【昨日のビール】

ロング缶:2本

芋焼酎ロック:4杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:◯

 

 

ーーーーーーーーーー

 

2024年12月7日の土曜日。

この日は前々から非常に楽しみにしていた日だった。

 

ひょんなことからブロ友からリア友へと昇格した仲良くさせていただいているLotusさんに会う日だったのだ。

 

 

Lotusさんが乗っている愛車のランドナ―、金剛号をパワーアップさせる計画がNASAを中心として秘密裏に立てられていた。

 

詳細はこうだ。説明しよう。ブレーキレバーのバージョンアップ、前後カンチブレーキの最新化、それに付随するブレーキワイヤー及びアウターケーブル交換、そして最後にバーテープの交換だ。

 

※写真はLotusさんからお借りしました

 

猫ちゃんたちもお気に入りのニュー部品。

 

※写真はLotusさんからお借りしました

 

なかでも、今回の目玉はブレーキレバー交換だ。DIA-COMPEの補助レバー付きで、実用性を兼ねたマニアにはたまらない渋い逸品である。

 

前日に軽い泥酔状態で眠りについた私だったが、今朝は全く酒が残っておらず体調は絶好調だ。作業時間の想定は多めに見積もって4時間と踏んでいた。なので正午に待ち合せて作業を開始すれば十分に間に合う計算である。その後はムフフフフな第2秘密計画も予定しているのである。

 

作業場所はLotusさんの自宅にした。私は妻の電動アシスト付き自転車を借りて工具などを積み込み、時間に間に合うよう家を出た。

 

「近くになったら連絡します」

 

そうLINEを入れると快晴の青空のもと、家を飛び出したのであった。

 

近くに来た、と思ったのでLotusさんにその旨LINEを入れて突き進む。突き進むのだがなかなか着かないではないか。Googleマップで確かめると、まだまだ近くではなかったことに気が付いたが気にしない、とりあえず猛スピードでLotus家に向かいペダルを漕いだ。

 

5分ほど経っただろうか。やっとのことでLotus家らしき大豪邸が見えた。32万坪はあるだろう広大な土地のど真ん中に大阪城くらいの大きさの家があった。ヒエーッ、とりあえず、のろしを上げて到着したことを知らせる。すると、ご本人はすでに途中の道までお出迎えに来てくれていた。あっ、どうも。

 

「すみません、遠回りしてしまいました」

 

そう言ってお詫びをすると、笑顔で迎え入れてくれた。そしてその直後、ここではちょっと書くことのできない、非常に危険なブツをスッと渡された。エエッ?こっ、コレ、ま、マジで大丈夫なんですか?ビビりながら私がそう言って訪ねると、Lotusさんは無言でうなずきニヤリと笑った。グヒヒ。

 

 

では早速金剛号のリニューアル計画を実行に移そう。まずは変身前の画像を残しておく。いろいろバラしてしまって、あとで組み立てる時に分からなくなることを防ぐ意味もある。実際これが非常に役に立った。

 

 

後輪のカンチブレーキ。綺麗な三角形を描いたチドリが美しい。

 

 

こちらは前輪。ブレーキはシマノ製である。

 

 

まずはバーテープをはがし、その後ワイヤーを切ってニューブレーキを仮付けしてみた。微調整して良いではないかというポイントで位置を確定させる。

 

その後は前後のカンチブレーキを取り外して新しいものに取り換えることにした。しかしこのニューカンチが曲者だった。前輪の交換を終えていざ調整してみると微妙にアームの長さが違うのだ。ブレーキシューがリムに当たらなくてはいけないのに、タイヤに当たってしまうではないか。これは危険である。

 

命を守るブレーキがきちんと制動しない可能性があるので、このままではいけない。いろんな角度にずらしてみたり、シューを付け直したり、逆さまにしてみたりと試行錯誤してみた。そして二人で熟考した結果、今回は古いブレーキをそのまま使用する判断を下した。クソーッ!安全に乗るためには仕方のないことだ。

 

後輪側は何とかうまく取り付けられそうである。余裕を見ていた作業時間がどんどんと過ぎてゆき、気のせいか日も傾いて我々を急かしているような感じがする。急ぎましょう。

 

 

とりあえず、バーテープを巻いて全体の形を整える。その後は問題のブレーキの調整だ。四苦八苦しながら前後を行ったり来たりしてブレーキを握る。緩かったり、効きすぎたりする感覚を何度も調整してLotusさんが試乗する。

 

「これだ!これでバッチリですよ!」

 

総合プロデューサーからOKが出た。良かった。時間も間に合ったぞ。

 

 

ニュー金剛号の誕生だ。ハッピーバースデー!

