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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

この記事、非常に感動的です。

 

バイデン副大統領に大統領自由勲章をサプライズ授与 その瞬間、感極まって涙ぐむ

http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/13/obama-biden_n_14158504.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001

 

 

大統領としての賛否はあるのは事実ですが、日本人から見てオバマ大統領のメッセージ・行動でストレスを感じることはあまりなかったと思います。非常に思いやりがあり、高い志があり、対岸のリーダーとしては非常によかったと個人的には思っています。

 

次の大統領は成果は残すかもしれませんが、個人的には資本主義のルールの中で勝つか負けるかをやっているようで、一つ一つの行動にストレスが溜まるの事実です。

世界はどうなるのでしょうか。アメリカの歴史を見ると、良し悪しの繰り返しのような気もします。


 

 

 

 

 

ひさびさに哲学・哲学した本を読みましたが、哲学のバックグラウンドがないため、私にとって難解な用語も多く完全に理解はできませんでした。

 

ビッグデータや人工知能、グーグルと言った最新のテクノロジーを哲学から考察しようとするのが本書の試みです。

おそくらく著者が言いたかったのは、

 

- 本書はルーマンの認知的実践(世界を認識的に観察する)の一つの試みである。

- 新しいテクノロジーであっても、その本質は昔から存在する人間の欲求が技術の進歩とと共に実現ができるようになったものであり、概念に目新しさはない。

- 世界社会と情報社会という概念の下で、たとえばSNS(例 Facebook)という情報社会は必ずしも理想の世界とはなっていない。マクルーハンは声の共同体を地球規模で実現させることを理想としていたが、現実的に情報社会におけるオピニオンは必ずしも共同体として成り立っているわけではない。

 

下記が書評です。

 

■AIに抜かれる前に必要な検証

 いわゆるシンギュラリティ問題では2045年に人間を凌駕(りょうが)するとされる人工知能(AI)への恐怖が語られるが、あっさり凌駕されてしまう人間側の不甲斐(ふがい)なさはお咎(とが)めなしだ。そこに疑問を感じていた筆者にとって本書は収穫だった。
 グーグル、SNS、ビッグデータ、AIを本書も論じるが、著者によればそれらは情報社会の“露頭”に過ぎない。議論はそれらを深層で繋(つな)ぐ“本体”へ向かう。
 たとえば近代科学技術に「役に立つ」ことを自己組織化してゆく「配備=集立(ゲ・シュテル)」プログラムがセットされていると考えたハイデッガーの予想は的中しつつある。グーグルは人間活動の全てを機械可読データ化しようとし、SNSは個人の行動を断片的データとしてネット上に流通させる。AIを仕込んだビッグデータ解析技術が氾濫(はんらん)するデータの再組織化を進め、その成果が社会を動かす。こうした再帰的・自動的な情報社会に、人間を主体とするデカルト的近代哲学の出番はない。
 そこで著者は電気メディアが声の共同体を地球規模で実現させると考えたマクルーハンの時代的な限界を踏まえつつ、その潜在的可能性を引き出し、一方で非人称的なコミュニケーションの自己生成こそ「社会進化」の原動力と考えたルーマンの社会システム論と組み合わせて、情報社会の自己組織化メカニズムを論じる枠組みとする。
 その手際の実際は本書を手にして確かめて欲しいが、著者のように情報社会を原理的に検証・批判する「哲学」的思考を怠っていたことと人類がAIにあっけなく凌駕される未来像が描かれたことの間にはおそらく関係がある。師・廣松渉を継承する硬質な文体の理論書に対して意外な印象と思われるだろうが、哲学の不在を埋めようとする本書に筆者は励まされた。ネットワークメディアに縦横に包囲された情報社会でなお人間的な営みをなし続けるヒントがそこに示されていたからだ。

 

昨年末に読んだ本です。

 

