カラスタ〜留学〜
■5カ国語!楽しい学校生活
滞在中の1ヶ月間、平日は語学学校に通い英語を勉強。
クラスメイトは、ブラジル、メキシコ、サウジアラビア、中国など人種もさまざま。最初は言葉の壁に悩みましたが、お互いの国について話したり、共通の趣味の話題で盛り上がったりしてすごく仲の良いクラスでした。
授業は発音やコミュニケーションが中心。わからないところは先生がゆっくり説明してくれたり、クラスメイトに助けてもらったりして少しずつ英語に慣れていきました。
休日には友達と観光名所を回ったり、国境を越えて憧れのアメリカまでお買い物に行ったり・・・。勉強だけではなく遊びも充実です。
■野菜が恋しい!!!
留学中は一般家庭にホームステイ。
ホストファミリーは本当に親切で、一緒に夕食を作ったりハイキングに連れて行ってくれたりと、私を家族のように温かく迎えてくれました。
食事は、外国だし毎日ハンバーガーやステーキが食べれるのかなあと思いきや、私のホストファミリーはフィリピン系だったので、ヘルシーな料理がほとんど。
そして、カナダではあまり食卓に野菜が出てこないんです。
日本で1日にとる野菜の種類は30種類と言われているのに対し、カナダではその3分の1以下の8種類なんだとか。
そのため、私の場合は、日本食よりも先に、サラダが恋しくなっちゃいました。
■驚き?!公共交通機関事情
公共交通機関のシステムが、日本とちょっと違って面白いんです。
バンクーバーでは平日の18:30以降と土日祝日は乗車券がなんと半額料金!!
バスも電車も、それからシーバスと呼ばれる船も全て90分いないなら乗り降り自由。
そして驚くことに、公共交通機関の回数券や定期券は、薬局やコンビニで購入できちゃいます。定期券がコンビニで買えるなんて、日本では考えられないですよね!
もう1つ驚いたことは、駅で2~3種類の新聞が無料で配られていたり、歩道に無料の新聞ラックが置かれているので、いつでも気軽に新聞が読めちゃうことです。
そのせいか、朝の電車内でほとんどの人が新聞を広げて読んでいます。
内容は、国内情勢や株価、スポーツ情報など日本の新聞と同じような構成になっていました。


■カナダでは日本食が人気
街には、いたるところにお寿司屋さんが。
なんでも、カナダにはイタリアンレストランやフレンチレストランより、お寿司屋さんが多いんだとか・・・。
ほかにも、牛丼屋さんに天丼屋さんなど、比較的日本食のお店が多かったです。
カナダの人たちに日本食が根付いている証拠かもしれませんね。
カナダではホテルやレストランでチップを払う習慣があります。
滞在中にレストランで食事を済ませることが食事代のうち15%にあたる料金をチップとして、接客してくれた店員さんに支払わなくてはならないのです。日本にはないルールなので、初めてレストランに入ったときは驚きました。
異なる言語や文化、価値観の中で過ごした1ヶ月。
カナダは人も街も温かくて、素敵なところでした。
英語力に自信がついたことはもちろん、前よりも自立した自分になれたような気がします。考えるよりもまず行動してみることで、実際にやってみると意外となんとかなるもの。そして、考え方が留学前に比べポジティブになったように思います。
もさい留学しようか迷っているのであれば、絶対に行くべき!
今までで充実した夏休みになること間違いなしです。
スチューデントコレクション vol.3
こんにちは。COLORweb学生編集部のたんちゃんです!
先日、仙台ドレメファッション専門学校の学生が主催したファッションショーのイベントに行ってきました!
彼らはどんな夢や目標を持っているのか、お伝えしていきます!
Heavenというcafebarで開催されたイベント「Wowwwww!!!」
今回のテーマはFashion×Music。
なぜこのテーマにしたのかと伺うと「以前から自分達の好きなものを集めてイベントを開きたいと思ってました。自分達が手作りした洋服と仙台で活躍する同世代の若者が奏でる音楽で、来てくれる人達を楽しませるイベントにしたかった」と話してくれました。
イベントに参加している人達の中には東北学院大学や東北福祉大学など、専門学生だけでなく同世代の大学生も沢山足を運んでいるのが見受けられました!
