久しぶりのブログですチョキ

ハイレゾ配信のお知らせです音譜

最近、新たに2作品をリリース!

いずれも、総合ランキングで第1位になりましたクラッカー

まずは、3月20日リリースされたチェンバロをメインとした楽曲のアルバムです。
タイトルはPainting with Cembaloといいます。

Painting with Cembalo

チェンバリストの有橋淑和さんをフューチャリングした新作4曲が収録されています。


このアルバムは週間総合ランキングでも第2位となりましたアップ

ステレオサウンド 週間ランキング記事

古典楽器のチェンバロですが、今回は電子チェンバロを演奏していただきました。
それぞれが違うテイストの楽曲ですが、バロック的な要素は大事にして作曲した作品です。

僕はピアノ、ギター、そしてコンピュータプログラミングをしています。

また若手バイオリニストの加藤綾子さんの情熱的な演奏も加わり、オリジナリティー溢れる作品となっています。

楽曲解説や、有橋淑和さんのインタビューなど、こちらのニュース記事をご覧下さい。

ニュース


さて、2作目は、4月3日にリリースされた、Lapis Lazuliの新譜です。

The Water is Wide

The Water is Wideというブリティッシュ民謡をカバーしました。

3月に終了したNHK連続テレビ小説「マッサン」のエリーさんが劇中で歌われた曲です。
日本でも昔から有名な作品ですね。

この曲をギター伴奏のみでアレンジしてみました。ギターは山田豪さん。
スチール弦と、ナイロン弦の2本のギターを使って演奏しています。

ゆったりとしていて、癒し効果のある作品に仕上がっています。

こちらはシングルチャートの総合ランキング一位になりましたクラッカー

いつものように、作曲、編曲、演奏だけでなく、レコーディング、ミックスからマスタリングまで全て僕自身がやっているのですが、苦労して作りあげた作品が、ランキング1位という形で評価されることは、本当に嬉しいことです。

こうして、多くの方々にこの作品のことを知っていただき、聴いていただけることは、本当ありがたく、幸せなことですわんわん

これからも多くの作品を制作、リリースしていきたいと思いますグッド!
本日、「森の詩」がアルバム総合ランキングで第1位になりました音譜

e-onkyo musicmorinouta_jacket

またクラシック部門でも第1位をいただきました。本当に多くの方々にダウンロードしていただき、感謝ですビックリマーク
e-onkyo classics

こうして多くの方に興味を持ってもらうのは、嬉しい限りです。次回作もがんばります音譜

五木田岳彦

ひさしぶりのブログ更新です。
最近、こちらにはご無沙汰でしたが、、、、すみません!

先日、NHK「おはよう日本」という朝の報道番組に僕の最新作のハイレゾ作品が特集されました。

morinouta_jacket

今年になってどんどんと盛り上がりを見せているハイレゾ音楽なのですが、まだまだ知らない人も多いのが現状です。この番組では、ハイレゾとは何か?ということとその魅力や脳や心に与える様々な効果を伝えました。ハイレゾが脳や心に、安心感や心地よさを多くもたらすことや、不快感を取り除く効果がある研究成果なども紹介していました。

そもそもハイレゾって? 従来のCDとは何が違うのか?なんてこともわかりやすく説明されていてとても良い内容でした。

番組の内容は是非こちらをチェックしてみて下さい!

NHK「おはよう日本」特集作品 「森の詩」morinouta_tag


今回は、「森の詩」という新作ハイレゾ作品の制作現場にNHK「おはよう日本」が密着。作曲やレコーディングの様子などを紹介するということでした。

「森の詩」がどんな作品かというと、森の音、自然の音と楽器や声を編み込んでいき、1つのアンサンブルにするという作品です。番組はまず、森の音をレコーディングするところからスタートしました。

様々な森の音をレコーディングする、、、。これが想像以上に大変なことなのです。
実は今の日本はどこにいっても騒音だらけなのですよ。
都会の公園はまず駄目で、あらゆる騒音に包まれています。
少し人里離れたくらいでは、車の走る音や、何かしらの人間の生活音が存在してしまい、今回のような特殊なマイクを使っての収録は厳しいのです。

