1日~3日


イチロー5年連続200安打達成、ひゃっほう。

ichiro200×5 ichiro200 ichiro51


→「映画×3」

tengokutodigoku

「天国と地獄」


無意味な悪意を描いた最初の映画と言われています。黒澤明のまさに中期、魚で言ったら脂がのってる秋刀魚みたいな感じです。何をやってもどっかん、ドッカン笑いが取れる松本人志。


最近、ほんとにこの日記書くのめんどくさくて、映画のレビューに逃げていますがそれでもこんな感想になって、どうにもならんで。


stagecoach1

「駅馬車」


ジョン・フォードという監督は黒澤明の憧れだったそうで、おまけにあの淀川さんが「『駅馬車』は私の命です」と言われたくらいの映画だそうなので、どんなもんかなと観てみたら


やっぱマチガイないんですわ。


クセのある乗客7人に御者と保安官を乗せた駅馬車の珍道中(まさに娯楽映画なので)の話です。stagecoach2

黒澤明と三船敏郎、ジョン・フォードにジョン・ウェインなんですかね。


「スティング」と同じく、まさに「映画」!です。本当に面白い。


gilbert grape

「ギルバート・グレイプ」


ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの兄弟の生活を軸に、アメリカの田舎町が舞台。ディカプリオが知的障害児を演じますが、めちゃ上手い。「太陽と月に背いて」の時のとんでもない色気がこの作品の僅か2年後に出ているのかと、驚きました。


(付け加えておくならば)ひどく感動しました。兄という立場から来るギルバートの家族に対する葛藤は、たとえ弟が障害を持っていなくても、母親が過食症でなくとも、多分あったと思います。現に俺にもあった(と思う)。フツーの家族なんて言葉は嘘っぱちで、そんなものは無い。どんな家族を描いても「一家族のドラマ」になると思います。何が言いたいのかというと、要は見せ方。特にラスト前のギルバートの下す決断は、ギルバート・グレイプというグレイプ家の長男だから、ではなく母を愛する子どもだから、という理由に他ならないんだと。


「タイタニック」も「シッピング・ニュース」も未見ですが、いずれ観る機会があれば。




27日

アフター再始動。

楽しいスタートを切れました。

緩めに行きます。


28日~29日

yoruda

「かまいたちの夜」


とあるペンションで楽しいバーベキューを堪能した大学生5人。しかしその夜、世にも恐ろしい惨劇が待ち構えているとは彼らは思いもしないのだった・・・


hiruda

昼間はこんな感じ。


そんな惨劇も少しは起こりつつ、酔っ払いつつ、sanma 秋刀魚の季節を味わいつつ、初めて体験する別荘ライフでしたとさ。


めちゃくちゃ楽しかったので、今度はもっと大人数で行きたいです。さんくすまこと。


30日

gattaca

「ガタカ」


いやー、面白かった。雑誌CUTの良作映画の特集で目にして気になっていたんですが、あんま知られてない(と思う)だけ「ええもん観たなあ」という感じが増します。


近未来、遺伝子情報で人は生まれる前から寿命、持病、精神疾患が分かってしまう時代。科学的な遺伝子操作を行われずに「不適合」として生まれたヴィンセント(イーサン・ホーク)はその遺伝子のために決して宇宙飛行士にはなれないという現状を突きつけられながらも、夢を追い続けます。そんな「不適合」な人間が宇宙ステーション・ガタカの局員になり宇宙飛行士となるための道は・・・


そぎ落とされたデザインの建造物や、ぼんやりと流れる綺麗なBGMに合わせてのSF映画です。「2001年宇宙の旅」に出会えなくても、「ガタカ」があるよと未来のSFキッズに言いたいです。もちろん「ツァラトゥストラはかく語りき」に出会ってから観たら、数倍良いです。


テーマである「人間の科学的優劣(差別)」はもう現実のものとなってしまっていますが、そんな現実にも人間は立ち向かえますよ、絶対。この映画だけの話で言えば、遺伝子情報を採用判断とすることは違法であるとされているにも関わらず、ガタカはそんな法は有名無実とばかりに職員・志望者の遺伝子検査を行うんですが、ヴィンセントが「適合」者になりすまし続けるというガタカの方針を逆手にとる直向さが、良いです。


