「それは根治したいか?」「根治しなくても良いか?」です。
この記事の続きです。
私は、幼少期から病気を治すのは薬だと思って生きてきました。
だけども薬を飲んでも飲んでも治るどころか、副作用でどんどん悪化していく・・・
なんでだろう・・・どうしたらいいんだろう・・・っていう時期が長く続き、40代になった頃「原因療法」を知りました。
病気の原因をつきとめ「根治させる方法」です。
私が長い間続けていたのは「対症療法」と言って、今抱えている痛い・苦しい・痒いなどの状況を抑える療法だったのです。
世の中に2つの療法があるなんて知らなかったので、本当に本当にびっくりしました。
じゃあなんで「病気を治す専門」のお医者さんが原因を突き止めてくれないのか?と疑問を持つようにもなりました。
それからの私は病院へ行くたびに「私の頭痛と不眠症が治らない原因は何でしょうか?」とか「ワンコの皮膚炎の原因は何でしょうか?」と質問をしまくりました。
頭痛と不眠の原因は、脳波検査で「神経が常に興奮状態である」ことが分かりました。自律神経の乱れです。
薬は神経の高ぶりを抑える「抗てんかん薬」を処方されました。
そして、こんな指導を頂きました
・朝日を浴びよう
・日中はウォーキングをしよう
・紫外線を避けるためにサングラスをかけよう
・髪を結ぶのはやめよう
・中華料理をやめよう(グルタミン酸が良くないみたいです)
・ぶどうやワインをやめよう
・寝る前のスマホはやめよう
だけども・・・
真面目に指導を守っても、薬を飲んでも治りませんでした。
薬の副作用で、高血圧・高脂血症・動脈硬化・うつ病にまでなりました。
そして、最後の最後まで「なんで神経が常に興奮状態であるのか?なんで自律神経が乱れてしまうのか?」が分からずにいました。
病院で分からない「根本的原因」
いったいなんでなの?
それから数年が経ち、こんな話を耳にする機会が増えてきました。
「自己治癒力」を教えない医学部
これは、ある方のブログ記事です。
そうだったんだー。これまでの疑問がすぅーーと解消していきました。
私の自律神経が乱れた原因のひとつに「腸内環境の悪化」があったのです。
そして自己治癒力を上げるには、まず先に腸内環境を整えないとどうしようもないのだけど・・・
そこを全く学ぶ機会が全くなかったから、頭痛や不眠症の原因が分からなかったのです。
これが分かってからは、病院の先生を責める事は一切なくなりました。
表題の「病院にお任せできること」とは・・・
今抱えている痛い・苦しい・痒いなどの状況を一刻も早く抑える「対症療法」
これが腑に落ちてからの私は、上手に病院と付き合えるようになりましたよ~。
実は・・・
先生を信用できなくなった時期もあったんだけど、今は緊急時にお世話になれる「とっても有難い存在」になったのです。