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Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

Drumと釣りが好き。
それは自分の生きた証。

今日は珍しく使ってるタックルのお話です。


何でこんな記事書こうかって思ったかというと…




試合当日にリミットメイクに貢献してくれたタックルだから(笑)




大会への参加が決まったのが実は4月末。

それからご時世もありで琵琶湖には行けませんでしたけども、大阪の例の河川で練習してました。5月は9割スピニング使った気がする。


単純に僕がその場所で釣りする時はスピニングで釣りする方が好きっていう理由もありましたけど、試合で使う想定もしてて激烈に意識して練習してました。

確変で調子よく釣れてたし、このタックルで40upを獲り慣れてたのは良かったなと振り返ってみたら思います。


今回使ったスピニングタックルの詳細を紹介すると





Rod…SHIMANO EXPRIDE 2610ML-2

Reel…SHIMANO 21complex XR 2500 F6HG

Line…SHIMANO PITBULLG50.8号+フロロ7lb


こんな感じで使ってます。
写真ではラインが違いますがこの時はPITBULL8+0.8号を使ってました。
いわゆるのライトパワーフィネスって感じのセッティングです。

本当はPEラインは8本編みが好きで、ここ最近はずっとこれでやり切ってました。


しかし琵琶湖に出る前の最終日にラインが減ってきたので、巻き変えろって事やな…で、ちょうど思い付いた事もあったので急遽高比重PEであるG5に巻き替える事にしました。

8本編みが好きなのは飛距離が出やすい、強度高い、糸鳴りが抑えられる事。本当ならこれで釣りきりたいとこだったんですが、やっぱ風に弱いって弱点だけはどうしようもなかった。

メンディングと飛距離抑えたりでフォロー出来る範囲はありましたが、それではどうにもならない状況にも数度遭遇しました。一瞬風止んだタイミングを狙い撃ちして結果的に釣れた事もありましたが、この対策だけは頭を悩ませました。

0.9g以下のシンカーはこのタックルでは場所次第ですがほぼ使わないので、ノーマルPEでも「底が取れない」って事はなかったんですがそれはそもそもその場所の水深を知っていたからで、もし知らなかったら釣りが成立しません。

高比重PEにしてからは底取りはだいぶやりやすくなりました。変えてから同条件クラスの爆風にまだ当たっていないので、その時どう思うだろうっていうのはありますが。

じゃあ何でそれまでシンキングPE使わなかったんだって事になるんですが…

それは特性上5本編みで糸鳴りが出るのでそれが嫌い(今はちょっと慣れたけど)っていうのと、これが1番大きな理由で


どうしても同番手での強度がガタ落ちするっていう部分でした。


編み本数が少ないので仕方ないのですが、シンキングPEは過去にも他のモデルを何種類か試してみて、使い勝手は良いなとは思ってましたがどうしても本採用に至らなかった理由がリーダーとの結束部分の弱さ。

例えば根がかりした時に引っ張るとノット部で切れてリーダーごと逝ってしまう事が多発していました。

シンキングPEとはいえやっぱり比重1.78のフロロカーボンの沈めやすさには敵わないので、それを補うためにロングリーダー(3m程)をとって使いたいんですが
これで根掛かりしたりしてリーダーが切れたら結ぶのが面倒くさいのは勿論、長いラインを水中に残してしまう。

なので多少の沈めやすさを犠牲にしてでも強度を優先してノーマルPEを採用しなくてはならなかったのが事実でした。

しかし今年出たピットブルG5はこの点が非常に優秀でした。


お試しで0.6号を別タックルに巻いて使ってみましたがノット切れをまだ起こしていない。リーダーは5lbです。他の号数でもこんな感じなら使える!って思ったので試合で使うスピニングにも採用してみた感じです。むしろ僕は逆に言えばこの弱点が解消されるなら

喜んで糸鳴り我慢してシンキングPE使うよ!

ぐらいの気持ちなのですよ。比重高いは偉大。

リーダーを7lbにしてるのはPEより強度を落とす事で(ピットブルG5の0.8号はMAX表記13lb)、根がかりしてロストしてしまう時にルアーだけが切れるようにしてるっていうのと汎用性、操作性重視。リーダーはFGノットで結束して強度は7〜8割が出てる計算をしています。

僕は釣りが下手なのでラインは太めを使いたい派ですし、まだ太くする事も出来ますし太くした方が良い時もあります。(ノーマルPEの0.8なら12lbくらいまではOK)それでも7lb。ラインが太いから釣れないって正直あんまり言いたくないんですがそれでも7lbかなと。この太さはだいぶ試行錯誤しました。


理由はリーダーを8lbにした途端に死に駒になるリグがいくつか出て来てしまったことです。

試合では出番がありませんでしたがそれが顕著だったのはダウンショットリグ。釣り方がその日に合ってなかったんやって言われたら確かにそれまでなんですが、僕が釣りしてた場所では明らかにバイト数が減りました。

太くて釣れないをあんまり言いたくないってとこに戻りますが、ライン直径が細い方がバイトが多いのは間違いないのです。操作性も7lbと8lbでは全然違う気がしています。
が、やっぱり魚に切られたくはないし、6lb以下に落とすならPEを0.6号にするかフロロ直巻きにするし。
って事で突き詰めた「細過ぎず太過ぎず」が7lbでした。

