私が取引先の会社の情報システム部長に頼み込んで派遣社員として勤務を始めた時、私が以前に勤務していた会社の役員が、わざわざ私が派遣されている取引先の会社の役員に私に非があるかのような誹謗中傷を耳打ちして、私の自宅のパソコンのデータを調べるというようなことをしたのは前回説明した通りです。
この役員は顧客からシステム開発を受託したシステム開発のプロジェクトマネジャーの後ろで糸を引いていたのはプロジェクト開始の頃に露見していました。その後、基本計画終了では本当に作業が終了したのかどうか不明なままに基本設計になだれ込んで、その基本設計は計画より実質倍以上の工期がかかったのを偽装して報告していたという事実がありました。
そういういい加減な作業を批判的に見ていた私が、システム開発を受託した事業部やの裏にいた役員には私が邪魔に見えていたのだと想像していました。嘱託社員の契約終了後、システム開発の契約先企業に派遣されるというので、システム開発を受託した事業部のプロジェクトマネージャーがプロジェクトの邪魔をされるのではないかと危機感を感じて、私をプロジェクトに関わらないよう亡き者にしようと画策して、基本設計の延伸に次ぐ延伸のごたごたの時には知らん顔をしたのはさっさと棚の上に上げて、システム開発の発注先の役員に面会を申し込んだのでした。この行動は、この役員がシステム開発を受託している事業部の裏で糸を引いていたことを自ら露見させるものでした。
システム開発の開始からごたごたしているのに、顧客の情報システム部員は何の文句も垂れずにシステム開発を受託している事業部の事業部長やプロジェクトマネージャーの言いなりになっていたのは大いに問題があったのですが、波風をたてるのが嫌な体質の会社というので何事も耐えているようにしか思えませんでした。そういう体質が逆にシステム開発を受託した事業部のやりたい放題を助長したともいえると思っています。
基本計画では何で終了したといえるのかを、きちんとシステム開発を受託した事業部やプロジェクトマネージャーに求めなくてはいけなかったのですが、発注者たる情報システム部員の誰からも声が上がりませんでした。情報システム部員が心配なのはシステムが出来上がる事だけにしか目が行っていないので、そんなことはどうでもいいと大いなる勘違いをしていたのですが、システム開発という仕事に対する知識や経験がないので気づかなかったのだろうと思っています。
その後、情報システム部長が危機感を感じてシステム開発を受託した事業部に乗り込むも一人だけでの行動に限界もあり、最後には基本設計の半年延伸や本番の半年延伸という負の遺産を、システム開発を受託した事業部やプロジェクトマネージャーから押し付けられて費用も全額負担するという事態に陥ってしまいました。
私がシステム開発を発注した会社に派遣された時は、既にシステム本番時期も半年ずれて行う事が決まった後で、当時はプログラム製作を中国でしていて顧客は出来上がるのを待っているような時期でした。週次の会議でも何も議論もなく一見平静にみえるような時期でした。そういう状況を見て、システム開発を受託した事業部の裏で糸を引いていた役員は私の行動阻止を狙ったものだと思いました。
元々、この顧客は全てが受け身なので、昨年にあれほどもめた基本設計の延伸の時には何の説明にも来なかった役員をなじることもなく素直に受けいれたのだろうと思っています。情報システム部長から見れば派遣社員の私が悪事でもしたのかと思ったのかも知れませんでした。それでも私は派遣社員として何の咎めも無く情報システム部に勤務できたのは、既に1年半の契約ができてしまった後に起きた事件なのでどうしようも無いということになったのだろうと思います。
派遣先の情報システム部の派遣作業指示者である課長からは私に対して「週次のプロジェクト会議では発言を控えてください」と言ったのがこの事件の結末だったかも知れません。それはシステム開発を受託した事業部をますます増長させるだけの行為だなと感じていました。
私の勤務していた会社が私の自宅パソコンのハードディスクを調査した後、調べたシステムエンジニアが私の派遣先の企業までそのハードディスクを返却して終わりでした。他人の個人情報を全て見た役員や会社からは何の連絡もありませんでした。離職した社員の個人情報を何か問題があるかのように騒ぎ立て調べた結果何もなかったとしても、自分の会社内では個人情報管理をうるさく言っているにも関わらず、関係の無い他人の個人情報を見た事に対して何の説明や謝罪もないのは、自ら個人情報管理が出来ない会社というのを証明ことになったものと思っています。同時に、この会社の個人情報保護を声高いに言う人は口先だけで信用できない人間であるという評価もできるかとも思います。