2025年12月7日、日曜日の話である。
最近体を動かすことがルーティンになっていない。どうしたものか。もともと怠け癖が人一倍強く、雪男、じゃなかった、ネッシー、じゃない、熱しやすく冷めやすいタイプでもある。昔から私は一貫して旨いビールを一秒でも長く、一滴でも多く、毎日たくさん飲むために体を動かし、ついでにダイエットするのだ!などと豪語していた。いたのだが今は全く違う。その内容は以下の記事に詳しい。
特に体を動かすでもなく、ただただ大量のビールを飲んでいる後ろめたい晩酌が毎日続いては身も心も悪い方向に進みそうだ。なのでこの日は愛ロードバイクのニュージョニーくんに飛び乗り、汗を流すことに決めたのだ。
久しぶりにやって来た戦車道。天気は上々である。
出発前はちょっとでも坂を登るとすぐに息が切れるだろうと思っていたのだが、意外とそうでもなかった。ヤルでないか。
本日の目的地へは、ずいぶん前に変態先輩から教えてもらったルートを通って行くことに決めていた。変態先輩とは、4人で編成された変態パパ活仲間のメンバーの事である。
目の前の景色が開けて富士山が顔を出した。田舎者出身の私にとって富士山は何度見てもドキッとして良いものである。
なんてのんびり走っていたら、道を間違えてまったく違う方向に進んでいたようだ。ルートは全然覚えておらず、かなりの遠回りをしてしまったが気にしない。逆に良い景色を見ることができて、長い時間体も動かせるのでありがたいのである。フーッ、、、
この日は神奈川県にある城山湖を目指すことにしていた。そんなに高い山ではないのだが、頂上までのヒルクライムはウブでマジメな大酒飲み中高年の私にとって結構キツいコースになる。しかし行くと決めたら一歩も引くな!一つ人より西はじめ、やると決めたら最後まで登りきるぞ!
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最近、ピークは過ぎたという感覚が強くなってきた。ロードバイクに乗り始めたのは約3年前の初夏だった。喜び勇んで毎日のように乗り倒し、スタミナや脚力がグングンついていった。本日やって来た城山湖にはいくつかの登りルートがあり、私はその中で一番の激坂を、城山湖初挑戦の時に選んだ。選んだというよりは、たまたまそこにたどり着いたので勢いで登ってみたという方が正しい。
しかし登りきることはできなかった。初心者の私にはスタミナと足の筋力が足りなさ過ぎて、途中から押して登るという惨めな結果になったのである。しかも2回連続でだ。
そんな私だったのだが、3度目のチャレンジで初登頂成功となった。ある程度基礎ができてきたのだろう、そこからは長くロードバイクに乗り続けることで自然とキツい坂を登ったり、巡航速度がどんどん早くなったりと、目に見えて成長を感じられたのだった。
しかし最近はそのような感覚になることがなくなってきた。以前はゲキ坂を登る際に前回より1秒でも早く登れるようにと気合でペダルを漕いだものだが、それができなくなったというかやらなくなった。すぐに疲れてしまい、足が動かなくなるのである。かろうじてタイムなど気にせずにゆっくり走ればある程度のゲキ坂は制覇できる。私の闘争心はそんな感じでフィナーレに向け一段シフトした感が否めないのだ。これも年齢を重ねた結果だろう。甘んじて受け入れるしかないのである。
そうそう、ココが激坂の終点、今回は違うルートから登ってきたので横目にパチリ。
ゲキ坂ではないルートを登っているのだが、それでも私にとっては非常にキツい坂道である。スピードをあげずにゆっくりしっかりとペダルを漕ぐ。なるだけ息が上がらないように一定間隔を保って登りきったのである。
ドーン!
到着!
いやぁ、素晴らしい景色。
これがあるから山登りはやめられないのである。
城山湖は人造湖である。幾度となくやって来たのだがこの日の水位は今まで見た中で一番低かった。水不足は大丈夫なのか?
特等席であるこの場所には先客がいた。私よりも10歳ほど先輩と見受ける御仁がいらっしゃったのだ。その方も自転車でやって来ていたのだが、その自転車を見て驚いた。ロードバイクなどではなく、街中で乗るような普通の軽快車なのである。にわかに信じられなかった私は、すぐに話しかけた。
C「エッ?その自転車で登って来られたんですか?」
御仁「ええ、そうなんです」
物腰柔らかい、人の良さそうな感じの方である。
御仁「でもね、私のは結構いじってて坂を登る用にしてあるんですよ」
本当だ。よく見るとチェーンリングが私のクランクセットのインナーよりも小さいものに付け替えてある。かなりマニアックな自転車好きの御仁のようだ。そこから話が止まらなくなってしまった。
自転車の重量、いつ頃から乗り始めたのか、他にどんな自転車をもっているか、城山湖にはどれくらいの間隔で来ているのか、などなど話が尽きない。お話し好きの御仁と、ひとしきり話すと、そろそろ帰るようだ。
C「お気を付けて」
御仁「ありがとうございます。またお会いしたら相手をしてください」
御仁は深く頭を下げてからゆっくりとペダルを漕ぎ始めた。
うーん、あんな自転車もいいな。買い物も楽そうだし、などとぼんやり考えた。
さて、私も帰るか。
いや、私はニュージョニーくんに一生乗るだろう。よろしく。今のところは、だが。
こっちも今のところ、この辺りで出没したという情報は出ていない。気を付けて帰ろう。
横浜線の踏切にて。
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気づけばまたもや金曜日。
華金である。
私は体調を取り戻したが、今度は妻が寝込んでしまった。
こんな日に限って来年受験の娘が塾へ行くという。
そうなると送迎が必要になるのだ。
クソーッ!
私が担当しなくてはいけないではないか!
しかも終わるのは22時頃だという。
クソッ、クソッ、クソーッ!
いやいや
病み上がり最初の週末
迎えから帰ってゆっくりと晩酌しようではないか
ビールをこよなく愛する皆さま
であるからして
やっぱり今宵も
キンキンに冷えたビールで
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。















