【昨日のビール】

ロング缶:2本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:3杯

日本酒:1合

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×(柿ピー)

 

昨日は惨敗、何もしないで大酒を飲んだ日だった。そんな日もあって良いではないか。人間だもの。

アイタッ!ノミを

 

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2024年7月28日の日曜日。

この日はモーレツな二日酔いで目覚めた。なのでまた寝た。本格的に起きたのは昼前の時間である。二日酔いの理由はこれから書くことにしよう。

 

2024年7月27日の土曜日。

朝から忙しい日だった。所用で出かけて買い物に行き、帰宅するとマンションの理事会があった。今年、全米大統領選挙で大勝利した私はマンションの副理事長になったのだ。なりたくなかったが、、、一緒にいろいろとやっていくことになる今回初めて理事長になった人は、私より10歳ほど先輩の真面目な方である。真面目なのでいろいろなことを、こと細かにきちんとやる人なので理事会の終了時間に迫る勢いで話が長引いた。こんな日に限ってである。

 

私は17時に重要な約束をしていた。14時から開始されたマンションの理事会は1時間程度で終わるだろうと踏んでいたのだが、それが誤算だった。前述の真面目な理事長が、その日の議題を一つずつ丁寧に進めていくものだから終了は16時となり、約束の時間に間に合うかどうかは非常に微妙な状況になってしまったのだ。急ぎ着替えて家を飛び出す。

 

それでは参ろう!レッツゴー1匹、約束を果たしに、そしてモーレツな楽しみに向けて、たった一人で吉幾三!

 

 

電車で行くのだが、目的地へ一番近い最寄り駅は徒歩30分弱、突き刺すような太陽の光と熱がモロに体を包み込む。汗だくになるのだが、この状況はこれから私が遭遇する環境には非常にヨロシイ環境でもある。グヒヒ。

 

直近の電車の時間に間に合わないので途中で走ったりしていると滝のような汗が流れてきた。とりあえず、電車に飛び乗ると汗を拭き拭きバッチリと効いているエアコンの風で体を涼める。するとあることに気づいた。車内に浴衣を着ているお嬢さん達がたくさんいるではないか。はて?この電車は浴槽つき車両だったかな?なんて思う訳はなく、調べてみると立川市で大規模なお祭りと花火大会がある日だったのだ。どおりで電車も混んでいるのだ。

 

17時に約束していた人に遅れてしまうというLINEを送った。時間は16時40分頃。直前の連絡で非常識極まりないのだ。実は今回この人と初めてお酒を飲む約束をしたので、遅れて到着するという事は非常に失礼な事だった。真面目な理事長のおかげでこのような結果になってしまったのだ。急げメロス!私を信じて待つセリヌンティウスのもとまで、あと少しだぞ、吉幾三!

 

LINEを送ったのだがいっこうに既読にならない。車内でひとり、気を揉んでいるのだが、どうしようもない状況である。無残にも時間は過ぎてゆく。16時50分、私が目的の駅に到着するのは17時1分だという事が分かったので、追加でそのこともLINEした。しかし既読にならず、気持ちだけが焦ると同時に申し訳ない気持ちがこみあげてくる。

 

16時58分、既読になった。とりあえず状況は分かってもらえた。そして返事が返ってくる。

 

「では先に入っています」

 

 

そしてやって来たのは、その立川駅。よし、ここから走るぞ!

 

 

いつの日だったか飲んだもつ焼きの店。入っちゃおうかな?いや、いかん!約束したの人の前に1秒でも早く顔を出さねば。メロスはハッとした。

 

 

魅惑の店が続くがわき目もふらず走る、走る、走る。店に残した友人のために、陽はまだ沈まないぞ。

 

 

オッ!見えてきたぞ。

 

 

はい、我らが立川のホームグラウンド、大衆酒蔵ふじである。この時点で17時9分。約束に9分も遅れてしまった。申し訳ないので駆けつけ3杯のビールを飲むことにしよう。グヒヒ。

 

暖簾をくぐるとマスターに挨拶をし、予約していた座敷席を見る。するとそこに座っていたのは、、、

 

なななんと!大好きなブロガーさん、Lotusさんなのである。Lotusさんファンになってから約1年半、ここ数日で急激に接近し、初顔合わせ、そして初飲みの約束までしていただいたのだ。これは堪らないシチュエーションである。

 

取り急ぎ、遅れたことを詫びるとまずは乾杯という運びになるのは自然のなり行き。メロスはホッとした。

 

 

Lotusさんはアカボシ様の大瓶を頼んだ。旨そう。

 

 

私はもちろん大ジョッキ。グヒヒ。

 

初飲みにお付き合いいただき、ありがとうございます!それでは、乾杯ッ!

