Colly's Camp -31ページ目

ククサの儀式(インスパイア編)

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無事にククサが完成し富士山も祝福してくれていますが、これからが重要な儀式なのです。

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この南アルプスの木で作られたククサに命を吹き込まなければなりません。

その為には南アルプスの水と珈琲が必要なのです。

そこで我々は早川町を後にし一路甲斐駒ケ岳の麓の町白州へ…

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そびえ立つ甲斐駒ケ岳を拝みながら目指すは「道の駅はくしゅう」。ここで我々は甲斐駒ケ岳からの恵みの天然水を汲みます。

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そして更に車を走らせ、「ケルン」なるコーヒー屋さんで豆をGET!

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ど~ん!その名も白州ブレンド!まさにこのククサの為の珈琲ではありませんか!

そして、儀式はクライマックスへ!

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儀式に必要なモノは全て揃いました。

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挽き豆の儀式。南アルプスの自然を頭に描きながら、ゴリゴリやるのです…

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コーヒーはもちろんパーコレーターで淹れます。家の中でもバーナーを使うのは儀式だからです…決して頭が悪いわけではありません…

甲斐駒ケ岳の天然水で淹れた白州ブレンド…

まさに命の水です…ってそれウィスキーの語源か…ま、それは無視して注ぐのです。

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桜の木の香りに白州ブレンドが溶け込んで行きます。木の木目に甲斐駒ケ岳の天然水が染み込んで行きます。そして命が吹き込まれて行きます…

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最後にロータスクッキーで口の中を整えたら儀式は終了です。
僕らの作ったククサと、自然と、僕らの身体はこれで一体になりました…

この度は誠におめでとうございます…


…っとこんな風に珈琲道は続いていくのであります。








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ククサの儀式(クラフト編)

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こんな朝日からスタートした本日。僕が珈琲道に入門した日からずっと夢見続けて来た儀式の日。

神々しい夜明けの空に、なんだか良い予感がしたのであります。

快晴の中央道を走り目指すは南巨摩郡早川町。南アルプスに抱かれた小さな町で儀式はスタートするのです。

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儀式の始まりはギャラリーオゴンさんで行われるクラフト体験。
それが…コレだ…

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そう、ククサ作り。

ベースになる木材は、桜、栃、楓の中から選べるのだけれど、今回は夫婦揃って桜を選択。いざ、クラフトへ!

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こんなスケッチからはじまり

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ドリルで穴を開けたり、電動彫刻刀なるもので削ったり…(写真の方はギャラリーオゴンのオーナーさん)

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するとこんなに荒削りの状態になって

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木工旋盤につけたヤスリで磨いたり、320番までの紙ヤスリを順番に根気にかけていくと…

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こんな感じになるわけです。この曲線美…320番の紙ヤスリをかけたあとはその手触りにメロメロになってしまいます…

ちなみに、ウチの奥さん曰く、このカップのしるえっとが南の島のトリのようだ…との事。
もちろん、すべて予定どーり…で…す…

そうそう、一ついい忘れましだがカップ部の穴は最初から開いております。ちゃんと水漏れしないように安全なコーティングまでしてくれています。

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そして最後のコーティングは、蜜蝋など自然由来のもので仕上げます。

少し多めに塗ってじっくりと染み込ませれば…

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完成です…
素晴らしい…

これで第一段階は無事終了です。
残すは命を吹き込む儀式のみ。
インスパイア…とても重要でスピリチュアルな儀式…というわけで、続きはインスパイア編をお楽しみください…


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僕の料理ルーツのお話。

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ずっと前のブログにも書いたのだけれど、僕の料理のルーツの線上にある大きなランドマークとして実家近くにあったとあるお店の「きのこリゾット」がある。僕は今はなくなってしまったそのお店の「きのこリゾット」を再現する為に本格的に料理をはじめたんだ…って、コレはマジな話。
一人暮らしをして、結婚して、調理師免許をとって、気がつけば「食」を生業にした仕事に就き、今ではまんてん農場にて本当に旨い野菜作りに励んでいるボクですが、最初のきっかけはとてもピンポイントだったのです。

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おかげで今では「きのこリゾット」はもちろん、リゾットやパスタ全般でならある程度の味をコントロールできるし、店で出された味を70%くらいまでならほぼ確実に再現できるようになった。

こうなってくると、「料理って楽しい」のであります。

ところで、僕の料理ルーツにはもう一つの要素がある。

それは「アウトドアクッキング」という側面。僕がよく作る燻製なんかもこのカテゴリに入るのだけれど「きのこリゾット」のように、最初に出会ったガツンと忘れられない料理がある。

東京の某アウトドアショップで働いていた時に、カスタマーサービスの一つとしてアウトドアミーティングというツアーに同行した事があった。
メインは湖でのカナディアンカヌーのミーティングで、カスタマー20人くらいを引き連れてのキャンプツアー。

朝になると僕らスタッフは皆がテントの中でシュラフにくるまって眠っている中、冷んやりした紅葉の湖畔でチリビーンズを作る。その頃の僕は言われるままに調理の準備をするだけだった。ワイルドなアウトドアマンの上司によるアウトドアクッキング。僕はそのカッコ良さに釘付けになった。

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そのチリビーンズを真空調理器に入れて僕らはカナディアンカヌーに持ち込み湖上へとパドルを漕ぐ。

お昼になると紅葉に囲まれた湖上に10隻のカヌーが集まりカヌーランチのスタート。僕らはカスタマーからシエラカップを集め、それに真空調理器で調理さやたチリビーンズを入れ、パドルにのっけてカスタマーに配るんだ。

これがまた、
…旨いのです。

というわけで、僕は「きのこリゾット」と同じように「チリビーンズ」をマスターした。

「きのこリゾット」と「チリビーンズ」。この二つに出会った季節は秋だった。だから、なんとなく秋から冬に変わろうとしているこの時期に作ってみたくなったのかもしれません…

料理って楽しいね。

たぶん、料理をしている自分がいちばんリラックスしているんじゃないかな…


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