【IT】スマートグリッドとは? | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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皆さんは「スマートグリッド」という言葉をご存知であろうか?


ITの世界では毎年、トレンドファッションのようにキーワードとなる言葉がある。昨年(2009年)であれば、「クラウドコンピューティング」や「ビジネスインテリジェンス」といったものだっただろう。


今年のITキーワードとなりそうなのが「スマートグリッド」である。


「グリッド」とは格子といった意味が一般的であるが、スマートグリッドの「グリッド」は送電系統を表わす。そう、スマートグリッドとは、我々人類が欠かせないエネルギーである「電力」にまつわるものである。


一般的にスマートグリッドは、「次世代電力網」「次世代電力ネットワーク」と訳されるが、要はいかに賢く電力を供給する仕組みを作るか言うことがキーコンセプトであると理解している。


ソフトバンクビジネス+ITでも下記のようにスマートグリッドを紹介している。


次世代の電力ネットワーク、スマートグリッドは、これまでの電力ネットワークを抜本的に見直し、IT技術や新しい発電方法を組み合わせ、まったく新しい電力網と再生可能なエネルギーを推進するという、壮大な取り組みだ。


このスマートグリッドは、グリーンITにも密接に関わっており、環境問題の取り組みの一環としても注目されている。


今後、日常のニュースや新聞でも見聞きする機会が多くなる言葉である。気になった方は下記サイトも参照してもらいたい。


産経ニュース「賢い送電線「スマートグリッド」が始動 米が主導権


アクセンチュア「スマートグリッド」


日経エレクトロニクス雑誌ブログ 「日本にスマートグリッドは不要」と言われる理由


スマートグリッド入門 ~賢い電線が注目されるわけ