 

ブハーッ!

いや、もう、最強!

 

コーフンして乾杯写真を撮り忘れたが気にしない。決して1秒でも早くビールを飲みたかったからではない。

ないぞ。

うん、ない。

 

では、お待ちかねの料理を頼みましょう。

 

 

刺し盛り。ハマチ、マグロ、タコと私の大好物ばかり。Lotusさんも同じだそうである。旨し。

 

 

名物のから揚げ。量が多いのでスタッフの女の子がハーフで頼む方が良いと言ったが気にしない。我々を誰だと心得る?あのデカ盛りハンターモドキの大酒飲みだぞ。テーブルへとやって来た、から揚げ一人前を二人でモリモリ食べた。脂ののったモモ肉を柔らかめの衣で包んでちょっとスパイシーな味。なんど食べても旨し。あー、また食べたい。

 

 

お次はサバの塩焼き。自他ともに認めるサバ好きの私が自信を持ってお勧めする。Lotusさんも頼もうと思っていたそうだ。そういえば、先日新橋でサバイバルされていた記事にサバ好きであることが書かれていたのを思い出した。

 

 

Lotusさんのブログの記事を読み漁っている私としては、こうやって最近の動向などが手に取るようにわかる。お会いして2回目、飲んだのは初めてなのに、なぜか昔話で花が咲くという不思議体験、ボーイズビーアンビシャス、じゃなかったアンビリーバボーなのであった。

 

学生時代の話、海外出張の事、お互いの人生の伴侶との出会いなど私としては聞いておきたい話題がどんどんと出てきて気が狂いそうになった。ウォーッ。

 

 

大生をもう一杯飲んだ私はLotusさんに続きアカボシ様大瓶でお願いします!

 

 

Lotusさんは清く正しく、正々堂々の金宮をボトルで。さすがである。負けてられない。

 

と、ここでスペシャルゲストが登場。この日、立川でフェスが開催されており、私も大好きな正統派ミュージシャンであるオリジナルラブと、粋でいなせでなぜかキュートなミュージシャン、どぶろっくがライブをやっており、それを見てきた人がやって来たのだ。

 

そう、立川と言えばこの人、T川氏の参入である。

 

 

ドーン!

もちろん大生で参戦よろしく。

 

それでは参ろう!レッツゴー3匹!これからは、ほろ酔い、ベタ酔い、酩酊、泥酔、記憶喪失、廃人への道が待っているぞ、気をつけろ!無限の彼方へ、三人揃って吉幾三!

 

 

乾杯ッ!

 

ここで驚くべき事実が判明する。なんとT川氏とLotusさんとの間に共通の知人がいたのだ。なんという偶然だろう。これは神様からの授かりもの、ビールは旨い、じゃなかった、世の中狭いのだ。そのあたりのネタでヒジョーに盛り上がった後は、それぞれの出会いや、家族の事、思い出、自転車、好きな酒、仕事、人生、政治、経済の話題など、多岐にわたるテーマで酔っぱらいトークがさく裂、ほとんど記憶がない。

 

ああ、したたかに酔いました。帰りましょうか。

 

 

良い店だったとLotusさんにも言ってもらえた。さすが人気店の老舗、ふじである。また来ます。

 

時計の針が何時を指していたかなんて全く覚えていないが、もちろんこのまま帰るような失礼なことはしない。大酒飲みの掟、ルーティン、醍醐味、夢、幻、睡眠、後悔へと続く、ハシゴ酒と行こうではありませんか!

 

 

LotusさんとT川氏は焼酎、私はもちろん生ビールで、本日2度目の乾杯ッ!

