蒲公英の綿毛が 未来を探しに行く頃

木の下で 水は緑茶色に変わる

 

虫取り少年は まだ白い肌をさらして

蝶々のように 野原を彷徨っている

 

コートのボタンが 勝手に外れるから

街中で 恋は茜色に染まる

 

星待ち少女は 遊び疲れて眠り

真珠のように 心は煌めいている

 

踏切りが降りて 家の明かりが灯る

願ったり叶ったり 今夜は眠れるだろうか