大関栃東の高度な技術
こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?
写真は最近CoCo壱に登場した新しいメニューの写真です。
このカレーの名前がですね、なんと
グランド・マザー・カレー
というんですね。
おいおいおい、材料なに使ってんだよみたいな。
まぁ確かにインドカレーといっても、中に印度が入っているわけじゃないのでグランマカレーもアリかと思いますが、
アサリカレー
豚しゃぶカレー
ハンバーグカレー
グランド・マザー・カレー
このように並べられると極めて物騒だと感じます (`Θ´)
さて、現在大相撲3月場所が大阪で開催されています。
相撲の発展を祈る私としては、この時期だけはどうしても相撲の話をせずにはいられません (`Θ´)←初場所スルーしたくせに
実は今場所、当初からかなりの緊張感が漂う特別な場所でした。
その理由は、多くの力士の「勝負どころ」が偶然重なってしまったため・・・
一言で勝負どころと言っても、中には希望に溢れた勝負どころあり、わりと崖っぷちの勝負どころありとそれぞれなのですが、とにかく今場所は結果を出さなければならない人がわんさかいるため全体的にとてもピリピリしているのです。
まず筆頭に挙げられるのは大関栃東の綱取り。
そしてモンゴルの大器 白鵬は大関を狙う立場です。
朝青龍もなんか気合い入ってるし・・・(`Θ´)ネ
そして魁皇と千代大海はカド番・・・要するに今場所負け越すと大関を陥落するピンチ状態です。
というわけで今場所は皆さんせっぱ詰まっていてわりと本気。
いや、いつも手抜きしているわけじゃないだろうけど(笑)やっぱり勝負所になると気合いの入り方が違うなと感じます。
しかしそのおかげで今場所は熱戦が続いていて、見ているほうも非常に楽しいです (`Θ´)
さて本日は、ひときわ注目を集めた栃東の相撲について少し分析してみたいと思います。
みんな興味ないかもしれんけど・・・でも分析したい (`Θ´) サシテ
大関である栃東は先場所優勝し、朝青龍の連続優勝記録を7でストップさせました。
いろいろめんどくさいガイドラインがあるのですが、すごく簡単に言うてしまうと大関が二連続優勝すると横綱に昇進することができますので、今場所栃東が優勝すると横綱になれる・・・彼にとっては神の座に上り詰めるチャンスの場所なわけです。
しかし現時点で3敗している栃東は今場所後の横綱昇進がすでに絶望的となっており、そういう意味では今場所の見所はすでに一つ残念な結果に終わってしまいました。
この人が栃東(とちあずま)。
岩石のようなイカツい肉体ですが、相撲界においてはわりと小柄なほうです。
個人的に、私が考える栃東の強みは、まずは上体の起きにくさです。
スタイルにもよりますが、相撲は基本的に前屈みになっていないと踏ん張ることが出来ません。
逆に言うと相手の上体を起こして反らせてしまえば勝つことができます。
栃東は上体を低くキープする技術に秀でていおり、相手はなかなか攻め手がありません。
そしてさらに挙げられるのは
おっつけ
いなし
といわれる二つの技術の鋭さです (`Θ´) キョウミナイ?
