苦しみは迷子になり 楽しみは光と化した
未知の痛みで あなたを見つめ
雲の中から 天使が舞い降り
歓びは空を翔け抜け 怒りを総て溶かした
無知の痛みで あなたを見つめ
闇夜の中から 未来を描いた
太陽に導かれ そっと瞳開けると
ひまわりが咲いている 丘で手をつないだ
“どうやら もう夏が終わるらしい”と
気づいた時 幼い憧れに抱きついた
苦しみは迷子になり 楽しみは光と化した
未知の痛みで あなたを見つめ
雲の中から 天使が舞い降り
歓びは空を翔け抜け 怒りを総て溶かした
無知の痛みで あなたを見つめ
闇夜の中から 未来を描いた
太陽に導かれ そっと瞳開けると
ひまわりが咲いている 丘で手をつないだ
“どうやら もう夏が終わるらしい”と
気づいた時 幼い憧れに抱きついた
跳ねる言葉を 持ち出した日には
さよならが 僕を引き留めてる
背く横顔 触れることも出来ずに
殊更に 涙をため込んでる
静まる空気に 今夜は都合よく 思い出に帰れない
大好きを ためらってる
明日に逃げ出す術を 伺ってるよ
心のどこかに忘れた想いを 取り戻すまでは
避ける言葉は 互いに同じなのに
さよならが 二人を茶化しはじめる
拗ねる背中を 合わすことも出来ずに
まっさらな 時を怖がってる
深まる闇に 今夜は都合よく 思い出に帰れない
大好きを 疑ってる
朝日に笑顔で逢える 勇気もないのに
冷たい風に奪われたぬくもり 手放しはじめて
零れる言葉と 共に都合よく 思い出に帰りたい
大好きに 弄ばれてる
明日に逃げ切るなんて 出来るはずないと
冷たい風に捕らわれた心は 勘づいているのに
潮風に揺られながら 日向に咲くひまわりを
髪の毛を揺らしながら 眺めゆく少女は
恋焦がれているのだろうか 瞳に浮かぶ景色を
一輪のひまわりに 委ねていた
黄昏に染まりゆく 夕暮れの浜辺には
一刻を惜しむ恋人が 寄り添い合う
少女もまた何かを惜しむように 家路を辿る
君が教えてくれた 果てしない物語
少女は浴衣を着て 納涼祭りに出向いた
蝉が最期の鳴声を 奏でた涼しい日
夜が漸次 長くなり 夕映えに咲くうろこ雲
憐憫の時間は 動き出した
ひまわりは枯れ果てて 花びらを土に落とし
くたびれかけた幹や根は 抜殻の如く
少女はそのひまわりを撫でながら 涙を流す
君が支えてくれた 果てしない時想う
届く宛てもない少女のありがとうは 優しく響き
乾いた荒野を潤した 終わりなき愛情
少女はそのひまわりを抱きしめて 健気に笑う
君が教えてくれた 果てしない物語
(2014年2月)
7年前に小説を書いて応募した物語…
残念ながら落選しましたが
ひまわりが咲く季節の前に
毎年思い出す。
いいのやら、悪いのやら…
滲む街灯の下で 愛にそっぽ向くあなたに
言葉が渋滞して 身動きできずにいる
観覧車 指さしても 月のように見えてしまう
赤信号の羅列で 空気も淀んでしまう
明日が来なければ 涙を拭えるのに
大人になったら 子供にだってフラれると
いつになく愚かな顔で バックミラーに吸い込まれた
雨が降り出す前に 暗い家路を急いでいる
カタログで デートプランを選んでも
君が笑うとは 限らない
いつもより お高い服を着ていても
君が寄り添うとは 限らない
安いホテルの 入口に立ち
別れの場面を 予想する
小説の終わりを知ってて 読むように
言葉は 時に真実と噓を 孕んでいる
そんな僕に くれた口づけは
ちょっぴり 甘い香りがした
砂糖が 溶けていくように
悩み事など 消えてしまった
足りない言葉 すれ違う感情
色とりどりの 季節はめぐり
逢いたい日々も 逢えない日々も
数え切れずに 過ごしたけれど
約束はしない また逢えるから
たとえば空に なったとして
君を天から 見つめていても
届かない言葉 すれ違う感情
互いをかばう 距離も大事で
逢いたい日々や 逢えない日々が
あるから人は 愛し合えると
だから
約束はしない 今夜もおやすみ
青く煙る街並みにつられて
嘘つきダイヤに身を寄せる
大した価値はないはずなのに
出会いの意味を考える
縮み合ったベッドで
本当の愛を捜している
大した価値はないはずなのに
別れの意味を考える
夜が明けて ひとりぼっち
洗濯物が 増えてくる
遠くで子供の 声がする
くすんだダイヤの 嘘に怯える
指の隙間から 砂がこぼれるように
言葉が あふれ出しそうな
叶えても 減らない願いに
流星も 疲れて眠る夜
ちょっと見せてよ 大好きな微笑み
明日が 怖くならないような
大それた 話をしても
未来を 信じ抜けるような
ねぇ?僕が笑えばいいの?
愛って 鏡みたいだね
雲の隙間から 光がこぼれるように
希望が 導かれるような
讃えても 懲りない願いに
流星も 呆れて帰る朝
もっと見せてよ 大好きな微笑み
別れが 怖くならないような
大げさな 誓いをしても
未来を 信じ抜けるような
ねぇ?僕が笑えばいいの?
愛って 鏡みたいだね
色あせた写真のように 変わらぬ想いもやつれていく
夏の終りに吹く風は 何かを置き去りにしたままで
夕映えに咲く波のように 瞳潤ませた横顔
記憶の中に閉じ込めて 見て見ぬふりをしたせいで
太陽に疲れて うつむく向日葵
盗まれた言葉を 見つめ合って そばに
いたいよと呟いて 季節は移ろって
さよならと言えぬまま さよなら
舞い散る花のように いつしか想いも壊れていく
夏の終りに吹く風は 何かを置き去りにしたままで
蒲公英の綿毛が 未来を探しに行く頃
木の下で 水は緑茶色に変わる
虫取り少年は まだ白い肌をさらして
蝶々のように 野原を彷徨っている
コートのボタンが 勝手に外れるから
街中で 恋は茜色に染まる
星待ち少女は 遊び疲れて眠り
真珠のように 心は煌めいている
踏切りが降りて 家の明かりが灯る
願ったり叶ったり 今夜は眠れるだろうか