今回このイベントを主催したのは千代南穂さんと高橋奈央さん。
「自分達が作った洋服を『可愛い』『私も着たい』と言ってもらえるのはすごく嬉しいし、楽しい!」そんな奈央さんは将来パタンナーを目指して日々勉強中なんだそう。
「絶対に私はパタンナーになります」という言葉からは、夢に対する期待と強い心意気を感じました。
南穂さんは将来デザイナーを目指して勉強している最中。
「今回、1からイベントを考えて実現するのは初めてでしたが、自分の作った服を沢山の人に見てもらえるのはとても良い機会でした。これから学校が忙しくなるのですが、出来る限りイベントは開催していきたいです」と話す彼女の表情はとても生き生きしていて、これからもイベントを大きくして行って欲しいなと感じました。
今回イベントに参加してみて感じたのは、夢を持つ人達の周りにはエネルギッシュな若者がたくさん集まってくるということ。
会場にいる人達は、自分達でイベントを企画していたり、webを運営しながらファッションスナップを撮っていたりと、様々な活動をしている人達が沢山いました。
若い人たちが夢に向かって頑張っていると「自分も頑張ろう」と前向きな気持ちになれますよね。
これからも夢に向かって頑張って欲しいです!
COLORweb学生編集部は、これからも夢に向かって頑張る人達を取材していきます!
次回をお楽しみに!
地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査(特別編)
「今回の地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査」は特別編。
メジャーデビュー10周年目にして、8月9日に20thシングル「Singin My Lu」をリリースし、8月29日には5thアルバム「so_mania」をリリースするSOUL'd OUTのMain MC Diggy-MO'さんにお話を伺います。10年間第一線で活躍を続けるプロミュージシャンの葛藤や目標とは。さっそくインタビュースタートです。
こうた(以下K):10周年おめでとうございます。10年間活動なさって印象的だったことはありますか。
Diggy-MO(以下D):そうだね、音楽を作ってライブをする時間はどんな時間よりも楽しくて、とにかく夢中になってやってきたよ。音楽制作に没頭したりステージに立ってヒートアップする時間が生活の基本だから。その時間は本当に楽しいんだ。
K:10年間活動して大変だったこと、苦労したことはありますか。
D:アマチュアから、プロフェッショナルになる過程で体で覚えなければいけないことがたくさんあって、それが大変だったよ。また、プロフェッショナルとして活動していく中で音楽以外のコンテンツに関わらなければいけなかったり、自分が活動する音楽シーンが、あらぬ方向に変化したり。葛藤が増えたんだ。葛藤しながらも自分が持っている「音楽へのピュアな動機」を保つことが大変だったかな。でも音楽と生きるって、その葛藤も含んでいるんじゃないかな。葛藤とかある種ピュアではないファクターとも闘うことは自分らしく音楽をやるために必要なのかなと思ってるよ。
K:葛藤の中で自分らしさを保つのは非常に難しいことだと思います。自分らしさを保つために何か秘訣はあるんですか。
D:自分の場合は音楽やライブに対して自信を持つことかな。自信が一番の馬力になるから。
自分がやってることを信じてやれている状態をキープする。他がどう言おうと自分が好きだって言えるものを作っているとか。そうじゃないと、自分らしさを保てないよね。
K:10年間活動をなさってデビュー当時と今とで変わったことはありますか
D:自分自身の話をするとコアは変わっていないけれど、モードはかわるよ。ずっとジーパン穿かないよね?それと一緒。でも、好みは変わってないっていうか。自分の周りの環境はすごく変わったかな。デビューしないで音楽やめちゃった人もいるし。自分はデビューしてるかどうかっていうのは、音楽を続けるかどうかということ自体には関係ないと思っているんだけどね。でも、何かが影響してやめた人もいる。今だと売れる、売れない、でやめてしまう人もいる。景気的な影響もあるかもしれないね。
K:音楽を続ける上でモチベーションをキープし続ける方法を教えてください。