おっつけというのは、相手の肘や腕の外側から絞り込む技術で、いなしというのは相手の力をそらす技術です。
この二つの技には「相手の力の向きを変える」という共通した点があり、実際はこの二つが同時に行われることも少なくありません。
で、この相手の力を逸らすという点において、栃東の相撲はまるで教科書のようだと私は思っています。
こちらは先場所の栃東VS琴欧州の一番。
琴欧州・・・足がなげぇ・・・(`Θ´;)
立ち合いの直後、琴欧州は張りサシをねらいます。
早い話が相手にビンタを食らわせて一瞬の隙を作る方法ですが、うまくいかないと自爆技になってしまう場合も多々。
わりとデリケートな技です。
この時は栃東に張りが通用せず、そのままドーンとぶつかりました。
琴欧州にとっては一手余分とななってしまい、この時点で既に不利です。
上と比較すると分かりますが、踏み込んでいるのは栃東。シンプルに申し上げると、琴欧州がビンタしている間に栃東は一歩出ることが出来たというわけです。
栃東が左手でいなしています。
残念ながら死角なのであんまりよくわかりませんが、琴欧州の右上腕に横から圧力をかけて、体の向きを変えているわけです。
同時に自分の立ち位置を相手と垂直にすることで効果倍増です (体を開くといいます)
バランスを崩した琴欧州。
一撃でこんな形になってしまうのがほんとすごいです (`Θ´)
もし東急ハンズなどで「いなし日本一」と書いてあるタスキがあったら栃東にプレゼントしたいです。
琴欧州の身体能力はずば抜けています。
それでも残った (`Θ´;) スゲー
でかいけど身軽。さすが大関。
しかし既にバランスを崩しているのでこらえることが出来ません。
バランスを崩してしまうと、どんな強い人でも我慢できなくなります。
極端な話、上2コマからだったら私でも琴欧州を押し出せます。
きっとあなたにも出来ますよ (`Θ´)マジデ
さて、上でご紹介した栃東と琴欧州の一番ですが、実は本日もこの対戦が組まれていました。
ついでなのでそれもご紹介したいと思います (`Θ´)
今場所、琴欧州は張りをしませんでした。
相手にもよるだろうけど、そっちのほうがいいと思う (`Θ´) アシガナゲー
しかし・・・・
ここで炸裂!栃東のおっつけ&いなし。
先場所とほぼ同じ形で、栃東は左から琴欧州の力の方向を逸らせようとします。
ごらんの通り既にバランスが失われ、栃東の勝ちとなりました。
バランスキープってほんと大事やなと思います。
それにしても、デジャヴのように全く同じ技を食らう琴欧州にも大きな課題があるのは言うまでもありません。
もちろん一番悔しいのは本人でしょうが・・・まぁタイプ的に苦手なのかな・・ (`Θ´)
(ちなみにこの二番とも「足が揃ってしまっている」という致命的なミスがあるのですが、もうこれ以上やると皆さんに逃げられそうなのでやめときます)
私の武術の経験から申し上げても、相手の力の方向を変える技術というのは非常に高度で体得が難しいものです。
そりゃー大相撲幕内で相撲とってる時点で一握りのエリートですから、皆がこうした技術を体得していることでしょう。
しかしその中において、この「おっつけ」と「いなし」をバカスカきめてしまう栃東の技術はマジで相当なものだなと思います。
おそらく実際に相撲を取っている相手にとって、栃東は歩く巨大ローラーみたいなもんだと思います。
ローラーっていうか・・・なんかほら・・・一回まわすとお経を一回唱えたのと同じ効果があるとかなんとかいう、きわめて都合のいいアレ・・・なんていうんだアレ・・
アレをまっすぐ押すようなもんです (`Θ´) ←ビミョー
ちょっと中心からずれるとローラーは簡単に転がり、自分がオットット・・となります。
ど真ん中をしっかりとらえて、しかもまっすぐの力をかけないと、むしろ自分のほうが危ないわけです。
で、そのでかいローラーが自分の意志で動いているわけですので、これが相手にとっては難儀なのは間違いありません。
ところで私、ついこないだ武術を習い始めて丸7年となりました。
ソロバン8級で引退を決意した輝かしい経歴を持つ男にとって、これは快挙です! (`Θ´)
それでも、なんとなく続けてこれたおかげである程度相手の力を逸らす技術を体得しているかな?と思います。
これが出来ると満員電車で非常におもしろい遊びが出来ます。
車内で完全に脱力し、必要以上に他人に体重をあずけているオヤジの力の方向を把握し、それを緩やかにずらしていくというものです。
転ばせてしまうとアレなんで少し手前で支えますが、相手にとっては私がなにかしていると知覚することはできません。
しかしインドアライフを満喫しているおかげで、ここ数年は人様に迷惑をかけることがなくなりました (`Θ´)←オイオイ
先場所の栃東VS琴欧州(VTR)
栃東ってブロガー なんすね!!(`Θ´) トチアズマドットジェーピー
何ヶ月も前からブログやってる普天王ってパイオニアー
魔法の発声法と三つ星寝言
こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?