昨年はソフトバンク 孫社長のトランプ次期大統領やプーチンロシア大統領との接触をはじめとする政商として、ソフトバンクビジョンファンドの設立などテクノロジープラットフォームリーダーとしての活躍が多くみられました。そしてその孫社長が仕掛けた大きなイベントがARMの買収です。本書では孫社長の元側近であった嶋聡の観点からアローラ副社長の解任劇やARM買収の理由が語られています。

 

ARM買収の理由は、下記の通り端的に述べられています。

 

超知性をもたらす人工知能、人工知能を成長させるディープラーニング、ディープラニングに必要なのがビッグデータ。では、地球上の森羅万象のデータといえるビッグデータを吸い寄せる存在は何になるのか?

チップである。

そしてチップを製造するもとになるのが、アームの「設計図」である。今から二十年内以内に、おそらくアームは約一兆個のチップを地球上部ばらまくことにある。(P.122)

 

孫氏を知る上で興味深い一冊でした。

 

本年もよろしくお願いします。

 

昨年は安定と挑戦の調和の一年。様々なことにチャレンジをし、大きなイベント・節目となるイベントも開催をさせて頂きましたが、大きな挑戦をできなかったのが反省です。

 

地に足の着いた責任職として様々な課題の対応、自身はコンサルティング分野では新たな挑戦と楽しく過ごさせて頂きましたが、2017年は大きな飛躍を自身に課さなければと思っております。

 

このブログも引き続き更新をしていきますので、御笑覧下さい。

 

シェアリングエコノミー×IoT×ユーザーエクスピリエンス(UX)という今年市民権を得たキーワードを実例で解説する本書。

本書の中で再三主張されているのテクノロジーの進化と共に、これまでコンサルティング企業やSI企業にとっての専売特許であったシステム開発がユーザーに主導権移ってきており、それによりデジタル化が加速。シェアリングエコノミーと言ったコンセプトも実現でいる社会になっているとうことです。クラウドやオープンソースの出現はまさにそのような事象であると言えるでしょう。

 

いくつか気になった事例をメモとして残しておこうと思います。

①ラズベリーパイ

https://liginc.co.jp/231837

 

②Tyles

http://www.cyclesports.jp/depot/detail/71698

 

③シーオス

http://www.seaos.co.jp/

 

 

大学院時代のシリコンバレー訪問を想起させるとても面白い本でした。

シリコンバレーの紹介と言うよりも、現在のIoTやAI、Fintechなどのテクノロジーをレバレッジとしてしてどのような産業が起っているのかを解説している本でしたが、これらの最新テクノロジーを浅く広く理解したい方にとっても参考になる本ではないかと思います。

 

個人的にはシリコンバレーのすごさは、本書で指摘している通りネットワークが作れることだと思っています。経営者、技術者、VCなどが集まり、またベンチャー企業を支援するアクセラレーターや大学など育てる仕組みが一か所に集まっているのは良い環境だなと思います。

本書でもその一端がわかるかと思います。

 

今年はAI元年と言うべき年になったと思います。
本質的にはビッグデータの延長になるものだと理解していますが、
それでもAIというモノゴトが私たちの生活に身近になっているという事実があるでしょう。

その新しい世界が来る中でキーワードとなるのがシンギュラリティとエクスポネンシャルという2つであると考えます。
本書はシンギュラリティ大学と言う教育機関の著作です。原題はExponential Organization。
こちらのタイトルの方が私はしっくりきます。

このExponential Organizationを実現する上で、SCALEとIDEAが大事であると説かれています。
このサイトから引用させて頂きます。

 

外部環境的性質 SCALE
ExOは多かれ少なかれ、外部環境的性質として以下の性質を持っています。

 

