今日3月13日(水)に新規上場した【4434 サーバーワークス】は、初値が付きませんでした。
というか、思いっきり株価を吊り上げて、寄り付かせる気はまったく無かった気がします(^^;

朝の早くから、気配値は19120円と、とんでもない高値になっていました。

公開価格は4780円で、今日は最大でも11300円以下でなければ寄り付かないのに、上限をはるかに超えた12000円、13000円、15000円に、数万株の厚い買い板が出ていました。
これは、「何としても買いたい!」というより、「今日は売買を成立させず、初値を吊り上げて、明日に持ち越したい」という意図を感じます。
寄り付かなければ、どんなに高値でどんなに大きな買い注文を出しても、支障はありませんので。

これを見て、「もう今日は寄り付かないや」と、早々に諦めた人が多かったと思います(^^;

大引けでも、買い注文がおよそ72万株に対して、売り注文がおよそ12万株のみで、まるで寄り付きそうな気配がありませんでした。

上場初日に初値が付かなかったので、明日3月14日(木)は即金規制がかかります。

直近のIPOで、初値が吊り上げられた銘柄を見てみると、いずれも、初値を付けた後も大幅に上昇しています。

 

 

銘柄 公開価格 初値 その後の最高値
【7049 識学】 1800円 4550円 7260円
【4429 リックソフト】 4000円 9050円 11900円
【4431 スマレジ】 1370円 3225円 4435円


マザーズ指数も上昇中ですし、【4434 サーバーワークス】は、初値が吊り上げられても、

「こんなに上昇したら、高すぎてもう買えない・・・」

ではなく、

「直近のIPOと同じく、初値を付けた後ももっと上昇しそう!」

と考える人が多そうです。

そう考える個人トレーダーの買い注文が殺到すれば、明日からは、今日みたいに無理やり吊り上げるような買い注文を出さなくても、勝手に初値が吊り上っていきそうです(^^;

 

 

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今日3月12日(火)は、バイオ株が大盛り上がりでしたね!

【4563 アンジェス】も【4579 ラクオリア創薬】も、寄り付きからどんどん上昇して、10時頃にはどちらも大陽線になっていました。

2日連続ストップ高で急騰していた【4588 オンコリスバイオファーマ】も、さすがに勢いが止まるかと思ったのですが、今日も上昇して、また高値を更新してしまいました。

前場にそれぞれ最高値を付けた頃には、日足チャートはこんな感じでした。
かなりの含み益になった人も多いと思います(^^)



ところが、11時前からは一転して、3銘柄ともに急落。
後場に入って13:45頃には、前場の上昇分をほぼすべて、吐き出してしまいました。

その時点での日足チャートは、こんな感じになってしまいました。



前場のうちに利益確定していなければ、ほとんど利益が無くなってしまったと思います。


しかし、【4571 ナノキャリア】や【4596 窪田製薬ホールディングス】は、ストップ高に張りついて引けました。
私は監視していませんでしたが、これらを手掛けていた人は、利益が無くなることもなく、大きな含み益になっていると思います。




そして、いったんは下落してしまった【4563 アンジェス】も、夜間のPTS(私設取引)では1190円まで上昇しています。

今の相場は、バイオ株がテーマになっていますね!

 

 

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先週の後半から、日経平均、マザーズ指数ともに、下降トレンドに転換した、と判断しておりました。





下降トレンドであれば、下がる銘柄が多く、空売りすれば勝てる・・・となるはずですが、どうも、そうは行かないですね(^^;

特に、今日3月11日(月)の相場は、とても強い印象でした。
東証マザーズの売買代金の上位16位までのうち、下落したのは僅かに2銘柄だけで、14銘柄が上昇しており、全面高という印象です。

とりわけ、【4588 オンコリスバイオファーマ】【6208 石川製作所】など、派手に上昇する銘柄が目立ちます。






ただ、直近のIPO(新規上場)の相場は、日経平均とマザーズ指数が下降に転じたのと時を同じくして、先週の半ばでいったん終了したようです。
今日3月11日(月)も、【7049 識学】を除いて、どれも軒並み下落しました。

明日3月12日(火)からまたIPOが続きますが、2月末~3月初めの頃とは違って、やや地合いが悪いかもしれません。

 

 

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こちらの記事「 勝率が高い手法と、低い手法、利益に差が出るポイントはどこか? 」では、下手な人のトレードと、上手な人のトレードを紹介しました。



でも、「そんなの結果論だよ!」って思いませんか?(笑)

「130円から120円まで下落してから、また200円まで上昇するなんて、どうやって分かるの?」

「190円で利益確定したら上手、って言うけど、さらに300円まで上昇するかもしれないじゃん?」

こんな感想を抱くと思います。


でも、別に、200円まで上昇したから、120円で手仕舞いした人は下手だ、と言っている訳ではありません。

上手なトレーダーと下手なトレーダーの違い、それは、

「どこまで上昇するかの予想が的中して、最高値で売れるかどうか」

ではなくて、

「ちゃんとルールに従って、狙い通りにトレードを実行できるかどうか」

なのです。


さきほどの例では、めったに勝てないが、勝つ時は大きく稼ぐ、一発逆転の方法でトレードしていました。
10連敗して、積み重なった損失が-20円だったとしても、1回のトレードでそれ以上の利益を出す、という手法でした。

