ナスダック100のCMEポジション動向(4月30日時点):買い越し枚数が増加! | COTレポートの読み方

ナスダック100のCMEポジション動向(4月30日時点):買い越し枚数が増加!

CMEナスダック100先物取引について、430日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみてみましょう。

なお、CFTC2010615日分から通常取引とミニ取引を合計した数値を発表しており、筆者は合計値の方を重要視しています。グラフは、2010615日以降はこの合計値、68日以前については通常取引の数値のみを反映させています。

430日時点では差引きで26,100枚の買い越しとなりました。22週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて9,723枚増加しました(2週間振りの増加)。買い越し枚数は高水準を維持しています。

ヘッジファンドやCTAなどの投機筋のナスダック100先物に対するスタンスは、430日時点では「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCナスダ20130430

次に、実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家)のポジション動向です。

430日時点では26,767枚の売り越しとなりました。87週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて8,181枚増加しました(2週間振りで増加)。

年金など実需筋のスタンスは、430日時点では「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCナスダ実需20130430

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