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外交官の家~イタリア山庭園内




               庭園側から見た、外交官の家    


ベーリックホールからはかなり歩きますが、《バス停では3つ分くらい》

フェリス女学院や、カトリック山手教会の前を通り、地蔵坂というところの手前に

イタリア山庭園に行く道があります。

この庭園内に、外交官の家とブラフ18番館という2つの西洋館があります。






入り口から見た外交官の家です。中を見学するには、左側の方から

入っていきます。



クラシカルな雰囲気が素敵ですね。

この外交官の家は、明治43年に明治政府の外交官・内田定槌邸として、

東京都渋谷区南平台に建てられたものです。

平成9年にこの地に移築され、国の重要文化財に指定されたそうです。

アメリカン・ヴィクトリアン様式を基本としている、とのことです。




訪れたのはかなり前ですが、ちょうど、アンティークのお人形が

展示されていました。



遥か昔、このようなお人形で遊んだ、小さなレディ達の雰囲気まで

浮かんでくるような空間です。





さあ、2階はどうなっているのでしょうか・・・




一番上の写真の、塔のような部分の所だと思うのですが、このときは

ウェディングドレスが飾られていました。

アンティークなデザインを再現して作ったそうです。素敵ですね~





ベットルームとも繋がっていたように思います。



可愛らしいお部屋も・・・窓からの緑が綺麗。




階段の雰囲気もいいですね! 木の香りがするようなフロア。

緑の美しさとカーテンの色合い・・・





庭園を見てから、すぐにブラフ18番館の方にも行かれますが、

いったん、入り口の方に戻って、横のこの道を通って行くのも、

緑をいっぱい浴びて、いいですね。





                                                                                                      

ライオンのクリスチャン

何日か前、いろいろな動画を紹介する番組で放送されていたので、ご存知の方も多いと思いますが、
このライオンのクリスチャンの動画に、とても心惹かれてしまって、早速 you tubeで探しました。
you tube でもかなりの方がご覧になっているようです。
流れている曲が違うのもあったので、同じ内容ですが、2つ載せます。携帯からの方、すみません。

お話は、1969年の事なので、かなり前ですが、ジョン・レンダルとエース・バークという2人の青年が、
ハロッズで売られていた子ライオンに出会います。
ひとりぽっちで、小さい檻のなかに閉じ込められて・・・彼らは自分達の家へ連れて行くことにしました。
地元の教区牧師様は、クリスチャンと名付けられた、この、子ライオンを、教会の庭で運動させることを
許してくれました。 ボール遊びをする様子が可愛らしいです!
でも、あっという間にクリスチャンは、彼らの住まいに一緒に住むには、
余りにも大きくなりすぎてしまうのです。
彼らは、クリスチャンをアフリカに戻すことにしました。
一年後、彼らは会いに行きます。今では、自分の群れの長にもなっていて、完全に野生化している
クリスチャンが、彼らを覚えている事はないだろうと言われましたが・・・
何時間も群れを探して、
そして、ついに一匹の野生ライオンを見つけました。  その時、起こった事とは。。。







もうひとつの映像は、音はないのですが、その事が、
余計にその時の「思い」を伝えているようにも思えます。



大きく広げた腕のなかにぴょんと飛び込むクリスチャン、そしてハグ!

まるで、父か母の腕に飛び込む子どものようでもあります。
クリスチャンにとっては、まさに、彼らが父であり、友達であったのでしょう!
肩に置かれたクリスチャンの手の可愛らしい事!

ハグはいいですね。 溢れる愛であり、友情であり,敬愛であり、感謝であり・・・


清松庵 たちばな




先日、何気なく朝の連続テレビ小説を見ていたら、

新しいシリーズが始まっていました。

「だんだん」という、島根県松江と京都祇園を舞台にした双子の物語です。


それよりさかのぼる事、1週間くらい前、島根を旅している最中だった友達から

メールをもらいました。

和菓子を送ったとのこと・・・

送られてきた和菓子は、松江の宍道湖畔にある、

「菓子庵 清松庵 たちばな」 のお菓子でした。



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ここで頂いた上生菓子が美味しく、そしてとても華やかで綺麗だったので、

本当はそちらを送りたかったのだけれど、生菓子は送れないとのことで、

色彩の乏しいものになってしまったの・・・と、あとで言っていらしたけれど、

送られてきた和菓子は、どれも可愛らしく、秋の風情の感じられるお品でした。

嬉しくて、色々と銘々皿を変えたりして、写真を撮りました!






