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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

リース会計がIFRS基準になるニュースが、日経の一面に。大きな変化は、リース取引には中途解約できず実質的に購入に近い「ファイナンスリース」と、それ以外の「オペレーティングリース」があり、ファイナンスリースは借り手の資産・負債に計上されていましたが、オペレーティングリースは計上されていない日本独自ルールがありました。リース会計基準見直しで、企業における経理システム改修の必要性が出てきますね。


**キーワード**: リース取引、会計基準改定、資産・負債計上


2027年度から日本企業に新しいリース会計ルールが適用され、すべてのリース取引が貸借対照表に資産・負債として計上されます。これにより、企業の財務状況がより透明になり、国際基準と一致しますが、上場企業約1400社で資産・負債が大幅に増加する見込みです。自己資本比率や総資産利益率の低下が懸念され、特に小売りや不動産などの業界に大きな影響があります。企業は投資家への説明とシステム対応が求められ、リース会社にも影響が出る可能性があります。


**キーワード**: リース会計基準、ファイナンスリース、オペレーティングリース


新しいリース会計基準では、リース取引が財務諸表に与える影響が大きく見直されました。これまでは、主に「ファイナンスリース」のみが貸借対照表に資産・負債として計上されていましたが、新基準では「オペレーティングリース」も含めた全てのリース取引が対象となります。損益計算書への影響としては、リース料が減価償却費と支払利息に分けられ、それぞれ営業費用と営業外費用に計上されるようになります。この改定は国際会計基準に準じたもので、日本企業の財務比較が国際的に容易になることを目指しています。



体も心も、よきリズムでお休みを取ることが大事だと考えています。土日にまとまって休むのではなく、活動量を平準化して、平日のお仕事の中でもいかに活動と休みのバランスを取っていくか。読書、プール、散歩。昼寝、動画視聴など、少しでも頭を空っぽにする時間を取ると、ストレスを軽減し、いい仕事ができると思います。意図的な休息を仕組み化していくことも現代社会では大事なのかなと。



効果的な休息の取り方について、いくつかのポイントを紹介します。


1. **短時間の休憩を取り入れる**:

   仕事や勉強の合間に、5〜10分の短い休憩を取ると集中力が持続しやすくなります。例えば、ポモドーロ・テクニック(25分作業+5分休憩)を試してみると良いでしょう。


2. **深呼吸やストレッチをする**:

   休憩中に、深呼吸や軽いストレッチを行うことで、身体と心をリフレッシュできます。特にデスクワークが多い場合、肩や首をほぐすストレッチがおすすめです。


3. **適度な運動を取り入れる**:

   軽い運動、例えば散歩やヨガなどは、気分転換に最適です。運動することで血行が良くなり、リフレッシュできます。


4. **質の良い睡眠を確保する**:

   睡眠の質を上げるために、寝る前のスマホやパソコンの使用を控え、リラックスできる環境を整えることが大切です。また、規則的な睡眠時間を確保するよう心がけましょう。


5. **自然に触れる**:

   公園や自然の中で過ごす時間を作ると、心が落ち着き、リフレッシュしやすくなります。自然の中での休息は、精神的な疲れを癒すのに効果的です。


6. **趣味や好きなことを楽しむ**:

   休憩時間に自分の好きなことや趣味に没頭することで、リラックスし、リフレッシュできます。音楽を聴いたり、本を読んだりするのも良い方法です。


これらを実践することで、心身の疲労を効果的にリセットし、次の作業に向けてのエネルギーを蓄えることができます。

来年2025年の事業計画を立て始めています。

ある程度予算は見えており、数字としては積み上げ、成長戦略をいかに描くか。

一方で人のビジネスであり、いかに育成、採用していくか。足りないピースをどう埋めていくかも大事な視点。

仲間をしっかり護る、いてよかったと思える職場にできるかも大事なプランとなります。

4回目の鑑賞でしょうか。買ってあったDVDを昨晩自宅で観ました。ストーリー、映像美も素晴らしいのですが、見るといつも感動と勝つために諦めてはいけないことを学びます。「諦めたら試合はおしまい」。活力を頂ける映画です。

