが、それでも安倍総理の意図がさっぱりつかめないのだ。

 そもそも、なぜ天下りが利権構造や官民癒着の温床となるかといえば、特別職に上がれない官僚のキャリア組を対象に、各役所の秘書課が再就職先を斡旋することから起きる。 もちろん、再就職先に対して露骨にメリットを説明するわけではないが、大人同士の暗黙の了解として、「そういう人を引き受けると、いいことがありますよ」—— 例えば、公共事業を分けてもらえたり、許認可で恩典があったりしますよと双方が理解しているわけだ。

 わたしは片山さんに言った。「利権と癒着をやめたいのなら、そんな面倒くさいことをしないで、パッとリストラして、あとはハローワークに行ってもらえればいいじゃないですか。わざわざ人材斡旋機関などつくったら、国全体で天下りを後押しすることにならないですか」。

 すると片山さんは、「そんなことはない」と反論する。「国家公務員には身分保証があるんだよ。そうした身分保証があるなかで、あえて辞めてもらうのだから、人材斡旋機関を設けて再就職の面倒を見てあげなければまずいだろう」。

 「でも、結局は利権と引き換えに天下りを押し付けることを、政府全体が行なうことになるのではありませんか」とわたし。「そんなことはない。天下りをなくすための法案だ」と片山幹事長は言い張る。「優秀な人材だから、民間企業からぜひこの人が欲しいと求められる人を斡旋するのだ」とまで言うのだ。

 いくらなんでも、それはおかしいだろう。役所のなかで出世競争に敗れた中高年の人材を、利権とは無関係の業界が「ぜひ来て欲しい」などと言うだろうか。

社会保険庁ではリストラできるのに…

 ここで、中央官庁におけるキャリア組の出世システムを簡単に説明すると、30歳前後で課長補佐になるのが一般的。そして40歳ほどで課長に昇進する。ここまではいいのだが、問題はそれからである。

 定年まで20年も残しているのだが、課長の上のポストというと局の審議官しかない(部長を置いてある部署もあるが)。これは、局に1人か2人である。その上は局長で、これはもちろん局に1人。

 局の数は省庁内で七つか八つ程度、審議官はせいぜい20~30人である。となると、幹部に昇進できないキャリア組は、課長のうちに外に出さないと、中央官庁のピラミッド構造が維持できないわけだ。このシステムこそが、天下りの温床となっているのである。


 民主党の天下り廃止案は、出世競争に破れたキャリア組も定年まで雇って、仕事をさせろというものだ。それはそれで一理あるが、かなりのコストがかかってしまう。

 だからわたしは、民間企業と同じく、パッとリストラしてあとはハローワークに行ってもらえばいいと主張しているのである。

 わたしは、片山自民党参院幹事長に、社会保険庁の改革関連法案について尋ねた。「社会保険庁は日本年金機構に移行するといいますが、その際に本人の働きぶりを見て、優秀な人材を機構に受け入れるそうですね。じゃあ、優秀でない人はどうするんですか」。

 すると、「分限免職にする」
と片山幹事長は明確に答えた。分限免職とは、簡単にいえば公務員に対するリストラである。担当する事業そのものがなくなるなどして人材が余ってしまった場合、このように公務員でもリストラは可能だ。

 では、なぜ社会保険庁はリストラできるのに、中央官庁のキャリア官僚はリストラできないのか。多少の割増退職金を払ってもいいから、同期の中で昇進ができなくなったキャリア官僚もリストラすればよい。

 片山さんは「森永君のように、きっぱりと二分法で考えたらいけないんだよ」と苦笑いしていたが、そこまでやる覚悟がないのでは中途半端である。今度の法律も遅かれ早かれ官僚に骨抜きにされることは間違いない。そう考えると、今回の公務員法案もまた、単なる選挙向けのポーズだとしか思えないのだ。

「天下りがないと有能な若者が来ない」は本当か?

