COLORweb学生編集部 -435ページ目

東北生活文化大学FASHION SHOWを大調査!

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こんにちは。
最近トマトが好物になってきた矢澤です。
みなさんは学生が自分たちで企画したファッションショーを見に行ったことがありますか?
実は仙台にも学生自らが企画・演出を手掛けるファッションショーがあったんです!


今回僕たちが調査したのは、2月24日に開催された東北生活文化大学の学生たちによるファッションショーについて。
会場は三越定禅寺通り館6Fエルパーク仙台ギャラリーホールで、全3回のショーが行われました。
僕たちはその中でも2回目に行われた17:30からの回に参加してきましたので、このファッションショーのテーマやその歴史とともに様子をお伝えしていきたいと思います!


■最高の輪を目指して
東北生活文化大学の学生たちが手がけているファッションショーは、2001年から毎年開催され、今年で11回目を迎えました。
毎年テーマは変わっており、今年のテーマは「One ~それぞれのメッセージ~」となっています。
このテーマは、ファッションショーに関わるデザイナー、モデル、スタッフというそれぞれの立場からショーを通して伝えられるメッセージや思いがあり、それらの思いが一つになった時、最高のOneになり、一つの大きなメッセージとしてお客様に伝わるようなショーにしたいという思いから付けられたそうです。
また、ショーは2部構成となっており、第1部では課題制作、第2部では自由制作といったスタイルでデザイナーが服や演出で自分を表現していました。






■個性溢れるファッションショー

会場中央にはランウェイが設置されており、その周りを囲むようにイスが設置されていました。
僕たちCOLORweb学生編集部メンバーもそのイスに座りわくわくしながら待っていると、会場内の明かりが消え、いよいよショーのスタート!
周りが静まり返り、会場両端にあるスクリーンにファッションショーのテーマや意味が映し出され、ファーストルックモデルが登場しました。
その後もデザインや演出はもちろんのこと、デザイナーそれぞれの感性で選ばれた音楽とともにモデルさんたちが登場していきました。





このショー
では学生自身が考えたオリジナルブランド毎にモデルさんたちが登場していきます。
どのブランドもデザイナーの個性が強く出ており、ホラーテイストの衣装やアニマル柄を取り入れた衣装などがあり、学生ならではの発想や感覚が表現されているなと思えました。





 

学生モデルさんはポージングから表情まで、全ての演出において練習を何度も重ねてきたそうで、同じ学生としても努力してきたことが伝わってきました。
今回のショーでは学生が考えた6つのブランドが披露されましたが、流行にインスパイアされたものからオリジナル性のものもあり、僕自身非常に楽しむことができました!

その後も続々とモデルさんたちが登場していきついにフィナーレへ!
フィナーレではデザイナーさんが手掛けたブランド名が呼びあげられ、モデルさん、デザイナーさん共に総登場。デザイナーさんとモデルさんたちの生き生きとした表情がとても印象的なフィナーレでした。

そのままショーは幕を閉じ一歩会場から外に出ると、先ほどまでランウェイにいたモデルさんたちがお客さんをお見送りしていました!モデルさんたちが最後まで送ってくれたおかげで僕もいい気分で会場を後にすることが出来ました。



今回のファッションショーは学生ならではの手作り感があり、とても楽しむことができました。
このような企画から運営までのトータルプロデュースを学生が行っているファッションショーはそんなに多くは無いと思います。
もしみなさんに機会がありましたら是非とも次回のファッションショーに足を運んでみて下さい。フレッシュなエネルギーをもらえること間違いありませんよ!
今後も僕たちCOLORweb学生編集部員も同じ学生として負けぬよう若さとパワーで色々なことに挑戦していくので、応援よろしくお願いします!

東北女性シンガーによるライブイベント “Smile ★ Meeting”を大調査

 スマイルバナー


 みなさん、こんにちは!すすむです。
 先日COLORwebの『地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査』で、インタビューを受けてくれた加藤はるかさん。そのはるかさんが中心となって、東北の音楽シーンを盛り上げようと企画し、運営も行ったライブイベント”Smile ★ meeting”が、3月3日に行われました。

 もちろん、COLORwebとして見逃すわけにはいきません!とっても楽しく感動的なライブでしたので、みなさんにもご紹介します!


