10月19日時点の業種別株価動向
金融サイト『ストックステーション』の「投資のヒント」に、
日経500種業種別株価のレポートを掲載しています。
こちらもご覧ください。
本日のレポートは下記から。
10月19日時点の業種別動向
http://www.stockstation.jp/uwasa/1158
中国・人民元レートの切り上げ圧力が高まる?
今回のG7(財務相・中央銀行総裁会議)の共同声明(10月19日発表)で注目されるのは、はじめて人民元の切り上げを求めた表現が盛り込まれたことです。
実際に中国の貿易黒字が続き、9月末の外貨準備高は1兆4,336億米ドルに達しています。また、米国の貿易赤字をみると、全体の貿易赤字に占める対中国赤字の比率は40%前後まで拡大しています。
今後、人民元の切り上げ圧力はさらに高まるものと推測されます。
下記は人民元の長期推移を示したチャートです。1993年以降の推移をみれば、現在の人民元の水準がさほど高くはないことがわかります。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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- 国際通貨研究所
- マネーの動きで読み解く外国為替の実際
国際商品市況 … 投機筋によるゴールドの売り越し枚数が2週間連続で過去最高を更新!
国際商品市況の高騰と米ドルの下落が続いています。
米ドルの代替通貨とみなされる金(ゴールド)は年初来高値を更新中です。
COMEXの金先物取引の、投機筋のポジション動向のチャートを確認しておきましょう。10月16日時点では、差引きで201,859枚の買い越しとなり、2週間連続で過去最高値を更新しています。CTAやヘッジファンドなどの投機筋は、金に対して「強気」スタンスを強めています。
下記はWTI先物(期近物)のチャートです。原油価格は過去最高値を更新中です。週末(19日)には一時1バレル=90ドル台の大台に乗せました。
NYMEXのWTI先物取引の投機筋のポジション動向をみておきましょう。10月16日時点では、87,988枚の買い越しとなり、前週比18,808枚の増加となりました。3週間連続で買い越し枚数が増加しています。投機筋のスタンスが「強気」であることがわかります。
穀物相場も反発してきました。CBOTのコーン先物は下値が切り上がってきました。
国際商品市況の代表的な指数であるCRB指数をみると、上昇基調が継続し、年初来高値を更新中です。
バルティック海運指数は上昇トレンドが継続していますが、先週はやや一服です。
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- 奥山 忠信, 高橋 靖夫
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