 

何のお店だったかは全く記憶にないが、とりあえず気になるメニューを注文した。

 

 

ハムカツ串、全員一致で注文した。想像通りの味であり、懐かしい味だった。旨し。

 

 

そしてこちらも全員一致で注文した生牡蠣。ツルリと一瞬でなくなってしまうのだが肉厚の身が素晴らしい歯応えて応戦してくる。モチリ、モチリと咀嚼して胃の中へと行かないで、アナタ、あぁ、やっぱり行ってしまうのね、と別れを惜しんだ。

 

 

馬刺し。こんな料理を頼んだんだ、へぇー、という感じで記憶の中からはスッ飛んでいる。であるからして、味も覚えていないのは仕方のないことである。

 

 

あー、飲んだ、食った。楽しかったー。

 

あとで調べたが、この店はおでん屋さんだった。鮮魚や馬肉も出すお店だそうである。満足。

 

 

ああ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものだ。瞬く間に終電の時間が近づいてきた。遅い時間なのに、立川の街は大勢の人でにぎわっている。

 

またの結集を約束しつつ、三人それぞれ駅のホームでお別れした。さようなら!

 

もちろんこの後の記憶はゼロ。奇跡的に自宅最寄り駅で降りたのは何となく覚えている。

 

 

帰り道、得体の知れない画像がスマホの中に紛れ込んでいた。酔っぱらいにもほどがある。

 

この日、私が酔っぱらって帰ると必ずやってしまう行動である、コンビニに寄って大盛りのガーリックトマトソースパスタを買って帰った。家で飲みなおす予定だったが、そこまでには辿り着かず、ソファーの上で力尽きたようである。冒頭の、もの凄い二日酔いの朝に続くのであった。

 

Lotusさん、T川氏、いやぁ、楽しすぎました。

また行きましょう!

 

 

 

 

【昨日のビール】

ロング缶:2本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:4杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×(柿ピー)

 

昨日は出社の日だったので、普段なら一駅手前で降りてから通勤ウォーキングをする。しかしこの暑さの中、新陳代謝が尋常ではない中高年である私が歩いて職場へ行ったとしたら汗が滝のように流れだし、着ている服がビッショリになってしまう。そしてシャワーなどあるはずもなく、そのまま濡れた服で仕事をし始め、自然とエアコンで乾かすことになってしまう。

 

しかし、その様な事をやっていると私の清らかな汗の成分がモーレツな刺激臭に変化し下着から唸りをあげて執務室内に立ち込める。清楚で世間を知らないうら若き女子社員にその臭いを嗅がれ、悪の根源、病原体、ただの大酒飲みとして私を敵視、ヘイトクライム、村八分、抹殺されてしまうのが目に見えている。なので、ウォーキング通勤はせずに、できるだけ地下道などを通って汗を掻かないよう忍び足で出勤したのであった。

 

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2024年7月21日の日曜日。

この日は午後から息子のサッカー観戦に行くことにしていた。酷暑の中、懲りもせずに愛ロードバイクのジョニーくんに乗って出かけるつもりである。熱中症を心配する家族をよそに、私は一人家を飛び出すのであった。

 

レッツゴー1匹!体の汗が枯れるまで、心の叫びがビールを飲ませろ!と言い始めるまで、この世の果てまで、吉幾三!

 

 

そしてやって来たのは、公式ハッシュタグランキングに入るのが目的ではない、多摩川サガン鳥栖(左岸)、ではなかった、ウガンダ共和国(右岸)。

 

 

ペダルを漕ぎ進むと自然と支流の浅川沿いに移る。あまりの暑さに、私のようなモノ好きはあまりいないようで、貸し切りに近いサイクリングロード。

 

 

いつもの富士山観測所では大きな雲だけが見えた。格好の良い橋の下ではバーベキューを楽しむ人々が5万人くらいいるのが見える。美味しそうな匂いが漂ってきた。

 

 

大量のヨダレではなく汗を拭いつつ先を急ぐ。どうも試合開始のキックオフには間に合いそうにないな。

 

 

クーッ、行きたい、踊りたい、、、盆踊り。しかし、ここはぐっと我慢して試合会場へとペダルを漕いだ。

 

 

いつも通っている湯殿川沿いのサイクリングロード。

 

 

会場は先日行ったことのある学校なので、なんとなく道は覚えている。

 

 

googleマップにお任せ状態で、非常に細い道を抜け

 

 

意外と坂も登らされたので景色も良くなってきた。

 

 

あれ?こんな道だったかな?