S (Staff on Demand、オンデマンド型の人材調達)
ExOは必要に応じて必要な人材を調達することができます。内部に固定化したリソースを抱え込む必要がないのがExOの特徴です。
C (Community & Crowd コミュニティとクラウド(群衆))
ExOは強固なコミュニティを有しており、必要に応じてサポートしてくれるクラウド(群衆)がいて、コミュニティがサービスや製品を育てます。中国の携帯メーカー小米が強固なコミュニティを有していることなどは非常に有名です。
A (Algorithms、アルゴリズム)
ExOは自律反射的にサービスが提供できるアルゴリズムを持っています。GoogleのAdwordsサービスなどは特徴的です。Uberなどもそうでしょう。サービスそれ自体に人手を介する必要が無いのです。
L (Leveraged Assets、外部資産の活用)
ExOは外部資産をうまく活用します。すべてを自社で保有する必要はありません。
E (Engagement、エンゲージメント)
ExOは強力に顧客をエンゲージメントしています。コミュニティの概念とも近いでしょうが、顧客が繰り返し選んでくれる製品・サービスを提供しています。

内部環境的性質 IDEAS
ExOはさらに組織の内部に以下の構造を有しています。

I (Interface、インターフェース)
ExOは内部に非常に有効に作動するインターフェースを持ち、日々それを更新しています。SCALEのA、つまりアルゴリズムを有効に機能させるためにも、それをコントロールし、チューンアップしていくためのインターフェースが非常に重要だと思われます。
D (Dashboard、ダッシュボード)
ExO組織は膨大なデータを測定・管理するシステムを有しそれを組織内で広く共有しています。それにより、組織がどこに向かっているかが明確になるのです。
E (Experimentation、実験(仮説検証))
ExOがイノベーションを自ら起こしてくのに最も重要な要素がこの実験(仮説検証)のプロセスです。リーンスタートアップ、MVPといった考え方が定着し、それを確実に行い、支援する仕組みがあります。
A (Autonomy、自律型組織)
ExOは組織として自律型であります。無駄な承認スタンプラリーを通るようなことは一切ありません。現場で決めて現場で判断できる。このような組織文化はオープンで開放的な文化を生み結果として従業員満足度が上がります。
S (Social Technologies、ソーシャル技術)
ソーシャル技術は一時期バズワードでした。しかし、ExOと言われる組織は例外なくソーシャル技術を内部に対して展開しています。例えば、Slackや、テレプレゼンスなどは良い例でしょう。

おそらく今年最後の海外出張。上海に3月ぶりに来ています。

東京よりは寒くないですが、やはり冬です。

 

中国チームとの来期のプランを2日間かけてディスカッションす予定です。

昨晩はチームのYear End Partyがあり、参加をさせて頂きました。

国籍を超えて協業できることに本当に感謝をしています。


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「コンテンツ」がデジタルマーケティングの成否を左右するというタイトルで、Accenture Interactiveの紹介がされておりました。

 

記事自体は非常に短いのですが、アクセンチュアがデジタルエージェンシーとしてクリエイティブ領域であるコンテンツの作成サポートを行っているとのこと。デジタル広告の中身を請け負っているというと分かりやすいでしょうか。

 

元々コンサルティングとは① できることをお客様の時間効率のために代わりにやる ② できないことをお客様のためにやる の2つです。このアクセンチュアの取り組みは②に近いのだと思いますが、これまでの論理・左脳ではなく、アイディア・左脳領域までコンサルティングファームが進出しているのが特徴でしょう。

 

 

ネスレジャパンの高岡社長とマーケティングの大家コトラー氏の共著。

「マーケティングとは顧客のための問題解決である」、「世のイノベーションのほとんどはリノベーションに過ぎない」と言った言葉が非常に印象に残りました。

 

ネスレのネスカフェアンバサダーを中心に、モノではなくコト=サービス業、経験を打っていく事が大事であるというが本書のキーメッセージではないかと思います。

 

そして最もアピールしたかったのは、コトラービジネスプログラムだったと思います。

新興国の人々にマーケティングを理解させるための教育活動と言う意味では非常に共感を覚えました。