写真は私の妹二人です。私、実は長兄です。
さて、大変キョウシュクですが、また正月の話さしてもらいます(`Θ´)←しつこい
私と彼女が福岡の実家に帰ったときには、当然ながら
寝る場所
が必要になります。
しかし我が家は町内でも指折りの由緒正しきBB(貧乏)一家であるため、客間などが存在するはずもありません。
で、どこで寝るかというと妹の部屋ということになるわけです。
もともと私たち兄弟三人は小さいころからずっと相部屋生活を続けていました。
ですので、ピンクが基調でなんかいい臭いがしたりするような「いわゆる妹の部屋」という雰囲気とは違って、3人分のモノがごちゃごちゃとあったりしてわりと雑多なエリア。
今は一番下の妹だけが実家で生活しているので、一人の部屋にしちゃそこそこの広さはありますが、この時期だけはどうしても
妹、妹2、(`Θ´)、(‘Θ‘)
の4人が寝泊まりするため、お互いに窮屈な思いを強いられます。
今となってはこの部屋の主である一番下の妹ですが、そんなに太ってもないくせに数年前からダイエットに励んでいました。
そして15万(!)もする高いアブトロニックみたいなのを買ったりもしていましたが、その翌年には見事にホコリのかぶった状態で、使用を続けている気配はありません。
私自身のフランケンシュタイン計画
が頓挫したまま放置されていることを鑑みると、こういうところやっぱ兄妹やなぁと思う次第。
(ちなみにフランケンシュタイン計画という名前は今思いついた)
ところがそのバカみたいに高いアブトロニックが続かなかった妹が、今年は見違えるほど痩せていたんですね (`Θ´)←びっくりした
7キロ減ったとか言うてましたが、よく話を聞いてみると痩せた原因はなんと
口内炎
だそうですよ(笑
妹曰く、
「やっぱ悟ったばい。食わんのが一番痩せる。」
自然の摂理です。
15万のアブトロニックは口内炎に如かず、ということでしょうか(笑
さて一方、昨年やっとこさ大学を卒業して一人暮らしをしてる真ん中の妹は、私にホーミーを教えてくれました。
皆さんご存じかしら・・・ホーミー・・・ (`Θ´)シランヨネ
これはモンゴルに古くから伝わる発声法の一つです。
他に類を見ない非常に独特な技術で、最大の特徴は人間の声で和音を出すことが出来るという点でしょうか。
私は作曲の仕事をしていたころから民族音楽がとにかく好きで、たった一人で和音を生み出すホーミーというフシギな技術を体得したいとかねがね思っていました。
でも、ウソか本当か知りませんが、ホーミー奏者は早死にするとか、ひどいものだと30分続けたら死ぬとか(笑)
そういうフォークロアがあったりしてなんとなく恐ろしげだし、だいたい周りにホーミーが出来る人ってのがいませんでした。
その幻の技術を妹が私に教えてくれたのです。
↑
いったいどんな家庭だ・・
わけわからん兄妹でほんとごめん (`Θ´)
ホーミーについてはこのホームページ
に詳細が載っています。このページいきなり音が出るのでご注意下さい。サンプルを聞くことが出来ます。
(ウーーーって言ってる音と口笛のようなビヨヨヨ~という音を一人で出してるんです)