 わたしも役所にいたことがあるから分かるが、天下りに対するこだわりというのは大変なものである。天下りをして甘い汁を吸いながら、老後を楽に暮らしたいと考えているのだろう。財務省や国土交通省のように、強大な許認可権をもっている省庁では、特にその傾向が顕著である。

 もし天下りを本当になくそうと思ったら、バッサリと天下りをするルートを断ち、天下りをしたら厳罰に処すという法律をつくらない限り、絶対に天下りはなくならない。

 何度も言うように、リストラした官僚はハローワークに行ってもらうのが一番なのだが、それでは気の毒だというならば、こんな案はいかがだろうか。籍は役所に置いたままにして派遣に出すのである。能力が落ちるようだったらディスカウントしてでも働いてもらう。そのうえで、一切の兼業を禁止すれば、利権と癒着は防げるような気はする。コストもたいしてかからないし、どなたか検討していただけないだろうか。

 いずれにしても、天下りを根絶できないのは確かな理由がある。それは、天下りをなくしたら「有能な人材を集められない」と、官庁も政治家も深く信じているからなのだ。

 しかし、いまの若者は、金だけで動かなくなってきた。ホリエモンのような特殊な人間は別として、そこそこの生活ができれば、国のため社会のために働きたいと考えている若い人は結構多いものだ。官僚を採用するときも、まじめに日本のこと考えて、社会のために奉仕したいという人を選べばいい。むしろ、いま国家公務員に求められているのは、そういう人ではないか。

 「天下りも利権もなくなりました」と公言して、それでもやりたい人を採用する —— そういう人を採用することこそ、この国の腐敗や利権をなくす最適の方法ではないだろうか。

森永 卓郎氏森永 卓郎氏(もりなが・たくろう)



【略歴】
 1957年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。日本専売公社、日本経済研究センター(出向)、経済企画庁総合計画局(出向)、三井情報開発総合研究所、三和総合研究所(現:UFJ総合研究所)を経て2007年4月独立。獨協大学特任教授。テレビ朝日「ニュースステーション」コメンテーターのほか、テレビ、雑誌などで活躍。 専門分野はマクロ経済学、計量経済学、労働経済、教育計画。そのほかに金融、恋愛、オタク系グッズなど、多くの分野で論評を展開している。

【ホームページ】
http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/takuro.html


 さすが、天下りの主役・東大、今の天下りのシステムをよく理解していますね。まさに、亡国です。

 この改革案の根本的な矛盾は、企業は別に各省の早期退職した人をほしがっているわけではないってことです。

 その人とつながっている各省の権益がほしいだけです。

 あきれたことですが、人材バンクに対して各省が口出しできることになっています。
 これだと、今は曲がりなりにも民間企業には2年は天下りできないようになっていますが、それすら出来るようになってしまいます。

 明らかに天下りを合法化してしまうだけの案なのです。(ひどい話だ!!)

 そういえば、昔、履歴書を見た、政府系銀行の幹部さんは、退職後、きっちり2年弱で。民間の会社を4か所以上渡り歩いていたようでした。



年金保険料、職員の横領が3億4000万円に・社保庁と市町村

 社会保険庁は3日、同庁と市町村の職員による年金保険料などの横領が合計99件あり、総額約3億4300万円に上るとの調査結果をまとめた。社保庁が総務省の年金記録問題検証委員会に報告した。横領金の弁済などが不明なケースがあり、委員会ではさらに詳細を調査する方針だ。

 社保庁が全国の社会保険事務局を通じて過去にさかのぼって調査した結果、社保庁職員による国民年金や厚生年金、健康保険の給付費や保険料などの横領が50件、横領総額が約1億4200万円あることが分かった。

 市町村職員による国民年金保険料の横領件数は49件、横領総額は2億円強だったことも明らかになった。岡山県浅口市(旧寄島町)のケースでは職員が1975年度から計6244万円を横領していた。国民年金の保険料は2002年3月までは市町村が集めていた。

 舛添要一厚生労働相は3日夕、横領について、「本当に恥ずかしく許し難い行為で、きちんと調査をした上でしかるべき対応を取りたい」と語った。(Nikei Net)

 今日の朝日新聞は一面が農林水産大臣の辞職がトップ、社保庁の職員の横領が99件、3億4000万円が、社会面に小さく載っていました。どうなっているんでしょうか????????? まして、他の、メディアも取り上げ方が、とても消極的です。

 規定で告訴しない、亡くなっている人もいてわからない。と書いてありました。
なにか、おかしいです。野党もなにもいいません!!!!! 日本は、今、中国の昔の宦官政治ようになっているんでないでしょうか??????? 

 最近の安倍内閣の大量の大臣辞任は、各省庁からのリークにより発生???????

 それは、天下り廃止に対する徹底抗戦、クーデター???????