結果的に、とある山を登って、さらに谷の奥地へ行く必要がありました。(;^_^A

番組ディレクターをはじめ、カメラマンさん、音声さんやスタッフ達と、静かに森の音が収録できる山奥へ、重い機材を背負っての登山でした。本当にお疲れさまでした。(なんてそこまで大袈裟な山ではなかったような気がしますが、、、。)当初はきっと、もっと平坦な雑木林を想像していたと思うので、山登りの事実を知った時に、カメラマンさんの顔が一瞬曇った気がしました。

僕はというと、山に登ることを知ってから、いろいろと心配が増えてしまいました。

その1
きっとカメラさんは僕の足下を撮影するだろうと確信していました。よく歩いているシーンでは、体全体ではなく、足下だけが寄りの映像で写されているのを見ているので。

それならばと、登山用のかっこよい靴を事前に購入! 番組で、予想道理に山を登る足下が写された時には、「やった!」と、自分の計算が正しかったことに嬉しかったです、、。(心配してる場所がずれているような気がしますが、、、)
ただ、残念なことに、カメラは後ろからだったので、山を登っている靴の裏しか写っていませんでした(ノ_-。) どんな靴を履いていたのかなんてわかりませんでした、残念。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

その2

これは山に登ることだけではなく、全般的なことでの心配でした。

普段はピアノやPCの前でずーと仕事をしていることから、スポーツから遠のき(以前はスキー、テニス、スキューバーダイビングなどとアウトドア系も幅広くやっていたのですが、)体力の衰えも酷いこと。
それなのに食欲はかなり旺盛なことから、体が完全にテレビ向きにはなっていないことでした。テレビは太ってみえるのです(´_`。) 

実際の番組を見て、「あれ、思ったよりも太っていないなあ~」とほっとしていました。

なんて、同行された番組スタッフの方々は、まさか僕がこんなことを心配していたとは知る由もなかったことでしょう( ̄_ ̄ i)、、。

さらに、僕はもっと大きな心配をしていました。森の奥地に行くのですから、答えは1つです。

「熊との遭遇!!!」です。クマ

実は、レコーディング場所を探している時に、「ここは静かそうでよいかな?」と思う多くの場所には、「熊に遭遇することへの注意』みたいな文章が掲載されていました。怖いです!!

さらに、怖さ以上に困ったことがあるのです!

注意事項「熊よけのために、森の中では鈴やラジオを鳴らして下さい」って、そんな状況ではレコーディング出来ないし、、、でも静かにしてたら命にかかわるほどの危険行為だし、、、、汗。

当日の収録では、森の中で息をひそめてのレコーディングでした。これは危ないのです。もしも熊さんが散歩がてらに突然現れてもおかしくない状況なのです。襲われてしまいます。最悪食べられます!!
それはそれでNHKニュースに出演しますが、意味が違います(w_-;

実際は、熊にも食べられず、毒蛇にも噛まれず、いろいろな心配をしながらも素晴らしい森の音をハイレゾで収録し、無事に帰ってこれてよかったです。


そんな森の音とピアノやボーカルの奏でる音を編み込んで作った作品です。
バイノーラルマイクという3D立体音像での収録をしていますので、ヘッドフォンで聴くと、まるで自分が実際に森の中で音楽を聴いているかのような感覚が味わえる作品ですので、是非、みなさん聴いてみて下さいね。音譜

次回は楽器のレコーディングなどについて書いてみます音譜

販売サイト:e-onkyo music

morinouta_jacket森の詩

久しぶりにブログを書いてみる。


実は今年の始めから、最も力を入れているものの1つが、このハイレゾ音源制作配信である。

いくつかあるハイレゾ配信サイトの中で、e-onkyo musicというサイトから、プロデュース作品を定期的に配信している。

初めてハイレゾ配信をスタートした時には、こんな感じの記事がヤフーニュース、共同通信社などを始め多くの情報サイトに掲載された。

スタート時の記事はこちら


e-onkyo music


今日はクラシック部門で1位と2位、そして10位がプロデュース作品である。

Lapis Lazuli 「夏の終わり」
そして、奥村百合名「月の光」など8月よりずっとランキング上位に入っている。

また、以前NHKスペシャルのテーマ曲として書いた作品をDSDリマスターした作品
「One Step, One World」(NHK 夫婦で挑む白夜の大岸壁)は数週間上位にランクインした。

