・FXで儲けよう


・アフィリエイトで稼ごう


・有利な人脈を作ろう



ブログを見ていると、こういう話って


結構多いように見えるのですが。


これで本当に「楽」をできた人が


どれくらいいるのか気になります。



レバレッジをかけた外貨取引なんて


ギャンブル以外の何ものでもなく。


投資で「不労所得」で暮らしたければ


今なら億単位の元本がないと無理。


少額でできるのは投資じゃなくて投機。


リスクが高いだけ、これギャンブル。



アフィリエイト。


稼ごうと思ったら二通り。


薄利多売か、粗利が大きい商品の一発狙い。


前者をするには、集客力が必要。


で、後者。「情報商材」なるものに頼ったりする。



人脈。


そもそも人脈を作ろうとするとき、


どんな人と人脈を作りたいのだろう?


その人とは「なぜ?」知り合いになりたいのか。



逆に考えると。


自分には「知り合いになりたい」と人に思われる


何かはあるか?あれば人脈なんて


ほうっておいても向こうからついてこないか?


なければ「人脈」ってどう使うの?




どれもこれも。


結局、地道に仕事をして稼いだり、


能力を磨いたほうが「楽」なんじゃないか?と


思ってしまうのですがどうでしょう?









出張で不在になることを、


副業の上司・同僚に伝えたところ。


本当に困られてしまいました。



新しいことを考えている仕事だけに、


本人も離れたくはないのですが・・・。


何にしても必要とされているのは


うれしいことです。




「お前がそこに行かなくても


他にもっと人がいるだろー」



みないなことを言われたりします。



逆に今回の出張の指示を出した人から


見ると、


「(副業は)他の人でもできるでしょ」


と考えられていたんじゃないかと。



これが自分の強みだと思っています。



「この人にしかできない」って言うような、


属人的なスキル・能力があるわけではない。


でも、メンバーに入っているとうまく進む。


今時点で知識があるわけではなくても、

インプットを与えれば自分で考えて

アウトプットにつなげていく。


ひとつひとつの能力を見てみると、


代わりはいくらでもいそうなんだけれど、


トータルで見るといない・・・みたいな。









3年ぶり6度目。


13日から今月一杯の予定。

新大統領就任で何か見られるかな?


と、遊びじゃないです。仕事です。



今日、その仕事の資料を


初めて見たのですが・・・。


正直、想像を絶するプロジェクト。


残念ながらよい意味ではなく。



現地で状況を見ないと


わからないこともありますが、


「やり直したほうが早くない?」というのが


資料を見た第一印象でした。



すでに開始後2年、相応の資金を


投じている状況。


ただ「中止します」で済むわけがなく。



なんとか今のままで完了に向けて進めるか、


止めて他のものを作ることにするか。


いずれにしても次への進め方が難しいです。



しかし・・・。

このタイミングで3週間近く家を空けるとは。

帰ってきたときに3ヶ月の娘に


忘れられていないか心配です。。。

またもIT系(?)でいまどきの本ですが


いい刺激になりました。



クラウド化する世界



「フラット化する世界」を意識してつけたとしか


思えない邦題。


最近の流行というかITベンダーの宣伝文句(?)の


クラウド・コンピューティングを意識したネーミング。


よくある、「今だけのビジネス書」かと感じそうですが。



著者ニコラス・G・カー氏は


「ITにはもはや価値はない」
(IT Doesn't Matter")


をハーバード・ビジネスレビューで発表し、


ベンダーに敵視される立場になった(?)ような人。


セールス用の将来像を語る人ではないです。



英語でのタイトルは以下。


The Big Switch

Rewiring the World, From Edison to Google


私の感覚で訳すとすると


「大転換~Googleがエジソンに代わり世界を繋ぐ」


くらいでしょうか。(売れなさそう・・・)




【内容】


2章に分かれていて、


1章ではいわゆる「クラウドコンピューティング」に


近い話が展開されます。


産業革命以降、電力の発明により


動力を意識した工場が必要なくなったことを、


Googleが実現するようなデータセンターが、


世界にコンピュータの計算能力を供給し、


あたかも1つの大きなコンピュータを誰もが


使えるようになることと比較し、


各企業・各家庭でアプリケーションを


インストールして使用する時代が終わると


伝えています。



2章では。


その「大きなコンピュータ」が実現する将来に


思考を広げます。


・所得格差の拡大


・思想や価値観の極端化


・人工知能化


などなど。



1章は現実に起きたこと、起きていることなので


わかりやすいです。


一方で2章は全て鵜呑みにする内容ではないと


思いますが、知っておいて損はない内容でした。



ひさびさのAmebavison使用。


暗いですが、もうすぐ3ヶ月の娘が


遊んでいる映像です。




ぶらさげているベルを揺らそうと、


一生懸命手を動かします。



考えてみれば当たり前なんですが、


「首が据わる」「はいはいする」「立つ」


「歩く」「しゃべる」とか、


わかりやすいこと以外にも少しずつ


成長していくんですね。



今日はずいぶんと思ったところに手が


もっていけるようになったようです。



本人も「何かができるようになる」のが


とても楽しいのだろうと思います。


(できないと不機嫌になったりします。)



「何かができるようになるとうれしい」

この感情を自分も大切にするように


したいなと感じたのでした。

今年は読書の記録も残そうと思います。


で、年末年始の1冊目。


「Googleを支える技術」


正直読んで驚きました。


立ち読みもせずに買った自分も悪いですが、


タイトルからして、もっと軽い本だと


思っていました。



ところが。


「基本情報技術者試験」レベルの知識はないと


途中で読むのも止めてしまいそうな内容です。



専用のDBの構造、


数十万台のサーバーでの分散処理の方法、


電力消費量のコントロール、


開発体制、などなど。



私自身、途中で一度に理解するのを止めた


部分もあります。(二回目読めば・・・と)