あと個人的に気に入ったのは、ラスト前。とらえ方次第では、かなり下品で、でもその下品さがすごくハードボイルドな検査官がかっこよかったです。しかしこれはネタバレに関わるので言えないのです。観て。


書き始めるとキリがなさそうなので、当たりさわりだけ紹介しときます。観て。


良いです、良いです。ゼヒ観て。

何もないけど、平穏はあります。


23日

caravan2

「キャラバン」


caravan


ヒマラヤの村のキャラバンの話。ってタイトルそのまんまですが。


物々交換(塩と麦とかね)のためにキャラバンを率いたリーダーが道中死んでもうた。そのリーダーの親父は村の長老でかつては自身もキャラバンのリーダーだった。親父(というか爺さん)は若手で一番優秀なサブリーダーがリーダーの座を狙って息子を殺したんとちゃうかと決めつける(そんなワケはないのだけど)。しきたりを守る老人としきたりを破る若者のミゾですな。若者は占いなんかでキャラバン予定なんか組めるかい、とさっさと出発。そんな中爺さんは、昔とった杵柄じゃ、ワシの跡目は孫が継ぐんじゃ、と小さい孫を連れて後発。さて、二つのキャラバンいかなることか。


という多少誇張された内容。


キャラバンの占いの一つに「塩の欠片を火にくべる」というものがあって、割れるならば天候良好。割れないならば悪天候。という感じなんだけど、これは塩の欠片の中の水分と空気の量で天気を予測してる、ってことなんでしょうか。占いというと古くは盟神探湯(クカタチ)とか太占(フトマニ)とか。うわー懐かしい。そういえば「懐かしい」っていう言葉を「ナツい」と言う人もいるようで。


とても綺麗な映像で、よう知らん外国の風景はやっぱええなあ、と思える映画でした。惜しむらくはこれを劇場で観れなかったことです。昔むかしに神戸の奥地に(とまでは言いすぎですが)リバイバル映画とかを2本立て800円で上映する映画館があって、「ラン・ローラ・ラン」と「バンディッツ」の現代ドイツ映画2本を観ました。たしか、この2本の次の週に「キャラバン」があったような記憶がありますが、今となってはその記憶よりもそんな良心的映画館が存在しているのかが不安ですわ。


tobo

不安ですわ。


24日

思い立ったが吉日、とは言いますが夕暮れも近づいきてよっしゃ田舎へ逃亡だ。


車中のお供は京極夏彦「百鬼徒然袋-雨」です。

hyakkituredurebukuro

お待ちかねの文庫化です。主人公が榎木津なので全く陰惨さが影を潜めております。本来の主人公である京極堂も一緒になって悪ノリするので、テンポが良いです。いつもながら榎木津の出鱈目なネーミングセンスには笑うのですが今回の「こちらはカメラマンの鴨木君と助手の葱田君です。さあ行くぞ鴨葱!」には、電車内笑いを堪えるのが辛かったです。


笑えますが、あくまで外伝ですね。本編シリーズ(姑獲鳥~塗仏)の重厚さがそろそろ欲しいなあ。「陰摩羅鬼の瑕」では全く満足できなかったので、「さあ堂島大佐、出番です」といったところです。何言っとん意味分からん、と言う人には「さあモリアーティ教授、出番です」と同義と捉えていただけば幸いです。


25日

chobo

せっかくの田舎生活も一日で帰福。せっかくなので西鉄久留米駅まで思いっきり遠回りして帰るぞ、とジイさんに誘われ恒例のドライブ。山の名前は何やったかな、、、

とにかく八女郡星野村http://www.mfj.co.jp/hoshino/ )のどっかの山でした。地方自治体のHPとかあんま見る機会ないけど、見てて楽しいです。「行ってみたい」と思わせるかどうかが、ウデの見せ所ですな。


