CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(4月30日時点)…買い越し枚数は高水準を維持!
シカゴ日経平均先物取引について、2013年4月30日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。
下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。
ノン・コマーシャズについては4月30日時点では41,150枚の買い越しとなりました。27週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて2,468枚減少しました(2週間振りの減少)。減少したものの、買い越し枚数は高水準を維持しています。
CTAやヘッジファンドなど投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。
なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、4月30日時点では26,008枚の買い越しとなりました。28週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて742枚減少しました(2週間振りの減少)。
投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。
次に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。
4月30日時点では5,113枚の買い越しとなりました。82週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて257枚増加しました(3週間振りの増加)。
年金など実需筋のスタンスは、「中立」継続と判断します。
最後に小口投機家(Non-Reportable)のポジション動向をみてみましょう。
4月30日時点では46,263枚の売り越しとなりました。82週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて2,211枚減少しました(2週間振りの減少)。
小口投機家のスタンスは、「弱気」継続と判断します。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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ナスダック100のCMEポジション動向(4月30日時点):買い越し枚数が増加!
CMEナスダック100先物取引について、4月30日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみてみましょう。
なお、CFTCは2010年6月15日分から通常取引とミニ取引を合計した数値を発表しており、筆者は合計値の方を重要視しています。グラフは、2010年6月15日以降はこの合計値、6月8日以前については通常取引の数値のみを反映させています。
4月30日時点では差引きで26,100枚の買い越しとなりました。22週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて9,723枚増加しました(2週間振りの増加)。買い越し枚数は高水準を維持しています。
ヘッジファンドやCTAなどの投機筋のナスダック100先物に対するスタンスは、4月30日時点では「強気」継続と判断します。
次に、実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家)のポジション動向です。
4月30日時点では26,767枚の売り越しとなりました。87週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて8,181枚増加しました(2週間振りで増加)。
年金など実需筋のスタンスは、4月30日時点では「弱気」継続と判断します。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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S&P500先物のCMEポジション動向(2013年4月30日時点):買い越し枚数は高水準を維持!
S&P500先物取引について、2013年4月30日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみてみましょう。
下記はCMEのS&P500先物の投機筋のポジション動向を示したチャートです。なお、CFTCは2010年6月15日分から、通常取引とミニ取引を合計した数値を発表しています。グラフは、2010年6月15日以降はこの合計値、6月8日以前については通常取引の数値のみを反映させています。
4月30日時点では差引きで56,172枚の買い越しとなりました。34週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて16,076枚増加しました(2週間振りの増加)。買い越し枚数は高水準を維持しています。
ヘッジファンドやCTAなどの投機筋の米国株式に対するスタンスは、「強気」継続と判断します。
下記は、実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家)のポジション動向です。
4月30日時点では84,419枚の売り越しとなりました。45週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて16,260枚増加しました(2週間振りの増加)。
年金など実需筋のスタンスは、「弱気」継続と判断します。
最後に、小口投機家(Non-Reportable)のポジション動向をみてみましょう。
4月30日時点では28.246枚の買い越しとなりました。79週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて184枚増加しました(5週間連続の増加)。
小口投機家のスタンスは、「強気」継続と判断します。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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