海外の一般スーパーでは薄切り肉は売っていません。なので、肉じゃがを作ると言うと、私は挽肉を使いあんかけ風にしていました。コッテージパイを食べているみたいで、これ、結構いけるんです。
昨日、その挽肉のあんかけ風肉じゃがを作ろうと思い合い挽きを買って来ました。ところがふと、母の作ってくれていた私の大好きだった洋風の肉じゃがを思い出し、母は薄切り肉で作っていたけれど、挽肉を使ってそれを再現してみることにしたのです。
以前にも一度真似て作ってみたことがあります。その時の記事はこちらから...でも、母の作ってくれていたものと味が全然違った。今回は1つ思い出したことがあって、改善レシピで作ってみたら、限りなく母の味に近づいた肉じゃがが作れました。
洋風肉じゃが
母の洋風肉じゃがが美味しかった理由は、干し椎茸なのよ!前回作った時はそのことをすっかり忘れていたんだけれど、私が作ったのとどこが違うんだろうかとよく考えていたら、思い出しました!
そして前回は大量に油を使うのが嫌でオーブで野菜を焼いたけれど、今回は天ぷら鍋を出してきてたっぷりの油で野菜を揚げて作ってみました。
肉じゃがって甘いじゃない。だから夏にはちょっと重かったりするけれど、これは甘くないので夏でも食べやすいです。絶対永久保存版にしたい美味しいレシピなので詳しく記しておきます。是非一度試してみてくださいませ。
ちなみに母は牛の薄切り肉を使い、私は昨日の朝採りたてを買ったモロッコインゲンを使いましたが、普通のインゲンを使っていました。また、私の使ったジャガイモは小さかったので皮を剥くのが面倒でそのまま使いましたが、母はちゃんと皮も剥いていました。
<材料 4人分>
挽肉(私は合い挽きを使いましたが牛でも豚でも)...200g
ジャガイモ...2~3個
干し椎茸...3枚
人参、乱切り...1/2本
インゲン、5cm程度に切り分ける..5~6本
揚げ油...適宜
バター...15g程度
たまねぎ、横半分に切って薄切り...大1/2個
ニンニク、薄切り...2かけ
干し椎茸の戻し汁...300ml
固形コンソメ...1個
酒...大さじ2
みりん...大さじ2
薄口醤油...大さじ1
ブラックペッパー...適宜
水溶き片栗粉...適宜
<作り方>
1.テフロン加工のフライパンを油を引かずに熱し挽肉を炒める。赤身がなくなるところまでしっかり炒めたら、ボウルを受けたざるに空け余分な脂肪を切る。(国産薄切りを使うときは手順4でたまねぎ、ニンニクを炒めてから、干し椎茸を加える前に肉を炒めればよいです。)
2.ジャガイモは皮を剥き一口大にし、ぬめりをしっかり洗い流した後、数分水に浸ける。干し椎茸は湯で戻し、水分をしっかり絞って石突を取り除き、一口大に切り分ける。戻し汁の内300mlを煮汁用に取り置く。
3.揚げ油を熱し、水分をペーパーでしっかり拭き取ったジャガイモを、竹串がスーッと通るまでしっかり素揚げする。人参、インゲンの順に素揚げし、いずれも余分な油を切っておく。(ジャガイモは皮つきでも美味しかったですよん!)
4.フライパンにバターを熱したまねぎとニンニクを数分炒める。数分炒めてしんなりしたら、先に炒めて余分な脂肪を取り除いた挽肉と椎茸を加える。更に1分程度炒め、椎茸の戻し汁を加え煮立てる。
5.4に固形コンソメを加えて溶かす。酒、みりん、薄口醤油、ブラックペッパーを加え、5~6分煮る。
6.5に素揚げしたジャガイモ、人参、インゲンを加え、1~2分煮たら水溶き片栗粉でとろみをつける。
出来上がった洋風肉じゃがいも。薄切りではなく挽肉なので、見かけは母のとはちょっと違うけれど、味見をしたらほぼ母の作っていたものと同じ味で、懐かしくなりました。
副菜にはモロッコインゲンと共に買ってきた万願寺をおかか炒めにしたもの。万願寺はヘタだけ取り除き、種を抜かずに大きく切り分けて炒めました。甘唐辛子とは言えほのかにピリッと感があるのが、ピーマンよりも私は断然好きです。
キュウリが冷蔵庫に残っていたのでワカメ、シラスとともに三杯酢に。キュウリって結構日持ちしないじゃない。安いっ!と喜んで買っては、ダメにしちゃうことが度々あります。ハイ、野菜の管理全くできてません。
今年数年ぶりに3kgもラッキョウを漬けました。レシピは亡くなった叔母に教えてもらったもの。3kgの内1kgは叔母の長男で、私が兄より頼りにしているいとこの為に漬けました。
1ヵ月ちょっと経つので昨日味見に少し出してみたけれど、味はとっても美味しかったけれど、やっぱあと数か月寝かせてから食べたい。叔母は毎年1年前に漬けたものを食べ、翌年の為にまた漬けていました。
そしてご飯は以前作ってブログにアップした、SNSで評判になった鯖味付け缶を使った炊き込みご飯です。
この御飯、レシピ通りに作るとちょっと味が頼りないです。なので、薄口醤油大さじ1.5とほんだし小さじ1を追加して炊き、青じそは炊飯時に加えずお茶碗に盛ってからトッピングした方が、断然美味しくいただけます。
夕べは『まごわやさしい』の7つの食材みな使った晩御飯でした。バター&チーズ臭い晩御飯も大好きだけれど、たまにこういう和食を食べるとホッとするね。ちなみにお味噌汁は絵留萌さん自家製の味噌で、白菜と大根を具に作りました。
いつまでもあると思うな親と金。もっと前にこのことに気付くべきだったと、この2ついずれも、今の私がつくづく後悔していることです。
金はまたいつか回って来るかもだけれど、親はあの世へ行ってしまうともう絶対に会うことができない。お母さんの作る料理でこれが好きってのがあれば、お元気な内に絶対に作り方を教えてもらっておいて下さいね。
昨日、実は母の誕生日でした。安もんのブランディーケーキをお供えして上げたから、洋風肉じゃがの作り方を聞いておくべきだったといつも後悔している私に、母がそのお返しに、干し椎茸を使うんだよと、あの世から教えてくれたのかもしれません。
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