かつて山口百恵が主演したドラマのDVDシリーズが大ヒットしているそうだ。山口百恵といえば1970年代に活躍したスーパースター。しかし、活動期間は7年と短い。しかも、デビュー当時から売れたワケではない。むしろ「売れ損なった」アイドル。アイドルといえば「笑顔」で明るいというのが、いまでも鉄板な条件。しかし、百恵は「暗い」「笑わない」。当時は音楽賞も盛んに行われていた。「新人賞」には感激の涙がつきもの。しかし、百恵は「泣かない」。そういう理由でか百恵は、その年の5人選ばれるレコード大賞の「新人賞」で落選している。そんな百恵を支えたのは、ホリプロの小田信吾氏。堀社長には可愛がられなかった、百恵の育ての親。ホリプロ内では外様な存在だった百恵、石川さゆりを育てたのは小田氏の手腕だと言われている。三浦友和との結婚で21歳で引退した山口百恵。その引退劇から35年を経て伝説になり人気を保っている。それはこの35年間、復帰を望まれていながらも、一度も公の場には出なかった事が大きい。あの引退は、結婚だけが理由のように思われているらしいが、実はそうでもないらしい。当時の事情に詳しい複数の関係者に聞くと「現役続行」の可能性は大きかったそうだ。その条件は小田氏の「独立」。それが、叶えば百恵は、小田氏への「忠義」として引退はしなかったという事だ。山口百恵の「男気」。しかし。小田氏はホリプロに引き止められ独立話は消えた。もし、その時「オダプロ」が出来ていたら、山口百恵のその後はどうなっていたのか。あの当時、谷村新司に心酔していた山口百恵。そのすすめのままに、金子由香里のようなシャンソン歌手に憧れていた。そうなれば、今の「伝説」はなかったも知れない。
テーマ:エンタ
AD
同じテーマ 「エンタ」 の記事
- ディスクユニオン・サントラコーナーで買った「007」主題歌集2025-06-097
- 価値観揺らぐ女を描かせたら天下一品の内館牧子の「エイジハラスメント」2025-06-0810
- 松田聖子、もし50周年版を作るならと考えた企画。ユーミン&まりやのソングブックをマッキーの編曲で2025-06-079
- もっと見る >>