正直、7lbであればスピニングにフロロ直巻きも出来ますが、もう僕がPEを使う身体になってしまってるのとフロロ直巻きでは飛距離が出ない。なのでこのセッティングに落ち着きました。

PEを0.8号にしてるのはノット切れを防ぐのに余裕を持たせたセッティングにしたい事です。
なので本当は0.6号でも良いんですが、もうちょっと飛距離出したい!を思っていないのとノット切れリスクが少し上がってしまうので0.8号です。操作性の話もしましたけど、そこまで僕は繊細な世界の話は出来ません(笑)また1号まで行くともう少しリーダーを太く出来るので、そういう仕掛けはアリかなと思います。

PEを細くした事でデメリットが増えるなら意味がないし、もっと言うと僕はPEを使う事でメインラインの直径を細く出来ているなら仕事は果たしてると考えています。PEを使いたいというよりかは、本当はリーダーで使ってるラインを使いたいんだけどデメリットが気になる…って言うテーマでやってます。


そして、投げるリグですが

・ライトテキサス 
・ノーシンカー
・ネコリグ
・ダウンショット
・ライトキャロ

がメインで、後は小型プラグぐらい。ライトテキサス、キャロはラインにシンカーを通すので重さはやや気を使って5gまで。どうしても7gが必要とか、フリーリグのシンカーを使ったりして結び目との干渉が気になる場合は結び目にシンカーストッパーか夜光玉を挟む事で対応しています。


ロッドはおなじみシマノエクスプライド2610ML。
ファーストテーパーで良い感じの感度、魚を掛けてからは剛の力を出すロッド。大抵の魚には全然力負けしないんでかなりファイト時は安心出来ます。


リールはまだ買って1ヶ月経ってないコンプレックス2500HG。
これだけのドラグ性能あったら十分です。自重も軽いので操作感upに貢献してくれています。


ただもしかしたらこれから気が変わってノーマルPEにするかもしれないし、フロロ直巻きをやってみようってなるかもしれない。
ちなみに同じような事はベイトフィネスでも出来るかと思います。ただこの辺は好みの問題かと。僕がベイトフィネスを持っていないので、実際買ったりしてみたら違う事言うかもだけど(笑)

で、ここまで喋りましたが結局はその人の好みやFGノット面倒くせえ!ってのが人それぞれ違うのでやりやすいようにやればいいと思います。僕はこのタックルをそのまま海で使うのに回したりもするんで、多分当分はこれで行きます。

突き詰めていくとリーダー太くして何かの釣り方に特化したセッティングにしたり、ナイロン使って巻物重視…とか色々やれる事があるかと思います。

このセッティングが絶対!とは言わないのでもしタックルセッティングをお考え中の方などおられましたら、参考になりましたら幸いです。


さて、前回記事からの続きとなりますが、先日6/27(日)に自分が時々参加させて頂いている琵琶湖清掃活動を主催されている淡海を守る釣り人の会様からご招待頂き、琵琶湖でのバス釣り大会に参加させて頂く事になりました。


まさかのビギナーズラックで神が降臨してしまった前回のプラ編に引き続き今回は試合本番編!


プラ編はこちら。

↓↓↓


『淡海を守る釣り人の会CUP@6/24プラ編』今回の記事は…先日6/27(日)に自分が時々参加させて頂いている琵琶湖清掃活動を主催されている淡海を守る釣り人の会様からご招待頂き、琵琶湖でのバス釣り大会に参…リンクameblo.jp



さて、Myチームは悲願の大会初代王者に立つ事は出来るのだろうか…



では本編に入る前に、前回記事にも記しましたが改めて試合ルールの重要項目を記載します。






・2名一艘のペア戦10組


・船中リミット3尾ウェイト勝負 キーパー制限無し、死魚無効


・ボートはレンタル2馬力のみ、エレキ無し


・漁具のエリから半径100m以内は釣り禁止


・禁止ルアー無し


・帰着遅れは5分以内500gマイナス、以後1分毎に100gマイナス、10分で失格






6/27(日)


待ちに待った試合当日。プラの100か0かの釣れ方は再現出来るのだろうか。プラで爆発してしまった情報は大抵参加者の皆様に広まっており(自分の投稿のせいとWさんに覗かれていたため)、琵琶湖ガチ勢の皆様から優勝候補と言われ戦々恐々…釣り方外したら知らんねんで?



それでは本日もROUTE558さんにお世話になります。朝5時過ぎ、開会式のちスタート!