 
■不安もあり、期待もあり

 「一人でやるイベントとは違うから、実際ハラハラしています。みんなの信頼を落とすような事をしていないかとか」
 3月3日(土)正午、会場へ一足先に到着した加藤はるかさんは、今回のライブイベントが始まる前の心境を聞かせてくれました。

 それから数時間が経ち、他の出演者のみなさんも会場入りして、リハが始まります。はるかさんは今回のプロデューサーであるため、会場準備などの作業があり、出演者のリハは傍らで聞いていましたが、その表情はなんだか嬉しそう!はるかさんは、そのわけを少し興奮気味に話してくれました。
 「私はライブの時に、気持ちの準備を大事にしています。大事なこの日のために気持ちを向けていました。みんなも同じ心境だったみたい。一つになっていくのを感じています」



 今回、ライブペインティングを手がける東北芸工大2年のえみりさんにも話を聞きます。
 「はるかとは高校時代からの仲です。二人でどうしたらイベントに花を添えることが出来るか、アイディアを出し合ってきました」
 何を書くかはライブが始まってから考えるので、今の段階では本人ですら何が出来上がるかも全く想像つかないとのこと。完成が楽しみです!



■いよいよ、本番!

 オープンから人が賑わい、時間通りの18時半にライブがスタート。しかし普段行われているライブとは違い、会場の様子は落ち着きながら何かを見守っているような雰囲気。
 それもそのはず、オープニングアクトのkanaさん(19)に始まり、次のNanaさん(17)はなんと高校二年生!音楽活動を初めて日が浅い彼女たちを会場や出演者も一体となって見守ります。





 彼女らも無事に終え、ここから会場の雰囲気はどんなアーティストが出てくるか、本格的にステージと向きあう雰囲気でひしめきました。
 そのような中、POPで飛び跳ねるような曲と共に颯爽と現れたMANAMIさん(19)により、会場はふわりとした和やかな雰囲気で満ち溢れます。




 ここから、若手の中でも実力派の皆さんが登場。 Carocoさん(22)によって、会場も呼吸を合わせ、手拍子をしたり、息を呑む音も聞こえないぐらいの静寂に包まれたりと様々な表情で彩られます。
 さらに平山真衣さん(24)と沼倉希美さん(24)による今回唯一の二人組ユニット、モナコ90000は、平山さんの包みこむような優しい歌声と、沼倉さんのまっすぐ心に響く歌声のコーラスで会場を包みこみます。
 感動と興奮が徐々に入り交じり、モナコ90000が終わる頃には、会場のテンションも最高潮でした!

 




 ライブが後半になると、演奏を聞いて感動した人たちが物販ブースに訪れます。出演者とお客さんが会話を交わし、エールをもらう姿がたくさん見受けられました。
 取材中なのに我慢できず、僕もCDを買ってサインまでもらっちゃいました!




 今日のライブイベントで最後から二番目となる、日食なつこさん(20)が登場。
 歌声が目に見えるぐらいの力であふれていて、その勢いに会場は終始圧倒されている様子!僕なんてあまりの迫力に、すごいと声が漏れちゃいました。




■溢れる笑顔に、ふとした涙

 そして、お待ちかね、最後を彩るのは加藤はるかさん(20)。
 はるかさんがステージに現れると、会場は総立ちで迎えます。その会場の一体感に、鳥肌も総立ち!
 今回は、バンド編成ということもあり、最初から盛り上がりはピークでした。手拍子をする人、優しい眼差しで見つめる人、じっと目をつむり一音一音聞き漏らさないよう集中して耳を傾けている人。人それぞれの楽しみ方で、はるかさんの曲を堪能します。

 順調に進み、そろそろ出番が終わってしまうというその時。突然、歌声が聞こえなくなってしまいました。 何事かと思うと、涙をこらえながらも必死に歌おうとするはるかさんの姿が。




 何とか持ち直して、最後まで歌い切るはるかさん。その姿に拍手喝采です。
 拍手に包まれる中、ライブイベントはフィナーレへ。出演者全員がステージに上り、えみりさんの完成させた絵を披露。その素晴らしい出来に歓声が上がり、フラッシュの嵐!




 合唱曲”旅立ちの日に”を出演者全員で歌い、ライブイベント”Smile ★ meeting”は無事、終了となりました!




■最高の85% 

 ライブが終わってからはるかさんに涙の理由を聞いてみました。「いろんな思いを込めた日だから、感情がこみ上げちゃって。我慢していたんだけど、今日ライブを見に来てくれた母親とふと目があった時、母親も泣いていて、堪えられなくなっちゃいました」
 ライブ自体の感想も聞きます。「最高です。見に来てくれた人が手伝ってくれる場面もあり、東北の女性シンガーである出演者の私達もつながることが出来た。それを実感した一瞬一瞬に感動しました。でも、ここで完成度が100%と言ってしまうと次が無い気がするので、85%ぐらいかな」

 はるかさんはとても満足そうに笑を浮かべて語ってくれました。出演者のみなさんも、まだまだ歌い続けていくことを誓い、記念の集合写真を撮りました。




 東北の女性シンガーを集めて、ライブをしよう。みんなで東北の音楽シーンを盛り上げていこう。はるかさんを始めとする多くの方の想いが、たくさん伝わってくるライブでした!
 私たちCOLORwebはこれからも、たくさんのライブに足を運ぶことで、東北の音楽シーンを盛り上げて行きたいと思います!

