MSCI世界株価指数の動き（12月28日時点） … 下落！

　MSCI　Barra社が算出しているいくつかの株価指数（米ドルベース）をみてみましょう。

　まず、世界株価指数のチャートです。前週は0.9％の上昇となりました。なお、年初来高値（10月31日の1682.35ポイント）からの下落率は5.2％です。

]　次は米国株のチャートです。前週は0.4％の下落となりました。なお、年初来高値（10月9日の1480.24ポイント）からの下落率は5.4％です。

]　ヨーロッパ15のチャートです。前週は2.3％の上昇となりました。なお、年初来高値（10月31日の2235.356ポイント）からの下落率は4.6％です。

　日本株のチャートです。米ドルベースであることに注意が必要です。前週は1.3％の上昇となりました。なお、年
初来高値（2月27日の3471.577ポイント）からの下落率は13.7％に達しています。

　下記は、日本と米国との比較チャートです。

　米国と日本のファンダメンタルズを比較すれば、日本株は割安であるとみています。2008年は日本株が見直される可能性が高いとみています。

　下記は新興国株価指数のチャートです。前週は2.6％の上昇となりました。なお、年初来高値（10月31日の1338.49ポイント）からの下落率は6.8％です。

　BRICS（ブラジル、ロシア、インド、中国）の株価指数のチャートです。前週は2.1％の上昇となりました。なお、年初来高値（10月31日の466.901ポイント）からの下落率は5.2％です。

　最後に中国とインドの株価指数のチャートを確認しておきましょう。

　上海総合株指数は、前週比3.1％の上昇となっています。なお、年初来高値（10月16日の6124.04ポイント）からの下落率は14.1％となっています。

　BSE　SENSEX指数は、前週比5.5％の上昇となっています。12月13日の過去最高値（20498.11ポイント）と比べると1.4％の下落に過ぎません。今年後半だけをみれば、世界の中で最も堅調な市場といえます。

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＊当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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マーク・ダグラス, Mark Douglas, 世良 敬明

ゾーン — 相場心理学入門

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VIXの動き：12月28日の終値は20.74％、上昇

12月28日のニューヨーク株式相場は、薄商いの中、小動きでした。ニューヨークダウ工業株30種平均は6.26ポイント高（＋0.05％）、ナスダック総合株指数は2.33ポイント安（ー0.09％）となっています。







　
S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、12月28日の終値は20.74％と、前日比0.48ポイントの上昇となりました。この２営業日で再び20%台に乗せています。投資家の心理状況はまだ不安定です。




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VIXの動き：12月26日の終値は18.66％、横ばい

12月26日のニューヨーク株式相場は、薄商いの中、わずかながら続伸しました。ニューヨークダウ工業株30種平均は2.36ポイント高（＋0.02％）、ナスダック総合株指数は10.91ポイント高（＋0.40％）となっています。
　
S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、12月26日の終値は18.66％と、前日比0.06ポイントの上昇となりました。この３営業日で10%台後半まで下がり、投資家の心理状況が落ち着いていることを示しています。

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