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名古屋花子と大阪太郎

$Colly's Camp

先週はほとんどをFOODEX JAPAN 2013の会場である幕張メッセで過ごした。
このイベントはアジア最大級の食の国際展示会で、お隣の中国からイタリア、ブラジルまでかなり多くのお国の人たちが入り乱れる…。

もちろん、僕らは日本人で、現段階ではどちらかと言うと日本人相手の商売をしたいと思っているので、沢山の国の人たちとの交流は、そりゃ楽しんだろうけど、ビジネス的にはノーサンキューだったりする。

それでもアジアの人たちはたくましく、中国や韓国の方々は、なにやらを喋りながら、我らが「牛まん喜八郎」ブースへ攻め入ってきて、何度も飛騨牛まんの試食をして行く。

そのたくましさに初日は圧倒されっぱなしで、対策も打てなかったのだけれど、さすがにこのままではマズイ…だってこんな横暴な試食を許してしまったら、食べてもらいたい方々には食べてもらえない…つまりは僕らの求めるビジネスチャンスを逃してしまいかねない…のだ…。

というわけで、2日目から中国や韓国の方が近づいてくると、試食の数をコントロールするようにしたのだけれど、これはどこのブースでも同じ対策をしているようで、相手もどうやら戦略を練るらしい…

そんな新たな彼らの戦略は、入場者が首からぶら下げるタグに日本人名の名刺を貼る…というもの。

その名も…名古屋花子と大阪太郎…

彼らが思う以上に、一見似ているようで日本人ではないと一瞬でわかってしまう現実の上に、岩井俊二の「スワロウテイル」をほうふつとさせるベタな日本人名…

こんな名前の人は、滅多にいません…(いたらすいません…)

しかも名字が会社名と完全リンク…

名刺には住所くらい書きなさい…

いろんな突っ込みどころがありますが…

これには僕も笑ってしまい、思わず蒸したての飛騨牛まんの試食を与えてしまいました…。

いや~人って考えるもんですね…。
出来る事なら、こう言う時に「賢く」ありたいものです…。

フラッシュバック2013

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昔八王子の実家の近くにLOFTHOUSEという飲み屋があった。ビルの地下にあって少し暗めの照明とBARな様な雰囲気でありながら、リーズナブルな価格でカジュアルに飲めるこの店は、背伸びしたいばかりの大学生にはおあつらえ向きの店だった。

たまに行く程度のこの店の常連になったのはひょんな事からだった。
ある日街中で僕にフレンドリーに挨拶して来る男がいたのである。「やあ、やあ!」と僕に手を振ってきたり、常に笑顔で挨拶をしてくるのだ。彼が誰なのか暫くの間わからなかったのだけれど、どちらかの手が義手でいつも黒革の手袋をしている彼を見て、彼こそがLOFTHOUSEの店長であることに気付いた。いつも地下の薄暗い店舗で見ていると、まず義手である事はわからないのだけれど、ある晩にお店に飲みに行った時改めて挨拶されて「なるほど…」と思った。

その時もう一つ発覚した事がある。
どうやら、彼は僕を誰かと間違えていたのだ。僕を呼ぶ名前が明らかに違うのである。

それでもフレンドリーな接客と笑顔に徐々に常連と化していき、彼女を連れて行ったりするようになって、気が付けば僕は誰がではなく、僕として覚えてもらうようになって、たまにサービスメニューを出してくれたりした。

そんなLOFTHOUSEと店長を懐かしんだのは、今日の昼食の時の事。

行きつけのうどん屋さんでは、いつからか忘れたのだけれどいつも食後にコーヒーを出してくれる。

おそらく良く通っていた僕らを覚えてくれての事だろうと思うのだけれど、真相はわからない。

でもそのわからない感が、LOFTHOUSEの店長の思い出と重なって「なんだか懐かしいよな」と奥さんと煮込みうどんをすすっていたのです。

今はもうLOFTHOUSEはなくなってしまったけれど、間違いなく僕らの青春の1ページであり、38歳になっても飛騨にあるうどん屋での触れ合いにフラッシュバックするなんて、なんか人生って面白いものだな…と煮込みうどんをハフハフさせながら思う雪の日でありました。

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牛肉と葡萄酒。

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どういった経緯か忘れたけれど、最近ワインをよく飲む。会社の展示会も近いし、ここでしっかりとワインを学んでおこうとも思う。赤ワインといえば牛肉。自慢のご当地牛肉飛騨牛の出番。最近は肉も量より質で、少量でいいものを食べたい。少し前に胃腸の調子が悪くなったおかげで、以前よりも食べ物をよく咀嚼するようになった。すると、肉や魚の味わいがとても濃厚に感じられる。そんなところにワインは良い。

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今晩は人生の楽園を見て急にステーキが食べたくなって、夜のスーパーで2割引きの飛騨牛もも肉を買ってステーキとワインで乾杯。

ここまでやるなら軽くて口当たりの良いワイングラスが欲しいところです。
定番どころだけれど、ロブマイヤーのバレリーナなんかあると素敵だな…と思う。

…けどどうせ飲むのはテーブルワインばかりなんだろうな…

牛肉といえば國木田独歩の「牛肉と馬鈴薯」大学生の頃、そのタイトルの音の響きが好きで思わず文庫本を購入したのを覚えている。

僕がワインを飲む理由なんて深いものではなくて、どちらかというと僕が大学生の頃に思わず文庫本を買ってしまう感覚に近いものかもしれない。

國木田独歩的とも言えなくもない…
意味がよくわかんないけど…

結局のところ、僕は「牛肉と葡萄酒」っていつ音の響きと雰囲気にやられてしまっているのです。


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