Colly's Camp -23ページ目

食文化融合論…?

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それぞれの土地で、その立地や人や風土や、時には政治環境によって独自の食文化が育まれて、気がつけば僕らは、沖縄で生まれたゴーヤーチャンプルをおかずに新潟の魚沼産コシヒカリをもぐもぐと食べたりしている。或いは、フランスの白ワインで刺身を味わったり、古酒熟成させた日本酒とビーフステーキを合わせたりしている。

ある意味ぐちゃぐちゃな食とも言えなくもないが、それぞれの食文化やそのストーリーが異文化とばったり出くわした瞬間が必ずあって、とりあえずカフェに入ってじっくり話してみたら、「あら、私たち意外に会うんじゃないかしら…」なんて言って、少しお酒の入ったほろ酔い気分のまま、夜の街に消えていく…なんていう事から生まれた食文化が僕らの食卓を楽しませてくれているんだ…としたら、人も文化も…出会いとはなんてスバラシイんだ!と思わざるを得ない…

出会いなんて、ひょんな事から突然起こったりするのだ。

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例えば…「今日はうどんでも打つか!」なんて、朝食を食べながら話していた夫婦がいたかもしれない…
でも昼下がりのスーパーマーケットでうどんを捏ねるコネ鉢がない事に気づいて、「やっぱり冷凍うどんにしよう」と男は言う。「ならそうしましょう」と奥さんは買い物を続けるんだけど、うどん打ちがなくなった男は手が空いて売り場を縦横無尽に動き回る。そこで赤インゲン豆とひよこ豆の水煮を見つけて、どうしてもチリビーンズが食べたくなる。

その事を奥さんに伝えると「明日の為に作るなら良いんじゃないかしら」と言う。

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そんな風にして男は家に帰り台所でチリビーンズを作る。彼の作るチリビーンズはなかなか美味いのだ。

男はチリビーンズの鍋をかき回しながら、冷凍うどんで作る「柚子おろしうどん」の事を思う。

ぼーっと考えていると棚の向こうに飲みかけの白ワインを見えた。「うどんには合うかも…」と思ったかもしれない…

やがてチリビーンズも良い頃合いになって、クミンやチリパウダーで最後の調整をしていると、当たり前の感情に包まれた。
「こんなん、美味いに決まってる!今晩すぐに食べたい…」

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かくして、今晩の我が家の食卓には飲みかけの白ワインと「柚子おろしうどん」に「チリビーンズ」が並ぶ…

飲みかけの白ワインは早急に飲む必要があるし、うどんは元々決まっていた。そしてチリビーンズは…

だって食べたかったんだもん…


お陰で美味しい発見に満ち溢れたディナーになりました。

このようにして食文化の融合はなされる…場合もあるのです。

でも、ぶっかけうどんと白ワインはなかなか優雅ですよ…オススメします。

(「初心者の為の食文化融合論」…より引用…)



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初心者の為の「カオニミエル症候群」

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前にも書いたけれど、僕にはいろんな物が顔に見えてしまう症候群があって、いつも勝手に視線を感じてはビクビクしている。

昨日は普段なら車で通り過ぎるだけの道を、とあるイベントに行く為に歩く事に…

お陰でまえまえから視線を感じて気になっていたヤツと真正面から対峙する事になった。

コイツは車で通る度に僕を見ているんだ…というのを一緒に歩いていた企画部女子に伝えようかと思うのだけれど、部長もとうとう気でもふれたのか…と思われても困る。なんて思っていたら、こう言うのだ…

「アタシ、こいつが顔に見えるんですけど…」

そーっすよね!見えますよね!
ボクもそーなんですよ。

…というわけで、僕は気がふれているわけではありません。もしくは、気がふれているのは僕だけではありません…


不本意ながら仕事に追われっぱなしの今日この頃…

世の中はもう春のなのです。
温かい陽気にアタマも緩めば気がふれもします。


…でも、これはさすがに顔に見えますよね…っていうかそう見えるように作ってありますよね。「カオニミエル症候群」としては初心者レベルです。

このなんとも言いようのない懐かしい表情が、春な感じでイイですよね。

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ちなみに我が家では誰よりも先に春を感じているヤツがいます。


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春の調べ…

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なんだか、あっという間に走り抜けた感のある3月でした。
それだけ充実していたひと月だったという事になるのですけど、千葉・東京・静岡と走り回っていたせいで、あまりの気温差と半ば狂いかけた季節(先日の東京出張では早くも桜吹雪にまみれてきました)に、春は「イマでしょ!」と言うのを忘れてしまっていました。

でも、土の中はそんな気温に惑わされずにじっくりと春の調べを教えてくれます。

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先日奥さんがチュルの散歩しながら採ってきたフキノトウ…


また今年もこの美味しい季節がやってきました…



「フキノトウには浅利出汁がいちばん合うんだよな…」と朝イチのコーヒーにカルダモンとブランデーを入れながら教えてくれたのは、高山を代表する生ハム工場のオーナーだった。最近めっきり会うことがなくなったけれど、毎年フキノトウの季節になると彼の白ひげや若い頃にレスリング(東京オリンピックの代表候補にもなったそうだ)で潰れた耳、愛してやまなかった煙草「ガラム」の匂いと共にその「教え」を思い出す。フランスで修行していた彼の言葉に嘘はない…

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と言うわけで、今年も作りました。「フキノトウと浅利の春パスタ」オレンジピール(いよかん)が春の爽やかさを演出してくれます。

なるほど…と毎年キッチンで思うのだけれど、山と海の春の味覚が合わさって一つの味になって、そこに伊予かんの皮が春の爽やかな香りを添えてくれる事で、一つの料理が完成する。


この料理が旨いと、自然…て山だろうが海だろうが季節でちゃんと繋がっているんだ…と安心する瞬間でもあります。

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合わせるワインはル・ヴァンサンリカールのトゥーレーヌ ル・プチオ 2011。千葉のワインバーで出会ったビオワインです。

春の調べを味わいながら、いよいよ明日は4月1日。
嘘つき放題の日です…。

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そんな新学期を前にしてチュル君は現実逃避。

美味しい一年の始まりですよ…

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