VIX指数の動き(2013年5月17日時点):12.45%、前日比-0.62ポイント
5月17日のNY株式市場は上昇しました。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.80%、ナスダック総合株指数は同+0.97%となりました。ダウ工業株30種平均は再び史上最高値を更新しています。
この日発表された4月の景気先行指数、5月のミシガン大学消費者信頼感指数がいずれもコンセンサス予想よりも良い内容だったため、株式相場は買い優勢でスタートしました。景気回復期待が強まり、ほぼ全面高の展開となっています。NY株式市場は強いといえます。
なお、債券相場は下落(金利は上昇)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して反発しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、5月17日の終値は12.45%となりました。前日比0.62ポイントの低下で、4営業日振りに下落しました。投資家心理が改善したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持しています。VIX指数の動きをみる限り、NY株式市場の上昇トレンドはまだ続きそうです。
下記はVXV指数のチャートです。5月17日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は15.17%で、前日比0.28ポイント低下しました。3営業日振りの下落です。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の動き(2013年5月16日時点):13.07%、前日比+0.26ポイント
5月16日のNY株式市場は3営業日振りに下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.28%、ナスダック総合株指数は同-18%となりました。
この日発表された新規失業保険申請件数と4月の住宅着工件数、5月のフィラデルフィア連銀景況指数がいずれもコンセンサス予想よりも悪い内容だったため、株式相場は売り優勢となりました。ただ下げたところでは、買い戻しも入り大きく崩れることはありませんでした。もみ合った後、引けにかけて下げています。NY株式市場は底堅いといえます。
なお、債券相場は続伸(金利は低下)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して反落しました。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、5月16日の終値は13.07%となりました。前日比0.26ポイントの上昇で、3営業日連続で上昇しました。投資家心理がやや悪化していることを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。5月16日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は15.45%で、前日比0.40ポイント上昇しました。2営業日連続の上昇です。
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対外及び対内証券売買契約の状況(5月11日に終わる週):3,748億円の資金流入超に変わる!
5月11日に終わる週の対外及び対内証券売買契約の状況(指定報告機関ベース)が本日(5月16日)発表されましたので、確認しておきましょう。
非居住者による株式の取得・処分状況(5月11日に終わる週)は8,788億円の取得超過(買い越し)に変わりました。2週間振りの買い越しで、このところ売り買い交錯となっています。ただ、全体としてみれば取得超過(買い越し)が続いています。
非居住者(海外投資家)は引き続き日本株を買っていると判断できます。
下記は非居住者による公社債の取得・処分状況です。5月11日に終わる週は2,984億円の処分超過(売り越し)に変わりました。3週間振りの売り越しで、海外投資家は中長期債から株式に資金をシフトさせているようです。
今回は、居住者による公社債の取得・処分状況をみてみましょう。5月11日に終わる週は1,864億円の処分超過(売り越し)となりました。3週間連続の売り越しとなっています。円安の流れを受けて、国内機関投資家の外債投資が増加することが予想されますが、足元は利益確定の行動に出ているようです。
下記は、対外及び対内証券売買契約(株式・中長期債・短期債のすべてを合計したネットの数値)の合計値および4週平均値と、ドル円相場を合わせたチャートです。
このグラフは、週ベースでの証券投資の流れがドル円相場にどう影響しているかを示唆するチャートとなります。
ただ、中長期債の投資の場合は、通常、為替ヘッジを行いながら投資する場合が多いため、単純に数値の合計額だけをみて判断することは危険です。ご注意ください。
5月11日に終わる週は、3,748億円の資金流入超に変わりました。2週間振りの資金流入
超となっています(前週は1,516億円の資金流出超)。
これはドル円相場にとっては、円安圧力から円高圧力に変わったことを意味します。
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