もう秋ですな。


26日

毎度のごとくベッドを独占してしまっても、優しく黙認してくれる友人達が大好きです。ごめんなさい。

昔よりバイト明けの日々の過ごし方がヘタになっています。そんな折りに管野美穂が司会をしていた番組を見て「ショートスリーパー(short sleeper)」という言葉を知りました。短時間の睡眠で活動できる草食動物のような能力を持つ人間のことらしいですが、羨ましくもありながら、眠るのが大好きな私は複雑な思いになりました。


kanzo

「カンゾー先生」


ディーバ。の出世作です。素晴らしい、の一言でした(やっぱり)。やっぱこの人って声がいいです。


更に多くの麻生久美子を観るため、そろそろDVDプレーヤーか、PS2(『塊魂』も)でも買おうかと本気で思っています。


冷静になって振り返りたいと思います。誰彼にも肝臓炎だと診断するので「カンゾー先生」と揶揄される医師(柄本明)が戦中の岡山で頑張って生活する話です。何かいい加減な説明っぽくなりますが、そんな話です。麻生久美子は幼い弟妹を食わせるため娼婦まがいのことをしているソノ子役。ソノ子を看護婦としてカンゾー先生が半ばしかたなく雇います。


書いてて、特にスジが無い、ってことに気づく。


いい映画なんですよ、本当。柄本明、唐十郎、世良公則の年とったズッコケ三人組みたいな取り合わせが個人的には凄く好きです。ただしこの三人組、(超がつくほどの)破戒僧やモルヒネ中毒の医者を含みますが。それがまたいい感じです。


出てくる軍人は変態ばかりです。今村昌平の監督作品は初めて観ましたが、うわさ通りエロ、ですね。松坂慶子、とんでもなく妖艶ですよ。祇園とかで芸者遊びできる大人になりたい、なんてね。


エロ、といえば麻生久美子のオールヌードですが、これがエロい。エロいようでエロくない。どっちだろう。うーん、分からん。まあいいや、海の中でクジラを追いかけるシーンは神々しかったです。んで船に上がってきたら、うわー、黒髪って最高。


冷静に書けないので、ここらでやめときます。

asou on kanzo ←ついでに眼福、眼福と。ちなみに6年前の写真です。美しさがまったく変わりません。


tasogare1

「たそがれ清兵衛」


「壬生義士伝」の方がキレイで好きです。


サラリーマンの悲哀を表していて、という感想がいたるところで見られましたが全くその通りですね。上の写真でも分かるとおり、チョンマゲって定期的に剃髪せんとみすぼらしいことになるんです。そんな身のふり構ってられない貧乏・不遇の悲しさ、周りの冷笑の悲しさよ。


イメージとだいぶ違う映画でした。


田中泯を観るために借りましたが、すげえ恐い。この人の踊りが「暗黒舞踏」という名前だと知ってさらに恐さが増しました。現在甲府で働いている相方がどうやらこの人と会う機会があったらしいのですが(そうだっけ・・・)羨ましいことこの上なし。はよ、詳細教えろ。


田中泯の恐ろしさを確かめるためだけでも観る価値ありますよ。しかもその恐ろしさって、リストラされた社員が「理不尽だ」と暴力の牙を剥く恐ろしさですから、、、何と言えばいいんでしょう、飲み屋で「あはは、そりゃないっすよー先輩」とぽんと先輩(何の先輩か知らんけど)につっこんだら、マジギレされてボコられ殺されかけた、そういう恐ろしさと似ています。この指摘には若干の自信があります。


これで予習は済んだので「メゾン・ド・ヒミコ」を観に行けます。


merry christmas mr.lawrence

「戦場のメリークリスマス」


大好きな映画。


自分の中で北野武の映画では「ソナチネ」がナンバーワンですが、ビートたけしでは「戦場のメリークリスマス」でしょうか。


→クリスマスの夜、ハラ軍曹(ビートたけし)が酔っ払いながらセリアズ(デヴィッド・ボウイ)とロレンス(トム・コンティ)に釈放を告げるシーン。

→セリアズが激昂したヨノイ大尉(坂本龍一)を遮り頬にキスするシーン(そのあとに刀を構えながら崩れ落ちるヨノイ)。

→ラストのビートたけしの笑顔。


↑「映画観ててよかったー」と思うショットがこんなにあります。涙が出ます。坂本龍一もトム・コンティも演技はたどたどしいんですが、全然気になりません。全く関係ないけど浅田彰のしたり顔な文脈は嫌いです(ゲイ、ゲイと叫んでるのを思い出したからかも)。


