COTレポートの読み方 -58ページ目

VIX指数の動き(2013年5月6日時点):12.66%、前日比-0.19ポイント

56日のNY株式市場はまちまちの動きとなりました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.03%と下落しましたが、ナスダック総合株指数は同+0.42%と続伸しています。

先週末に発表された4月の雇用統計がコンセンサス予想を上回る結果となったことから、ダウ工業株30種平均は前週末に年初来高値を更新しました。週明けの6日は利益確定売りが出たものの、吸収し、引き続き堅調に推移しました。ハイテク銘柄は続伸しています。NY株式相場は上昇トレンドを維持しています。

なお、債券相場は下落(金利は上昇)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して反発しています。

S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、56日の終値は12.66%となりました。前日比0.19ポイントの低下で、3営業日連続で下落しました。投資家心理が改善していることを示しています。


COTレポートの読み方-VIX1-20130506

 下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持しています。

 VIX指数の動きを見る限り、NY株式相場の上昇はまだ続きそうです。


COTレポートの読み方-VIX2-20130506

 下記はVXV指数のチャートです。56日時点のVXVS&P500指数の3カ月ボラティリティ)は14.31%で、前日比0.14ポイント低下しました。3営業日連続の低下です。


COTレポートの読み方-VIX3-20130506


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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ブログの書き込みを再開します。

GWの後半2日間は、家族サービスで、精神的癒されました。

先週末のNY株式市場は史上最高値を更新、本日(5月7日)の東京株式市場も大幅高で始まっています。

ファンダメンタルズも内外ともに良好で、株式市場参加者にとっては、Happyな状況が続いています。ただ、こうした時こそ、さまざまな経済指標やテクニカル指標を冷静に評価するべきだと、筆者は考えています。

ドルインデックスの動き(2013年5月1日):5営業日続落

ドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。

51日のドルインデックス(NYクローズ時点)は前日比0.262ポイント安の81.484ポイントとなりました。5営業日振りの下落です。

ドルインデックスは軟調な展開が続いています。

 下記はドルインデックスのAVSのチャートです。51日時点では「売り」継続となっています。52日時点のSAR値(売買転換値)は82.85ポイントとなっています。


COTレポートの読み方-ドルAVS20130501

下記はドルインデックスの一目均衡表です。51日の終値は転換線の下、かつ雲の中に位置しています。終値が雲の下限を維持できるかどうかが、当面の焦点です。


COTレポートの読み方-ドル一目20130501

 下記はMACDのチャートです。51日時点では「売り」継続となっています。


COTレポートの読み方-ドルMACD20130501

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