【昨日のビール】

ロング缶:2本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:3杯

日本酒:1合

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×(柿ピー)

 

昨日は惨敗、何もしないで大酒を飲んだ日だった。そんな日もあって良いではないか。人間だもの。

アイタッ!ノミを

 

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2024年7月28日の日曜日。

この日はモーレツな二日酔いで目覚めた。なのでまた寝た。本格的に起きたのは昼前の時間である。二日酔いの理由はこれから書くことにしよう。

 

2024年7月27日の土曜日。

朝から忙しい日だった。所用で出かけて買い物に行き、帰宅するとマンションの理事会があった。今年、全米大統領選挙で大勝利した私はマンションの副理事長になったのだ。なりたくなかったが、、、一緒にいろいろとやっていくことになる今回初めて理事長になった人は、私より10歳ほど先輩の真面目な方である。真面目なのでいろいろなことを、こと細かにきちんとやる人なので理事会の終了時間に迫る勢いで話が長引いた。こんな日に限ってである。

 

私は17時に重要な約束をしていた。14時から開始されたマンションの理事会は1時間程度で終わるだろうと踏んでいたのだが、それが誤算だった。前述の真面目な理事長が、その日の議題を一つずつ丁寧に進めていくものだから終了は16時となり、約束の時間に間に合うかどうかは非常に微妙な状況になってしまったのだ。急ぎ着替えて家を飛び出す。

 

それでは参ろう!レッツゴー1匹、約束を果たしに、そしてモーレツな楽しみに向けて、たった一人で吉幾三!

 

 

電車で行くのだが、目的地へ一番近い最寄り駅は徒歩30分弱、突き刺すような太陽の光と熱がモロに体を包み込む。汗だくになるのだが、この状況はこれから私が遭遇する環境には非常にヨロシイ環境でもある。グヒヒ。

 

直近の電車の時間に間に合わないので途中で走ったりしていると滝のような汗が流れてきた。とりあえず、電車に飛び乗ると汗を拭き拭きバッチリと効いているエアコンの風で体を涼める。するとあることに気づいた。車内に浴衣を着ているお嬢さん達がたくさんいるではないか。はて?この電車は浴槽つき車両だったかな?なんて思う訳はなく、調べてみると立川市で大規模なお祭りと花火大会がある日だったのだ。どおりで電車も混んでいるのだ。

 

17時に約束していた人に遅れてしまうというLINEを送った。時間は16時40分頃。直前の連絡で非常識極まりないのだ。実は今回この人と初めてお酒を飲む約束をしたので、遅れて到着するという事は非常に失礼な事だった。真面目な理事長のおかげでこのような結果になってしまったのだ。急げメロス!私を信じて待つセリヌンティウスのもとまで、あと少しだぞ、吉幾三!

 

LINEを送ったのだがいっこうに既読にならない。車内でひとり、気を揉んでいるのだが、どうしようもない状況である。無残にも時間は過ぎてゆく。16時50分、私が目的の駅に到着するのは17時1分だという事が分かったので、追加でそのこともLINEした。しかし既読にならず、気持ちだけが焦ると同時に申し訳ない気持ちがこみあげてくる。

 

16時58分、既読になった。とりあえず状況は分かってもらえた。そして返事が返ってくる。

 

「では先に入っています」

 

 

そしてやって来たのは、その立川駅。よし、ここから走るぞ!

 

 

いつの日だったか飲んだもつ焼きの店。入っちゃおうかな?いや、いかん!約束したの人の前に1秒でも早く顔を出さねば。メロスはハッとした。

 

 

魅惑の店が続くがわき目もふらず走る、走る、走る。店に残した友人のために、陽はまだ沈まないぞ。

 

 

オッ!見えてきたぞ。

 

 

はい、我らが立川のホームグラウンド、大衆酒蔵ふじである。この時点で17時9分。約束に9分も遅れてしまった。申し訳ないので駆けつけ3杯のビールを飲むことにしよう。グヒヒ。

 

暖簾をくぐるとマスターに挨拶をし、予約していた座敷席を見る。するとそこに座っていたのは、、、

 

なななんと!大好きなブロガーさん、Lotusさんなのである。Lotusさんファンになってから約1年半、ここ数日で急激に接近し、初顔合わせ、そして初飲みの約束までしていただいたのだ。これは堪らないシチュエーションである。

 

取り急ぎ、遅れたことを詫びるとまずは乾杯という運びになるのは自然のなり行き。メロスはホッとした。

 

 

Lotusさんはアカボシ様の大瓶を頼んだ。旨そう。

 

 

私はもちろん大ジョッキ。グヒヒ。

 

初飲みにお付き合いいただき、ありがとうございます!それでは、乾杯ッ!

 

ブハーッ!

いや、もう、最強!

