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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

ビジネス・プロセス・イノベーション―企業価値創造の15事例
ビジネス・プロセス・イノベーション―企業価値創造の15事例 ビジネスプロセス革新協議会

マネジメント社 2005-01
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15社のビジネスプロセス変革に関する取り組みがまとめられている。全体を通じた強いメッセージはないが、各社の取り組みは自身の業務にも参考になるものがあった。


個人的には、ビジネスプロセスは企業における資産であり、それをいかに「見える化」するかが第1ステップとして必要である。故に最近はBPMといった概念がトレンドになっているのであるが、見える化した後にいかにチェックし、改善をしていくか(PDCA)、これが第2ステップになるだろう。業務というのはどうしても慣れてしまうと変化を嫌う。そこをシビアに、また企業戦略と合致しているのを見極めながら検証を繰り返していく必要があるのである。


本書を通じて、ビジネスプロセスに対する自分の考えを整理できたことは有益であった。

東日本大震災における鉄道被災に関する特集。

鉄道が軒並運行できなくなる中で、不要と言われていた地方空港が物資支援などで非常に有益だったという記事に、公共財のあり方を再度考えるべきだと感じた。


平穏なときではなく、危機のときに何が必要なのか、我々のパラダイムシフトが必要になっていくるのかもしれない。

バタフライ・エフェクト 世界を変える力
バタフライ・エフェクト 世界を変える力 アンディ・アンドルーズ 弓場 隆

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2011-03-16
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先日複雑系に関する記事 を田坂氏の本を通じて書きましたが、それを補足すような本を見つけました。


バタフライ効果は、複雑系の一つの要素です。

ブラジルで蝶が羽を羽ばたかせると、中国で竜巻が起きるというような事象を指すのですが、これは一人の変化が何千人にも何万にも、そして全世界へ影響を与えるようなことを言っています。世界を変える力という副題もそこから来ているのでしょう。


このバタフライ効果は、仏法においても同じような考え方があり、科学観からも宗教観からも証明されている考え方です。


ストーリー仕立てで、バラフライ効果を理解するだけでなく、人との関連性の大事さなども学べる本かと思います。


バタフライ効果に関する仏法的見地は下記の書籍に載っています。

現代科学から仏法を見る―なぜ祈りが叶うのか/スタンレーオオニシ

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先週から東洋経済に切り替えて、経済誌を購読している。

先週号は、「危機を乗り越えるリーダーシップ」。


今ほど、リーダーシップが問われる時代はないだろう。キャッチなテーマである。


このテーマを読みながら、「自分はメンバーに信頼される力があるか」「目標設定はできていても、目標実現まで管理できているか」「カウンセリングはできているか」ということを自分に問うてみた。

3月から小さなプロジェクトのPMで動いている。タスクを振るだけで終わってしまっていないかなど日々考えながら仕事を進めているが、幸い若いメンバーが育ってくれて、優れた自立組織として動いてくれている。ありがたい。


今号の東洋経済は他にも小売・百貨店業界の特集や池上彰さんへのインタビューなど、非常におもしろい記事があった。

スタンフォード・インプロバイザー ─ 一歩を踏み出すための実践スキル
スタンフォード・インプロバイザー ─ 一歩を踏み出すための実践スキル パトリシア・ライアン・マドソン 野津 智子

東洋経済新報社 2011-03-11
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スタンフォード大学で実際の講義となっている内容を本にしたようである。

インプロという意味がわからないまま本書を読み終えたが、インブロという意味を調べて本書の内容がつながった。インプロというのは即興やアドリブという意味のようである。


この本のキャッチコピーは「準備なんていらない。さあ始めよう!」。インブロという意味を知って、なるほどと思った。


インブロの行動ルールは次の13個。

① まず「イエス」と言う

② 準備をしない

③ とにかくその場へ行く

④ いますぐその場で始める

⑤ 完璧を求めない

⑥ 周囲に目を凝らす

⑦ 事実と向き合う

⑧ 針路からそれない

⑨ 贈り物に気づく

⑩ どんどん失敗する

⑪ いますぐ行動する

⑫ 互いを気遣う

⑬ いましていることを楽しむ


自分の仕事はいかにしっかり準備をして、行動するかが大事で、その思考・習慣が染み付いているなと本書を読んで感じた。プライベートでもタスクをしっかり決めて行動したり、何かを始めるにしてもリスク分析をして、尻込みをしていしまうこともある(笑)