 

 

建設中の道路が見えた。たしかあの道の先の方にあった学校だ、たぶん。

 

 

それにしても坂がキツくなってきた。大丈夫か?

 

 

おい、嘘でしょ?

 

 

き、キツい。坂が長すぎる、、、

 

 

距離にしておおよそ40キロメートル、斜度にして約84度ほどの坂を一気にヒルクライムした。ゼイゼイ、死にそうだ。最後にビールを飲ませろ!

 

そして辿り着いた学校は初めて来た場所だった。来たことがあると思っていた学校はここから500メートルほど離れた場所にあり、そこと勘違いをしていたのだ。やれやれ。

 

 

今なら神の水と言ってもまだ罰が当たってしまいそうな、そんな尊い晩酌のビール様を前に、水分は極力控えておきたい大酒飲みの私なのだが、さすがにこのままだと燃料切れで干からびてしまいそうである。ロックの神様ジョンレノン、じゃなかった、栄養のありそうなCCレモンを購入して飲み干した。こんなものを飲むのは何十年ぶりだろうか?ああ、酸っぱい。舌の奥にキューっと唾がたまる。

 

 

それだけではまだ足りなかった。動きやすそうな地下足袋、じゃなかった、もっと栄養がありそうなデカビタCまで飲み干した。フーッ、これで生き返ったぞ。

 
息子たちの試合はトレーニングマッチだった。息子はあまり調子が出ていないようだったが、チームの結果は大勝したので気分はいいのだ。元気ハツラツオレオレ詐欺なのである。
 
よし、帰ろう。

 

 

私の大嫌いな植物が右側から大量の触手をのばしてくる。

 

 

いったい何なんだ?この気持ち悪い植物は。

 

 

この調子で行くと来週あたり、この道はこの植物に埋め尽くされて飲み込まれ、千と千尋の神隠しに状態になる人々が続出するだろう。ソーメン、あ、アーメン。

 

 

そんなことを考えていたら、いつの間にかメキシコシティののどかな田舎道に紛れ込んでしまった。神隠し、そしてテレポーテーションしたようである。

 

 

と思ったら、色鮮やかな建物が野菜の無人販売所になっていたのだった。新鮮で採れたての野菜が100円均一。ここは本当に東京か?

 

 

ジャガイモ2袋とキュウリ、ミスターオクラを購入した。

 

 

帰り道の富士山観測所でも、その姿を見ることはできなかった。残念、無念、僕イケメン。

 

 

多摩川のほとりまで、謎の地球外生命体がまたもや触手を伸ばしていた。クソーッ!

 

 

夕日に映える、その触手。この地球を救えるのは私しかいない。そう心に誓い、立ち上がろうと思ったが、とりあえずシャワーを浴びてビールを飲んでからにしよう。自宅までジョニーくんをブッ飛ばす私なのであった。

 

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その日の晩酌。

 

 

最近、急に値段が上がったジャブ、あれ?フック、あ、ホッケ。これも円安の影響か?

 

 

久しぶりの鳥わさ。こちらは安定の安値で簡単に作れる庶民の味方だ。食中毒に気をつけて、カンピロバクター、あ、頑張ろう!

 

 

ブルース・リー、じゃなかった、ブロッコリー。無性に食べたくなる時がある。

 

 

野菜も食べよう。

 

 

腐った豆と書いて畑の牛肉と読む。

 

 

揃いましたなアテの衆。

 

私の予定は今週末から来週末にかけて、もの凄く忙しくなり、そして目が飛び出るほど楽しいことが起きそうだ。

グヒヒ。

 

ある情報筋から、先週のアド街ック天国で立川特集をやっていたと聞いた

 

昼飲み天国の玉河や、我らが極楽浄土、大衆酒蔵ふじもランクインして紹介されたそうだ。

 

紹介されたそうだ、などと聞いた話のような書きっぷりだがTVerでちゃっかり見逃し配信を視聴済みの私であることは言うまでもない。

 

