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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 02月号 [雑誌]
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ダイヤモンド社 2011-01-08
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自身が関わっている大学の講座のために読んだ本。テーマは「本物のリーダー」養成講座。

下記に学んだ点、おもしろい取り組みを列挙していきたい。


・ HCL(インドIT企業):100人との議論による戦略策定(Directions)

・ 軍隊に学ぶリーダーシップ講座(ウォートンスクールで導入)

・ 危急型のネゴシエーター養成(アメリカ陸仕官学校導入)


先日の東洋経済の特集にもあったが、いかに危機的な状況において冷静にかつ情熱のあるリーダーシップを取れるかということがポイントであることを各事例を通じて学んだ。個人的には、いかに仮想空間でタフな経験をするかが大事であると考えている。企業の研修や大学の授業においてなどの"仮想空間"でいかに失敗をするのか、いかにタフな経験をするか、それがリアルな世界で本当に対応できる力が発揮できるかのキーポイントとなってくるだろう。

世界で勝つ! ビジネス戦略力
世界で勝つ! ビジネス戦略力 佐々木 経世

PHP研究所 2011-03-19
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イーソリューションズという社会的問題の解決をテーマにするプロフェッショナルファームのトップの方の書籍。

本書は今話題となっているスマートシティについて、概論と各社の取り組みについて書かれている。


このスマートシティを実現するには、建設会社、電力会社、電力機器メーカーや自動車、そしてIT企業などの連合体(コンソーシアム)により始めて実現する壮大なプロジェクトである。それらの企業のトップ経営層がスマートシティに関する考え方や、戦略について書かれているのは非常に興味深かった。


またスマートシティに関するフレームワークについて言及されている点も本書を一読する価値であると考える。

アンパンマンの作者であるやなせたかし氏が「正義」について語られています。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/smartphone/article?a=20110503-00000010-pseven-soci

正義というと何か仰々しいことを考えてしまいますが、やなせさんの正義は非常にシンプルで共感を覚えます。


やなせたかし氏 日本人の正義とは困った人にパン差し出すこと


やなせ:「アンパンマン」を創作する際の僕の強い動機が、「正義とはなにか」ということです。正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです。

やなせ氏は第二次世界大戦では砲兵として中国に駐留していた。大東亜共栄圏の美名のもと「正義の闘い」だと信じていたものが、戦後、侵略戦争だと知った。「天皇陛下万歳」と叫んでいた者たちが「民主主義」に走り去っていく姿も見た。全ての正義が相対化されていくなかで、絶対的な正義とは何か考えていって、突き当たったのが飢えに苦しんだ兵隊時代の記憶だった。そこから「自分を食べさせて人を救う」ヒーローが生まれた。

やなせ:うん。だから正義って相手を倒すことじゃないんですよ。アンパンマンもバイキンマンを殺したりしないでしょ。だってバイキンマンにはバイキンマンなりの正義を持っているかも知れないから。それに正義って、普通の人が行うものなんです。政治家みたいな偉い人や強い人だけが行うものではない。普通の人が目の前で溺れる子どもを見て思わず助けるために河に飛び込んでしまうような行為をいうのです。ただし普通の人なので、助けに行って自分が代わりに溺れ死んでしまうかも知れない。それでも助けざるを得ない。

つまり、正義を行う人は自分が傷つくことも覚悟しなくてはいけない。今で喩えると、原発事故に防護服を着て立ち向かっている人々がいます。自分たちが被爆する恐れがあるのに、事故をなんとかしなくてはという想いで放射能が満ちた施設に向かっていく。あれをもって、「正義」というのです。怪獣を倒すスーパーヒーローではなく、怪獣との闘いで壊された街を復元しようと立ちあがる普通の人々がヒーローであり、正義なのです。

――未曾有の国難といわれています。日本は復興できるのでしょうか

やなせ:(笑みを浮かべて)出来るのに決まってるじゃないか!あの戦争だって日本は焼け野原になって、原爆をニ個も落とされて人が何十年も住めないと言われたんだよ。それがあそこまで復興できたんだから。日本人は粘り強く、正しく立派に生きている人たちです。間違いなく復興できますよ!

