豪ドルの動きと投機筋の動向(2013年4月30日):買い越し枚数は5週間連続で減少!
豪ドル相場について、IMM通貨先物取引の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向を確認しておきましょう。
4月30日時点では、30,234枚の豪ドル買い越しとなりました。44週間連続の豪ドル買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて1,023枚減少しました(5週間連続で減少)。
投機筋の豪ドルに対するスタンスは、まだ「強気」継続と判断しますが、スタンスに変化の兆しがあります。
豪ドル先物と円先物のポジションの差をとれば、豪ドル-円のポジション動向をみることが可能となります。筆者は、クロス円通貨については、2通貨のポジションの差をとってグラフを作成しています。
下記は4月30日時点での豪ドル-円のポジション動向のチャートです。101,361枚の豪ドル買い越しとなりました。44週間連続の豪ドル買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて9,626枚減少しました(5週間連続の減少)。
投機筋の豪ドル円に対するスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。
なお、本日(5月7日)、オーストラリア準備銀行は政策金利を0.25%引き下げ、年2.75%にしています。このため、豪ドルの買い越し枚数は今後さらに減少する可能性があります。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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ユーロの動きと投機筋の動向(2013年4月30日時点):売り越し枚数は2週間振りに減少!
ユーロ相場について、IMM通貨先物取引の2013年4月30日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向を確認しておきましょう。
3月26日時点では、30,149枚のユーロ売り越しとなりました。10週間連続のユーロ売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて4,126枚減少しました(2週間振りの減少)。
投機筋のユーロに対するスタンスは、まだ「弱気」継続と判断します。
ユーロ先物と円先物のポジションの差をとれば、ユーロ-円のポジション動向をみることが可能となります。筆者は、クロス円通貨については、2通貨のポジションの差をとってグラフを作成しています。
下記は4月30日時点でのユーロ-円のポジション動向のチャートです。40,978枚のユーロ円買い越しとなりました。23週間連続のユーロ円買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて4,477枚減少しました(2週間連続の減少)。
投機筋のユーロ円に対するスタンスは「強気」継続と判断します。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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米ドルの投機筋の動向(2013年4月30日):買い越し枚数は引き続き高水準を維持!
米ドルの方向性を占うために、2013年4月30日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみてみましょう。
下記は、主要6通貨(ユーロ、円、英ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)の投機筋(ノン・コマーシャルズ)の対米ドルでのポジションを合計したものです。米ドル全体のポジション動向をみるために、筆者は上記の6通貨を合算した数値を作成しています。
4月30日時点では205,761枚の米ドル買い越しとなりました。11週間連続の米ドル買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて7,599枚減少しました(5週間振りに減少)。買い越し枚数は高水準を維持しています。
ヘッジファンドやCTAなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)の米ドルに対するスタンスは、「強気」継続と判断します。
下記は、ICE NY (以前のNYBOT、現在はICE NYの傘下にある)に上場されているドルインデックス先物取引の投機筋のポジションを示したチャートです。
4月30日時点では35,364枚の買い越しとなりました。17週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて2,905枚減少しました(5週間連続で減少)。
投機筋の米ドルに対するスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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