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本日のペアであるSさんにプラ内容をご理解頂きまずはプラで良かった3.5mラインにエントリー。

しかしプラ日とは違い明らかに生命感が無い。近辺で直近あった藻狩り絡みのニゴリがプラ日よりやや強くなっているのと、プラ日の放流量150tから15tへの放流量の低下による状況変化が確実にあったと思われる。


やっぱりノーバイト。これは多分違う…近辺をウロついても時間ロスしそうな予感しかしない。僕はプラの内容が壊れたら引き出しが正直無い。そこでSさんの提案で自分が見に行っていない更に沖のラインをランガンして行く事になりました。



沖に出ると時々鯛と思われるバイトがあるのでバイトがあったらアンカーを下ろして停泊。しかしバスには当たらない。更に沖に出て4mのボディーウォーターラインへ。放流量が下がった今は少しでも水が動くエリアが良さげだという事で見解が一致しました。琵琶湖を熟知しておられるSさんから場所の特徴などを教えて頂き釣り方を考える。



移動中は手の届く範囲で漂流系ごみを回収。ペアのSさんに操船して頂きゴミ取ります!とお伝えすると減速して貰い僕がネットイン係。4つほどですが回収しました。


ここまでバイト無く過ごし時刻は9時。もう試合時間を半分使ってしまってる。この時間まではプラで良かった釣り方だけを試すも結果が伴わない為、プラで使わなかったルアーも投入していく事に。


ここで選んだのがMyリーサルウェポン。バス釣りよりむしろ海での出番が多いマックスセントフラットワームを投入。リグは2.7gライトテキサス。あまりシンカーウェイトを上げすぎるとウィードに突っ込んでしまうので、これくらいが自分の感覚に1番合っている。




変えたらトン!1投目に反応が出た!落ち着いて寄せてネットインして頂き45upがここで入り、待望の1本目。


おそらく、ワームは別にこれじゃなくても良くて釣り方の方が大事だ。Sさんにリグを伝えると同じ重さのライトテキサスが既に用意されておりそれを投入したSさんにも45upヒット。ワームはドライブスティック。続いては僕が30弱を釣りリミットメイク!


揃ってからは入れ替えを狙いキャストを続けると僕に45upがヒット。これで45upが3本揃い、いよいよ勝てる雰囲気!Myチームはお祭り騒ぎ(笑)



それに、まだ投げられる時間は帰る時間込みでも2時間半残っている。ここでもしダメ押しで1番小さい1匹を入れ替えられる魚が入ったらぶっちぎりで勝てる!9時までのお通夜ムードは一転。「目標入れ替え」に変わった。試合で釣れた魚ってプライベートの5倍は嬉しいです。


しかし結局この後の入れ替えは出来ずバイトも無し。リミットは揃っているため余裕を持って気持ち早目の帰着。完全に浮いた場所でのタイミングだけな印象でした。

琵琶湖を熟知されているSさんが「そろそろ止まるで」って言ったら本当にラッシュが止まりました。バスが来たら結構何しても釣れるけど来なかったら釣れない。もしかしたらただそれだけなのかもしれない。



そして検量開始…Myチームは勝てる気MAXなので「釣れませんでした!」って冗談を言えるぐらい余裕の帰着。

ご機嫌でボートを降りて来ましたが、ウェイイン場に行くと別チームからとんでもない爆弾が持ち込まれていた。




はい????




最近は一緒に釣りに行けてないけど、淀川でよく一緒に釣りしてる淀川清掃運営の今年から大学生F君のチーム。50up2本てどういう事やねん!1本が56cm2592gのビッグフィッシュ賞でした。2本共F君がキャッチ。沖に出た我々とは違い岸寄りのシャローエリアでの釣果。ヒットルアーは虫系ワーム。



さっきまでの楽勝ムードが一転、余裕が無くなる。向こうのウェイトはさっき知った。運命のウェイイン…




結果は…






なんと…



😱🏆Myチームが優勝!!🏆😱


Myチームのウェイトは3本4922g。

ボート上で測らなかった長さは48が2本と45が1本で船中釣果は4匹。2匹の50upで4638gを持ち込んだF君チームが2位につけ、そのウェイト差はなんと284g。しかしF君チームもリミットメイクは達成していたもののデッドフィッシュが1匹出てしまい無効に…しかしその魚がウェイインされていた場合は確実に順位はひっくり返っていたので土俵際まで追い込まれていました。


皆様の釣果内容を聞いた感じだと沖、インサイド共に釣れていましたが、1発狙いはインサイドって印象でした。

ウェイインは10組中8組、リミットメイク3組。さすが琵琶湖に愛されている皆様ですし釣りのスキルは高い。どのチームが勝っても全然おかしくなかった。他にも数本の50upが持ち込まれていました。

まさか優勝するとは思ってもなかったので、お立ちで上手く話せなかったのと簡素にまとめてしまったので…ここで改めて優勝した嬉しさを語りたいので、手記ってやつを書かせてください(笑)





本当の本当に嬉しいです。

大会に参加するとは言ったものの、優勝出来るなんて一切考えていませんでした。

僕は釣りが本当に好きですが上手いと思った事は一度もありませんし、語れるだけの知識や経験も持ち合わせていません。

一度辞めた時期があるとはいえそれなりにやっていてもなかなか釣れなくて、上手い人はどうやって釣ってるんだろって考えても全然釣れませんでした。


ちょっと釣れるようになったなって思ったのは、自分が憧れるんだけどやってみたら合っていないと思った釣り方を辞めた事。それから2年前から清掃活動への参加を始めて、そこで経験値の高い人々との繋がりが出来て、有益な本当の情報に触れ出した事が大きいのではないかと思います。


今回は同船のSさんと一緒で無ければ、僕は何をすれば良いのかが全くわかりませんでした。
たまたま魚は僕の竿に多く掛かってくれましたが、その場所に辿り着いて下さったのは操船して下さったSさんです。今日の経験は今後自分が釣りをする上で大きな経験になったと思っています。