 国民年金5000万件紛失の元凶、公務員の労働組合の主体の、民主党の躍進???????

 官僚と公務員組合による、愚民化政策ですか???????


 日本は法治国家です。99件、3億4000万円の横領者は、全員名前公表のうえ、逮捕ではないでしょうか???????????????? 


 おもてなしは、まず極上のロケーションから。皇居外苑と日比谷公園の向かいに位置するザ・ペニンシュラ東京は、日本有数のビジネス街丸の内と高級ショッピングエリアでもある銀座に隣接した絶好のロケーションです。その素晴らしい眺望、洗練された設備がもたらす贅沢な寛ぎ、ダイニングシーンを演出するレストランの数々、そして伝説的とも称されるペニンシュラホスピタリティーをご提供いたします。

 ザ・ペニンシュラ東京は47のスイートルームを含む計314の客室と、5つの個性溢れるレストラン、ラウンジバーをはじめとし、ウェディングチャペルと神前式場、2つのボールルームに6つのファンクションルーム、さらにスパ施設であるザ・ペニンシュラ スパ by ESPAとフィットネスセンターを併設しています。

 都内でも有数の広さを誇る客室からは、皇居外苑と日比谷公園の素晴らしい眺望をご堪能いただけます。内装はモダンながら、日本の美意識や自然観を感じ取っていただける空間になっております。


Peter

 最上階の24階に位置し、どこまでも続く眺望と美しいインテリアでゆったりとしたひとときをお過ごしいただけます。

 上品かつコンテンポラリーな世界の味覚を彩り豊かにアレンジしたインターナショナル・キュイジーヌ、豊富なワインとドリンクセレクション、そして工夫を凝らしたプライベートルームや食前のお待ち合わせや、食後のシガーなどをお楽しみいただけるラウンジバーは皆様を魅了することでしょう




営業時間: 毎日
ランチ: 11:30 am - 2:30 pm
ディナー: 6:00 pm - 10:00 pm
ブラウジング: 10:00 pm - 12:00 am (月曜日-木曜日)
10:00 pm - 1:00 am (金曜日・土曜日、祝祭 日前)

24階

ドレスコード: エレガントカジュアル




 待望のペニンシュラホテルがオープンしました。日比谷、銀座、有楽町駅の前、絶好のロケーションとサービスが期待されます。

香港上海ホテルズ(本社=香港)は2007年秋、日比谷に「ザ・ペニンシュラ東京」(千代田区有楽町1)をオープン。

 「ザ・ペニンシュラホテル」は1928年に創業された香港で最も歴史の古いホテルで、別名「東洋の貴婦人」とも呼ばれる。現在香港、北京、バンコク、マニラ、ニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズでホテルを展開。

 同ホテルは地下4階地上24階建てで、延べ床面積は約59,500平方メートル。客室数は314室で、その内スイートは47室。ゲストルーム、スイートルーム、公共スペースのデザインは橋本夕紀夫デザインスタジオが担当。内装、家具などに約130億円をかけるという。
 
 客室には2カ所の洗面台やシャワーブースを備えたバスルーム、室内無料高速インターネット、プラズマテレビ、CD/DVDプレーヤー、ドレスルームには「ペニンシュラ独自」(同社)の、靴磨きやランドリーサービスの受け渡しを行う「ヴァレット・ボックス」、ラジオ、天気パネル、ネイルドライヤーなどを備える。客室タイプはソファセット、2人用ダイニングテーブルなどを備える「スーペリアルーム」(51平方メートル)、ソファセット、ダイニングエリア、ドレッシングルーム、ゲスト用パウダールーム、4人用ダイニングテーブルを備える「エグゼクティブスイート」(81平方メートル)、バルコニー付きダイニングルーム、リビングルーム、書斎、ジャグジーバス、ミニジム、キッチンとパントリーなどを備え日比谷公園と皇居外苑を望む「ザ・ペニンシュラスイート」(347平方メートル)など。

 ホテル内のレストランは、「ペニンシュラの象徴」(同社)というオールデイダイニング「ザ・ロビー」、伝統的広東料理を提供する「ヘイフンテラス」、1908年創業の料亭「つる家」、ホテル最上階に位置する「ザ・ルーフトップレストラン&バー」、スイーツやペストリー、店内での軽食、オリジナルアイテムなどを販売する「ザ・ペニンシュラブティック&カフェ」。

 総支配人には「パークハイアット東京」で7年間総支配人を務めたマルコム・トンプソンさんが就任。客室数314室に対し、約600人の従業員がサービスにあたる予定。

2007年9月1日 グランドオープン!