そういえば最近、映画のことばっか書いてて読了した本のことを書いてないです。でも疲れたので、それはまた次回。


『暇じゃ』

あ、一つ。サクがカズオ君と飲んだことをすげえ楽しそうに書いてたのが気に食わなかった。

ふん。あほ。


あと、この日記のサブタイトルのとこを「俺の俺による俺のための日記」と変えようかと思いましたが、世の中には想像以上に同じこと考えつく人々がいたのでやめます。yahooで「俺の俺による俺のための」で検索しただけで約5710000件ですよ、あほですね。

どうも、キンモクセイというバンドのボーカルを見ていたら気持ちが悪くなってしまった僕です。


「うーん、この人どっかで見たことあるな・・・」


16日

『ノイズのこと』

バイトの仮眠時間を全て費やし至った結論です。mogwaiとかmonoとか、もういいかな・・・って。

気付くの遅すぎる!と言われたりもしますが、(関係ないですが、今Top Runner総集編にFEEDERのタカさんが出ています)ショウガナイです、気付いてしまったからには。516には今度、平謝りをしときます。ただ言っておきたいのは嫌いになったわけではないってこと。むしろ今でも好きだし、ライブがあれば行くでしょう。ただ、「辟易」って言葉がぴったりなんですが、最近タワレコ天神店のポスト・ロックコーナーを見てもらえばその「辟易」具合が分かっていただけるのではないでしょうか。「残響レコード」という名の少し前の俺なら目の色変えてたレーベルが、頑張っています。


「静と動」「冗長」「耽美」「幽玄」etc...


ハイハイ、もういいよ・・・って。食傷気味。


少なくとも今の自分が欲しい音楽ではなくなりました。そしてこれが重要なんだけど、じゃあ何が欲しいのか?そんなことを考えながら原田知世の「I Could Be Free」を買いました。レンタルした方が遥かに経済的なんですが・・・

i could be free

感傷的にもなっているのでしょうか。中学生の頃にレンタルしてとにかく聴いていたアルバムです。もしかすると今後この日記に登場する音楽はノスタルジックなものばかりになっていくのかもしれません。


17日

『ポラリスのライブ』

に行ってきました。薬院という場所に何らかの目的をもって降りたのは初めての経験です。beat stationという新しいライブハウスでしたが、高架下に建っているためライブ中も電車の音がして風情があって好きでした。音も良かったです。


肝心のライブは、前日の不眠のせいもありますが、不満足。何しろ途中で膝がカクンと折れるくらいです。危険を感じて半分ほどで後方へ下がり、座って目を瞑ったりしていました。気に入った曲も何曲かはありましたがどの曲もBPMが一定で、同じに聴こえてしまうといえば言いすぎかな。ドラムがあらきゆうこという人でこの人の叩くバスドラは凄かったです。ハコの関係もあるのかもしれないですが、この時ほどバスドラの

大きな音を聴いたのは初めてです。あとは我らがclammbonの郁子さま。あくまでサポートなんだけど、コーラスでは耳が完全に彼女の声を追っていました。とても楽しそうに演奏してたので、ああポラリスの音楽が好きなんだなあ、と思いました。好きじゃなきゃサポートなんてしないでしょうし。


union

ただ、私にとってポラリスは今のところ「欲しい音楽」ではないようです。


18日

『Commysplash'05 in HOUSHUYAMA』

魑魅魍魎の世界。というのが失礼ながら抱いた印象です。出ているバンドは魑魅魍魎ではないですが。


まず、場所が朝倉郡宝珠山村。県境での夏フェス(フェス!?)。しかも開催6回目。最多出場のグループが「マメマメ」という名のエンドウマメのかぶりものをした女性二人(ウクレレ)。客の中にステージ前でボール遊びをするガキンチョども。


主催者と観客の大半は、仕事もするし、家族もできた。だけど音楽もまだまだ楽しみたい、そんなオーラを纏った30代前後のオトナコドモの人ばかりでしょう、おそらく。


しかし、2000円というお金を払わずとも、外側から十分演奏を聴けたのではないか、と。? commy2

左はSKA★ROCKETSベースの人のハードロックバンド・THE BIG DIPPER、右は外で演るのも見るのもおそらく初めて・シュールレアリズム。


あー、変なイベントだった。


19日と20日

『平和な』

時間が続いてくれています。バイトの話です。自分では選挙・台風を頑張ったホウビだと考えていますが、おそらく幸運なだけでしょう。いやー、平和って最高。