突然ですが、暑い日が続くと、冷たい飲み物やアイスなどが美味しくて、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎになりませんか?
暑さが続くと、食欲の低下が起きやすく、胃の消化機能も落ちやすい。それなのに、冷たい飲み物や食べ物ばかりを取り入れると、より胃の消化機能は落ちていくという悪循環
そうなる前に、自宅でセルフケアのヨガポーズを行う事で
疲労回復
消化機能を高める
身体の重だるさ解消
などに効果的!ここで、胃腸の調子を整える!仰向けで行う、ヨガポーズをご紹介します
Suptavirasana(スプタヴィラアサナ)
ポーズのやり方
準備する道具→ボルスター1個(人によって2個)の上に、ブランケット(バスタオル可)1枚を置いてセット。
Step1→ ボルスターの前で膝立ちになり、膝は腰幅に開き、踵と踵の間にお尻を下ろす(写真①)
Step2→手を床についてお尻を少し浮かせ、お尻をウエストから離して伸ばす(写真②)
Step3→ボルスターに仰向けになり、頭をブランケットにのせる。両腕を上に伸ばしてから、両肘を軽くつかみ、リラックス(写真③)
ポーズから出る時は、腕をほどき、手を床について胴体を起こす。膝立ちに戻り、膝を伸ばしてから起きる。
Step1→お尻を下ろす前に、両手でそれぞれのふくらはぎのお肉を、外側に開き(←膝の負担をなくす為)、お尻をかかとの間に下ろす。
※かかとはお尻の下ではなく、お尻の横。つま先は真っ直ぐ後ろに向け、足裏は天井に向けて足首は伸ばす。

Step2→仰向けになった時、太ももの前側に伸び(人によっては痛い)がくる。伸びがこない場合は腰が反っている可能性があるので、お尻をウエストから離し、膝の裏側の方に伸ばします。
Step3→ポーズに入ったら①肘を掴む前に両腕を伸ばし、腕と一緒に胴体の両サイドを伸ばす②手で肘を軽く掴み、ブランケットの上に預ける③目を閉じて力を抜く
写真improve→ボルスター1つだと太ももの痛みが強く、リラックス出来ない場合は、ボルスターを2個使い、高さを出す(ない場合は、バスタオルなどで高さを作ります)
スプタヴィラアサナは、太ももの前側は膝の方、お腹、胸は腕の方(写真③の矢印参照)と、お互いに引っ張り合う方向に、身体の前側が伸びる。身体を縦に伸ばす事で内臓にスペースが生まれる為、機能改善に繋がり、胃腸の調子を整える事に役立つわけです
胃腸の調子を整える!仰向けで行う、ヨガポーズ、いかがでしたか?
ここで私の話。
アイアンガーヨガを始めたばかりの頃、クラスでボルスターを使ったスプタヴィラアサナをやったら、周りは「太ももがすごく伸びて、痛い」と言っているのに、私は全く痛くない。
「腰が反っていて、太ももに伸びがこないのよ」と先生に言われた
猫背が強く、背中上部にロックがかかっている状態でヨガポーズを練習するから、腰が反り、太ももの前側までパーンと張ってくる。
本来、スプタヴィラアサナは太ももの前側(大腿四頭筋)の硬さを取り、ほぐす効果もあるのに、腰が反っているから、その効果が得られない。
先生に何度も「お腹を前に押さない」と言われても、動きの癖はなかなか抜けなかったけれど、コツコツ意識し続け、だいぶ改善。
スプタヴィラアサナで、全く響かなかった太もも前側にも伸びがきて、私ももれなく痛かった
アイアンガーヨガの身体のどこを、どの方向に、どうやって動かすかを意識したヨガポーズの練習は、正しい身体の使い方に繋がる。
正しい身体の使い方は、日常の動作をスムーズにするだけではなく、頭痛、首肩こり、腰痛、生理痛など、あらゆる不調の改善に役立つ。
今現在、医者に通うほどではないけれど、不調と隣り合わせな感覚がある方は、是非一度、アイアンガーヨガを体験してみて下さい
続けるかどうかは、終わった後の身体の感覚で、ゆっくり決めてもらえたらと思います

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アイアンガーヨガ認定指導員
太田あゆみ
Yoga-Studio A
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color.iyengaryoga@gmail.com