とりあえず私は原理を理解し、和音を出すことが出来るようになりました。
簡単に申し上げると、ベロで共鳴胴のようなものを作って声を共振させるという仕組みです。
ウーウー♪> (゜Θ゜) <ビヨヨ~~♪ ←やってみたら出来た
そしてついでに、こんなので早死にするわけないと思った(笑
最後に、今回一連のお正月の記事でほとんど登場していない(‘Θ‘)のお話で〆たいと思います。。
彼女は実家に帰っている期間、久しぶりに
寝言が爆発
していました。
それはそれはすごかった・・・
その中でも過去最高級(グラン・クリュ)と思われるものすごい寝言を炸裂させた彼女。
なんせ彼女の年末年始は寝付きの悪い日続きでした。
慣れない枕ですし、5回目とはいえ人の家ですから緊張して気づかれもあると思います。
あるでしょうが・・・それにしても・・・・
(‘Θ‘) 「うう・・ううう・・・」
(`Θ´) ハッ!! ←不穏なムードで目が覚めた
(‘Θ‘;) 「うううう・・・・」
(`Θ´) ・・・ ←期待
(‘Θ‘) 「く・・く・・」
(‘Θ‘) 「黒いま●こと赤い
ま●こオオオッッ!」
ヽ(`Θ´;)ノ !!!!!!!!!!!!!ッ
(お断り: 伏せ字の内容についてはご質問頂いても一切お答えできません)
親愛なる読者諸兄、よろしいでしょうか。
もう一度言います。これは寝言です。
つまり彼女は寝ています(笑
私ももう30年生きました。人生の1/3を経験しました。
だいたいのことには動じない自信があります。
しかしこの日は違った! (゜Θ゜)ポカーン
彼女の絶叫があまりにも大音量で、しかも放送禁止用語ど真ん中であったため私は非常にびっくりさせられました。
そして心の中で「これではブログのネタに出来ない!」と非常に悔やしく思っていたのです (`Θ´)
↑
結局しとるやん
それにしても夢の内容が非常に気になります。
全体、どのような夢を見ればこのような寝言が発せられるのか・・・とりあえずものすごくグロい夢であろうことは容易に想像出来ます。
翌日確認したところ、残念ながら彼女は夢の内容を覚えていませんでした。
そしてついでに、同じ部屋で寝起きしていた妹にもしっかり聞かれていたのでした(笑
さて、そんなこんなで今回もいろいろな事件を巻き起こした私たちの帰省旅行は9日間で終了しました。
関東に戻ってきてからも私のホーミー練習は続きます。
ウーウー♪> (゜Θ゜) <ビヨヨ~~♪ ←ご満悦
(‘Θ‘) 「・・・・それってもうちょっと小さい音で練習出来ないの?」
ゥ・・・ (゜Θ゜;) ・・・・・・
ごめんけど、むり
ある程度大きな音を出さないと高音が聞こえません。
小さい音だとベロの空洞が共振してくれないんですね。
確かにうるさいですし、先ほどのリンクで聞いて頂いた方はお分かりだと思いますが、他人から見ると結構怪しい(笑
(ちょっとチベットのお経チック)
というわけで最近はお風呂の中でホーミーの練習をしています。
ウーウー♪> (゜Θ゜) <ビヨヨ~~♪ ←だいぶ出来るようになった
越境
俺はついに国境を越えた!
こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?