 

 

昨日は全世界の平均気温が過去最高を記録したという

 

大丈夫か?地球

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

このことについては、やっぱり今宵

 

飲みながら考えることにしよう

 

であるからして

 

愛しく恋しく待ち遠しい

 

晩酌のその時がやってきたら

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 

 

 

【昨日のビール】

ロング缶:3本

レギュラー缶:2本

芋焼酎ロック:4杯

 

【昨日の実績】

自転車:〇

筋トレ:×

お菓子断ち:〇

 

 

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初めてその方のブログを読んだのはいつ頃だったのだろうと思ったから調べてみた。


読み始めた当初で一番強く印象に残っている記事は、その方がどこかに車で出かけた帰り道、渋滞にハマってしまい、そこから裏道を通って抜け出す作戦を立案、実践してうまくいった内容を、ハラハラドキドキの文章にしたものだった。実際にはその記事の何週間か前からファンとなって読み始めていただろうと推測するのだが調べた結果、その記事は2022年11月5日の記事だという事が分かった。

 

なぜそこまで印象に残っているかというと、文章が面白かったというのは当たり前だが、思い切ってその記事にコメントを入れたのだが、返事が返ってこなかったという理由が大きいかもしれない。その記事には私を含め3人からのコメントが寄せられているのだが、見事に私のコメントにだけ返事がなかったのである。しかも私は一番最初にコメントを入れたにもかかわらずである。

 

しかし、そんなことなどすぐに忘れるほどその方の文章にのめり込んだ。その方が書く記事は毎回面白いので、いちファンとなって次の記事が出るのを楽しみにしていたのである。なぜそんなに惹きつけられたかというと、まずは大酒飲みだという事、それはそれはゆるぎないものである。年齢も近く、そしてデカ盛り好きであるという事も共通点である。その他、当時の私にとっては未経験分野であった自転車に乗られているという事が大きい。自転車に乗って結構遠くまで出かけて行っては、その土地で起きた面白おかしい記事が出てくるのが非常に楽しみだった。所々にプッと吹きだすような、さりげないギャグ的な要素がちりばめられており、私のツボは見事に突き抜かれていた。

 

いちファンとなって記事を読んでいると、もの凄いことに気が付いた。どうもお住まいが我が家の近くにありそうなのである。画像付きの記事をみていると、私の住む街の近くを通った時のものや、何度も利用したことのある駅で電車を降りたと言った内容の記事が散見された。PCやスマホの中で読むモノが身近なところで起きていたのである。

 

そうこうしているうちに私も自転車に目覚める。その方の記事でよく目にするサイクリングロードを走ったりするようになった。私が昨日通った道を、その方がその数十分前に通っていたというような記事を見ると、コーフンしてすぐにコメントでお知らせした。これはついぞ近い将来、突然その方と遭遇するのではないか?という期待が否が応でも膨れ上がった。

 

そして本題に入る。

 

2024年7月20日の土曜日。

前日は当たり前のように大酒を飲んだので二日酔いで目覚めた朝になる。しかしこの日は一大イベントと言える予定が入っていたので出発時間からすると相当な余裕を持って目覚めた。二日酔いなので腹は減っていない。というより、休日は夕飯という名の酒のアテしか食べないので朝食など、はなから摂る気はない。早い時間からソワソワしながら、ある所へ行く準備をしていた。50代半ばのお父さんが休日の朝、明らかにいつもと違う、ちょっと嬉しそうな雰囲気の行動をとっているのを目にした家族はさぞかし不審に思っただろう。

 

そんな家族の視線を横目に炎天下で焼け焦げたアスファルトの上を愛ロードバイクのジョニーくんに跨り、一人走り出した私なのであった。レッツゴー1匹!念願の目的を果たしに、今日こそやるぞ!吉幾三!