地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査

皆さん、こんにちは!
寒い日が続き、体調をよく崩しております、すすむです。風邪にはご用心を。

今日の記事は、仙台に暮らし、仙台で活動しているミュージシャンに、何故東京ではなく仙台で活動しているのか!?そしてどんな不安を感じ、どんな夢を抱いているのか!?地元ミュージシャンのリアルな話を調査する企画「地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査」です!
記念すべき第一回目に登場するのは、シンガーソングライターの加藤はるかさん(20)です!


 


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僕とはるかさんは実を言うと高校時代からの付き合いで、ライブで初めてその歌声を聞いた時にはもう、一耳惚れ!!感動のあまり、真っ先に楽屋に行って声を掛けたほどです。

それから加藤はるかさんは、バンドの解散を機にソロ活動を行い、2年前には初のワンマンライブを見事成功。昨年はYAMAHA Music Revolution 新星堂大会でグランプリを受賞、ラジオパーソナリティを務めるなど活躍しました。最近では石巻専修大学のテレビCM曲に抜擢されるほどに。その後も東京のライブに出演するなど、気づけば高校の頃に知り合った友達が、こんなにも活動していたなんてビックリです!

というわけで、会うのが久しぶりで緊張もしましたが、今も精力的に活動しているはるかさんに色々と聞いて来ました!



◆仙台で活動が出来ているのは、周りの人の支えやつながり

すすむ(以下、す):今回は地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査ということで、はるかさんにぜひ
           お話を聞きたいなと思って。知り合いだけど、あらためてよろしくお願いします。

はるかさん(以下、は):よろしくお願いします。

す:最近も活発に活動を続けているみたいけど、今はソロで弾き語りがメインなんだよね。バンドからソロ
  になって環境の変化ってある?特に東京でもライブをするようになって思うところもあるんじゃない?

は:うーん、バンドからソロになったのは逆に気楽になったかな?

す:え?逆に!?

は:うん、バンドの音がなくなったのは寂しいけど。他のメンバーのこともあまり考えなくていいし。

す:音楽やろうとしたらまず東京的なイメージがあるけど、やっぱり本当の話?

は:そうだね。本当に第一線だし。行くなら早い方がいいとは思う。
  けど、仙台でミュージシャンをやっている人も少ないし、そこでまず、実力をつけてからでもいいんじゃないかなって。私の代は同世代がいないから、先輩たちが一緒にやってきた仲間と話していると羨ましいけど、そのぶん、先輩に面倒見てもらったり、ライブの誘いの声がかかってきたりもするし。

す:でもこれからも音楽をやってくなら、いづれは東京に出て行くの?

は:うーん。そこはまだ迷っている。けど、東京は生活していくのも大変だし、なにより仙台でのつながりで東京だと一緒にライブなんて出来ない人ともライブができるし、その人のつながりから、別の県のライブに連れて行ってもらうとかもあるからさ。
  それに、ずっと住んできた街だし、音楽関係なく周りに応援してくれている人がいることで、支えてもらっているから。地元だとそこが大きい。


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◆ミュージシャンを志したきっかけは、やりたいって気持ちと後押し


す:ミュージシャンを志したきっかけは?

は:決意したのは高校の時。バンドを始めようとした時のこと。

す:ソロになる時じゃなくて?

は:そう。もともとエレキギターに憧れてたし、中学入ってから若干弾いたりもしてて。
  でも、その頃は簡単に弾く程度だった。けど、中3の時にYUIの曲と出会って、すんごい衝撃受けてアコギ買って!それから、どんどん弾くようにはなったかな?
  だから音楽もやってみたかったんだけど、その頃、ソフトボールの推薦で高校の入学が決まっていたから迷った。それで、親や先生に相談して、まずはやってみろってことで高校ではソフトボールを選んだのね。でも練習がキツくて、疲れ切って、そうなると音楽が出来る時間がなかった。
  そこでかな?私は音楽がやりたいんだと思って、どうしてもやりたかったから、みんなに何言われようと例え嫌われようとやってやるって決意した。

す:ソフトボ―ル部をやめて完全に音楽でいこうってそこで決めたんだ。

は:そうだね、親や監督、ソフト部の友達にもその思いを伝えて。そしたら「こっちやめるだからそっち本気でやれよ!」って応援してくれて。その時かな。はっきりと決意したのは。ちゃんとやるからにはやってやろうって。


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◆今後の活動に対する思い、音楽を仕事にする決意

す:なるほど、だから今も常に常に前へと進んでいるんだね。
  今後の活動と言うか目標は?

