INTREPIDという空母です。


妄言多謝-INTREPID


第二次世界大戦中の1943年に完成し、


レイテ沖海戦、沖縄戦線等でも活躍したそうです。


数度にわたりKAMIKAZEの攻撃を受け、


死傷者は出しつつも沈むことはなかったそうです。



その後は宇宙ロケットが海に帰ってきたときの回収、


ベトナム戦争を経て退役。



今はマンハッタンのハドソン川沿いに係留され、


博物館として公開されています。



妄言多謝-甲板からミッドタウン


アメリカの古い戦闘機、ヘリや、


なぜか旧ソ連軍のものも展示されていました。


滑走路となる甲板の一番端です。



妄言多謝-船長室


そして船長室。さすがに見晴らしのいいところに、


かっこよく席があります。



ここまでは、見るものとして「想定の範囲」でした。


船室。5段ベッド?です。厳しい生活ですね。

妄言多謝-ベッド


航空管制

妄言多謝-航空管制

情報室
妄言多謝-戦闘情報室

コンピュータルーム
妄言多謝-コンピュータ


どれだけが第二次世界大戦中からあったかは


わからないですが、「情報」を正確に把握する


ことがとても重要だということがわかります。



乗員2600人で約100機の戦闘機を運用するのだから


組織の運営は大変なものでしょうし、


訓練が多く、規律が厳しいのも理解できます。



「戦闘機や空母なんて日本じゃ見られないし」と


軽い気持ちで見に行ったのですが、


とても勉強になりました。


今頃、東京なら週末モードなんですが。


こちらはまだ朝。



月曜だったかな?


こちらはキング牧師の日で祝日だったのですが、


午後はAmebloのメンテナンスが5時間続きました。



こういうWebのサービスで、


日本時間に合わせてメンテナンスでいいのかな?と


ちょっと思ってしまったのでした。



まあ、ただだから偉そうなことは言えないですが。



さて、今日も一日がんばりましょ。


朝から、3階のコインランドリーに洗濯物を取りに行き、


部屋の前でポケットに手を入れて出てきたたのは



鍵ではなく、小さな靴べら




妄言多謝-鍵とくつべら


確かにサイズが近いのだが・・・。


この失望感たるや・・・。


上着も財布も電話もない。


同じ建物の同僚の部屋の番号もわからない。



とりあえず、1階のコンシェルジェに


事情を説明するしかないなーと言ってみると。



「代理店に確認してから行くから、


ドアの前で待ってて」


5分後。無事入室。


休みを廊下で過ごさずに済みました。




話をいったん昨日に戻します。


スーツの上に着れるコートが欲しかったので


五番街のセール品を探していました。



「これは」というものを見つけました。


日本では考えられないですが、

BURBBERYの路面店で半額です。


軽いし暖かいし。


半額でも高いけどこの際ということで。


で、家に帰ってきてモノを見ました。



妄言多謝-間違い探し①



妄言多謝-間違い探し②

ちょっと変なんですが、気づきますか?



















微妙に、肩のベルトが


左右で大きさが違います


左肩のほうが細くて長いのです



そういや、買うときに妙に時間がかかっていて。


「左肩のベルトが傷んでいるから交換してくる」と


ストックを見に行って、戻ってきて、なぜか陳列された


別のコートのと取り替えていたなあとか。


これと同じタイプは他になかったんだよなあ・・・とか。


突然どこに住んでるの?


と確認されたなあとか。

(日本に住んでいることを確認してどうする?)



在庫がないと、店に行っても返品しか選択肢がないし。


また行くのも面倒だし、


知らないふりをして使うってのもありか?と思いつつ。



いや、でも説明がなかったのはどうかと思うし、


この際だから、


「Additional Discountはないのか?」


と言ってみるか・・・ということで、


今日、また五番街まで行ってきました。




「私は日本人で金持ちです」といわんばかりに


ブランド物の紙袋なんて下げて、


それで地下鉄を待っているもんだから


「25セントない?」といきなり絡まれ。

(ないよ、で終わりなんだけど気分が悪い。)


待っていてしばらくすると乗りたいラインが


止まったから他のラインを使うようにと放送があるし。


どうも今日は朝からめぐりが悪いなあと思いつつ、


別のラインに乗ってやっと店に到着。



そのまま6階に上がる。昨日の店員はいない。


事情を説明。



「あなたが昨日来ていたのは知っているわよ。


一応レシートだけ見せてくれる?


じゃあ、ここだけ取り替えればいいのね」



お?在庫がそこにあるじゃないか!そして交換・・・。


「どう、これでいい?」


あれ?まだサイズが違う・・・。


「まだ違う!ほら、よく比べてみて!」


「あら、間違えているね。じゃあこっちね。」


「うん!そう、それで大丈夫。」


ということで、無事にコートを持って帰れそうです。


こういう街なんでしょうね。


日本の感覚を持ち込むと違和感があるかもですが、


伝えたいことを言葉で伝えていれば楽しく過ごせそう。



ちょうど、いい時間に帰ってこれたのか、


住んでいるビルとエンパイヤステートビルが


きれいに見えました。ラッキー?



