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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

 

 

人工知能そのものの勉強はここ2年位進めていましたが、人工知能とのその経済、特に雇用のインパクトについて書かれた書籍を読んだのは実質初めてだったかなと思います。

 

第4時産業革命と呼ばれる中で、人工知能だけでなく、RPAなどロボティクス技術の台頭やナノテク・遺伝子工学の台頭(本書ではカーツワイルのGNR革命として紹介(P46))により、現在の働き方が大きく変わろうとしている事実があります。ただ個人的にはこれまでの蒸気機関が発明されたイギリスの第一次産業革命、工業化をもたらした第二次産業革命と現時点では構図は変わらないとのではないかと思っています。

 

構図は変わらないと言っても本書で書かれている通り技術失業が起き、頭脳労働、肉体労働、事務労働と区分けされる中で、人工知能の台頭により間違いなく中間所得層に位置づけされる事務労働の雇用が破壊されていることは事実だと思います。私も人工知能のコンサルをしている中で、明らかにこの層をターゲットとするコスト削減策を提示しているなと考えています。

 

コンピューティングの進化により、本書でも書かれている通り今後は経済学者の仕事(経済を統計学的に分析する、論文を執筆する)さえも人工知能により代替される可能性があり、クリエイティブ・マネジメント・ホスピタリティという分野の仕事が雇用としては人工知能に奪われにくいという論は私も同意です。

 

一方で本書で書かれている人工知能台頭によりベーシックインカムの必要性を論じられていましたが、紙面の都合上かあまり納得がいく論理ではありませんでした。しかし、たしかに人工知能時代に沿った経済政策というのは講じる必要があるのだとお思います。

 

 

中東の国・UAEについて、現地の大使を務めたことがある方が書かれた書籍です。

私は南アフリカに何回に行った際にトランジットでドバイ空港を使っていましたが、繁栄された街を見る反面、勝手な中東のイメージで治安は大丈夫かなどを心配していました。

 

本書ではUAE、特にドバイ・アブダビはニューヨークやシンガポールに匹敵するグローバル化された街であること、ドバイとアブダビの関係性、日本とUAEの関係(特に石油資源やガス資源)についてわかる一書であり、興味深く読ませてもらいました。

 

 

本書を読んだのは先月のドイツ出張時のカフェでしたが、バタバタして感想を書き忘れていました。

 

著者はキリンビールの副社長まで勤め上げた方。高知支店での支店長時代のエピソードが語られており、正に「現場」を従事ししたマーケティング、セールス、組織の作り方で勝利に導いた話が語られています。小さなテリトリー(領域)でも成功を収めれば、その成功体験を使って更に高みのステージを目指せることを学べました。いかに今の現場を大切にできるか。言い聞かせたいと思います。

 

 

ワーク・シフトで有名なリンダ・グラットンの最新著作。100歳まで生きることが普通になっていく中で、これまでの教育→仕事→引退というステレオタイプ的な生き方では通じない、もったいなくなり、100年を見据えた人生戦略が大事になるというのが本書の主な内容です。

 

●人生はより長く、健康になる。
●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●各人のアイデンティティが変わっていく。

CeBITがおそらく日本をパートナー国にしたおかげで、ミュンヘンから直接変える飛行機が満席。一度デュッセルドルフを経由した帰路を辿っています。
 
デュッセルドルフはマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングの調査によると、2011年時点で世界で最も居住に適した都市として世界では5位、ドイツ国内では2位につけている街とのこと。住みやすそうな街です。
 
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お仕事で初めてドイツに来ています。
今回はハノーファーで行われたCeBITというイベントでのお客様のアテンド。
私の担当のお客様のヨーロッパマーケットのカバレッジを高めるための、営業担当との打ち合わせ。また新しくできたオフィスの見学などでした。非常に実りある日々を送らせてもらいました。
 
最後の最後最終日に、私が宿泊しているホテルの近くでWW2時の不発弾が見つかったということで、まさかの強制チェックアウト。タクシーの運転手さんいわくよくあることとおしゃっていましたが、なかなかできない経験をさせてもらいました。
 
そんなわけでドイツ・ミュンヘン空港のマックで半日仕事ができました。
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CeBITは今回日本とパートナーシップを結び、沢山の日本企業が出展されていました。

詳細はこちらによくまとめられています。

 

EUにおけるIoTプラットフォームは進んでいるのか? ーCeBIT 2017レポート その1

https://iotnews.jp/archives/51743

 
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今回大きい行事は独日での共同のハノーファー宣言でしょう。
IoTを独日主導で進めていこうということです。産業の類似性、国力の類似性から見ておいいパートナーシップであると感じました。
 
世耕経済産業大臣が「ハノーバー宣言」に署名しました~第四次産業革命に関する日独協力の枠組みを構築~
 
 
ハノーバー宣言が採択、日独が9分野でIoTの連携強化へ--CeBIT 2017
 
 
また個人的にはミュンヘンでBMWのミュージアム・工場ツアーに参加でき、ドイツの自動車産業を垣間見れたことがとても大きな収穫でした。
 
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チョコレート好きには興味のそそるタイトルです。本書は食品物理学をテーマにした本で、チョコレートやマヨネーズ、マーガリンなど本来は液体である原材料を液晶化させるメカニズムを解こうとした本です。先日NHKのサラめしという番組で金平糖を扱っていましたが、金平糖の液晶化の仕組みは解き明かされておらず、技術先行でモノができているとのこと。本書でも同じような内容が書かれていました。
 
チョコレートの結晶化のポイントは撹拌やテンパリングと言うアクションにあるようです。
普段口にしているものの科学に解明されていない部分があるというのは驚きでした。
 
 
BCGを卒業された現早稲田大学ビジネススクール 内田和成氏の書籍です。
最新の経営コンサルティング手法をまとめた一冊と謳われていることもあり、私も参考になる様々なトピックが書かれています。
 
個人的にはローカルダイナモ、グローバルチャレンジャーについて書かれた第1章 グローある・アドバンテージ、第2章のデジタルトランスフォーメーションは自身の最近のコンサルティングトピックに近しく参考になりました。また最終章のCEOアジェンダも興味深かったです。
 
 
IoTが実現化するフェーズとなりました。一方でこの20数年コンセプトベースで進んできたこともあり、なかなか本質を捉えることができていません。本書はその入門書として、どのような場面でIoTは役に立つのか、どう我々の生活は変わっていくのか平易に書いています。
 
IoT=センサー→クラウド→データ→人工知能→アクチュエーターと捉えるのが非常にわかりやすい図式でしょう。
 
そしてHEMS(=Home Energy Management System)や医療でどのように活用されるルカのユースケースが書かれています。IoTやクラウド、AIを単体ではなくプラットフォームの中の一要素として捉え、どう生活に役立てていくのか。そういう思考が重要であると考えます。
 
 
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先週はサンフランシスコにおいて、私が所属する部門のグローバルリーダーミーティングに勉強がてら参加をさせて頂きました。
北米、中東、アフリカ、ヨーロッパ、中国、アジアなどのリーダーが一堂に集まり、2016年の振り返り、本年の戦略検討などを3日間集中的に討議。各Geo毎に状況が異なる中で、国境を越えてグローバルとして一つの方向性に向いて物事を動かくしていくことにダイナミズムを覚え、非常に貴重な経験となりました。
やはり英語が得意ではない私(日本人)がいかにグローバルで存在感を示していくのか。土台となる語学力の向上はもちろん、よりアサーティブなコミュニケーションが必要であると学びました。
 
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