コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る -197ページ目

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

競争力の原点
競争力の原点

遠藤功


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PHP研究所 2009-12-17
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外資戦略系コンサルティングファームのローランドベルガー会長であり、早稲田大学MBA/MOTのプログラムディレクターを務める遠藤功氏の最新著作。


これからの日本企業が目指すべき方向について、遠藤氏の知見が述べられている。それは著作タイトルにあるとおり「原点」に戻ることであり、そのキーワードは「Small」にあると理解した。中国やBRICsの台頭で世界は「規模」を求めていく中、日本はその規模というフィールドでは勝つことは出来ない。故にWBCの際のスモールベースボールのように、日本らしく精緻で丁寧なモノ・サービス(著者はそれをプレミアムと表現している)を作り出していくべきというのが著者の主張である。ポーターの差別化戦略をより磨いていくことが大事であるということだろう。


プレミアムについて別の作品で、著者が説明をしていたいのを思い出した。

プレミアム戦略
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東洋経済新報社 2007-12-07
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starプレミアムのとらえ方自体が難しい
starプレミアムを論じつくした良著
starフラッグシップとは何か

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※ 本書の中でルクセンブルクが一人当たりGDPで世界一位という興味深いデータがあった。

早分かりIFRS (PHPビジネス新書)
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star一言ポイントが良い

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IFRSとは、国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards)の略称であり、EUにおいて2005年から上場企業に対して強制適用されている会計のルールである。日本での会計基準と大きく異なり、かつこのIFRSを日本でも採用される可能性があることから、現在様々な解説書が出版されている。


本書は「早分かり」とあるとおり、IFRS要点を非常にわかりやすく解説している。

皆さんは「スマートグリッド」という言葉をご存知であろうか?


ITの世界では毎年、トレンドファッションのようにキーワードとなる言葉がある。昨年(2009年)であれば、「クラウドコンピューティング」や「ビジネスインテリジェンス」といったものだっただろう。


今年のITキーワードとなりそうなのが「スマートグリッド」である。


「グリッド」とは格子といった意味が一般的であるが、スマートグリッドの「グリッド」は送電系統を表わす。そう、スマートグリッドとは、我々人類が欠かせないエネルギーである「電力」にまつわるものである。


一般的にスマートグリッドは、「次世代電力網」「次世代電力ネットワーク」と訳されるが、要はいかに賢く電力を供給する仕組みを作るか言うことがキーコンセプトであると理解している。


ソフトバンクビジネス+ITでも下記のようにスマートグリッドを紹介している。


次世代の電力ネットワーク、スマートグリッドは、これまでの電力ネットワークを抜本的に見直し、IT技術や新しい発電方法を組み合わせ、まったく新しい電力網と再生可能なエネルギーを推進するという、壮大な取り組みだ。


このスマートグリッドは、グリーンITにも密接に関わっており、環境問題の取り組みの一環としても注目されている。


今後、日常のニュースや新聞でも見聞きする機会が多くなる言葉である。気になった方は下記サイトも参照してもらいたい。


産経ニュース「賢い送電線「スマートグリッド」が始動 米が主導権


アクセンチュア「スマートグリッド」


日経エレクトロニクス雑誌ブログ 「日本にスマートグリッドは不要」と言われる理由


スマートグリッド入門 ~賢い電線が注目されるわけ



パナソニックが8日に2010年度の経営方針を発表した。


事前に様々なメディアから発表されていた通り「環境革新企業」を目指すというものである。


参考URL: <パナソニック>「環境革新企業」目指す…10年度経営方針


元々太陽電池事業に強かった三洋電機のTOBに成功し、また世の中が「環境」というトレンドが盛り上がっている今、企業として、更に日本を代表する総合電機メーカーとして当然のビジョンであるとも言える。


メーカーは「モノ」を売る商売である、今後「環境革新」をテーマにした製品が世の中に出てくるということだろう。


例えば、「環境革新された掃除機」というと皆さんはどんな掃除機をイメージするだろう?


忘却の整理学
忘却の整理学

外山滋比古
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筑摩書房 2009-12-12
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star整理学の続編???
star忘却の大切さを考えさせられます
star25年後の「思考の整理学」続編

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『思考の整理学』で有名な外山滋比古氏の最新刊。


「忘却」=忘れるという、一見ネガティブな行為を肯定的に捉え、良い思考をするには「忘却」をすることの必要性を説いている。「忘却先行、思考追随」という言葉で本書を締めくくっているが、私自身も久々に刺激を受けた一書であった。


皆さんも体験があるかもしれないが、昨晩まで必死に考えていたことが、その翌日になるとふと解が見つかることがないだろか。これを外山氏は、寝ている間に「忘却」をしたことが功を奏していると述べている。


ゼロベースになって考えることが創造的思考のために大事であると私の講座でも述べているが、この忘却という行為は正にゼロベースの意と類似するであろう。


学習をする全ての人々に有益な一書である。



思考の整理学 (ちくま文庫)
思考の整理学 (ちくま文庫)
筑摩書房 1986-04-24
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star大切なことはメモしない
star時代にそぐわない
starエッセイとして面白い

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世界を知る力 (PHP新書)
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寺島実郎 by G-Tools


PHP研究所 2009-12-16
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star無自覚な反米は日本を誤った方向に導く
star<身体知>としての分散型ネットワーク
star相対的な自分の立ち位置をとらえなおす

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民主党の外交政策のブレーンとされる寺島氏の本。政策本というより、幅広い視野を持って、客観的に世界を見る眼を養うことの重要性を示唆している。シンガポールやロシア、また日本に関する記述も非常に面白かった。


私も今年で社会人になって5年目になるが、だんだん目の前の仕事だけでなく、他の分野へ関心を向ける余裕が出てきた。本年は国際関係に一層興味を持って勉強していきたい。


明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

昨年から始めたBlogですが、3日坊主にならなくてよかったなというのが率直な感想です。

今年は引き続き「グローバルリーダーになる為の思考力」「読書日記」に加えて、もう少し日々の雑感を書いていければと思っています。

本年も一年よろしくお願いします!

その数学が戦略を決める
その数学が戦略を決める イアン・エアーズ

文藝春秋 2007-11-29
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starこれがもし本当なら、考えるべきは「その先」のことかも

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「絶対計算」という言葉を使用しながら、これからの時代においては大量データの分析が大事なる事を説いた一書。ITの世界では昨年から「ビジネスインテリジェンス」という分野が隆盛をしているが、本書を読むことでその理由の一端を理解することが出来るだろう。


来年は統計学を真剣に勉強したいなと思う一書であった。

最新ビジネス戦略手法がよ~くわかる本 How‐nual図解入門
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この一冊でビジネス戦略手法ができるかというとNoであるが、MBAや戦略コンサル系の書籍で使われる言葉の紹介と簡単な説明が書いてあり、入門書としてはいいかもしれない。


本書を読んで感じたのは、やはり一定量の知識があってこそ、発想にも深みが出てくるということ。

コンサルという仕事は、お客様に提案をすることも一つの仕事である。その提案のためには、複数のオプションから、お客様に適したBestな選択をする必要がある。発想の深みを持たせるためにも、学びが大事なとつくづく感じる(最近はアウトプット作業が多いため、殊にそう感じているのかもしれない)。

M&A新世紀 ターゲットはトヨタか、新日鐵か?
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M&Aや投資銀行業務について豊富な具体例かつ平易な説明で書かれている。

M&Aというテーマについて知りたい新入社員や学生の入り口の読み物としてお勧めである。