参加される方の顔ぶれを見た時、自分より遥かにバスフィッシングに触れ高い技術を持つ方々を相手に勝ち筋はないと思っていましたが、考えてみたら自分に出来る事はそう多くはありません。

なので今回は試合に勝つ事は目的とせず、最低目標を「ウェイインする事」、最大目標はどんな魚でも良いので「リミットメイクする」事だけに向かって自分の釣りをする事だけを考えました。その結果、たまたまではありますが僕のチームに良い魚が揃ってくれました。


僕はこれまでの人生で「1位」に縁か全く無かった。だからこの日は絶対忘れられない。もしかしたら人生で最初で最後の1位かも知れないですし「何でも1番は気持ちいい」っていう意味が今日初めて分かったような気がします。


魚釣りは楽しい。

それは結局何を言っても相手が自然で「絶対が無い」からだと思います。
誰もが何をどうやっても釣れない事はある。だけど、誰もが死ぬまで忘れられない魚を釣る可能性も常にある。そしてただ「釣りに行ける」ってだけでもそれなりに人生が楽しい理由になる。


こんな楽しい遊びを知る事が出来た僕は幸せ者だと思うし、先程も書きましたが清掃活動に参加した事がきっかけで色々な情報に触れ更に楽しくなっているのが今の僕の状態です。

今回はたまたま僕のチームに回って来ましたが、こうやって良い格好が出来る機会が出来たのも人との繋がりがあったからですし、こんな楽しい場を作って下さった淡海を守る釣り人の会様、ボート店ROUTE558様、当日をご一緒させて頂いた参加者の皆様、協賛品を提供して下さった釣具メーカー様のおかげです。


そしてこれだけ楽しい1日を過ごす事が出来たのは、琵琶湖があるから出来た事なのは間違いないと思います。

ご時世もありしばらく訪れる事が出来ませんでしたが、この数日間で琵琶湖への愛が更に深まりました。

なのでこれからも自分に出来る範疇にはなりますが、恩返しは続けて行きます。最近はあまり清掃活動への参加等もあまり出来ておりませんが、恩返しの機会に行ける時は必ず参加したいと思っています。

本当にこの日をご一緒させて頂いた皆様、改めて本当にありがとうございました。

Yossi-




駄文を読んで頂きありがとうございました(笑)

もし今度大会があったら、その時も悔いなくやり切りたい。
大会がきっかけでボートの楽しさも知れたし、しばらくは2馬力で頑張ってゆくゆくは船舶免許を取得して更にバス釣りの視野を広げたい。

そんな思いも強くなったこの数日間。

もう今で次いつ琵琶湖に浮こうか楽しみで仕方がない(笑)弄ばれる日もあるだろうけどそれも楽しみの一つとして。


最後に改めて、大会を共に過ごして下さった皆様

本当にありがとうございました!!




















 

今回の記事は…



先日6/27(日)に自分が時々参加させて頂いている琵琶湖清掃活動を主催されている淡海を守る釣り人の会様からご招待頂き、琵琶湖でのバス釣り大会に参加させて頂く事になりました。



淡海を守る釣り人の会地域と、自然と、次世代につながる。釣り人から、琵琶湖・瀬田川への恩返し。リンクoumi-fishing.com



一応喋りたくない事があったため(笑)記事を出すのを後回しにしましたが、まずは前日6/24(木)に試合前プラクティスを行って来ました。


今回の記事はそのプラ編です。



それでは、まず本大会のルールをざっくりと紹介すると…





・2名一艘のペア戦10組


・船中リミット3尾ウェイト勝負 キーパー制限無し、死魚無効


・ボートはレンタル2馬力のみ、エレキ無し


・漁具のエリから半径100m以内は釣り禁止


・禁止ルアー無し


・帰着遅れは5分以内500gマイナス、以後1分毎に100gマイナス、10分で失格





最たる重要項目はこんな感じです。上記ルールのもとに行われました。では本編へ…






6/24(木)


ご時世が明け4月に54cmが釣れたオカッパリ以来、2ヶ月ぶりのマザーレイク琵琶湖の美しい朝焼け。ボート屋さんが開くまで近くの湖岸駐車場に駐車し湖岸を眺めながら一服。



プラをこの日に決めたのは出撃可能な日程で出来るだけ本番に近い方が良いというただの自己都合です。

今回は魚に触れるかどうかはまた別の話として僕は今回乗る2馬力ボートを操船した事が無いので、ペアの方が居られるとはいえボートを操船出来なきゃマズイ。そして試合に限らず今後の事も考えると自力で操船した上で釣り自体を成立させてあわよくばきっちり釣る事が目的でした。



では気合いの早起きをして今回の大会でボートをお借りするボート屋さんROUTE558さんへGO。操船レクチャーを軽く受け朝5時、いざ出陣!