は:そうだなー、まずは色々なことを試していきたい。成功するかしないかはやってみなくちゃわからないけど。
もちろん月何回かあるライブを大事にするし、毎回それを目指しているけど、普段のライブとは
違ったイベントも大事だなと思っていて。

す:ふむふむ。

は:それに、一回一回のイベントに来てくれる人が多くなると思うし、多くの方にライブやイベントに来てもらわないといけない。音楽を仕事にするってことは、それでお金を稼いでいかなくてはいけないわけで。
  音楽をするためにバイトをするなんてことは、しちゃいけないと思う。

す:現実的な話だけど、大事な事だよね。
  音楽をして生活するためにバイトっていうパターンは多いと思う。本来なら音楽で稼いで生活していかなくてはいけないのに。

は:そう、そんな時間あるなら曲作ったりいろんなことに挑戦したりしてやっていかないとって心に誓っている。

す:そうだね、けど具体的には何か考えているの?

は:うーん、近いので言ったら3月3日にあるイベントかな。ひな祭りの日でもあるし、東北の女性シンガーソングライター限定でイベントをする。

す:イベントってことは、ライブの他に取り組みもあるの?

は:まだ、どういう形かは話し合い中だけど、同年代のアーティストに音楽に絡めて絵を書いてもらおうと
思っている。他にも、出演者とも何かできたらと思っていて…こんな感じで。


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す:どれどれ。おー、めちゃくちゃ打ち合わせしてるね!
  でも、これ以上はネタバレになっちゃうね。
  これは普通のライブと一味違って楽しそう。どうしてこのイベントやろうと思ったの?

は:今まで活動してきて思ったのが、東北のミュージシャンって案外知られる機会が少ないと思って。でもよくよく探してみたら、いるっちゃいるし。そしたら、自分でこの人良い!!って思った人たちを集めて、これだけ東北にも良いミュージシャンはいるんだぞー!!って見てもらいたいなぁと。

す:東北ってことは県外の人も出演するんだろうけど、交通手段とかその人が活動している地元でのお客さんが呼べないとか色々難しいことがあると思うんだ。その状況でも出演についてはすぐにOKの返事をくれたの?

は:うん、OKだった。みんな同じ考えを持っているっていうのがあると思うんだけど。

す:なるほどなるほど。音楽を職業にしようと、真剣に取り組んでいる人たち。

は:そう。それもあるし、東北の音楽シーンがもっと盛り上がれたらと言う思いもあるし。だから、このイベントは意識を高く持ってやっていきたい。アマチュアで事務所とかが介入しないし、一から自分たちだけでイベントを作っていくのも初めてで、成功するかはまだわからない。けど、その分自分たちが純粋にいいと思ったことをやっていけるから。それをちゃんとした形にして、来て頂いたお客さんに喜んでもらいたい。

す:よくメジャーデビューしたらすごい!ってイメージを持つ人が多いと思うんだけど、事務所はまだ決めてないの?はるかさんも誘われているって聞いたけど。

は:うん、決めていない。宣伝にはなると思うし、すごいことだけど、メジャーじゃなくてもいい音楽で認められて売れている人もいる。それってたぶん人間性とかで、人からたくさん愛されるミュージシャンだからだと思う。だから今後の目標は、事務所云々じゃなく、そういうミュージシャンになれるよう頑張っていこうと思っている。



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とても深い話を聞けました。そして、はるかさんの東北の音楽シーンを盛り上げようという思いを形にしたイベントが3月3日に行われるそうです。仙台を中心に東北の音楽シーンが盛り上がろうとしているこの機会を、学生編集部として見逃すわけには行きません!取材もOKをいただいたので、果たしてこの思いがこもったライブがどうなるか、最後まで追いかけてみようと思います!!お楽しみに!!


◆加藤はるかさんプロフィール

平成3年世代のシンガーソングライター。
高校時代はバンド「Reverse」のギターボーカルとして活動。TV番組でも度々特集を組まれる。
高校卒業とともにバンドは解散。ソロ活動を開始。
ライブ活動を精力的に行い、2010年7月から3ヶ月連続シングルCDリリース。
2011年6月18日(当時19歳)には自身初のワンマンライブ「The LasTeen」を決行。
110人を動員し、自主ミニアルバムも同日に販売。
8月にはYAMAHA MusicRevolution 新星堂大会にてグランプリ獲得。その他ラジオ番組パーソナリティを2011年10月まで務めるなど、さらに活動を本格化。
ライブも関東まで活動を広げ、仙台から全国に向けて発信している。

加藤はるかさんHP
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