ですから、もし20円より大きな利益を出せるチャンスが来たら、しっかり大きな利益を取らなくてはいけません。
さきほどの例では、そのチャンスが来たのですから、わずか20円の利益で手仕舞いしてしまうのは、下手なトレード、ということになります。

ただ、勝つ時は大きく稼ぐ、と言っても、何百円もの利益を狙っていた訳ではありません。
10連敗して積み重なった-20円の損失をひっくり返せればOKです。
それ以上の利益を狙って、せっかくの90円の利益をリスクに晒すのは、これまた、元々の狙いとは異なります。

ですから、その後でもっと上昇するかどうかに関わらず、90円の利益で手仕舞いすれば、上手にトレードできた、と言えるのです。

 

 

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この記事は、「 勝率が高い手法と、低い手法、どちらが良いか 」「 勝率が高い手法と、低い手法、それぞれの特徴を見てみましょう 」の続きになります。

(1) 勝率が高く、コツコツと小さな利益を積み重ねていく方法

(2) めったに勝てないが、勝つ時は大きく稼ぐ、一発逆転の方法

この2つの手法のどちらかを選ぶ時、自分ならどちらの方がうまくトレードできるか、も重要です。

まったく同じ手法でも、人によって、凄い利益を出せる人もいれば、ほとんど利益を出せない人もいます。

勝率が高い手法と、低い手法、それぞれ、ちょっとした違いで利益に大きな差がついてしまう、大切なポイントがあります。
そのポイントを、少しでも上手にできれば、大きな利益を出せます。
逆に、少しでも下手であれば、利益がほとんど出せなくなってしまいます。

(1) 勝率が高く、コツコツと小さな利益を積み重ねていく方法

コツコツと小さな利益を積み重ねていく方法では、エントリーや手仕舞いのタイミングがとてもシビアです。

エントリーや手仕舞いがちょっと遅いだけで、利益が大きく減ってしまいます。
1回1回の利益の差はわずかですが、それが積み重なって、トータルでの利益には大きな差が生じます。

例えば、次のようなレンジ相場で、反発を確認してからエントリーして、反落を確認したら利益を確定する、としましょう。



上手なトレーダーは、102円でエントリーして、108円で手仕舞いして、6円の値幅を取れました。

しかし、下手なトレーダーは、エントリーも手仕舞いも、どちらも一歩ずつ遅れてしまったとしましょう。
エントリーは103円、手仕舞いは107円になって、4円の値幅しか取れませんでした。

勝率80%で、負ける時は-12円だとしましょう。
上手なトレーダーは、4回の勝ちで24円の利益でしたので、トータルで12円の利益が残ります。
ですが、下手なトレーダーは、4回の勝ちで16円の利益でしたので、トータルで4円の利益しか残りません。

ほんの一歩遅れるだけで、トータルの利益には、3倍もの差が出てしまいました。

(2) めったに勝てないが、勝つ時は大きく稼ぐ、一発逆転の方法

めったに勝てない方法では、ごく稀に勝つ時に、いかに大きく稼げるか、がとても重要です。

小さな負けが積み重なっても、たった1回の勝ちトレードで、それまでの損失をすべてひっくり返し、さらに利益を出すようにしなければなりません。

例えば、10連敗して、積み重なった損失が-20円だったとしましょう。
11回目に、ようやく大きな勝ちのチャンスがやってきました。

100円から130円まで急上昇して、これまでの損失をすべてカバーできました。
ところが、130円から急に反落して、120円まで戻ってきてしまいました。



もっと下落したら、せっかくトータルが利益になったのに、また損失に戻ってしまいます。
下手なトレーダーであれば、損になるのが嫌で、120円で手仕舞いしてしまうかもしれません。
その結果、今回の利益は+20円、これまでの損失が-20円で、トータルではトントンになります。

しかし、その後は再び上昇して、200円まで急上昇したとしましょう。



上手なトレーダーであれば、その間もずっと保有し続けていることでしょう。
200円の最高値で売るのは無理でも、190円で利益を確定できるかもしれません。
その結果、今回の利益は+90円、これまでの損失が-20円で、トータルでは+70円と、大きな利益を出すことができました。


まとめましょう。

(1) 勝率が高く、コツコツと小さな利益を積み重ねていく方法は、ほんのちょっとの違いが、積み重なって、大きな利益の差となってしまいます。
毎回のエントリーと手仕舞いで、細かいところまで気を配れるかどうかが、勝負の分かれ目になります。

(2) めったに勝てないが、勝つ時は大きく稼ぐ、一発逆転の方法は、めったにないビッグチャンスで、しっかり大きく稼ぐことが重要です。
いざという時にどれだけ大胆になれるかが、勝負の分かれ目になります。

いかがでしたか?
皆さんは、どちらの方がより上手にトレードできそうでしょうか?

 

 

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