今回のボート屋さんはこちら。

↓↓

琵琶湖 レンタルボート ROUTE558 貸しボート 安い バス釣り 免許不要 ブラックバスRENTAL BOAT ROUTE558(レンタルボート ルート558)は琵琶湖で貸しボートを行っております。釣りのお客様にご利用頂いております。レンタルボートの種類も料金も大満足!琵琶湖でレンタルボートをお探しの方は、是非ROUTE558をご利用ください!リンクwww.rental-boat.net





今回は頭を整理するためタックルを3本に絞りルアーも絞った。よく分からない場所と遠征補正で気合い入れ過ぎて手駒を無駄に増やすのは危険だと判断しました。今回選んだのは3本。選定基準はもし自分が琵琶湖(南湖)で9ft使って大遠投する以外で、本気でオカッパリするならこの3本で立ち回る!と決めていたタックルです。選択ルアーも結構現実思考で、いつもちょっとぐらいボックスに入れているロマン枠は殆ど無し。最近まで釣りしてたあの川で好結果を出していたルアーは勿論ベンチ入りさせました。



まず朝イチに僕が目付けをしていたのはボート屋さんからほどなく近い流入河川河口の岬エリア。この時期の定番、鮎とケタバスを喰いに来るバスがいないかと目付けをしていました。


いざ行ってみるとオカッパリ先行者さん有りなのでフルキャストしても絶対届かないであろう位置にボートを停め釣り開始。しかしどうにもここじゃない雰囲気を感じる。ここは確実に一級エリアだしタイミング次第での1発はあると思うけど、今日は違う雰囲気。そしてここが競技エリアの端っこでもあるためここからは反対方向に行くしか無い。さてどこで釣ろうかな…と考えていた時に妙に水面がざわついているエリアが遠目で見えた。


初めてに近い認識の場所なのでシンプルにそっちに行けば魚に会えるかも知れない。魚探はついてるが見方は全然分からないし、結局僕みたいなビジターは目に見える違和感を探すしか無い。もしあのざわざわがバスじゃなくても他の魚おるならバスもセットでおるやろ!と都合よく解釈して移動。



そんなエリアに移動する。後で分かった事だけどここは殆どウィードしか無い超フラットな3.5mライン。でも生命感があるし近いとこで魚も跳ねてる。この辺りは絶対バス居るぞ…と思い4月にオカッパリで大活躍したノリーズタダマキを巻いて探るが反応無し。違うタイプのミノーって事でOSPルドラ130Fを入れてみるも反応無し。


もう1本のタックルにはサカマタ6インチを結んでいたので軽く流してみるが反応無し。そこで思い切ってボトム系に変える。淀川業務用リグと名高いクリッターホッグ7gフリーリグでチェックを開始。


先日まで行ってた例の川にもウィードフラットがあってそういう釣りは練習してたので、引き感まるまる一緒やなと思いウィードに絡めながらズルズル引いてくる。リグがウィードから抜けて結果的に今シンカー落ちたな…って瞬間思いっきり竿が入った。


来たっ!重さとジャンプの魚体を見てデカい魚を確信。寄せて来てからはネット持って来てるのにわざわざハンドランディング(笑)





53!50upいきなり釣れた!まぁまぁ信じられへんぞ…ビギナーズラック出まくりフィッシュ。こんなあっさり釣れちゃっていいの?6時55分。


気を良くしてこの辺りでキャストを続ける。この雰囲気は1本釣れてはい終わり…じゃ無いやろとルンルン気分。

こんな感じで早々に釣れて余裕がある時の僕の癖で、1匹釣れたらあえて全然違う釣り方に変える事があります。っていう事でトップで釣りたい欲が出てOSPヤマトjrを投入。


2回出たがミス…しかし全然トップでも出る!出るのはトップでもウィードが絡むような水面までウィードが伸びているような場所。しかしこの辺りを繰り返し探るも反応が途切れ小移動。



移動後はスピニングに持ち変えチェック。ゲーリーカリフォルニアロールのネコリグをウィードに絡めて適当に引いてるとまた反応が!


44!50up釣ってもーてるから小さく見えるが、これ普段の釣行ならよっしゃあ!やで。もう贅沢出てるやん…まぁここは琵琶湖だけどもだ。これ試合本番やったらまともに勝負出来るスコア出てる気するよ…8時40分。

なんだかんだで魚釣れてるし生命感もあるし、試合もこの辺でやりきっちゃってもよくないか?という気がしてきた。帰着遅れの減点もあるし、ボート屋さんにすぐ帰れるここでリミットが揃うなら競技エリアのもう一つの端っこまでは見に行かなくてもいいかもと予測。魚探の映像も殆ど変わらないフラットをウロウロするのみで、明確な狙い場所は無いけどこのあたりに魚が多いのは間違いなさそう。

そしてさっき釣ったエリアの「山立て」を練習するためさっきの場所を探す。琵琶湖は見た目が全部同じなので周りの景色でここがどの辺かを探る必要がある。


例えばこの写真の風景で言うと、真ん中の建物の上に山の上に立つアンテナが見える。このアンテナがボートの浮く位置によって建物の裏に隠れたり離れたりするので、それを目安に判断するってやり方。現代ではGPSがあるのでこれも廃れつつありますが、文明の進化について行けてない僕は我流でこれをやってみる。思いっきり上の写真も使いました。秘蔵のヤマ!とかでは無いけどね。


浮いた場所は朝釣れたとこからは微妙にズレててここ「らへん」状態(笑)
が、まぁいいや…って事で釣り開始。


移動して1投目…

ええええええ!!また50行った…50ちょうどだけどウェイトはさっきの53よりありそう。琵琶湖ヤバい!