本書のようなインプロを意識することも創造性を培うには必要なのだろうと思った。自身の持っている講座でもこの要素を取り込めたらなと思う。

まず、世界観を変えよ――複雑系のマネジメント
まず、世界観を変えよ――複雑系のマネジメント 田坂 広志

英治出版 2010-01-29
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今回の震災を受けて内閣官房参与に就かれた田坂氏の書籍。

複雑系は私の学生時代の研究テーマであり、手に取った本であるが、本書は私が学生時代に読んだ本の復刻版であった。もちろん加筆されていたが、この複雑系というテーマ自体が今尚色あせないテーマであり、社会人として読む今、当時よりもはるかに理解をし、読めたと思う。


著者は複雑系の今日において下記の7つの知が必要であると論じている。


「分析」はできない、全体を「洞察」せよ
「設計・管理」をするな、「自己組織化」を促せ
「情報共有」ではない、「情報共鳴」を生み出せ など


本書を読んでいていくつか記録をしておきたいキーワードがあったので、記しておきたい。

シンプルからそのまま全体観に立って
要素還元還元主義からの脱却
経営はアート
業務プロセスの変更は意識プロセスの変更
一人の変化が組織の変化につながる


複雑系を勉強するとそれが自身の行動指針につながる。フラクタル現象やバタフライ効果などがその要素であるが、科学的な思考になりがちな自身の仕事において、改めて複雑系を意識する良い機会となった。
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 長谷部誠

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サッカー日本代表キャプテンである長谷部選手の著作。サッカー選手本を紹介することが多いですが、スポーツ選手はテレビや雑誌のインタビューなどでその方の人となりが、他の一般的な本の著者よりもわかるため、説得があって好んで読んででいます。


長谷部選手はおそらく私と同学年ですが、インタビューなどを見る限り本当にすばらしい人柄の方だなと思いました。その長谷部選手でもプロになりたてのころはちょっと生意気で調子に乗っているなど、私がコンサルになりたてのころと似ていて、非常におもしろく読ませてもらいました。

また「ストイック」という、今の自分に欠けている部分も持たれており、自分も再度ストイックの大事さを認識させてもらいました。


いくつか良い習慣だなと思ったことを下記に記載します。



整理整頓は心の掃除に通じる
マイナス発言は自分を後退させる。
お酒のチカラは利用しない
一日の終わりに心を鎮める30分を作る
若手と積極的に交流する
苦しいことには真っ向から立ち向かう
組織の穴を埋める
競争は自分の栄養になる
読書ノートで心の点検
監督の手法を記録する
常に最悪を想定する

知の現場
知の現場 知的生産の技術研究会

東洋経済新報社 2009-12-23
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梅棹忠夫氏の「知的生産の技術」が起点となり、発足した団体による著作。

日本有数の知識人の知的活動の考え方について延べられている。


興味深かったのでは、ほとんど全ての方々が、

・ 「本を出版する」アウトプットをおそらく目標とされていること。そしてインプットのためのインプットではなく、

・ アウトプットのためのインプットをしようとされていること。


特に2番目は重要であると思った。また勉強をする上での「場所」を持たれていることも興味深い。私も社会人1年目のときはカフェやマックなどに寄って勉強していたが、最近はできていないなと反省。


様々なパターンの「知的活動の考え方」が述べられており、自分にはどのパターンがあっているか考えながら読むのもいいと思います。

ゼムクリップから技術の世界が見える アイデアが形になるまで (平凡社ライブラリー)/ヘンリー・ペトロスキー



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様々なモノ(クリップ、FAX、飛行機や橋)に関する技術史の観点から、基本設計の重要性や製品化にいたるまでの苦労、失敗が成功を生むといった技術の世界の学びについて伝えてくれた本。




特にジェット機の章がおもしろく、ボーイング社が10社以上の顧客に要件を聞きながら設計を行っていた話や、その話からコックピットのディスプレイをプラズマからLEDに変えた話、そのLEDにするにしてもメリット・デメリットを考えて採用していくだりなど非常におもしろかったです。




業務プロセス・システム開発で設計作業を担う私にとって、非常に考えさせられる本でした。

先週の日曜日に、私が関わっている、大学の課外講座の卒業式がありました。

手作りのシンプルなセレモニーでしたが、4-5年間の彼ら彼女たちの大成長を見てきた私にとっては何にも代え難い、感動的な式になりました。


大学生活本当にお疲れ様。そしてありがとう。


地震の影響で入社式がなかったり、また入社が遅れているメンバーもいるようです。

でも今日から4月1日。社会人としてはスタート日です。


新社会人の皆さん、大変な時期ですが、エンジョイしていきましょう!


彼ら彼女たちと一緒にGlobal Leaderになれるように私も今日からまた頑張りたいと思います。