松江にはまだ行った事がなく、宍道湖はどんな湖なのかしらと思っていたら、

朝のテレビ小説で、宍道湖の様子が!

光をたたえて、キラキラしている湖面が綺麗です!



このお菓子は 「夕ぎり」 銀色に輝く、夕暮れ時の湖面。

ひっそりと佇むお姫様のよう。 銀の銘々皿をあしらってみました。




これは、「そわか」 お店のたちばなの紋が・・・

木々の色、深い緑の銘々皿にのせて。




これは、「栗の笑」 です。

栗が見事にはじける様子を「栗が笑う」というそうです。

「元気にあふれた森の実り。選りすぐった大粒を自然な甘さで・・・」

栗の元気さを、茶系に近い、朱の色のお皿で。




「栗の笑」。 包装をとると・・・まんまるのお月様のよう。

深き緑の山々の、ひらひらと散る花びらに彩られし満月よ。

かの奏でし旋律を心に留めおきて。




これは、「宍道湖萬十」 です。

宍道湖の水の色もそうであってほしい・・・藍色の銘々皿に。

宍道湖に沈む夕日の「赤」をとじ込めて。

さくらんぼが入った焼きまんじゅうです。


どれも皆、美味しく、嬉しく頂きました。

今回、たくさん送って頂き、申し訳ないほどでしたが、

たとえそれが、どのようなものでも、また、たった一つのものであったとしても、

その心が嬉しいのです。


お菓子と一緒に宍道湖を旅します。






遥かなる宇宙へ






「忘れられない一枚の絵」というテーマを決めて、

まだ一回も記事を書いていない事に気がつきました。

そして、その最初の「一枚」を何にしようかと考えていた時、

この絵のことが頭に浮かびました。

絵画を鑑賞するのが好きな私にとって、

忘れられない~好きな絵はかなりあります。

ブログのはじめのころに、多く記事にした、東山魁夷画伯の絵をはじめ、

多くは名画とされているものです。

敢えて、名もない、この絵を選んだわけ・・・絵というジャンルになるのかどうかわかりませんが・・・そう、題名も私がつけました。


数年前、サンフランシスコに行ったとき、フィッシャーマンズ・ウオーフから少し行った広場のようなところで、若者が路上パフォーマンスのようにして、

カラースプレーや、空き缶、紙などを使って、

この作品を私達の目の前で創りあげていきました。

段々と出来上がる作品の様子に驚き、また、

それまでに創作した作品が何点も路上に展示してあったので、

この作品が最後どんな風になるのかしらと期待を込めて見つめていました。

出来上がったこの作品に、見ている人達は、(かなりの人数が回りを取り囲んでいました)感嘆の声をあげました。



終了後、作品をどうですか~という段階になった時、

すでに出来上がっていた物でなく、どうしてもこの作品が~今まさに目の前で

創られた~欲しくて直接交渉しました。

最初、まだ乾いていないから~って、ちょっと躊躇していたみたいで、

他の作品を勧められたりもしましたが、

どうしても、これが!と言って、交渉成立!

少し乾くまで待って、くっつかないように上手に持って

帰れるようにしてくれました。


この絵を見るたび、あのサンフランシスコの晴れた空の下、

海からの風も爽やかに、見つめていたあの場面を思い出します。

と同時に、この絵の持つ不思議な魅力、

「遥かなる宇宙へ」 心は飛んで行きます・・・

旅立ちの時

この「旅立ちの時」は私の好きな映画のひとつです。
この家族の設定は、特異なもので、普通の家庭とは違うので、最初は戸惑うかもしれません。
でも、「家族とは?」とか、「思春期の揺れる心、思い、夢、希望」また「子どもを思う親の気持ち」~
そういったものは、いつの時も、それぞれの立場で、私達の心にある共通の思いでもあります。

海岸での、若い恋人達の姿が美しい!

ピアノを弾く姿にも心惹かれます。そして

家族のパーティの所と、最後に流れる、ジェームス・テイラーの曲も素敵です。