 

 

走り出したのは良いが、あまりにも暑すぎる。顎から滴り落ちる汗をぬぐいつつ、このままでは体力的にヤバそうだという事に気が付いた。コンビニに飛び込みコーラを手に入れて急ぎ流し込む。

 

 

一気飲みだけは誰にも負けられない。ウィーップ。

 

 

正々堂々とした酷暑、学生たちにとって夏休み初日の土曜日の空である。

 

 

先週も同じ時間に同じ道を通った。

 

 

今日はサイクリングが目的ではないぞ。

 

 

目的地へ到着。プールである。

 

この日、なんと冒頭に書いたブロガーさんとここで会う約束をしていた。どうやって約束したかというと、ブログのコメントでやり取りしたのだ。一度もお目にかかったことのない人とブログコメントのみのやり取りで会う。なんだか最近の犯罪傾向である、SNSで知り合ったもの同士が会って、そのまま重大事件や殺人事件に巻き込まれるケースとよく似ている。本当に大丈夫か?

 

その方と私は10時30分にこのプールを予約した。先週も同じようにして会う約束をしていたのだが事前の情報不足で同じ場所にいながら会うことができなかった。痛恨の極みである。なので今回はリベンジであり、絶対に失敗のできないミッションでもある。

 

私には策があった。私はその方がどのような乗り物に乗ってやって来るのかを知っていた。ブログで何度も見たことのある乗り物なので間違える訳のないもの、それは自転車である。時間より早めに行って、駐輪場付近の物陰に隠れ張り込む。標的の自転車に乗った人物を見つけたら、意表をつき、満面の笑みを浮かべてスキップで駆け寄り、ご挨拶をしようという魂胆である。ムフフ。

 

しかし出鼻をくじかれる。この日私は愛ロードバイクのジョニーくんに乗ってここまできた。しかし、そのジョニーくんにはスタンドがついていない。自立する術がないという事である。プールにはサイクルスタンドがあるにはあるのだが、すでに満車状態だった。クソーッ!

 

駐輪場で行ったり来たりを繰り返し、なんとか壁際に立てかけられるようなスペースを見つけて停めることができた。フーッ。あとはちょっとでも涼しく感じる日陰で待ち人がやって来るのを見張るだけだ。グヒヒ。

 

5分ほど待っただろうか。あまりの暑さに尋常じゃない量の汗が滝のように噴き出してくる。黒いTシャツに汗ジミが大きく広がり始めるのを見て決断した。作戦変更だ!とりあえずプールに入ってから探すことにしよう。このままだと私自身がトロけて無くなってしまうぞ。急ぎ受付に並ぶ行列に紛れ込んだ。

 

 

この日、私の外見情報は以下のように伝えていた。

 

・カーキ色のサーフパンツ

・口ひげを生やしている

・短すぎない短髪

・ペットボトルのお茶を持っている

・左足首にロッカーのカギを巻いている

 

プールへ入場し、更衣室で着替えながらその情報に狂いが出ないよう一つ一つ確かめながら着替えた。カーキ色のサーフパンツは間違えようがない。髪型、髭も同様だ。ちょっと手間だがロッカーのカギを左足首に巻いた。売店で綾鷹のペットボトルを購入したら準備は万端である。その方が現れるだろう50メートルプールの方へゆっくりと歩き始めた。

 

目的の方の情報は以下である。

 

・海パンは膝上までの黒色パンツ

・サファリハットをかぶっている

・緑色のバスタオル

・黒いサンダル

・日焼けしている

・スキンヘッドである

 

その情報を思い返したのだが、改めて考えると実際にこの情報だけで見つけられるのか不安になってきた。前回、会えなかった時と比べて増えた情報は海パンの形、ハットをかぶっている、サンダルを持っている、バスタオルの色、日焼けだ。一見、かなりの情報が増えたように見えるが、これが果たしてプールの中で泳いでいたとしたらどれくらいの条件とマッチするだろうか?まさかサファリハットをかぶって泳ぐわけがあるまい。もしかぶったまま泳いでいたら、間違いなく監視員に両脇を抱えられて、絶対に探し出すことのできないスタッフルームへ連れていかれることだろう。

 

サンダル、バスタオルも泳いでいる最中は判断材料にならない。海パンの形も水の中だと分からない。その形を判別するためにプールにいる人たち全員の下半身を凝視、あるいは潜水してターゲットをつけ回るような捜索活動をしていると、今度は私の方がスタッフルームに連れていかれてしまうではないか。ウーム。一人考えこみながら50メートルプールの方へ向かう。そしてそっと視線を50メートルプールの方へ向けた次の瞬間のことだった。

 

サファリハットをかぶり、履いているのは膝上までの黒色海パン、浅黒く日焼けした男性がサンダルを履いて100メートルほど前を歩いているではないか!おお!間違いない!あれに見えるはずっとお会いしたかったあの人。2年ほど前からフォロアーとなってブログを読み続けていたあの方ではないか!