近年東京に開業したラグジュアリーホテルの多くが高層ビルの一部で展開しているなか、ザ・ペニンシュラ東京は外資系ホテルでは十数年ぶりとなる、 24階建ての一棟丸ごとホテルという圧倒的な存在感を現します。

ザ・ペニンシュラ東京は47のスイートを含む計314の客室と、5つの個性溢れるレストラン、ラウンジバーをはじめとし、ウェディングチャペルと神前式場、2つのボールルームに6つのファンクションルーム、さらにスパ施設であるザ・ペニンシュラ スパ by ESPA とフィットネスセンターを併設しています。また、世界に名だたるラグジュアリージュエリーブランドである GRAFF(グラフ)、de GRISOGONO(ドゥ グリソゴノ)、Chantecler(シャンテクレール)が日本への本格進出となるブティックを展開いたします。

ザ・ペニンシュラ東京
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-8-1
Tel: (03) 6270 2888
Fax: (03) 6270 2000
日本マクドナルド、「カフェ」に参入・首都圏中心にまず15店舗



パンやデニッシュが並ぶ「マックカフェ恵比寿ガーデンプレイス店」=29日午後、東京都渋谷区


マクドナルドの新型店舗「マックカフェ」オープン。三宮センター街店の前にはオープンを待ちわびる行列ができた(撮影・林俊志氏)


 日本マクドナルドは29日、新規参入する「カフェ」業態の15店舗を首都圏を中心に開業した。郊外の商業施設にある小型店からの転換を中心に、恵比寿ガーデンプレイス店(東京・渋谷)など繁華街にある一部既存店への併設も進める。ドトールコーヒーやスターバックスコーヒージャパンなどが手掛けるカフェは成長が続いており、マクドナルドの参入で競争が激しくなりそうだ。

 店舗名は「マックカフェ」。地域別価格を導入し、コーヒーは190— 210円(Mサイズ)、カフェラテが310—330円(同)。具材を包んだクロワッサンの「マックデリ」が290—330円、あんパンやデニッシュなどのパンが100円。マクドナルドは他社に比べ、家族連れが利用しやすい店舗を目指す。


 

[8月29日/NIKKEINET]


FujiSankei Business i. 2007/8/30


 日本マクドナルドホールディングスは29日、カフェスタイルの新業態店「マックカフェ」15店をオープンした。既存店に併設したタイプと、収益の伸び悩む小型の既存店を業態転換したタイプがあり、新業態で集客向上と収益力改善を目指す。

 オープンしたのは関東14店、関西1店。このうち恵比寿ガーデンプレイス店(東京都渋谷区)では、早朝から行列を作った客と一緒に原田泳幸(えいこう)社長らがカウントダウンし、オープンを祝った。

 マックカフェはすでに、世界33カ国で展開されており、既存店に併設した店舗では売り上げが飛躍的に向上するなどの実績をあげているという。


国内15店舗のうち、恵比寿ガーデンプレイス店など大型の既存店に設けた併設型が10店、ショッピングセンターなどにある小型店を業態転換した単独型が5店。

 メニューは、野菜スープの「ナチュラルスープ」2種類やクロワッサンの中に具材を詰めた「マックデリ」、世界各国のパン15種類を100円で販売する「ベーカリー100」など日本オリジナルメニューが中心。

McCafe店舗一覧
・恵比寿ガーデンプレイス店 (東京都渋谷区)
・常陸太田フェスタ店 (茨城県常陸太田市)
・四街道長崎屋店 (千葉県四街道市)
・しいの木台リブレ京成店 (千葉県柏市)
・毛呂山ライフ店 (埼玉県入間郡)
・南古谷ベルク店 (埼玉県川越市)
・戸田ライフ店 (埼玉県戸田市)
・新宿ハイジア店 (東京都新宿区)
・東京海上ビルディング店 (東京都千代田区)
・大鳥居駅前店 (東京都大田区)
・立川駅南口店 (東京都立川市)
・相模原トイザらス店 (神奈川県相模原市)
・三宮センター街店 (兵庫県神戸市)
・他 2店舗