とりあえず先に言うておきます。
オトナの階段、終了 (`Θ´)←登り切った
私はずっと自分のことを子どもだ子どもだと思っていました。
自分で生活できてはいるし、納税してるし選挙も行っているのですが、だけどなんとなくオトナになりきれない自分と永らく付き合ってきたのです。
しかし、そのようなスゥィートな日々もあえなく終了。
私は昨日(17日)からMI・SO・JI。
ミソロードの幕開けです (`Θ´) ←オトナだわ・・
ところで、私は正月を迎えるといつも思うことがあります。
「やっぱり地球は回っている」
そう、つまり正月という区切りが存在するのはとりもなおさず人間様の勝手な都合に過ぎないのであって、本来世界はシームレス(継ぎ目のない状態)に淡々と時を刻んでいるのです。
これは私個人にとっても言えることであり、2月17日の午前0時から突然なにかが変わるわけではありません。
しかし・・・そんな悠久の流れをもぶった切った(笑)区切りの日。
なんか・・・モノの見え方が変わったよ (゜Θ゜)ホント
2年ほど前から諦めがついていたつもりでしたが、いざなってみるとやはりもの悲しさを感じると同時に、なんとなくあらゆるものが変化したようにも思えてきます。
そして今回ばかりは、成人式を迎えた時よりも下半身からの発芽が確認された時よりもずっと大きなインパクトを感じているのです。
さて、以前も何度か書きましたが、我が家にとって誕生日は唯一無二のお祝いイベントです。
クリスマスもバレンタインも基本はスルーという雄々しい姿勢を貫いていますが、誕生日だけは自分たちなりにお祝いをしています。
また、プレゼントは
貰う人が品物を選択する
という合理的なスタイルを採用しており、私は去年の誕生日には椅子をプレゼントしてもらいました。
しかし今年のプレゼントはまだ決定できていません。
なんか最近、ちょっとしたことを決断するスピードが低下しているのを感じます。たとえばレストランのメニューとか・・・
私が去年プレゼントした曲を彼女が非常に気に入ってくれたので、私が今年貰えるプレゼントは例年よりも奮発してもらえることになっています。
こうして選択肢を広げられると、さらに迷う (゜Θ゜)ポワワーン
これも決定次第、ご報告申し上げます。
昨日は私が世界で最も愛する料理であるトンカツを彼女が作ってくれて、そしてチーズケーキを焼いてくれました。
よく「一ヶ月毎日同じモノをたべるとしたらなにを選ぶか?」みたいなくだらない問答がありますよね。
私は全く迷うことがありません。トンカツです。ラヴです。
ちなみに彼女は
(‘Θ‘) 「ラーメン!」
だそうです。
誕生日を笠に着てひたすらぐうたらする私に、こうして好物を作ってくれる・・・感謝に堪えません。
そして、皆様から沢山のお祝いコメントやメールを頂きました。
本当にありがとうございます (`Θ´)チュ
そんで奇しくも私と同じ日に生まれたマミ姉
とこんな!おばちゃんと373さん
、お誕生日おめでとう!
てかマミ姉と373さん同い年なのね・・・てことは全く同じ日に生まれたんだ・・すげぇ。
とにかく、そんなわけで私は本日から立派なアダルトです。
(‘Θ‘) 「30歳・・なんかオトナだねーーー」
(゜Θ゜) 「だれが?」
30代以上の皆様、若輩者ですがこれからもよろしくお願いします。
20代以下の皆様、黙って俺についてこい (`Θ´)オイデオイデ
スラッカンの言説
(実家近くのシャッター街 すごいよ)
こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?
俺だってスラッカンのチェゴサングン様のようになりたい!!!
いや、なんでもないです (`Θ´)スルーシテ
↑「チャングムの誓い」欠かさず見ている
2006年がスタートして早いもので1ヶ月以上が経過しました。
ところが私がこれからはじめようとしているのは、やはり正月の話です(笑
くどいようですがお聞き頂ければ幸甚です(`Θ´)
私が毎年足しげく帰省する理由の大きな部分に、古くからの友人に会えるということがあります。
もうすぐ30歳を迎えようとしていますが、この年齢で15年のつきあいがある友人がいるというのは本当に有り難い話。
毎年必ず大晦日の夜になるとやってくる二人の友人は、いつも通り私の実家で年を越します。
そもそも「自分の実家にいなくてもいいのか?」という疑問も湧くのですが、もうかれこれ10年くらいこうして我が家で正月を迎えるのが恒例。