情報処理技術の利用を追及していけば、


最終的にはこういう問題にぶち当たるということを、


Googleの開発者が先取りしてくれている。


そんな印象でした。


ひとつひとつの情報は論文やビデオで、


Web上で公開されている(英語で)ようですが、


短時間に読んで理解するためには


この本がとても役に立つと思います。


今年の行く末を考える上で、


自動車業界を抜きにはできなさそうなので。



GM、クライスラーへの支援もあって。


年初はアメリカの株高・円安でスタートしたようです。



GMは支援を受けたとたん


「ゼロ金利ローンキャンペーン」ですが・・・。



公的支援を受けた会社が、


支援を武器に競争を仕掛けると


もともと健全な会社が値引き競争で痛んでしまう。


ちょうど債権放棄が続いた頃の日本の


ゼネコンと同じ。地道にがんばった人の立場は?



そもそも日本にしてもアメリカにしても


車の買い替えのペースが早すぎることはないか。


それを基準にしての生産能力であるなら、


すでに過剰設備になっていたりはしないか。



先進国では自動車の立場が変わってきていて。


以前は大きくて高級な車がかっこいいという


ステータスがあったのが。


今は「環境のことを考えない頭の悪い人」という


位置づけに変化しつつある可能性もあり。


利益率の高い高級車が売りづらくなっている気がします。



先進国で売り上げが落ちても、


まだまだBRICsの中産階級の増加がある。


それはそのとおり。


ただ、新たに中産階級になる人たちは


「車が欲しい」というのが目的なので


「ただ走ればいい」ので安く欲しい。


日本の市場で3年落ちの中古車が半額なら、


中古車のほうが新車よりもよいと考えられるし、


新車がよければタタという選択肢もある。

ブランドがあるだけに日本の自動車メーカーが


競争しづらい環境。



単純に「需要が回復して」というのは難しそうです。



妄言多謝-年賀状


この写真の前に撮ったものを年賀状に


使ったところ、親戚の皆様の間で


「お父さんの子供のころそっくり」と


言われているらしいです。



娘だけにちょっと複雑な気分です。


てなことで、今年もよろしくお願いします。

娘のベビーカーが届きました。


あかちゃん本舗で散々悩んだ挙句、


「もう少し考えよう」と家に帰り。



楽天で価格を見て・・・即決。


店頭で買うより圧倒的に安い。


どのみち配送だし、通販で問題なし。



アメリカでクリスマス商戦が


前年比マイナスとなる中で、


アマゾンだけは過去最高の売り上げ。



単純に「同じもの」が家に届くだけなら、


安い方が選ばれる可能性が高く、


都心に店舗を構えて営業すると


コスト競争で負けてしまう。



店舗というものは限りなく


「ショールーム」に近づき、


流通業ではなくサービス業という


分類に変化しつつあるようだ。



ネット通販と、店頭価格の差が


店頭サービスの対価であり、


付加価値の大きさということになる。



・実物を見て触れる。


・すぐに持って帰れる。


・安心感がある。


あたりが付加価値だろうか。



「実物を見て触れる」だけが付加価値で


あればショールームに近いので、


「通販で売れてもかまわない」という


判断でメーカー自体が営業したほうが


目的に合致してしまう。



競争が激しいだけに、コアコンピタンスを


意識しないと生きていくのも大変そう。



今日は年末年始の巣篭もりのため、


池袋のジュンク堂に行ってきました。


14冊、計18000円。


欲しいものが定まっているときは


アマゾンが楽だけど、


「何かないかな?」って時には


たくさんモノがある店舗が早い。



無借金経営で増収増益を続けている優良企業。


この秋、同社からメインバンクに借り入れの


申し込みがあり、銀行は二つ返事で無担保で貸出。



ところが。


実はこの資金は増加運転資金ではなく、


デリバティブの評価損で証言会社に払う追証。




1ドル100円程度の円高であれば利益が出るが、



さらに円高に進むと損失が倍増するような契約を


結んでいたのだ。



契約した担当者は商品の中身を理解できておらず、


今なら販売した金融機関も


金融商品販売法で販売責任を問われる。



メインバンクとしてはたまったものではない。


自分たちが販売したもののであればまだしも、


知らないところで他社と契約されたもので


いきなり不良債権を押し付けられたのだ。



一方、この状況を事業会社から見てみると。



デリバティブ取引をちょっとしただけのような金融機関に



相談できないからメインバンクにお願いしているのに。


ビジネスで一番大切な普段の資金決済も任せているのに


困ったときに厳しい。もう少し親身になってくれないものか。



と写るのだろう。




ここに今の銀行の抱える課題がある。


銀行は事業会社にとって一番重要なはずの



社会インフラとしての「決済」では利益をあげられず、


デリバティブが高収益の商品になっているということ。


「決済サービスを提供する代わりに金利が低い」のが


当座預金だが、ゼロ金利政策が続いたこともあり、


このビジネスモデルが成立しなくなっている。



メインバンクも自分たちでデリバティブを販売するので


「銀行の利益率が高い商品だからうかつに契約しないで」


と啓蒙することもできなくなっている。



いまや大企業であれば、支店ごとの当座預金を集中管理し


無駄な資金を残すようなことはしない。


だから金利が上昇しても昔ほどには預金では儲からない。


だとすれば、


決済でも利益を出せるようにビジネスモデルを修正し、


預金・貸出・為替といった本業に経営資源を投入すべき


ときなのではないか?



個人的には通貨オプションの仕事もしてきたけれど、


本来「たくさん売れてはいけない」商品ではないかと思う。