少し前の話になりますが、9月3日に群馬県の神流町恐竜センターへ、3年振りに行って来ました。^^
台風11号の影響で前線が活発になり、あいにくの雨模様でしたが、駐車場には20台近くの自動車が駐車している状況でした。
今回訪れた理由ですが、9月25日まで開催されている企画展、「タンバリュウと世界最小の恐竜の卵」展を見るためでした。^^
ただ会場が3階となっていたので、ミニ企画展だな・・・どんな感じだろうと思っていたところ、鳥類関係の標本が展示されている部分で展示されていました。^^
本家の兵庫県立人と自然の博物館で「ひょうごの恐竜展」、淡路文化資料館で「淡路島の恐竜時代・ヤマトサウルスと後期白亜紀の世界展」が開催されていることもあり、実物標本の展示はなかったですが、レプリカの出来がかなり良いので、十分楽しめる展示となっていました。^^
タンバティタニスの特徴となる部位のレプリカは揃っていましたし、
頭骨の模型は歯骨や脳函、環椎(首の付けの骨)が良く判る展示です。
ヒメウーリサスの卵のジオラマは生生しかったです。^^
10月以降にひょうごの恐竜展を見に行きたいと思っているので、その予習には良かったと思っています。^^
ただ、ブログ的には物足りないので、常設展の模様も少しお伝えしますね。^^
3階からレポしてますので、まずはケサイの標本から
科博の「化石ハンター展」のチベットケサイから進化したケサイになります。
モンゴル産の標本で、体長は3.5mの個体です。^^
続いて2階のメインホール
中央のタルボサウルスは元の標本(キャスト)が科博や京都市青少年科学センターのものと同じですが、京都がオリジナルのゴジラ立ち、科博はお座り、神流町は突撃前の姿勢で展示されています。^^
サイカニアはアンキロサウルス類としては、初めて全身骨格として組み上げられた標本(キャスト)になるのですが、現在では頭骨と二つのハーフリングはサイカニアのもので、首から下はおそらくピナコサウルスのものとされているキメラ標本になります。
詳しくは”らえらぷす”さんのブログで記されていますので、気になる方は読んでみて下さい。^^
有名な闘争化石のレプリカも展示されています。
山中竜(ダチョウ恐竜)の発見が大本なので、ダチョウ恐竜の展示が多いのですが、見つかっている部分のみで組み上げた標本が多いので、見ごたえは十分です。^^
1階は神流町で見つかった恐竜たちや魚貝類、植物などが展示されています。
アマルガサウルスが展示されていたスペースには、トウジャンゴサウルスがお留守番しておりました。^^
別館と本館の間にはT.rexのワンケルの産状レプリカが横たわっております。
本館の方は山中地溝帯の成り立ちや、漣岩(恐竜の足跡)のレプリカ、ダイノシアターや世界各地の中生代の地層から産出した化石やレプリカが展示されています。
以上、駆け足でしたが神流町恐竜センターの模様でした。
クルマでないと行きづらい場所ですが、秋の3連休などで訪れて頂けたらと思います。
ではまた。^^