朝靄に 光 射すように 誰かの声に 心 救われる

やけに粧した 鏡の前 期待外れの 予感もする

 

君の影が消えたあの日 私は新たな扉 開けた

周波の違う 鼓動を聴いて 知らない言葉に 酔いしれた

 

地上の光 見渡しながら 夜空に溶け込む 過去の記憶

君の私を 旅立つことを 風の便りに 想いを乗せて

 

暗闇に 光 射すように 誰かの声に 命 救われる

頬を濡らした 鏡の前 期待外れの 予感もする

 

 

 

 

 

 

 

水平線に溶ける船に 都合の良い思い出 重ねて

明日に向けて取る舵は 最期の岸辺に着いたとしても

 

眠らずに浴びる朝日に 目眩を覚えることもなく

明日を見据える瞳は 海のように 深く煌めく

 

出逢いに尾を引いて 別れに後ろ髪を引かれ

優しさも 裏切りも 喜びも 怒りも

交わした言葉の数だけ 忘れる時間もかかるから

 

互いの知らない 互いになるまで

未来に 息を潜めていれば

互いの知れない 世界が来たとき

過去は 息を殺しているだろう

 

誰のせいでもない痛みを 抱えたままで

永遠も一瞬も 感じ合うべきなのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

愛の言葉を 探し当てた日々から

少しずつ離れて

君は美しく見えるね

 

めぐり逢いを 憎み合った日々から

遠く離れて

君は頼もしくなったね

 

雨の午后 ふたりは傘を ひとつだけ選んで

公園の歩道 水たまり避けて 影踏みするように歩いた

 

約束しなくても 抱き合える喜びに

またひとつ またひとつ 願いを重ねて

寄り添う ふたつの影は いま

また少し また少し 近づき重なり

 

時の陽炎へと 吸い込まれていくよ

 

 

 

 

 

 

 

滴るしずくに 思いを寄せるわ

忘れたくない あなたの言葉を

梢に咲いた 花に魅せられ

次第に萎む 時を追う

 

力もなく ふるえているわ

離れたくない あなたの指先

梢に咲いた 花と重ねて

儚く切ない 時を想う

 

昨日より冷たい風に

いつまでも 耐えられるかな

助けを 呼んだとしても

去りゆく季節は 訪れるから

 

滴るしずくに 思いを馳せるわ

忘れやしない あなたの言葉を

梢に咲いた 花は舞い散り

儚く切ない 時を追う

 

 

 

 

 

 

 

揺らめく 陽炎 記憶に 悶えて

色あせた 手紙を 読み返しては

魂は 旅に出る

 

ひらめく 閃光 悲哀にも 耐えて

古ぼけた 写真を 見返しては

瞳は 過去に出会う

 

思い出すうちに 紅く染まる言葉は

優しさをくべながら 燃え上がり

胸の内に 秘めたその言霊

街の灯 照らされ 空へ翔け上がる

 

煌めく 流星 記憶へ 消えて

色あせた 手紙を 捨ててみるよ

紅い花咲く頃には

 

 

 

 

 

 

 

聞いてほしい言葉があるの

新しい好きと 古ぼけた愛してる

甘く愚かな魔法で 茶化してほしいの

 

聞いてほしい言葉があるの

絹擦れのような 優しい眼差し

今 浅はかな誓いは 吸い込まれたの

 

星が雲隠れするような 都会の黄昏時に

誰にも見せない笑顔で 未来を巻き込んでゆく

 

希望が見え隠れするような 都会の喧騒に紛れ

得体のしれない鼓動で あなたに朽ち果ててゆく

 

言ってほしい言葉があるの

新しい好きと 古ぼけた愛してる

甘く愚かな魔法で 茶化してほしいよ

 

 

 

 

 

 

 

風が吹けば 恵みは揺れる

雨が降れば 大地は潤む

光と陰の狭間で生まれる いのちよ

 

誰かが笑えば 誰かが泣く

誰かが喋れば 誰かが黙る

光と陰の隙間を埋めゆく いのちよ

 

たいせつに たいせつに 育てた いのちよ

たいせつに たいせつに 想える いのちを

こわすものもいる…

 

いのちを去れば いのちを得る

輪廻のおこない 潰えることはない

 

 

 

 

 

 

 

花を摘む 指先に 見とれた 昼下がり

蒸気機関車の 汽笛を 風が運んでる

 

花を紡ぐ 表情に 見かねた 午后の陽は

うたた寝の夢の中 言葉が 風に揺れてる

 

糸を結ぶ 指先は 見えない 黄昏へ

茜に染まる 頬をなでて 想いを 寄せ合えたら

 

君の頭に乗せた 花の首飾りに

雫が落ちる 夜更けに浸る

 

 

 

 

 

 

 

愛しているから 届かない うずくまる 言葉は

霧雨の中 傘もささずに 歩いているような

 

二人きりでは 通らない 路地裏の 子猫は

愛され方を 知らないから 美しく見えるの?

 

絡みつく 切ない糸を 断ち切って

なりふりかまわず なすりつけてみたい

“ヘンな気” 起こして 抱きしめられたら

あなたも 少しは “その気”に なるの?

 

愛しているから 届かない うずくまる 言葉は

暗闇の中 何も持たずに 歩いているような

 

 

 

 

 

 

 

誰かのために咲く 花があるなら

やっぱり 綺麗な方が良い

甘い香り 淡い色合い 

あなたに似合う その花を持って

 

新しい気持ちと 古くさい言葉は

不意に会いたい 笑顔で

柔い温もり 儚い煌めき 

私にも合う この花を持って

 

時流に乗る二人は 風のように揺られて

星のように輝いて 消えてゆくでしょう

 

時流に舞う花びら 何を想うのだろうか

孤独に匙を投げて どこへ行くのでしょう