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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

 

 

有名企業の最高情報責任者=CIOや研究者デジタル時代のIT戦略について各社の事例も交ぜながら述べている一書です。

 

個人的に興味深かったのは、

 

− IoTの時代においてはPoint of Sales(POS)ではなく、いつ何を使ったのかがわかるPoint of Use(POU)の時代になる

− デジタルビジネス時代にエグゼクティブCIOが持つべき3つの資質はデザイン(社会課題を発見し解決策を見出す)、アライアンス(様々な種達央の価値創造を目的とした連携)、アジャイル(仮説検証の高速化と連続的な打ち手)

− 守りのIT(バックエンド)から攻めのIT(フロントエンド),マネタイズするIT(サービス提供)へ

 

です。

 

90年代後半から2000年台にかけてERP全盛期であり、コンサルティングビジネスはERPを獲得して大きな売上をあげていました。そのERPの導入も粗方終わり、今はフロントエンドの改革=デジタルマーケなどの顧客接点の改革の支援に取り組んでいます。

その次は、サービス提供のできるIT支援へのシフトということでしょう。そのテクノロジーのコアが現時点ではAIやブロックチェーン、IoT、ロボティクスなどと理解をしています。これを実現する上には上記のエグゼクティブCIOの資質を我々コンサルも身に着けなければならないのだと思います。

 

 

仕組み化されている直接材ではなく、ロングテールで企業のメスがあまりまだ入っていない間接材にフォーカスして、いかに企業の利益に貢献していくかが書かれている書籍です。もう少しITにフォーカスした施策事例を聞ければおもしろかったですが(本書ではリバースオークションに言及)、自身の考え方を整理する上で非常によい読書の時間となりました。

 

 

元外交官で作家の佐藤優氏の教養を語る一書。彼のものの見方は豊富かつ深い教養から来ているものととても感心をしながら読ませて頂きました。

 

論理力、地政学、資本主義、歴史、数学と様々学問的バックグラウンドから世の中をどう見ているのか解説しています。現実社会で起こる複雑な問題を基礎学問からの「応用問題」と見る氏の思考は非常におもしろいなと思いました。

 

【参考図書】

ふしぎなキリスト教

世界の共同主観的存在構造

愚管抄

論理トレーニング101題

論理的に考え、書く力

いま生きる「資本論」

 

 

キャリアを考える上で非常に示唆に富む一書でした。

 

- 未来が予測できない、ビジョンが作れないVUCAの時代においていかに自身のキャリアを築いていくのか。

- オープンイノベーションやエコシステムと言われている中で、既存の組織体は徐々になくなり、複雑系の組織が求められていく。ダイバーシティやインクルージョンという考え方もその一端にある。

- アメリカにはYoung and small always winという考え方があり、小さな会社の破壊的イノベーションにより、新陳代謝がドラスティックに起きる

- そのような時代の中で社長(リーダー)育成でキーワードになっているのは「早めの修羅場体験」への登用である。

- サクセションプランニングは今のリーダーの大きな仕事。いかに後継者を育てていくか。

- このような複雑な時代だからこそ正しい解はなく、仮説検証で最適解を狙っていく ー リーダーは大局観と先見性を持って「課題の大きな方向性」を特定する力、変化抽出力・対応力、カオス耐性・胆力が求められる

- 現代においてイマージェントリーダーが重要。自ら渦中の栗を拾っていけるかどうか。

- 上記の意識変革をするためにどんどんバッターボックスに経っていくことが大事。

 

(現代)アートを見るための、見方・技術について学んだ一書でした。少し知識があるだけで見方が随分と変わるものだなと思いました。

 

例えば作者の呼吸が見えるマチエール(テクスチャ)、水彩絵か油絵か、支持体(紙・ガラス)など。また社会背景を読み解くなど。感性だけでなく技術観点から見えるようになってみたいなと思いました。

今年6月以来のロサンゼルス出張です。今回も滞在は2日程度。時差に既に苦しんでいます。

 

気候は温暖というよりも涼しい感じ。

 

明日のセッションが終わるまではホテルに缶詰です。

 

 

デザイン思考などが昨今流行っていますが、どちらかというとそれらはIDEOを始めとする米国発のものです。本書はヨーロッパを拠点におく著者がビジネスデザインについて語った本であり、意味のイノベーションが今後必要というコンテキストでした。

 

「意味のイノベーション」については「カレーの恩返し」の例がわかりやすく(P176-177)、「インスタントを土台にした料理はイマイチである」という評価をひっくり返すために作られたスパイスがその一例でした。家庭のカレーの意味を大きく変えているとのだといいます。

 

いわゆる先入観、パラダイムのシフトをするためにデザインを目的ではなく手段としていかに活用するか。デザイン中心主義にならないように、一方で上手く付き合っていくことの大事さを学ぶ一書でした。

Tech Playと呼ばれる最新テクノロジーを学べるコミュニティイベント「Tech Play Conference2017」のIoTセッションに参加しています。

 

1. JINSの取り組み

メガネを販売しているJINSもスマホの技術を流用して、IoT技術を活かしたメガネ(ウェアラブルデバイス)を販売しているという。例えば眠気を判断したり、体の重心を判定するような眼鏡であるという。

これは大学の教授から知見をもらうことで実現した産学の連携の取り組みの成果とのこと。

 

メガネそのもの設計、開発(衣装デザイン、ローテク)。そこにインダストリアルデザイン的な要素を入れていく(工業デザイン、ハイテク)。

またデータ収集のためアーキテクチャ策定、そのデータを活用するためのアプリUI・UX、開発など。

 

ここからデンソーなどと組んで、眠気判断のデバイスを売れるようになるなど、メガネを通じたプラットフォーム策定というのは非常に興味深い話だった。

 

またオフィスのユースケースだと、どれくらい集中しているかをこのデバイスで測定し、どの環境が修正を高められるかどうかの分析などができているそう(アクセンチュアの事例もあり)。この集めたデータを建設会社などに提供すると、これもまたエコシステムが出来てしまうなと。

 

JINS MEME

https://jins-meme.com/ja/

 

他セッション

2. 工場モニタリング IoTに最適なLazuriteと事例の紹介

3. sakura.ioで実現する世界

4. myThingsによるIoTデバイスとWebサービスが繋がる世界