 

自然と早足になる。視線の先にいるその方も、急ぎ足でプールサイドへ続く階段を登り終え、キョロキョロと周囲を見渡しているようだ。そして、くるっと進行方向を変えると、すぐさま空いていた日焼け台の上に荷物を置き、サファリハットを脱いでプールに入ろうという姿勢になった。い、いかん。急げ!最終確認として間近に近寄り、事前に入手した情報とそのターゲットの人とに差異がないか確認しておきたい。プールに入ってしまったら、確定情報の数が激減してしまうではないか。

 

急ぎ足でその方に近づく。もうドキドキだ。後ろから見るその姿は記憶している背格好とバッチリ一致する。歩を進めるとその姿が鮮明になってきた。サファリハットを脱いだその頭は綺麗に日に焼けたスキンヘッド。間違いない、ずっと会いたかったアノ人だ。そしてその方が振り返りざまに意を決して話しかけた。

 

「Lさん、始めまして。cornです!」

 

「おおー!やっと会えましたねー」

 

優しそうな柔らかい声でそう返してもらうと、自然と固い握手を交わした。

 

会えた。ついに会えたのだ!

 

「いやー、ついにお会いできました」

 

そう言って、とりあえずプールに入ることにした。肩まで水に浸かり、プールサイド際の一段高くなった部分に並んで腰かけ、まるで露天風呂にでも入っているかのような態勢で改めてご挨拶した。

 

Lさんとは初めてお会いするのだが、いろんなことをたくさん知っている。Lさんも同じだろう。非常に不思議で特異な状況である。ノーヒントで出身地、家族構成、趣味、乗っている自転車、好きな食べ物、好きな酒などすべて当てることができる。ちょっとしたストーカーだ。

 

過去のブログ記事の内容などを確かめ合うように、いろいろな話をした。そしてその話の全てに笑いのオチがつく。こんなことってあるのだろうか?いや、あるのである。目の前で起きている事実がそれなのだ。ブログの記事上という一種の仮想空間のような場でお会いしたブロガーさん、ブロ友、知り合い、知人、お友達、旧友のようになった憧れの方と2年ほどのお付き合いを経て、実際にお会いすることができた。住まいが近所であるという、もの凄い偶然もあり、そしてお互い気になるモノに共通点が多かったということもあった。おそらく自転車に乗ってすれ違うのが最初の出会いだろうと思っていたのだが、意外や意外、時間指定で裸の付き合いから始まったのである。

 

私は終始、内心コーフン状態だったのだが忘れてはいけないことを思い出した。おこがましいようだが連絡先の交換である。電話番号?メールアドレス?などと古臭い昭和チックなことを考えていたが、Lさんから一番自然なLINE交換の提案があった。ありがとうございます!今どき当たり前のことである。

 

バッチリと連絡先を交換し、その日の午後から用事があった私は一足先にプールを出ることにした。お別れの挨拶はLさんのお人柄がにじみ出るような、ご丁寧な挨拶をしていただいた。ブログの文章はそのまま人柄を表すものなのだな、などと改めて納得した。私も気を付けようと身を引き締めた場面でもあった。

 

 

帰り際の盗撮写真。Lさんの愛車とジョニーくんのコラボレーション。ついにというか、やっというか、念願の写真がコッソリ撮れた。


 

 

プールで冷やした体の熱が、あっという間に戻ってきた帰り道。自転車のペダルを漕ぎながら、なんとなく浮ついた気分になっている自分に気づいた。それは、私にとって憧れだった人と知り合えたヨロコビ、大袈裟だが、好きだった女の子とデートの約束をしたような、憧れだった有名人と知り合いになれたような、大袈裟ではなく、本当にそんな気分なのであった。

 

メシツブ、メシツブ。