One Step, One World

最も活躍しているのはlapis lazuliで、ここ数ヶ月間、ポップスロック部門では、10位以内に数曲ランクイン、全てのジャンルを含む総合ウイークリーランキングでも8位にランクインしている。



僕が代表を努めるTimeArt Entertainmentというレーベルから、定期的に新しい作品をリリースしている。

テレビやマスコミを使った大掛かりな宣伝はないので、派手な売り込みなどまったく無いのだが、初めてから今までに発表した多くの作品がTop 10にランクインしているのは、非常に嬉しいことだ。

ひたすら自分のスタイルを貫いて、高音質な作品作りを追求し、世の中に発表していくというスタイルがとても気に入っている。

ハイレゾ音源に興味を持つ人たちは、たぶん真の音楽好きな人たちだと思うので、そういった人達へ、直接作品を提供していけるのも楽しい。

ハイレゾという世界は、最新のデジタル技術によって、CDやmp3などより、より原音に近い音を楽しむことが出来る。僕が提供しているのはDSD5,6というフォーマットなのだが、現在はこれが最も高音質だと言われているフォーマットだ。ただ、その世界は奥が深く、全てが最新のデジタル機材で作れるかというとそうではなく、実は数十年前のアナログ機器などを屈指して制作をしていたりもする。

そんな音楽を作る側からも、聴く側からもいろいろな楽しみ方が出来るのも、ハイレゾ音楽の楽しみの1つだと思う。

2014年になって、3週間が過ぎようとしています。
本年もよろしくお願いします。


ブログを書くのは久しぶりです。
新しい年になったのに、このタイミングで何も書かないと
「閉鎖叫び
ということになりそうだったので、こうして書いていますあせる


何を書こう?


単純に仕事のことやお知らも良いのですが......

年初めのお題として、、

今更ながらですが、僕の人生の大半の時間を費やしている、作曲という行為について、気ままな感じで書いてみたいと思います。


毎日、作曲します。
そして新曲はどんどん生まれています。
っというか心の中に浮かんでくる様々な音、いろいろな音を見つけては吟味しながら、組み立ているという感じです。

いつものことなのですが、全く違ったいくつかのプロジェクトが同時に進行しているので、毎日全く違う空想の世界に自分を飛び込ませて、湧いてくる泡のような音を一つ一つ、取りこぼさないように拾っています。

これが僕にとっての作曲という行為です。

頭の中の宇宙にも似たような空間に、様々な音が流れ動き、自分の中を流れています。
さて、作曲しようかなという気持ちになった瞬間に、その宇宙の中に飛び込み、音を拾います。ほとんどがあまりおもしろくない音、くすんだ音、幼稚な音、どこかで見た事のあるような(聴いた事のあるような)音なので、そのまま素通りさせるか、拾っては捨てます。
ただ、その中に「あれ、これってなかなか良く光っているなあ」と感じる音に出会います。それを書きとめていき、いくつか良い感じの音が集まったところで、それらを組み合わせてみます。
こうして、作品の外観や方向性が少しずつ決まっていきます。

ただ、毎回キラキラと光る原石のような音が拾えるわけでもなく、探しているうちに、いつのまにか寝ていることもあります(多々).........ぐぅぐぅ

さて、幸いにも良い感じの作品(自分的には)になりえる形が見えた時に、一度感情的で創造的な世界から離れ、冷静な頭で自分の作品をチェックします。

この時点で、最も重要なことは、以前どこかで聴いたことがあるかもしれないような音楽になっていないかというチェックです。
もしも、何かに似てたり、何か風だったりしたら、この作品はゴミ箱行きです。
自分の作品が誰かに似ているという、最も嫌いな結果にならないために、このポイントは重要です。
その結果、作曲で、僕にとってオリジナリティーと協調性という両面はいつも格闘しています。大げんかです!


つづく・・・(かも?)