ルアーは1匹目と同じく7gフリーリグ。具は気分で変えたランチワーム。クリッターホッグと同じマックスセント系には変わりないが(笑)

今日試合やったらぶっちぎり勝ちする自信あるぞ…1匹目だけウェイト測ったんでそれが2200。この子が推定2400、44が1000ちょい…とざっくり計測だけど暫定ウェイトは3本5kg後半。これで負けたらもう仕方ないレベルのスコア…プラで神が降りるのがヨッシークオリティ。9時50分。

この後は本番でここがダメだった時の2番手エリアを探しにウロウロするも…


カットテール5インチライトテキサスに鯛が喰ったのと1回また鯛っぽいアタリがあったのみ。


朝イチ、同じく大会参加の淀川清掃運営Wさんも来られていました。グループラインのやりとりでプラ日が被ってたのは知ってたんですが、当日まで黙ってた方が面白いなと思って黙ってました。


朝イチツーショット。


Wさんお写真拝借しました。Wさん船は同船の方が2本釣られましたがWさんは坊主でした。


リミットメイクも達成し100点満点。ただ試合でこれをやらなアカンのである。そして試合終了の13時までは釣りすると決めてたのでそこまでは釣りして、早目に帰着し結果的に滋賀で夕立があった事を知る事なく帰宅。

帰りながら内容を振り返ってみると、このフラットで明確な狙い場所は全然見つけられていない。自分なりの予想だけどおそらく朝イチパワーでベイトが回ったりしてフィーディングに入ってるタイミングに当たったと思われる。おそらく100か0でしかない気がするし、その100をプラで引いてしまった感じだと思います。


また前哨戦?のプラ報告の段階では熾烈な争い。良い魚を釣っている人も居れば丸坊主の方も居られる。更には琵琶湖ホームの強豪アングラーさんも数名参加しておられる。だけどビジターの僕でもラッキーでやらかせるぐらいだし、誰がやらかしても全然おかしくないというイメージの前哨戦。

そんな大会だからそもそも僕が勝てるなんて全く思っていない。琵琶湖に来たからって特別な事や奇抜な事は出来ないし、釣り方はあくまでいつもと変わらない普段着スタイル。この大会に参加すると決めてから目標は全くブレませんでした。


目標は「試合に勝つ」事ではなくて「3尾を必ず釣ってくる」事。


そう決めて今回のプラに臨みました。

その結果がたまたまこんな釣果を産み出す事になりました。プラとはいえ自分個人の釣果は単日キャリアハイ。ビギナーズラック爆裂ですが死ぬほど楽しい1日になりました。

スタイルを崩さず試合に臨めば運要素が絡むけど勝てるかも知れない!そんな希望も産まれ、どうやって試合に臨むかのスタイルも決まった。勝ち筋はただ自分が出来る釣りをやり切る事。それしかMyチームが勝てる道はないと思ったプラでした。


次回は本番記事!

なるべく早く出そうと思いますので、しばしお待ち下さい。今回も最後までお読み頂きありがとうございます!


6/20(日)


今日もいつもの場所への釣行。そして今日は自分の中で大切な一戦。



今朝は歳を重ねる事に朝起きなくなっている僕にしては珍しく全力早起きで出撃。まずは自分にとって超思い出の場所から釣りを始める事に。


この春に入り浸るきっかけはここから全てが始まったと言っても過言では無い。内輪の話なので内容は書きませんがあの日は超楽しかった。



それはさておきこの初手エリアは当フィールドの中でも1番人気と言っても良いエリア。だから早く来ないと立ち位置がありません。僕が通い出してからはいつも人が多く、僕が早起きしない補正もあってこのエリアで実はあんまり釣りしてないのでここから始めるのは久しぶり。


が、先に来られていた常連さん情報によるとやや厳しそうな雰囲気。水の色がいつもより良くなくえらく水面で口パクパクする小魚が多数見受けられる。

護岸の壁にはこんなにおったんか!というくらい各エリアで蟹が多数上陸している。普段は水中の見えるとこにたまに見かけるくらいなのに何故こんなに陸上にいるんだ?



この2点から察するに水中はおそらく酸欠模様…

Extra厳しい条件じゃないか?超真面目に来た日に限って…(笑)



となれば…と少しでも水が動く場所や水深が浅めの場所を調べてみる。が何の反応も無し。My実績エリアを調べた後は普段竿を出さないエリアまで足を伸ばすも一向にバスの手掛かりが掴めない。


そこでこれ以上の理解度の低い場所探しは無謀だなと考える。もしかしたら水の入れ替わりがあるかも知れないしまだ理解している自分の狙い場所をランガンしながらタイミングを伺い、魚が居ると思えたら粘る作戦をやってみる事に。



開始時間から6時間。ようやく魚の反応がある場所に辿り着く事が出来た。しかし…



今日閃きで持って来たゲーリーカリフォルニアロールで2バイトミス…ある種の正解には辿り着けてるのに…一瞬掛かりましたがバレました。フックサイズが足りなかったっぽい…


選んだエリアの特徴は新しく入る水が比較的早く辿り着くであろうエリア。水面に浮いていた小魚も水面直下にレンジを下げ、このエリアは今日の条件を考えるとまだ生命感豊かにはなっていました。しかしこういう場面で取り逃がすのが私クオリティ。もし釣り上げてたら!っていう日をことごとく逃しております。