やなせ氏は震災直後に1000万円を寄付し、さらにグッズの売り上げを寄付にする活動を継続中である。

「被災地の子どもたちがアンパンマンが助けに来てくれると思ってるらしいんだ。だからこうして活動していると知ると、喜んでくれるんじゃないかと思うんだ」
ビジネスを動かす「ウソの技法」
ビジネスを動かす「ウソの技法」 向谷 匡史

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私が読んでいるBlogで紹介されていた本。


ビジネスを行う上での上手いウソのつき方について紹介されている。

私もコンサルタントという仕事において、こういう言い回ししているなとか、なるほどなと思う表現もあった。

ウソというと聞こえが悪いかもしれないが、相手を説得させる、納得するために必要な言い回しについて学べる本である。

今週の東洋経済。

だんだん暖かくなってきているが、夏場に向けて危惧されている電力供給に関する特集記事。

何点か感想。

電力自体は複数ある発電所または、企業の自家発電から電力を買い調達する。その仕組みも今回の震災を経て学んだことだった。自身の教養不足に反省。

自家発電の仕組みが売れているらしい。BCPを考えた場合、やはり必要であろう。特にデータセンターなど。
個人的には六本木ヒルズが電源対策をきちんと行っているという記事か面白かった。



iPhoneからの投稿
BoPビジネス戦略 ―新興国・途上国市場で何が起こっているか
BoPビジネス戦略 ―新興国・途上国市場で何が起こっているか 野村総合研究所 平本 督太郎 松尾 未亜 木原 裕子 小林 慎和 川越 慶太

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BOPビジネスのこれまでの実績や企業事例がまとめられた本。BOPを知る上で良い専門書と言える。

特にBOPビジネスに関して、「社会変革視点」「ロングターム思考」「パートナーシップ」という3つの切り口から論じている部分は非常に興味深かった。


BOPにはフェーズがあり、本書でも書かれている通り、1.0や2.0といった潮流がある。1.0はあくまで企業がBoP層にGiveをしていくビジネスであり持続性という部分に課題があったが、グラミン銀行によるマイクロファイナンスなどの事例が出てきたことで、BoP2.0が始まり、BoP層自身がビジネスを担い、現在のBoPの形ができている。これは開発経済学としては内生的成長が始まっていることと言えるだろう。


引き続きぼBoPに関しては研究をしていきたいと思う。

グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方
グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方 石倉洋子

東洋経済新報社 2011-04-08
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私も入社6年目になりました。昇進もほぼ決まり、入社当時に掲げていた目標が達成されつつあります。

次の舞台に踏み出すために手に取った本が本書です。


キーワードは「オープン化」「ORをANDにする」「ユニークさ」。

特に自分を仕掛品と捕らえ、計画だけで終わらせることなく、常に実行をしていくというキャリアデザインの考え方には非常に賛意を覚えました。


また7人のキャリアのケース、石倉さん自身のキャリアなどの紹介もあり、自身がどう進みたいのか非常に参考になりました。


行動にすぐにでも移していくことの大切さを学んだ一書になりました。

アップル社の勢いが止まりません。 私もiPhoneユーザーですが、この成功要因は、これまでのアップルの成功要因を網羅している点にあるのではないかと考えていいます。


例えば、アップルはAppleⅡによってパーソナルコンピュータを世に送り出しました。これはIBMがPC事業に参入する契機となっています。しかし、その後に発売されたマックは玄人向けの商品となり、大衆化はされませんでした。

二つ目に、iPodおよびiTunesの登場です。これにより携帯音楽プレーヤーに新たな価値を付加させたと共に、アップル社の商品は大衆化されたと言えます。


iPhoneはスマートフォンの先駆けとなり、かつ大衆化されています。上の二つは成功要因の一部ですが、これだけでもこれまでのアップルの成功とは異なるものだといえそうです。


次にどんな手が打たれるのか、または衰退してしまうのか、楽しみです。

個人的にはアップルサイクルと言ってもいいような成功と失敗を繰り返すサイクルにある会社なので、一時的には下火になっていくのではないかと考えています。

CNET Japanにリーダーとして必要な3つの振る舞い--優れたプロジェクトマネージャーになるために 」というタイトルの記事が掲載されていました。


プロジェクトマネージャーは技術的だけでなく、社会的・文化的側面も必要との内容に非常に共感を覚えてました。私も技術畑からのリーダーではないので、社会的・文化的、または政治的にプロジェクトをまわしている感があります(技術的な要素の不足は私の課題です。。。)。そこで大事なのは、① とにかく目的を共有していくこと(何のためにやるのか) ② 誰の利益となるのか の2つだと考えています。②は補足すると、当然お客様のメリットになることも重要なのですが、加えてメンバーにとってもメリットになっているのか(成長することができるか)考えていくのもリーダーとして考える必要があると思っています。


プロジェクトマネジメントというとどうしても技術面が注目されがちですが、他の側面からも考察する必要があるという視点を与えてくれたこの記事を紹介させて頂きました。