D:難しい質問だね。自分が色んな葛藤の中で生み出した音楽を、リスナーに届けて
また、葛藤して・・・。音楽はリスナーのためにやっている面もあるけれど、
自分のためにやっている面もあって。うーん、本当に難しいけれど、モチベーションというのは自分にとってあまり大きな問題ではないよ。でも、ライブの瞬間に「リスナーに自分の表現してることが伝わったな」って感じることがあって。それが次のモチベーションにつながるかな。ただね、それがどういう瞬間なのか伝えてほしいといわれると、言い表せないんだ。
K:音楽を仕事にしようと考えたのはいつごろなのでしょうか。
D:基本的に芸術全般には興味があって。ピアノと絵は自分の生い立ち共にあったものなんだ。それで音楽か、絵か、どっちに転ぶかなってところはあったよ。結局音楽を選んだんだけどそれは多分、音楽がより好きだからだね。
K:今年で10周年という節目の年を迎えたSOUL'd OUTですが、これからのビジョンがあったら教えてください。
D:大きなビジョンは無いんだ。常に次のことを考えてるっていうのかな。次のやりたいこともあるし、やってみたい曲もある。次にやることにとにかくわくわくしてるんだ。まぁ、インタビューの模範解答って「自分のスタジオ持ちたいっす」とか「武道館でライブやりたいっす」とかなんだろうけどね。次にやりたいことがもう頭の中にあるから、それを消化していきたい。ただ、やれることもあるけど、当然やれないこともある。自分が生きてきて、やりたいって思ったことを全部できた人っていないと思けど、音楽でもそうなんだ。やれないこともある中でベストを目指す。だからこそ、面白いんだよね。
K:今回の5thアルバム「so mania」には、10周年ということで何か特別な想いを込めたのでしょうか。
D:シングルで出した曲っていうのは、これは偶然なんだけど、端的に言うとエモーショナルな曲なんだ。「so mania」は丁寧に作り上げたシングルを、破壊していくような感じかな。丁寧でスクエアなものをつくって、それをキレイな額に入れて飾っておきたくなるタイプではないんだ。音楽を造る作業って、一つ一つ丁寧に積み上げていくという意味でトランプタワーを積み上げることに似ていると思う。「so mania」は、そのトランプタワーを一気に崩す、という感覚に近いね。なんていうのかな……うまく言い表せないけれど人生のロマンだね。
K:「so_mania」に収録されている「Unlsong」の歌詞の中にpyoomという言葉が繰り返し出てきますが、あれは何の言葉なのでしょうか。
D:あれは、本当はグラマーでは無いんだけど、アメリカンコミックの擬音をモチーフにしたんだ。アメコミって、よく擬音が出てくるじゃない。PYOOOOM!とかZOOOON!!とかさ。
K:同じく収録曲「Singin My Lu」は前向きな曲なようで、どこかせつない感じがしますね。
D:「Singin My Lu」は人の孤独を歌ってるんだ。人って、色んなことを考えて、色んなことを感じて、他人に色んなことを求めるじゃない。そんな中で人ってなぜだか知らないけれど人のBluesを知っていると思うんだ。凛としているほど強くはない人のBluesを口ずさむような曲にしたんだ。
K:メロディは非常に軽快ですね。
D:そう。そこは重くじめっといったら、違うと思うんだ。さっきも言ったけれど、口ずさむっていうか。感傷的な曲にはしたくなかったからね。
K:SOULDOUTを知らない人に、「so mania」の収録曲の中から一曲だけ選んで聞かせるとしたら、どの曲を聞かせますか?
D:自己紹介的な感じの曲ってことか。うーん、難しいね。うーん、ほんとに難しい。……うーん、……うーん。うーん、superfeelかな!
K:なぜでしょうか。
D:理由は難しいよ。今の間があってのsuperfeelだからね!
少し強面な風貌とは裏腹にDiggy-MO'さんは言葉一つ一つを丁寧に選びながら話す非常にクレバーな方でした。プロとして活躍するアーティストの方は、また違う次元で悩んでいるということが今回のインタビューで明らかになりましたね。
ところで冒頭でもふれたとおり、SOUL’d OUTの5thアルバム「so_mania」が8月29日に販売されます。SOUL’d OUTの、そしてDiggy-MO'さんの熱い想いがつまったこのアルバム、聴くしかありません!