 

 

クーッ、カックイイ!

 

よし、お次は第2秘密計画を実行に移すぞ。いったん家に帰る私。

 

 

Lotusさんに作業のお礼として今日いただいた、非常に危険なブツを冷蔵庫にしまわなくてはいけないのだ。グヒヒ。Lotusさん、ありがとうございます。

 

そして、急ぎ第2計画で指定された秘密のアジトに向かう。しかし時間にちょっと遅れそうだし、なんと、あんなに晴れていたのに雨もパラついてきた。今、世間を騒がしている中年男のパーカー問題をよそに、フードをかぶって雨を凌ぎつつLotusさんと合流した。あっ、どうも。

 

あれ?確か店の名前はエベレストだったが、今日看板を見たらサクラになっているぞ。名前代わったのかな?まいっか、行きましょう!

 

 

ドーン!

気になっていたインド料理屋のメニュー。何度か行った店とはまた違う、ビリヤニを出す店を発見したのだ。しかも、飲み放題メニュー、そしてなんと食べ放題メニューもあるぞ!ヒャッホイ!もちろん欲張りオジサン2名は、丁重に飲み放題食べ放題コースをお願いするのであった。

 

 

ドーン!

そしてビールは二人とも大満足のプレミアムモルツ。これ以上にない店を見つけた気がするぞ。店主に店の名前のことを聞いたら、オーナーが自分に変わったので名前を変えたそうだ。なるほどね。リニューアルオープン、おめでとう!めでたいこと続きだ。

 

 

それでは生まれ変わったインド料理屋と、ニュー金剛号に、乾杯ッ!

 

 

ブハーッ、お通しで出てきたチャパティ。ロンドンロンドン、じゃなかった、パリパリで旨し。

 

 

ゴクゴク。そのチャパティにひと口も手を付けることなく、ビールおかわり下さい。

 

 

恐縮だが、同じタイミングでLotusさんの分も頼んだ。これがイケなかったのか、急かしたようで、Lotusさんの酔いが一気に回ってしまったそうだ。ごめんなさい。しかしすぐに復活。さすがである。

 

 

サモサ。アツアツでヤケドしそうなくらいだが、それが最高に旨い。

 

 

チキンカレーだったかな?

 

 

チーズナン。モチモチでボリューム満点だ。あんた一体何なんですか?ナンなんです。

 

 

タンドリーチキンとエビとケバブの盛り合わせ。こちらもボリューミー。食べ放題なのでどんどん頼みましょう。

 

 

ナイフが無かったが、スプーンでギコギコしてムシャムシャ。ギャートルズのマンモの肉のように食べて、これまた旨し。

 

 

Lotusさんが苦手なケバブは私が全て処理した。優秀なハンターである私、旨し。

 

 

他にもいろいろ頼んだが、写真を撮り忘れた。すでにご機嫌オジサン達になっているからなのだ。おそらく生ビールは8杯か9杯ほどいただいたはずである。

 

 

そして最後はこれを食べないわけには行かない。ビリヤニだ。

 

 

しかもデカ盛りで言うことなし。言うことなしなのだがついに私の体に異変が起きた。いや、異変というよりは起こるべくして起きたこと。そう、飲み過ぎ食べ過ぎで具合が悪くなってきたのである。いい歳こいてアホなんかじゃないぞ。私は正真正銘のデカ盛りハンター。具合が悪くなりながらも芋焼酎ロックを2杯いただいた。

 

 

無理やり食べて、本当に吐きそうになってしまった。帰りましょう。残った料理は包んでもらい、私が持って帰った。

 

 

ブハーッ、ご馳走様でした。飲み放題食べ放題でひとり5千円。十分だろう。そして、なんとこの日は金剛号の作業費ということでLotusさんにご馳走していただいた。もっと食べておけばよかった!いや、もう食べられないくらい食べて飲んだ。Lotusさん、ご馳走さまです!