 

コーフンして乾杯写真を撮り忘れたが気にしない。決して1秒でも早くビールを飲みたかったからではない。

ないぞ。

うん、ない。

 

では、お待ちかねの料理を頼みましょう。

 

 

刺し盛り。ハマチ、マグロ、タコと私の大好物ばかり。Lotusさんも同じだそうである。旨し。

 

 

名物のから揚げ。量が多いのでスタッフの女の子がハーフで頼む方が良いと言ったが気にしない。我々を誰だと心得る?あのデカ盛りハンターモドキの大酒飲みだぞ。テーブルへとやって来た、から揚げ一人前を二人でモリモリ食べた。脂ののったモモ肉を柔らかめの衣で包んでちょっとスパイシーな味。なんど食べても旨し。あー、また食べたい。

 

 

お次はサバの塩焼き。自他ともに認めるサバ好きの私が自信を持ってお勧めする。Lotusさんも頼もうと思っていたそうだ。そういえば、先日新橋でサバイバルされていた記事にサバ好きであることが書かれていたのを思い出した。

 

 

Lotusさんのブログの記事を読み漁っている私としては、こうやって最近の動向などが手に取るようにわかる。お会いして2回目、飲んだのは初めてなのに、なぜか昔話で花が咲くという不思議体験、ボーイズビーアンビシャス、じゃなかったアンビリーバボーなのであった。

 

学生時代の話、海外出張の事、お互いの人生の伴侶との出会いなど私としては聞いておきたい話題がどんどんと出てきて気が狂いそうになった。ウォーッ。

 

 

大生をもう一杯飲んだ私はLotusさんに続きアカボシ様大瓶でお願いします!

 

 

Lotusさんは清く正しく、正々堂々の金宮をボトルで。さすがである。負けてられない。

 

と、ここでスペシャルゲストが登場。この日、立川でフェスが開催されており、私も大好きな正統派ミュージシャンであるオリジナルラブと、粋でいなせでなぜかキュートなミュージシャン、どぶろっくがライブをやっており、それを見てきた人がやって来たのだ。

 

そう、立川と言えばこの人、T川氏の参入である。

 

 

ドーン!

もちろん大生で参戦よろしく。

 

それでは参ろう!レッツゴー3匹!これからは、ほろ酔い、ベタ酔い、酩酊、泥酔、記憶喪失、廃人への道が待っているぞ、気をつけろ!無限の彼方へ、三人揃って吉幾三!

 

 

乾杯ッ!

 

ここで驚くべき事実が判明する。なんとT川氏とLotusさんとの間に共通の知人がいたのだ。なんという偶然だろう。これは神様からの授かりもの、ビールは旨い、じゃなかった、世の中狭いのだ。そのあたりのネタでヒジョーに盛り上がった後は、それぞれの出会いや、家族の事、思い出、自転車、好きな酒、仕事、人生、政治、経済の話題など、多岐にわたるテーマで酔っぱらいトークがさく裂、ほとんど記憶がない。

 

ああ、したたかに酔いました。帰りましょうか。

 

 

良い店だったとLotusさんにも言ってもらえた。さすが人気店の老舗、ふじである。また来ます。

 

時計の針が何時を指していたかなんて全く覚えていないが、もちろんこのまま帰るような失礼なことはしない。大酒飲みの掟、ルーティン、醍醐味、夢、幻、睡眠、後悔へと続く、ハシゴ酒と行こうではありませんか!

 

 

LotusさんとT川氏は焼酎、私はもちろん生ビールで、本日2度目の乾杯ッ!

 

何のお店だったかは全く記憶にないが、とりあえず気になるメニューを注文した。

 

 

ハムカツ串、全員一致で注文した。想像通りの味であり、懐かしい味だった。旨し。

 

 

そしてこちらも全員一致で注文した生牡蠣。ツルリと一瞬でなくなってしまうのだが肉厚の身が素晴らしい歯応えて応戦してくる。モチリ、モチリと咀嚼して胃の中へと行かないで、アナタ、あぁ、やっぱり行ってしまうのね、と別れを惜しんだ。

 

 

馬刺し。こんな料理を頼んだんだ、へぇー、という感じで記憶の中からはスッ飛んでいる。であるからして、味も覚えていないのは仕方のないことである。

 

 

あー、飲んだ、食った。楽しかったー。

 

あとで調べたが、この店はおでん屋さんだった。鮮魚や馬肉も出すお店だそうである。満足。

 

 

ああ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものだ。瞬く間に終電の時間が近づいてきた。遅い時間なのに、立川の街は大勢の人でにぎわっている。

 

またの結集を約束しつつ、三人それぞれ駅のホームでお別れした。さようなら!

 

もちろんこの後の記憶はゼロ。奇跡的に自宅最寄り駅で降りたのは何となく覚えている。

 

 

帰り道、得体の知れない画像がスマホの中に紛れ込んでいた。酔っぱらいにもほどがある。

 

この日、私が酔っぱらって帰ると必ずやってしまう行動である、コンビニに寄って大盛りのガーリックトマトソースパスタを買って帰った。家で飲みなおす予定だったが、そこまでには辿り着かず、ソファーの上で力尽きたようである。冒頭の、もの凄い二日酔いの朝に続くのであった。

 

Lotusさん、T川氏、いやぁ、楽しすぎました。

また行きましょう!