 マクドナルドで、アンパンが食べられるとは!!!!! 想像もしていませんでした。


今回の内閣改造にとても期待をしていた田原 総一朗氏が、総括しています。
とてもわかりやすいです。


2007年8月29日

8月27日、安倍改造内閣が発足した。

実は今回の内閣改造に期待をしていた。安倍首相が、参議院選挙で大敗したにも関わらず続投を宣言したからには、「こんなことをやるんだ!」という強いメッセージに溢れた改造をすると思ったからだ。

メッセージ性のない“守り”の内閣

世論は安倍首相続投には反対だった。それでもあえて続投するからには、「続投して何をするのか」ということを明確にする必要がある。今度の内閣改造では、その「続投の目的」が明確になると思って期待していた。

しかし、そういう点で今回の内閣改造は全くの期待はずれだった。まるでメッセージ性の無い、“守り”の内閣だ。

一面トップで「重厚布陣」と評価した新聞もあったが、何が「重厚布陣」だ、と思う。派閥のトップをもってくれば“重厚”なのか。元の安倍内閣は「お友達内閣」と悪口を言われたが、これはつまり組閣時に“若返り”を試みた結果だった。

今度は「お友達内閣」と批判されないために“年寄り内閣”にしただけのこと。年寄りが多いだけでなぜ“重厚”といわれるのか、さっぱりわからない。

これは新聞の古い体質のせいでもある。内閣改造は一種のお祭りのように思われていて、祭りを批判するのは良くないという、御祝儀評価で、古い部分が現れているとも言えるだろう。

対立必至の与謝野官房長官と大田経済財政相

今回の内閣改造でよくわからない点の一つは、官房長官に与謝野馨・元経済財政大臣が抜てきされたことだ。

僕は、人物としては与謝野さんを買っている。政策通で柔軟性もある人だ。しかし問題は、与謝野さんはかつて金融・経済財政政策担当大臣だったときに、時の小泉首相(当時)ら経済成長路線に反対して、財務省に近い姿勢を示した。そして、竹中平蔵さんなどは与謝野さんをきびしく批判した。

その人物を安倍首相は官房長官に選んだ。これは、安倍さんが小泉さんから受け継いだ「消費税を上げないで景気をよくする」という成長改革路線を、増税による財政再建に転換したとも受け取れる。

しかし、留任した大田弘子経済財政大臣は竹中さんをそのまま受け継ぐ人物だ。与謝野官房長官と大田経済財政大臣の立場は対立する。一体どちらをとるのか。ここが極めてあいまいだ。


そして、肝心の財務大臣に額賀福志郎さんが選ばれた。彼は非常に真面目な人物だと思う。しかし、彼は防衛族だ。防衛大臣ならばわかるが、まったくの素人分野である財務大臣にした。これはなぜかというと、結局、津島派に媚を売ったということだろう。安倍首相の続投に関しては津島派が一番厳しかった。この津島派に媚を売る形で、額賀財務大臣を含めて3人の津島派の人物が選ばれた。

額賀さんの入閣は良い。彼は力のある人物だ。しかし、起用するならばやはり防衛大臣や政調会長など力の発揮できるポストにすべきだったと思う。

遠藤農水相は古いタイプの農林族

さらによくわからないのは、農水大臣だ。

9月にWTO(世界貿易機関)の会議が行われる。これは農業問題についての会議だ。このままでいくと、下手をすると日本はWTOの会議をぶち壊す役割をしかねない。いかに日本の農業をまとめ、いかにWTOをぶち壊さないように努めるか、今回の農林水産大臣には非常にパワーと戦略が求められるのだ。

僕は、今度の内閣で一番大変で大事なのは、農林水産大臣と環境大臣だと思っている。だからこのポストには「なるほど」と思える人物を投入すると期待していた。正直に言うと、中川昭一さんではないかと思っていた。

ところが、遠藤武彦さんという、古いタイプの農林族が選ばれた。今、この時期になぜ彼を起用したのか、さっぱりわからない。一体WTOをどう考えているのか。


パワー不足の鴨下環境相

もう一つ大事なのが環境大臣だ。日本の新聞はほとんど無視しているが、今年6月にドイツ・ハイリゲンダムで行われたG8サミット(主要国首脳会議)で、安倍首相はよい役割を果たした。環境問題で、アメリカとEUが対立していたところに、安倍さんが中国を取り込んでまとめあげた。そして、来年の「北海道洞爺湖サミット」で、2050年までにCO2の排出量を少なくとも50パーセント減らすという道筋を作ると決めた。