 

 

ガシッ!恒例の固い握手をしてお別れ。この店はまた近々で訪れましょう。

 

 

私の暴飲暴食のせいで珍しくハシゴ酒とはならなかったこの日。Lotusさんの後ろ姿が心なしか寂しそうだったのは気のせいだろう。たぶん、、、

 

この日はこれも珍しく、帰宅した私はそのまま倒れ込んで寝てしまった。家での飲み直しをすることはなかったのである。

 

メシツブ、メシツブ。

 

楽しい1日だった。

 

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忘年会シーズンに突入した。

 

と言っても、今年の私の予定は1回のみ。

 

1回のみだったのだが今週末にムフフな予定ができた。

 

ムフフ。

 

今からウキウキである。

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

ウキウキしながら

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 

 

 

プレミアムモルツの香るエールに迎春バージョンが出ていた。

 

【昨日のビール】

ロング缶:3本

レギュラー缶:1杯

 

【昨日の実績】

自転車:〇

筋トレ:×

お菓子断ち:◯

 

2024年12月6日の金曜日。

この日は訳あって都心に出かける事になった。

 

なので皆さま、その時の写真と共に、たまには東京観光でも。大手町で用事があるのだが、地下鉄国会議事堂前駅で降りて、ちょっと歩くことにした。この辺りは前職の通勤時にウォーキングを兼ねてよく歩いた場所だ。千代田線の表参道以降の各駅からスタートして生活習慣病との戦いを開始した場所なのである。アチョー!

 

 

ここ、国会議事堂前駅は地底奥深い場所にホームがある。こち亀にも描かれていた。

 

 

駅名とはちょっと違うが、国会議事堂横を歩くと警備の警察官をたくさん目にする。決して怪しいものではないのだが、ジロジロ見られてしまう気がするのは気のせいだろう。

 

 

国会議事堂は小学生だった頃の息子と娘の自由研究で2度ほど見学に行った思い出がある場所だ。

 

 

黒塗りの車がたくさん出入りしていた。

 

 

国会議事堂の前には通りを挟んで憲政記念館がある。

 

 

そこには「日本水準原点」というものがあり、日本の標高の基準点がある。東京湾から海抜約24.5メートルを基準としたのだが、かの東日本大震災で少し沈んでしまったそうだ。

 

 

そして電子基準点というものもある。

 

 

GPSなどの衛星から発せられる信号を常時受信する、日本の基準点だそうだ。

 

 

そして憲政記念館を過ぎると緑に囲まれた皇居が見えてくる。

 

 

向こうにのぞむは徳川家の家来だった服部家から名前をとった半蔵門。甲州街道の起点ともいえる場所だ。徳川のお殿様に危険が及んだ時に、ここから甲州へと避難する道が甲州街道だったのだ。

 

 

あちらに見えるのは順子門、じゃなかった、桜田門。

 

 

右に目をやると、ここは警視庁の地下へ続く裏門。よく、重大事件の犯人や有名人などが捕まった時にここから出入りするようだ。

 

 

高くそびえる木目調じゃない、KC調、じゃなかった、警視庁。

 

 

アウェイ省、ではなく、法務省旧本館。

 

 

田舎モン、あ、桜田門。しつこい。

 

 

安政の大獄で大弾圧をした結果、井伊大老が諸藩の志士たちに暗殺された場所だ。

 

 

さすが江戸城、沖縄じゃなくて石垣がものすごく大きい。

 

 

桜田門の裏側。

 

 

櫓門扉をくぐろう。

 

 

歴史上の建物と丸の内にそびえる高層ビルとのギャップが何とも言えない。

 

 

そしてそれが美しく映る。

 

 

あばよ、櫓門。

 

 

ここから地面ははアスファルトが玉砂利に変わる。

 

 

NiziU橋。正式には「正門鉄橋」というそうだ。

 

 

皇居はいつ来ても独特の澄んだ空気で気持ちよい。若い頃、好青年というにふさわしい、金髪で髭面だった歴史好きのウブでマジメな小酒飲みの私が、北桔橋門から皇居へ入ろうとした。するとすぐに2、3人の警察官に取り囲まれて色々と職務上の質問されたのを思い出す。澄んだ美しい心は今も変わらない。

 

 

なんとこの日、皇居は一般公開されていたようだ。

 

 

マッカーサー元帥の椅子がある旧GHQ本部だった第一生命ビル。ズンズン進む。

 

 

向かって右が丸の内ビルで通称丸ビル。左は新丸ビル。仕事で2年ほど通ったことがある。その中央にはレンガ造りの美しい東京駅が見える。

 

 

ドーン!