月初が日曜日。

昨日、今日と8月の振り返りと9月のプランニングをしています。9月は前半が勝負。目標達成をしたいと思います。

8月末。最終日は朝から母校へ。平和と未来を考える一日。感謝の一日に。

8月は天候に悩まされながら、ひさびさにゆっくりした夏休みをとり、英気を養った一ヶ月。

また、いろいろと討議・対話もでき、未来を考えることができました。


9月はいよいよ博士受験の本番。




昨晩は2週続けて映画館へ。

夏の楽しみとなっている「キングダム 大将軍の帰還」を鑑賞。映像作品もストーリーも素晴らしいのですが、平和について、リーダーについて考えた約3時間。


大将軍という責任と栄誉(誇り)を胸に、全力で現場で闘い、国を兵を守っていく姿。後進を育成する姿。

王騎という傑出したリーダーを見ながら、自身の仕事や組織について考えました。


おすすめの一作です。






本日の日経の私見卓見より、次世代経営リーダーについて、宇都宮大学データサイエンス経営学部教授 大嶋氏の論考。コルブの経験学習論、修羅場経験の必要性、そしてインテグリティ。共感しながら読みました。


**キーワード**: 次世代経営リーダー、育成モデル、インテグリティー

優れた経営リーダーの不足が問題となる中、未来に向けた後継者育成が重要な使命とされています。日米欧の大企業において、育成モデルは変化しており、従来の階層的なキャリアアップ方式から、柔軟な人材の流動を前提としたものへ移行しています。次世代リーダーの早期選抜や長期研修の導入、異文化経験による価値観の醸成が重要視されており、これらを通じて組織の持続的成長を目指すべきとされています。リーダーには「インテグリティー」が求められ、組織全体での育成モデルの再構築が急務です。

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国や組織をけん引する優れた経営リーダー人材の不足があらわになっている。経営リーダーの現在の使命は持続的な成長だが、未来に向けては後継者の育成だ。だが、少なからぬ権力者たちは権力維持に懸命で、未来の後継者育成はおざなりになっている。次代を担う経営リーダーの育成はどうすれば良いのだろうか。
日米欧の大企業の次世代経営リーダー育成モデルからは大企業だけでなく、政治や中小企業などあらゆる組織への示唆が得られる。
まず時代に合った育成モデルの改善だ。以前は組織内でキャリアを競わせて階層を上げていく「(単純な)リーダーシップ・パイプライン」方式だった。だが現在は、人材の流動化が激しいため、どの階層でも人材の出入りを前提とした「(柔軟な)リーダーシップ・パイプライン」に変化してきている。これを運営する経営者と人事部門の手腕が問われている。
そして次世代経営リーダーの「人材選抜の早期化」と「育成研修の長期化」だ。以前は課長層や部長層から選抜して数週間の研修を受けさせ、その後は困難な業務(修羅場経験)を与えて各自に任せる形式が多かった。現在は適性をみながら入社時から早期に修羅場経験を連続的に与えて成長を促す早期化と、選抜研修・修羅場経験・コーチングなどの組み合わせを2年間提供し、じっくり成長させる長期化の試みが増えている。
さらに多様な価値観を理解し、共創の道を生み出せる経営リーダーとしての社会観と信念の醸成である。そのために、修羅場経験から研修まで全ての活動を統合的に「成長機会」と位置づけ、内省の繰り返しを促す。異文化経験・業務外活動で思い込みを打破する経験が有効だろう。
組織による育成モデルは進化しているが、次世代経営リーダーが自分ごととして組織のパーパス(存在意義)を明確化し、メンバーと共創に向かえるかにかかっている。必須なのは、経営リーダーとしての「インテグリティー(誠実性)」を身につけることだ。そのようなリーダーこそ、組織の持続的成長のために後継者育成に真剣に取り組むことができる。もう一度、社会全体で育成モデルを再構築する時期にきている。

新しい資本主義会議が日本企業においてジョブ型人事を導入している企業の事例集を発表しました。

私のビューだと、どの企業も早めに人事プラットフォームを導入して、ジョブ型人事制度をしっかりプロセスに組み込んでデジタル化しているのと、CHROがきちんとリーダーする体制をとっているように見えます。


https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/jobgatajinji.pdf