ハイリゲンダムのサミットで安倍さんが良い役割を果たしたが、来年の洞爺湖サミットでも良い役割を果たすためには、日本は2012年までにCO2排出量を14パーセント減らさなくてはならない。だが、経団連が反対しているから経済産業省は非協力的だ。ということは、経団連や経済産業省に対抗して、この問題に取り組むことができるパワーのある環境大臣が必要なのだ。


ところが、今回環境大臣に任命された鴨下一郎さんは医者だ。彼は、確かに環境については知っているかもしれないし、厚生労働省の副大臣も経験した人物ではあるのだが、この人からは “パワー”というものが感じられない。


僕は、今回の環境大臣には相当パワーが求められると思っている。環境問題に詳しくないとしても、例えば武部勤さんのような、とにかく力強い人物が必要だったと思う。

来年のサミット担当の特命大臣すら必要ではないかと思っていたくらいなので、この人事は納得し難い。
理解に苦しむ伊吹文科相の留任

そして、今回の内閣改造で僕が一番びっくりしたのは、伊吹文明文部科学大臣だ。「政治と金の問題」で、安倍政権が国民の信頼を失ったきっかけこそが、佐田玄一郎前行革担当大臣、松岡利勝元農林水産大臣、伊吹文明文部科学大臣の事務所経費の問題である。その中の一人である伊吹さんをなぜ留任させるのか。

参議院選挙の総括として自民党が発表した文章の中でも、「政治と金の問題」に関して、安倍さんは国民の民意を重視せず永田町重視の路線をとってしまったと反省を述べていた。しかし、今回伊吹大臣を留任させたことは、まさに永田町重視の政策であり、この人事は自民党の総括にも反するものだ。

なぜこのような人物をもってきたのか、非常に理解に苦しむ。
しかも、28日付けの新聞各紙を眺めると、この伊吹文部科学大臣留任の問題について触れた新聞は一紙もない。意図的にこの話題を省いたとしか考えられない。内閣改造というのは、そこまで“お祝い”しなければならないことなのか、と思う。日本の新聞の保守性というか、時代遅れの体質を感じずにはいられない。

安倍批判は選挙でのパフォーマンス!?

今回の内閣改造で、強いてプラスの点をあげるとするならば、一つは舛添要一さんを厚生労働大臣に抜てきしたことだ。

舛添さんは安倍批判をしていたにも関わらず、入閣した。それを新聞各紙も褒め称えている。

僕は、舛添さんに「なぜ選挙のときから安倍批判になったのか」と聞いている。すると彼はこう答えた。

「それはね、田原さん。安倍首相の言っている『美しい日本』とか『戦後レジームからの脱却』、『憲法改正』などを話しても誰も聞いてくれない。これはだめだと思って、安倍批判を始めたらみんな聞いてくれるんですよ」

つまり、舛添さんは選挙戦略として安倍批判をやったのだ。
実際彼は、憲法改正も、集団的自衛権も賛成で、決して反・安倍ではない。選挙戦術としての安倍批判だった。

さらに、彼は母親の介護を経験して、それについて本も書いている。福祉の分野に非常に熱心だ。

また、今、年金問題で自民党と民主党は真っ向から対立している。民主党の議員、例えば長妻昭議員との、年金問題に関する論戦で対抗できるのは、舛添さんくらいかもしれない。

そういう意味で、ここで彼を厚生労働大臣にしたことは評価できる。

期待の増田総務相は二階氏に対抗できるか

もう一つの注目は、総務大臣に、前岩手県知事の増田寛也さんを起用したことだ。彼は岩手県知事時代の後半から小沢一郎さんと対立して、結局県知事を降りた。その、反・小沢の県知事だった彼を入閣させたことは注目に値する。

さらに、参議院選挙で自民党が負けたのは「地方の反乱」だと総括している。小泉前首相がいわゆる地方切捨ての政策を行い、公共事業を7兆円以上切って半額にしたり、補助金を大幅に切ったりして、地方が相当の不満を持っている。その小泉路線を踏襲しようする安倍さんは、地方の反乱をうまく抑えるために増田・前県知事を抜てきしたのだと思う。