東にある京都の駅。

 

 

ここはニュースなどで駅からサラリーマンが歩いてくる映像のあの場所だ。

 

この日、仕事と懇親会で客先にやって来たのだが、非常におおらかで素晴らしいその会社は昼間から黄金色に輝く世界史上最強の飲料を目の前に置いてくれた。もちろんプレモル。神だ。

ザ・プレミアム・モルツ 香りのご褒美(ハラタウブランホップ)350ml缶

今回飲んだのはこれ。初めて飲んだが香ばしくて旨かった。

 

 

無事に仕事も終わったぞ。

 

 

寿司。

 

 

オードブル。

 

 

フランクフルト。

 

程よく泥酔し、調子に乗ってお喋りしまくった私は大満足で失礼する。

 

 

あっという間に日が暮れて、外は美しい夜景に様変わりしていた。

 

 

帰り道に気になったのでパチリ。

 

 

中も盗撮。

 

 

CMやポスターなどでよく使われる通りはイルミネーションで飾られ、とても綺麗だった。

 

 

地下鉄の大手町駅にもぐる。

 

 

今日はちょっと贅沢して、これで帰ろう!グヒヒ。

 

 

華金を迎えたサラリーマンのみなさま、今週も1週間お疲れさまでした。

 

 

そして、自宅近所のコンビニでこれらを購入、ロング缶2本と共に独り占めで完食。

 

生活習慣病との戦いはまだまだ続くぞ。気をつけろ。

 

 

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また1週間が始まった。

 

なんだかこの繰り返し間隔がどんどんと短くなっている気がするが気にしない。

 

そうやって今年も暮れて新年を迎えるのだ。

 

香りのご褒美プレミアムモルツは賄賂としてロング缶を1本貰ってきた。

 

なのでこれからそいつを飲もうではないか。グヒヒ。

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

月曜日からやっぱり

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

 

ムフフフフ。

 

 

 

 

【昨日のビール】

ロング缶:2本

芋焼酎ロック:4杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:◯

 

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2024年12月1日の日曜日。

前日、土曜の夕方に変態パパ活チームのLINEグループにコメントした。

 

「明日、どこかに行く人がいたらついて行こうかと思っています」

 

すると、すぐに返信が来た。

 

「行きましょう。コースは適当にアレンジします!」

 

説明しよう。変態先輩からだ。変態パパ活チームは4人で構成されている。ド変態先輩、変態先輩、ノーマル先輩と私だ。変態先輩は最近ド変態に近くなってきたような気がしていて、危険人物だ。週末に時間が空いていたら、所かまわず出かけて行って、峠などを登っているようなのだ。

 

とりあえず2名で出かける事に決定し、集合は朝の7時半にした。なので前日はあまり飲み過ぎないように気を付けて布団にもぐり込んだ私なのであった。

 

翌朝、目を覚ますと時計は5時半。まだ早いのでトイレに行ってからもう一寝入りする。二度寝のシアワセに包まれウトウトと天国へ行った。そして目覚めたらなんと6時50分、おい、寝坊だ。集合場所までは急いで行っても20分はかかるので、とりあえず変態先輩に遅れる旨をLINEしておく。

 

超特急で準備して、歯磨き、洗顔、着替え、コンタクトレンズを入れて、自転車関連の小物などをかき集めると家を飛び出した。時間は7時15分だ。できるだけ間に合うように急いでペダルを漕いでいると変態先輩から連絡が来た。

 

「急がなくても大丈夫ですよ。私も少し遅れます」

 

おお、良かった。とは言え、できるだけ急ごう。車通りの少ないコースに変更して集合場所に向かったのだった。

 

 

前田、じゃなかった、紅葉がきれいな銀杏の木の下を走る。

 

 

今日も雲一つないいい天気だ。気持ちが良い。

 