どんな話題にでもやたらと切り込みたがる私の父親も、彼らがほどほどに相手をしてくれるので(笑)この日を楽しみにしているようです。
この友人のうちの一人は今でも大学で勉強をしているのですが、何故か毎年必ず違う友人を連れてきては私に会わせてくれています。
今年彼が連れてきたのは大学の仲間で、既に結婚している二人の男女でした。
私の友人を含めて彼らは3人とも文学を勉強していて、私は私で海外の文学に興味がありますので、わりと話が合ったりもします。
「風と共に去りぬ」が取り扱う黒人奴隷の問題、いったいどっちが裏でどっちが表なんだろうか・・・とか・・メルヴィルはクジラを魚だと思ってたとか・・
極めてマニアックでアカデミックな話題に花が咲きました(`Θ´)
さて、この大学の仲間夫婦・・・実は彼らは社会的にマイナーな選択をしている興味深い人たちでした。
具体的には、男性が家事を受け持つという・・・つまり主夫ってやつですね。
そんなわけで必然的に料理の話題にもなったりして・・(`Θ´)
今の日本では男性が外で働いて女性が家事を担うというのは多数派の選択だろうと思います。
ところが、少し考えてみると分かることなのですが、これはもともと社会が規定するような範疇の話ではありません。
本当はもっとシンプルですよね。
合理的であったり、当事者がよく話し合って「こっちがいいな」と思う方を採用すりゃいいです。
なんつっても誰にも迷惑がかかりませんので、本来は「どっちでもいい話」だと思っています。
ところが・・・
実際、(いわゆる)一般家庭のモデルケースに合致しない人生は制度的に損をすることがあります。
例えば家族を養っている人は税金が安くなります。また、サラリーマンは非常に優遇された税金の控除を受けることができます。
つまり、そうでない人は別段正当な理由がないのに損をしていると見なすこともできます。
しかし、だからといって「こうあるべき」という話には到底なり得ません。
扶養控除を受けてサラリーマン特別控除を受けることが正義ではありません。
そんなもん、好きなほうを自由に選べばいいだけの話です。
そんなこんなで私たちは「自由ってなんだ」みたいな話をし出したんですね。
私に言わせれば、この主夫になる決断をした彼は極めて自由な人です。
私たちの社会は一定のモデルケースを確かに提示していて・・
男性ならば「大学を出て会社に入って嫁さん貰って年金を貰う」
女性ならば「大学を出て会社に入って寿退社して二人子ども生む」
このモデルケースがあなたにぴったりフィットしていれば選択は楽かもしれません。
ところがこのモデルケースがフィットしていない場合に問題が発生することがあります。
葛藤があるかもしれません。社会が提示する「当たり前」から外れていて、疎外感を感じるかもしれません。人のせいにしたくなるかもしれません。他人にとやかく言われることもあるかもしれません。
だけど本当のところ、社会が提示する「当たり前」のモデルケースなんてものは「所詮一例に過ぎない」ことは誰でも知っています。
誰でも知っているけど・・分かってはいるけど、それでも私たちがそうしたものにとらわれてしまうのは何故でしょうか。
私は、自分にたいして制限をかけているのは社会ではなく、自分自身であることのほうが多いのだと考えています。
人と自分が違うことに対して、恐れを抱く必要はありません。
後ろめたく思う必要もありません。
主夫を選択した彼は既存のナラティブ(物語としての自己)に縛られない、極めて勇敢で自由な人なのだと思いました (`Θ´)
ちなみに私、eiさんの受け売りでナラティブとかいう言葉を使っていたらずいぶんカンゲキされました。
「グランドナラティブ知ってる高卒ってフツーじゃねぇ」
(`Θ´)ハハハハハハ ← 一応専門卒なんやけどね
院に飛び級出来るとまで言うて下さって・・・誉められ上手の私としては諸手を挙げて喜ぶ他ありません。
興味深い話も沢山聞けたし、なかなか刺激的な出会いでした (`Θ´)
あ、それと申し訳ありませんが、正月の話あと一回させてもらいます(笑
よろしくお願いします。
この日覚えた単語 : 言説 (げんせつ)
フーコーさんのディスクールという言葉から来ているようです。私の理解で簡単に申し上げると、思いこみ・・偏見・・既存のイメージ・・みたいなことか?←極めて自信なし
くだんの彼は言説に縛られずに自由な選択を行ったということです。
余り物で料理をしなければならないのに、民が買うことのできない高価な牛乳を使って汁を作ったチャングムは言説に縛られていたのです。←わかったわかった