そんな感じで僕がのたうち回ってる間にしばらく一緒に釣りしてない久しぶりの友達から「暇すぎるから行っていいですか?」の連絡が入る。ボウズでも全然受け入れてくれる彼なら問題無いけど、マジで釣れへんぞ今日!と思いながら彼が到着し昼食へ。



昼食後はとりあえず何か釣れるかも知れない今日の初手エリアから開始。ダメ。次エリアもダメ。最本命は午前中2発ミスった場所だが、やってみるも反応が無い…前日の準備でいつも巻いているPEラインに少なく見積もって2ヒロ半は結束していたはずのフロロリーダーが後50センチ程しかない。相当ルアーも変えた。場所も変えまくった。いよいよ手の内使い切ったか…と思い始めてた時だった。



禁じ手、マックスセントフラットワーム。ライトテキサスでやっと釣れた…ありがとう!バラした場所とコースは変えましたがほぼ同じピン。やっぱり今日の条件ではここが1番良かったのだろうか。


僕はバス釣りに限らずこのリグを使ってます。

端的に言うと、とりあえず何かの魚釣りたかったらこれ投げてみたらいいよ!と思っているレベルの信頼感。特に海で使うと恐ろしい威力を発揮すると思ってる。勿論ハマらない状況も存在しますが、これは持ってると使ってしまうリグなので出来るだけ奥の手にしています。もうフラットワームが廃盤になるらしいけど…_:(´ཀ`」 ∠):


その後は水質も完全回復とはいかないものの朝イチの地獄は脱し、見えるとこを泳ぐバスの姿も確認出来ました(釣れる気はしなかった…)。友達には釣って貰えず残念。夕まずめは僕にこの後の用事があったため撃たずで早めの帰宅。朝から出てたしヘロヘロで帰って来ました。



本当に今日までありがとうございました。



あー。本当に楽しい1日やった(笑)


残念ながら釣果は芳しくありませんでしたが、今日はここに通い始めたキャリアで1番真剣にプランを組んで釣りをしました。


実は今日の釣行は、今年に入ってメインフィールドとして遊ばせて貰っていたこの場所と今日で一旦お別れしようかと思い、今回は区切りの試合を自分が最も納得する形でやりたいと思っていました。


このフィールドは毎年冬(大体12月〜2月頃まで)に釣る場所として釣りをさせて貰ってます。しかし実はこの時期に釣りをするのは初めて。最近ここに入り浸りしてたのは何度かお話していますが、ご時世及びその影響が出ている場所を考慮した時に、マイルールの条件で行く気になれる場所の選択肢が殆ど無くなってしまい、その中でマイルール条件を満たしていた数少ない場所の一つであるこの場所でちょっと間遊ばせて貰う事にしてたのが通ってた理由でした。自分でもびっくりするぐらい釣れたのは想定外でしたが…


で、一応ご時世が明日から緩和されそうで、本来なら今頃行ってるはずの他のフィールドの釣りに行きたい気持ちがやっぱり強くなりました。


なので決してヘビーな理由ではありません。

行くのが嫌になったとか(確かに少々の飽きはあるけど…)これから釣れなくなっていくからとかでも無いし、長いお別れにするつもりは無いです。まだ釣り経験が薄い時期もあるし、その時に試してみたい事もあるし、忘れた頃にフラっと釣りに来てると思います。


なので全然ヘビーな話ではないんですが、これまでのように毎週来る事はちょっと間なくなると思うので



ムキになって釣りしてしまって予定より少なくなってしまいましたが、せめてもの感謝の気持ちです。


今年の僕のバス釣りは1月から数えると8割近くここでやらせて貰ってます。本当に感謝の気持ちしか無いし、最低これぐらいはやらなきゃ納得して終われない。



実は私ここでこんな活動に顔を出させて貰った事もありまして。1年前の2月です。




当時、何となくネットでそれっぽい事を調べてたら近い時期に地域でなされてる清掃活動がある!っていう事を知り、散々釣りさせて貰ってばかりでそればっかりもなぁ…って思いはありましたし、ちょうど個人的にも清掃活動への参加を始めた頃でいい機会だと思い参加させて頂く事にしました。急な招集に対応してくれた淀川運営の皆様にもMAX感謝の1日でした。


その日は、これからもここを良くしていきたいという地域の方のお声を聞く機会でもありましたし、1番嬉しかったのは釣り人に対しても好意的なお言葉を頂けた事。本当にあの時は行って良かったって思いました。


この時に僕は何だかんだ言いながらここが凄く好きなんだなって思った。


地元でも無ければ大阪市ってだけでそもそもの縁もゆかりもない地域。ブラックバスが住んでると知らなかったら絶対にこの場所を訪れる事は無かったし、活動に参加しなかったら好きな場所には絶対になってなかったと思う。