集合場所に到着すると、変態先輩が笑顔で待っていた。遅れたことを詫びると早速出発である。とりあえず、変態先輩の後をついて行くことにした。ついて行くのは良いのだが、さすが変態先輩、普通に道路を走っていても速度が速い。ちょっとした登り坂などが出てくるとすぐに遅れてしまうのだ。困ったな。ちょっとでもついて行けるように頑張るのだが、ここで嫌なことが脳裏に浮かぶ。

 

だいたい、このような時は上級者のペースに合わせてしまい朝の早いうちから体力を消耗して、いざ峠越えなどのタイミングになると、すぐにバテてしまうのだ。足も上がらず、辛いライドになってしまうのが目に見えている。なので、あまり無理せずに赤信号などで追いけばよい、というくらいの心構えでペダルを漕いだ。

 

一般道を走っていても、結構な坂が現れる。今日は道志みちを走ってから目的の峠越えをする予定なのだが、その前にゼブラ坂と呼ばれる坂道を通らなくてはならないことに気づいた。車では何度も登ったことのあるその坂は、登板車線があるような登り坂なのである。車でしか走ったことはないのだが、それでも斜度のきつい上り坂というイメージがある。果たして登れるのか?序盤から浮かない気分になっていた。

 

いざ、ゼブラ坂へやって来た。やはり結構きつめの坂で、しかも嫌な感じのダラダラ距離である。ゼェゼェ、変態先輩はもう見えなくなってしまった。クソーッ、この変態!なんてところに連れて来るんだ!一番軽いギヤにして、エッチラオッチラペダルを漕ぐしかない。

 

ブハーッ、やっと登ったぞ。そしてご褒美、登った分だけその後は下り坂が待っている。これは最高に気持ちが良くて、ビュンビュン進む。これがあるから自転車はやめられないのだ。グヒヒ。

 

青山の交差点から道志みちに入ると、ここからはアップダウンの繰り返しでこれまた地味にキツ道が続く。しかしなんとかマイペースで変態先輩について行った。

 

 

「さて、いよいよ第一目的地に来ましたよ」

 

変態先輩はそう言ってニヤリと笑った。やっと本番だ。嫌だな、、、

 

 

ココがスタートだ。今日、最初の目的地は牧馬(まきめ)峠といって、初心者向けのヒルクライムポイントだそうである。私は初めて上る峠だ。以前、変態パパ活チームのノーマル先輩が登って、非常にツラかったと言っていた峠だ。私が何度か登ったことのある城山湖のキツさを「1」としたら、牧馬峠はどれくらいですか?と昨日ノーマル先輩に質問したらこう返ってきた。

 

「0.5×0.5×0.5、ですね」

 

「えっ?」

 

なんだかよく分からない答えで非常に不安になったが、行くしかない。さあ、登るぞ、アチョー!

 

スタートするとすぐのところから道志川が見えた。そこは新戸キャンプ場がある場所で、前田じゃなくて、紅葉がとてもきれいだった。そのまま大きな橋を越えると、いよいよヒルクライムスタートである。

 

最初は結構急な登り坂が続く。斜度にして86度くらいで、ほぼ直角だ。嘘だ。一番軽いギヤにしてゆっくりと登る。変態先輩と、お喋りしながらなんとなくツラさを紛らわしながら登っていると、私たちの横をあっという間に追い越していくバリバリの、夜明るいなー、じゃなかった、ヒルクライマーがいた。気にせず登っていくと、今度は私達を追い越すにはちょっとスピードが足りず、中途半端な速度のローディが現れた。ぱっと見、白髪で私よりもちょっと先輩位の年齢のようである。

 

「私は抜いてしまえるようなスピードは出ないんです。一緒に走らせてください」

 

見るからに高級そうな自転車に乗ったその白髪先輩が私に年齢を質問してきた。

 

「55歳です。ロードバイクを始めて1年半の初心者なんです」

 

すると、白髪先輩が言った。

 

「まだまだお若いですね」

 

今度は私が年齢を質問する番だ。

 

「64歳です」

 

ええっ!お若いですねー。変態先輩と二人で驚いた。そこからは、自転車歴や今走っているコースの特徴、白髪先輩が入っているサイクリングチームの事など楽しい話をしながらのヒルクライムとなった。自転車に乗っていると、思いがけない出会いがあるのもまた魅力である。ここ、牧馬峠へは何度も来ているようで、さっき私たちを抜いて行ったローディさんは仲間だそうである。