妄言多謝-ヘラルドとエンパイヤ



と、いうことで行ってきました。


マンハッタン、セントラルパークの西側にある


リンカーンセンターのオペラハウス。

妄言多謝-メトロポリタンオペラ


4000人収容で世界最大級のオペラハウスだとか。


見たのは


グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」。


当然ですが、その大きな会場でも音は生。


事前に話の中身を大体理解してから行ったので、


とても楽しめました。



驚いたのは衣装などが現代風になっていること。


もともと、この話はギリシア神話からきている


らしいのですが、演出は現代風にアレンジされて


きているんですね。



これはメトロポリタンの特徴なのか、


あるいはオペラってそういうものなのか。


クラシック関係って、昔のものを忠実に


再現していくものだと(勝手に)思っていたので。



その時代の感性で変化していくのは


いいことだなあと思ったのでした。










到着から4日が経ちました。



3連休前の金曜日の夜ということもあり、


スパニッシュの夕食のあと


遅くなっていいしと遊びに行きました。



まずはボウリング場 に。


11時まで無理だったので諦めたのですが、


同じルールだけど雰囲気を変えて・・・と


いうことで、酔っ払いながらやろうという


ことのようです。日本にあってもよさそうです。



で、諦めてPiano barに。


NYを知っている方は「あの?」って感じですね。


こちらでPiano barといえば日本のキャバクラ


みたいなところです。現在は。



が、行ったのはここ です。


いまはなき、本来の「Piano Bar」です。


ピアノ一台で演奏している横で


歌っている人がいるという。


結構長い間飲んで24ドル。安いです。



NYも6回目なので、観光地よりも、


こういう現地の人の遊び場が新鮮です。



木曜のLittle Italyは閑古鳥でしたが、


昨日は3軒ともにぎやかでした。


本当に不況?って印象です。










3年前に「いいかもね」と検討を


開始されたプロジェクト。



リリースが延期されているうちに


金融不況になり環境が変わりました。


が、いったん開発に手をつけているから


止めるのもまた一仕事。



ベンチャー企業や、


経営者の目が行き届く起業であれば


さっさと中止されていると思う。l



だけど、官僚的な組織ではそう簡単には


いかない。始めるという判断が合理的に


なされたのであれば止めるという判断も


同様にされる必要があり。


「止める根拠」が必要となる



「ばかばかしい」と思われるかもしれない。


だけどこれも大切な事。


組織が組織としての体裁を整えるには


俗人的な判断に委ねられてはいけない。


「スピード感」は大切だが、


必要な議論を重ねた上での決定でなければ


人が代わるたびに動きが変わってしまう。



お客様に本当に信頼されるためには


そうやって組織としての信頼感、付加価値を


つにみ上ていく必要がある。


ハドソン川の向こうのオフィスに顔を出し、


32丁目のKorean Townで夕食後。


「食材欲しいでしょ?」と連れて行かれた店にて。



カルフォルニア産コシヒカリは


驚かないけれど。(アパートに炊飯器があるし・・・)


加ト吉の冷凍うどんと白だし。


妄言多謝-戦利品

さすが民族の坩堝です。









明日朝から約3週間日本を離れます。


今回は娘が産まれたということもあり、


今まで一番さびしさが強いです。



しかし、考えてみれば。


中国では子育ては祖父母の仕事で、


両親は出稼ぎが普通だというし。


日本でも農村地からの出稼ぎは


重要な現金収入だし。



こんな気持ちで仕事に出る人が


世界にはたくさんいるんだなあと。


というか、そもそも家族が健康で


いることだけでもとても幸せなこと。



そんな、「当たり前に感じていること」の


幸せを再認識させてもらえるという


意味ではよいきっかけかもしれない。



と、言い聞かせて行ってきます!

出張前に出前のうなぎでも食べようかなあと、


近所のうなぎ屋のホームページを見たところ。


松=1,250円

竹=1,600円

梅=1,800円

桜=2,300円


ん?松が一番安い?あってる?


と思って松竹梅の由来を調べてみました。



どれもめでたいもの。


冬も青々とした松の持久力、


あっという間に伸びる竹の成長力、


真っ先に花を開き、春を伝える梅の生命力。


すべて「よいものだ」という前提。



たまたま言葉の響きとして


「松竹梅」の並びがよく、価格の順になって


しまうことが多かっただけのようです。


つまり松が一番安くても問題なし。



それぞれに異なる趣があり「どれもいい」。


確かに、ご飯を食べるのに


AAA、AA、A+、BBBとか、


無粋な格付けなんてせず楽しみたいです。