ここが「釣り禁止にならないように」とか「釣り場を守りたい」とかそんな事は全然思ってなくて



好きな場所が綺麗になって良くなって欲しい。



ただ、それだけ。

それぐらいの気持ちで気楽にやった方が僕の性に合うし気疲れもしない。気分も良いし義務にも感じてない。だから偽善とか言われても何も思いません。


去年はこの時の恩恵を貰うぞ!って企んでこの数日後釣りに来てズッコケの釣果に終わりましたが、今年また懲りずに訪れて色々な事がありました。


この数ヶ月で釣り方やフィールドの特徴を教えて下さったロコさん、釣れへんなぁって言いながら釣りそっちのけで喋り相手して下さったロコさん、ここで出会って今度また今度一緒に釣りしよう!ってなって出来た新しい友達、お散歩最中などに声をかけて下さった地域にお住まいの方など、沢山良い人との触れ合いがありました。


現在の僕の生活の中では釣りにしか来てないし釣りしかしないけど、今や僕にとっては大切な場所。ずっとここで釣りしてたらさすがに飽きるけどふと思いついた時に訪れたくなる場所。これからも良くなって行く事を願ってますし、もしそういう恩返しの機会に参加出来る機会を知れたらその時は必ず参加したいと思っています。


何か珍しく真面目な事喋ってしまった。こんな長々と綴った文章読んでくれてありがとうございます。


しばらくは例年通りに行きたい場所に行くスタイルに戻るつもりですが、そう遠くない時期にまた現れます。


しばらくお別れしますけど、その時にはたった一つだけのお願い…




もうちょっと釣りを楽させて…(笑)


6/12(土)



おいおい…アンタ前回記事で今月はベイトちゃんと触るって言うたやん…

何でスピニング買ってんのよ?


前から新しいスピニング欲しかってん。2500番のハイギア…


で、それで選んだのがこの21complexXR2500番HG。


今まで使ってた19ストラディック2000(5月の魚はほとんどこれ)でもやりたい釣りは出来てたし不満もなかったんですが、ちょっと2000番じゃ強引過ぎるな…っていう釣り方を最近採用し始めているので色々考えた結果、まだ入手しやすい価格帯のモデルを来月の賞与を見越して購入した所存でございます。つーことで早速入魂のため昼まで仕事した後いつもの場所へGO。



15時過ぎ着。最近はここに来ると決めたら2日前くらいから水位データを見てから出てるので、ある程度想定はしていたもののMAX干潮時刻と重なっており強烈な減水中。


シャローエリアは底丸見え、魚いない。偏光グラスを今日は忘れてしまったんですが必要ないレベルの丸見え。予想通りこの時間帯は釣れないっぽいか?


撃ちたい場所はもう決まっているので各場所をランガンするも反応無し。どっかで拾えたらラッキーやな…って思ってましたが甘なかった。入り直しと場所探しを繰り返してたらもう18時前。この間水位がちょっとだけUP。



しかし3時間釣りして何もヒントが得れてない。それに今日は大切な入魂式。たった一度のその時のためにある程度手段も選んでる。このままボウズで終わるぐらいなら今日ド本命にしてる場所でマズメパワーを借りて後悔なく終わろう!って事で都合3度目の入り直し。


サカマタ5インチノーシンカーをジャークしてると川のど真ん中にバスが浮いて来た。君大胆なとこ浮いてくるな…って思ってたらサカマタが行方不明。違う。サカマタはアイツの口の中や!



おそらく狙ってるピンの周りをウロウロしてたやつをサカマタパワーで連れて来た。30中盤ぐらい。これにて最低目標の入魂を達成!バスありがとう!


で、ランディング前にラインが擦れたので結び変えるついでにもう一個やりたい事があったのでルアーチェンジ。この本命のピンは先週居るのが分かってて喰わせたのにバラした場所。


今日のタックルでは前にここでバイトが出たファットイカは絶対飛距離も出るし、投げれるけどいかんせんスピニングなのでコントロールが難しい。それも折り込み済みだったのでスピニングで使えてあれに近い責め方が出来るルアー…って考えたら浮上したのが沈み蟲2.2インチ。しかしそれを持ってないので釣り方を思いついてから急遽買って来ました。



バックスライドの刺し方でネイルシンカー0.9gを打ちボトムを這わせると即反応あり。フッキングした時はそこまでか?って思いましたがエラ洗いで暴れた魚体が普通に良いサイズ!




47!2週間前も同じサイズ釣れたけど模様が違うので同じ魚ではないはず。新しいリールのドラグもチリチリ鳴らしてくれたいいサイズ。考えて来た通りの釣れ方だったのでめちゃくちゃ嬉しい魚でした。


バックスライド系なので最初のフォールで喰ってくれるのが1番楽なんですが、どちらかというとボトムのストラクチャーを絡めて引きたいので沈めて引いてくる釣り方を考えていました。最近流行ってるカバースキャットのイメージです。


多少ややこしい所を責めても根掛かり率が低く、バックスライドのセッティングにすれば狙ってる場所から離れ過ぎないキックバックアクションの責め方が出来る。先週バラした魚がヒントをくれたし、いきなり1番いい形で返事が返って来たので嬉しさ爆増です。


この後はもう一回沈み蟲にギルバイトかも知れないぐらいの小さいアタリがありましたが掛からず終了。めっちゃ楽しい入魂式になってご満悦で帰宅。


さ、今日は何か天気が悪そう。雨次第ですが降らへんのなら軽く出るか…ぐらいのラフで過ごそうかと思います。


ではまた次回!