 

 

そんなこんなで、なんとか頂上にたどり着いた。やったぞ。

 

 

この峠の残念な点は、峠を登りきってもあまり良い景色が見られない所である。なんとなく樹海のような雰囲気で、なんとも寂しいゴール地点なのだ。

 

 

先に出発した白髪先輩たちとお別れしたら小休止を取って、我々も走り始めることにした。そこからは急な下り坂が続き、汗をかいた体が一気に冷えて寒くなってしまった。このままでは風邪をひいてしまうのではないか?

 

 

いやいや、心配ご無用。その後に今度は大垂水峠が待っていた。ヒーッ、つ、ツラいけど気持ち直弼じゃなかった、気持ち井伊(いい)。

 

 

この時期はいつも渋滞になる京王高尾山口駅を望む道を通ると、原宿の竹下通りのように大混雑している光景が目に飛び込んできた。登山も大変だ。

 

その後は本日の〆となる最後の目的地へ。

 

 

ドーン!

Lotusさんに教えてもらったカツ丼がデカ盛りの店「長岡屋」へやって来た。

 

 

値上げをしたであろうことがすぐにわかるメニューを見ると、突然変態先輩が焦り出したのが見えた。

 

C「どうしました?」

 

変「cornさん、ヤバい。今日、現金持ってきてないっス」

 

C「おお、私は現金2000円だけです。じゃあ、paypay使えるか聞いてきますよ」

 

そう言って暖簾をくぐり、格子戸をガラリと開けた。蕎麦屋特有のカツオ出汁の効いた甘い香りがぷわーんと鼻の中に飛び込んできた。こりゃたまらん。店は11時開店で、今は11時20分なのだが、席は8割がた埋まっていた。忙しそうにしている女性の店員さんが私に気づく。

 

「いらっしゃーい、何名様?」

 

気持ちの良い声かけをしてくれた。私は申し訳なさそうに言った。

 

C「あのー、すみません。paypayは使えますか?」

 

店「ごめんなさい、ウチはそういうのやってないんですよねー」

 

C「じゃイイですぅー」

 

オダギリジョーに捨て台詞を吐いて格子戸をガシャンと閉めた。

 

「また今度、ゆっくり来ましょー!」

 

残念、無念、ボクイケメン、自宅方面、行きましょか。

 

 

長岡屋の斜め前には東京八王子蒸留所書かれたオシャレな建物があった。なんとなくテレビで見たことがある、ビールの蒸留所だ。ここにも来てみたいが、自転車ではこれないな。

 

2週続けて長距離の峠越えとなった、ウブでお茶目な大酒飲みの私は、この時点ですっかり疲れ果てていた。

 

 

変態先輩は帰り道に、もうひと山越えて帰りますか?なんて言っている。さすが変態、私には到底まねできない。丁重にお断りし、私は浅川沿いの平坦な道をポタリングで帰る選択をした。

 

「お疲れ様でした!楽しかったです。また行きましょう!」

 

そう言って別れた。もう足がガタガタである。のんびり帰ろう。

 

 

浅川沿いにある、いつもの場所でパチリ。

 

 

おっ!

 

 

綿帽子をかぶった美しい富士山が社会主義共和国連邦、じゃなかった、ソビエていた。

 

 

ジョニーくんもお疲れさま。

 

 

どこまでも蒼い空が気持ちよすぎる。

 

ん?

あれ?

いや待てよ。

あ、あれは、もしや、、、

 

 

さ、詐欺だーーーーーッ!

 

 

よく頑張りました。

 

 

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ああ、今日もお腹が空きすぎて、やらかしてしまった。

 

 

長岡屋のデカ盛りカツ丼が食べられなかったので作ってしまった乾麺3束の特盛りタラちゃん、じゃなかった、ワカメそば。

 

 

食べても食べても減らないこの感覚が病みつきになりつつある。危険だ、気をつけろ。

 

 

ブハーッ、完飲完食。

 

うーん

 

後悔なんてしない、しないぞ。

 

うん、しない。

 

しないな。

 

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

何もなかったように

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。