しかし、増田さんはもともと改革派の知事で、「ばらまき」政策には全く反対だ。そういう意味では、むしろ地方に対して厳しい人物だと見られる立場にあるとも言える。

一方、自民党総務会長になった二階俊博さんは、僕の番組で「構造改革は一時停止、ひと休みだ」と言った。「えっ!改革はひと休み!?」と聞くと、「そうだ」と言う。

つまり、構造改革から色々な形で地方に金を持っていく方針だ、ということを二階さんは言っている。
その方針と増田さんは相反するのではないか。

“ちぐはぐ”さが目立つ新組閣

安倍改造内閣には、このような“ちぐはぐ”がたくさんある。どこが「重厚布陣」なのか。ここで、特に新聞批判を展開するつもりもないのだが、それでも、派閥のリーダーたちを起用しただけで「重厚な内閣だ」と評する新聞には違和感を感じざるを得ない。

例えば、高村正彦防衛大臣。これにもびっくりした。おそらく高村さんは、自民党の中ではハト派の人物だ。つまり、安倍首相の防衛政策とは真っ向から反する立場にいる。このような人をなぜ持ってきたのだろうか。安倍さんは、これまで主張してきた憲法改正や集団的自衛権をやめるのか。やめるわけがない。そうすると、これはいかにも中途半端な人事だといえる。

今回の改造内閣は、メッセージの無い“守り”の内閣だと思う。だが、今の安倍政権は何を守ると言うのか。もう守るものなんて何もないのではないのか。本当は攻めるしかないはずなのだ。

僕はこの内閣改造がメッセージ性の強いものになるべきだと期待していたので、そういう意味では本当にがっかりした

自民党3役人事(麻生太郎幹事長、二階俊博総務会長、石原伸晃政調会長)は予想通りだった。まあこんなものかな、という印象だ。

しかし、閣僚人事には違和感がある。これでやっていけるのかな、と思う。「安倍さん、どうしたんだ」と言いたい。

有望な人材が軒並み敬遠

もっとも、安倍首相自身にとっても、満足のいく改造ではなかったのかもしれない。

安倍内閣は前途多難で、安倍さんが大臣になって欲しいと思っても断った人が多かったのではないか。

僕が、農林水産大臣になるのではないかと思っていた中川昭一さんも、実は「農林水産大臣には絶対にならない」と言っていた。「就任したらすぐにWTOがある。すぐに第4コーナーだ。ここで下手をしたら日本は裏切り者扱いをされる」とも言っていた。

しかしだからと言って、古めかしい遠藤さんを持ってきて大丈夫なのか。

また、事務所経費の問題があるので、有能でも「身体検査」をしてひっかかってしまい、そのために大臣に就任できなかった人もいるだろう。

こうした理由で、今回の改造内閣には留任が多い。参議院選挙で大敗したのだから、本来であれば、全部辞めさせて一新すべきだったはずだ。しかし留任が5人もいる。

安倍首相の「許せないリスト」

安倍さんにはどうしても「許せないリスト」というのがあると言われている。これは朝日新聞の星浩編集委員が言い出したことなのだが、福田康夫さん、谷垣禎一さん、山崎拓さんがこのリストに入っていると言われている。そしてやはり彼らは入閣していない。

山崎派としては、一応2人入閣しているが、この2人は山崎さんを裏切った人だ。山崎さんは絶対この人たちを推してはいなかったと思う。


森喜朗さんは、僕の番組に出たときも「福田さん、谷垣さんは入れるべきだ」と言っていた。僕もそう思う。福田さんが入れば、やはり「あぁ、変わったなぁ」という印象になる。福田・谷垣が入らない限り、サプライズといえる改造にはならないだろう。

古賀派も4人から2人に減った。これは津島派に配慮した結果だろう。

結局、派閥均衡、派閥に配慮した内閣だ。配慮ばかりして、“守り”の改造内閣になってしまった。安倍さんらしくない改造だったと思う。

8月29日に各紙が改造内閣の支持率を発表したが、日経新聞が41パーセントと13ポイント上昇、朝日新聞も33パーセントと7ポイント上昇した。日経新聞の場合不支持率は40パーセント、朝日新聞は53パーセントで、御祝儀と様子見の数字であり、安倍内閣が問われるのはこれからである。

田原 総一朗(たはら・そういちろう)



