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皆様、あけましておめでとうございます。今年もこのブログの更新は不定期的になってしまうと思いますが、よろしくお願いいたします。
相変わらずのコロナウイルス騒動で巷ではてんやわんやの騒ぎになっているようですが、特にくれぐれも健康には留意しつつ、精進していきましょう。

今年初っ端の記事のネタについては以前から目星をつけていたのですが、個人的に興味深い内容のネタを偶然見つけたので、急遽予定を変更して下記の内容の記事をUPさせていただきます。


上記動画の内容に関する私見がいくつかあるので、以下、思い付いた順に書きますと…

第一に、
【一概に文系学部といっても、必ずしも法学部に拘る必要はサラサラない】
と考えます。
なぜなら、法律関係や政治関係や歴史関係(→法学や政治学の基礎となる分野)に興味のないような人間が上記の空間に入って勉強をしても、相当程度の確率で勉強が苦痛に感じる等して、得られるものがそれほどないのではないかと思われるからです。
一応文系の分野にはいきたいけど具体的に何をやりたいかわからないようなお方にとってもっとも適しているのは、「法学部」よりかは「社会学部」その他それに類似した性質を有している学部ではないですかね。というのは、法学も一応は社会科学の一部のような学問ですし、社会学部関係ならば社会科学に関することならば何でもアリ的な分野であるがゆえにかなりツブシがきく分野であるといえるからです。
また、マネジメント関係を学ぶことができる空間も、かなりツブシがきく分野であるといえるかと(∵会社等の経営にきちんと携わるためには、マネジメント関係の知見があるに越したことはないでしょうし)。


第二に、
【法学部を卒業した者であるとしても、その者が必ずしも当然に頭の良い人間であるということには全くならない】
と考えます。
事実、
上記の記事等でネタにさせていただいた方々はそれなりに著名な法学部を卒業されている(→しかも、まがりなりにも難関といわれている試験に合格して専門職にもなっている)ようですが、皆様からみて、果たして上記の方々は「頭の良い」人間に見えますか???

別の角度から言及すると(このブログの別の記事でも似たようなことを書きましたが)、
【法律関係の勉強に関しては、地頭の良し悪しよりも「勉強する・学ぶこと自体が嫌いではないこと」の方が余程重要です。】
なぜなら、法律関係の勉強においては0から1を生み出すような才能・スキルは全くといっていいほど求められていないからです。
むしろ、法学部関係よりかは、応用数学とか宇宙工学とかIT関係とか発明関係とか哲学関係等の分野の方が、余程地頭の良い人間が揃っているのではないか、というのが率直なところですね。

第三に、
【特に法律関係では、憲法に関する知見も全く無視できないしそれなりに重要ではないか】
と考えます。
なぜなら、憲法は国の最高法規であることは異論がないですし、一定の権力を規律する(→時の権力の行き過ぎた行為を抑止する)機能をも有しているからです。
確かに、あまりにもラディカルじみた見解に傾倒する必要はサラサラないでしょうが、いわゆる「左」寄り(人権重視的)の見解で一本筋を通してみることで、判例や学説がより客観的にみられる可能性が高まるというメリット等があることも否定できませんので。

ちなみに、私は上記のような感じで、(某予備校の某講座をペースメーカーにしつつ、)著名な基本書をシコシコと精読しながら判例百選や過去問等を地道に潰して、結果的には旧司法試験の短答(マーク)式の答練や模試でも憲法でコンスタントに8~9割程度の点数をとれるようになりましたが、「その程度では少なくとも旧司法試験の短答(マーク)式試験が得意な受験生の部類には全く入らない」というのが実情でした。
というのは、従来から、実力者(≒司法試験の短答式試験が得意な猛者)と呼ばれている受験生は、憲法についても、ほとんど独学に近い感じまたは予備校の講座をサラッと復習した感じでもってサクッとコンスタントに(答練でも模試でも本試験でも)ほぼ9割以上の点数をGETしている傾向が強かったからです。
事実、
https://ameblo.jp/coolfaith00701/entry-12501910279.html

https://ameblo.jp/coolfaith00701/entry-12455798772.html

上記の記事でネタにした受験仲間は、私が最後に受験した旧司法試験の短答(マーク)式試験における憲法の得点率は
【10割弱】
でしたので。
私としては、ある意味、上記の記事における「某居酒屋における刑法満点ひけらかし事件」よりもショックが大きかったですよ(少なくとも私にとっては得点源だった科目であるにもかかわらず、私のその年度の憲法の得点率は約6割でしたので)。

具体的に当時の心情を再現するならば、

K氏  (^-^)/ (オオ~ヤッタ~🎵 やっぱり今年の刑法は簡単だったな~🎵 自己採点通りに満点とれちゃったよ~🎵)
私   ( ゚д゚);; (なんだよ、俺の場合は、特に刑法の問題を解いてる時間帯での頭の中は某大型航空機事故のコックピット内よろしく的な状態で簡単だとか思っていられる余裕までもあるような心理状態にまでなったことなんか一秒たりともないくらいなのに得点率約8割かよ、もうやってらんねー)

K氏  (^-^)/ (オオ~ヤッタ~🎵 今年も憲法で疑義問を当てたぞ~🎵)
私   ( ゚д゚);;;; (なんだよ、俺は疑義問だけじゃなくて、超ドSな当局が設定したブービートラップにことごとく引っ掛かっちまって、憲法で壊滅的にヒドイ目に遭ったんだぞ、もうやってらんねー)

という感じでしたね。


また、編入後の大学・学部の主要法律関係科目において唯一単位を取得した「憲法」の試験(論述式)についても、上記とほぼ同様の愕然とした心情にならざるをえませんでしたね。
具体的には、

優秀な方々  (-。-)y-~ (憲法?? ああ、フツーに勉強してフツーに論点並べて書いて80~点だったよ)
私   ( ゚д゚);;;;;; (なんだよ、俺は憲法でも手持ちのノートや参考書や知り合いから流してもらった某予備校の資料等をフル活用してほとんど徹夜で必死こいて勉強したのに、軽く約70点くらいの点数で担当教官の某S教授にあしらわれちゃったんだぞ、もうやってらんねー)

という感じでしたよ。


ここで、
良識ある皆様ならば、私がこのブログにおいて
https://ameblo.jp/coolfaith00701/entry-12327073039.html

https://ameblo.jp/coolfaith00701/entry-12646933194.html


つまり、
【上記の一連の出来事も、果たして、田舎から都会に出てきて予備校に通う等してどうにかなるような次元の話になるんですか???
どんだけあんた方の頭の中は、脳天気かつ稚拙で平和ボケ的なお花畑状態なんですかね
(→一体、あんた方は、今までに、どういう方々とお付き合いしてきて、どういう経験をしてきて、どういうことを学ばれてきたんでしょうか、特にそれなりに専門職としての経験を積んでいるわりにはずいぶんダサくね)???】
ということです。
こういうことって、ある意味「憲法9条」云々や「マイナンバーカード訴訟」云々や「国葬」云々や「民事訴訟IT化」云々等よりも余程重要なことではないでしょうか。
また、そういうある意味fantasticきわまりないようなお方が、クライアントの悩み等に真摯かつ適切に向き合えるか自体が甚だ疑問ですね。 


あえて繰り返し強調しておきますが、今回の記事で書いた出来事も、全て「事実」ですので、念のため。