データセンターの紹介のために、訪問先の洗い出しを自分なりに整理しました。当時の営業グループは、新規の顧客情報はすべてが親会社からか又は出入りの業者からの情報だけでした。私はそういう情報というのは素人がもたらすものなので、非常に確度の低いものばかりだろうと思いましたし実態もそうでした。又、データセンターが場所貸しと同じなので、一般のオフィスビル仲介会社に登録してもらうというようなこともしている様なレベルでした。
営業グループには新規の会社をどう探すかというノウハウも無いので、自分の経験で考えざるを得ませんでした。どういう顧客が対象になるのかを考えてから、色々な会社情報を整理して訪問先の洗い出しをしました。顧客の探し方も分からず、宣伝方法やうたい文句も無い状態で、すべて手探りで始めざるを得ませんました。
当時は自社又は賃貸ビルのオフィスに大型コンピュータを併設しているケースが結構多くて、そういう顧客にデータセンターを紹介に行くことにしました。費用を考えるとある程度の規模感のある会社が対象となるので、情報システム部長や情報システム室長に面会してデータセンターを紹介することにしました。
午前と午後に2社を訪問するという計画を立てて、通信会社の設備課長との面談や現場工事会議の合間に毎週訪問をしました。
全く新規の顧客を訪問するというのは少なからず緊張するもので、当時は40歳を超えていましたが新入社員のような緊張感がありました。しかし、鬱陶しい事務所でぼんやりとしているよりも社外に出て電車に乗ったりしていると開放感があって精神的には疲れましたが、毎日の生活に張りがあったような気がしました。
夏場になっても背広は脱がないで大汗をかきながら歩き回りました、それは自分に対する叱咤激励というようなもので運動クラブの厳しい練習と同じだと感じていました。真夏の暑い時期に、じりじりと背中を焼かれて背広を脱ぎたくなる中を会社に戻る自分を今でも忘れられません。そういう気構えが無いと、面識の無い情報システム部長と対峙して会話をしても迫力が出ないだろうとも思っていました。
一流の会社であれば営業マンを支援する資料や材料は山ほど揃っているのに、データセンターの写真が載ったカタログしかない状態ではすべて手作り資料で対応せざるを得ないのでした。
こういう環境はたまたま転職前の会社と環境が同じだったので経験が生かされました。人生は表街道を歩く人と何時も裏街道ばかりを歩く人がいるものだというのを、こういう時に強く感じさせられました。
こんな環境でデータセンターの営業をすること自体が会社として無謀だと思いましたが、会社の役員連中はそんな事すら考えも及ばないのだろうとも思っていました。後に私が新規に顧客を受注すると「受注できた事自体がおかしい」とか言い出したのもこういう役員や部長の連中だったので、そもそも会社を経営するという事もよく分かっていない人たちの集まりなのかと感じた事がありました。
営業グループには新規の会社をどう探すかというノウハウも無いので、自分の経験で考えざるを得ませんでした。どういう顧客が対象になるのかを考えてから、色々な会社情報を整理して訪問先の洗い出しをしました。顧客の探し方も分からず、宣伝方法やうたい文句も無い状態で、すべて手探りで始めざるを得ませんました。
当時は自社又は賃貸ビルのオフィスに大型コンピュータを併設しているケースが結構多くて、そういう顧客にデータセンターを紹介に行くことにしました。費用を考えるとある程度の規模感のある会社が対象となるので、情報システム部長や情報システム室長に面会してデータセンターを紹介することにしました。
午前と午後に2社を訪問するという計画を立てて、通信会社の設備課長との面談や現場工事会議の合間に毎週訪問をしました。
全く新規の顧客を訪問するというのは少なからず緊張するもので、当時は40歳を超えていましたが新入社員のような緊張感がありました。しかし、鬱陶しい事務所でぼんやりとしているよりも社外に出て電車に乗ったりしていると開放感があって精神的には疲れましたが、毎日の生活に張りがあったような気がしました。
夏場になっても背広は脱がないで大汗をかきながら歩き回りました、それは自分に対する叱咤激励というようなもので運動クラブの厳しい練習と同じだと感じていました。真夏の暑い時期に、じりじりと背中を焼かれて背広を脱ぎたくなる中を会社に戻る自分を今でも忘れられません。そういう気構えが無いと、面識の無い情報システム部長と対峙して会話をしても迫力が出ないだろうとも思っていました。
一流の会社であれば営業マンを支援する資料や材料は山ほど揃っているのに、データセンターの写真が載ったカタログしかない状態ではすべて手作り資料で対応せざるを得ないのでした。
こういう環境はたまたま転職前の会社と環境が同じだったので経験が生かされました。人生は表街道を歩く人と何時も裏街道ばかりを歩く人がいるものだというのを、こういう時に強く感じさせられました。
こんな環境でデータセンターの営業をすること自体が会社として無謀だと思いましたが、会社の役員連中はそんな事すら考えも及ばないのだろうとも思っていました。後に私が新規に顧客を受注すると「受注できた事自体がおかしい」とか言い出したのもこういう役員や部長の連中だったので、そもそも会社を経営するという事もよく分かっていない人たちの集まりなのかと感じた事がありました。