1934年滋賀県生まれ。早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。1987年から「朝まで生テレビ!」、1989年からスタートした「サンデープロジェクト」のキャスターを務める。新しいスタイルのテレビ・ジャーナリズムを作りあげたとして、 1998年、ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞。また、オピニオン誌「オフレコ!」を責任編集。2002年4月に母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている。[NIKEII BP NET]



2007/08/28


 安倍改造内閣が二十七日夜、発足した。安倍晋三首相(52)は、外相に町村信孝前外相(62)、防衛相に高村正彦元外相(65)を処遇、文部科学相は伊吹文明氏(69)を留任させるなど、改造前内閣の側近重用・論功重視の手法を転換、派閥会長クラスのベテラン議員を幅広く並べる重厚な布陣を敷いた。挙党態勢を組み、参院選惨敗で弱体化した政権の立て直しを図りたい考えだ。

 首相は、地域間格差問題への批判が参院選惨敗の要因となったことから「地方・都市格差是正担当相」を新設し地方重視の姿勢を強調、総務相との兼務で民間の増田寛也・前岩手県知事(55)を起用した。年金記録不備問題を抱える厚生労働相には初入閣の舛添要一参院政審会長(58)を抜てき、内閣の要の官房長官には与謝野馨前経済財政担当相(69)を充てた。

 首相は夜の皇居での認証式後、官邸で記者会見し「失われた信頼を再び政治、行政に取り戻すため、全力で成果を挙げていきたい」と強調、改造に当たり「適材適所で強力な布陣を作った。政策実行力に力点を置いた」と述べた。

 また「地方の格差問題に配慮すべきだというのが参院選の結果だ。新しい内閣で地域が活力を取り戻すように全力を尽くす」と、地域間格差の是正を重要課題と位置付ける考えを表明。一方で「改革は厳しくとも続行していく。不変の決意であり、信念でもある」と述べ、構造改革路線を堅持する方針を示した。

 十七人の閣僚名簿は与謝野氏が二十七日午後の記者会見で発表。与謝野氏は「地域経済、高齢者、中小企業、年金受給者など(に配慮した)、温かい改革でなければならない」と指摘した。

 首相は前内閣で閣僚がいなかった津島派から財務相の額賀福志郎元防衛庁長官(63)ら三人を起用し挙党態勢づくりに配慮。初入閣は増田、舛添両氏のほか、衆院から遠藤武彦農相(68)、鴨下一郎環境相(58)、岸田文雄沖縄北方担当相(50)、上川陽子少子化担当相(54)、参院から泉信也国家公安委員長(70)で計七人だった。留任は冬柴鉄三国土交通相(71)ら五人、再入閣組は五人だった。

 女性閣僚、民間からの起用はそれぞれ二人。派閥別では首相の出身派閥の町村派は一人にとどまり津島派が最多の三人。谷垣派は引き続きゼロだった。

 昨年九月の安倍内閣発足時には定数いっぱいの五人を任命した首相補佐官は態勢を縮小。拉致問題担当の中山恭子、教育再生担当の山谷えり子両氏の留任にとどまった。

神戸新聞


 多彩なメンバーです。戦後レジュームの脱却なるか????

 真価が問われます!!!!!

 いよいよです。



 
 今日は、東京・福生の米軍横田基地の横田友好祭に、家内と行ってきました。



 入場無料!!!!!! 牛浜駅前のスーパーに車を置いて、16号沿いの第五ゲートから
 入場します。ゲート先はアメリカですので、センサーの身体検査があります。
 兵士の方がチェックします。
 今年も、2007年8月25日(土)8月26日(日)の二日間です。




 現役の輸送機、戦闘機、ヘリコプターなどの
 飛行機の展示や、

 空からパラシュートが降りてきたりなど楽しいなイベントが満載です。





 また、屋内・屋外ステージでは、日米のロックバンド等のパフォーミングが
 行われ、大変盛り上がっています。



 米軍関係者らによる炭火焼の大きなハンバーガー・
 ステーキ・ホットドックなどをもくもく焼いています。
 とてもおいしかったです。


 アメリカン・グッズの販売、戦闘機隊のTシャツ・雑貨販売、
 飲食ブースの出店などとても楽しいです。




 
 アメリカ気分を楽しみました。
 毎年やっています。花火も夜8時半から打ち上げです!!!!!!