さて、前回記事からの続きとなりますが、先日6/27(日)に自分が時々参加させて頂いている琵琶湖清掃活動を主催されている淡海を守る釣り人の会様からご招待頂き、琵琶湖でのバス釣り大会に参加させて頂く事になりました。
まさかのビギナーズラックで神が降臨してしまった前回のプラ編に引き続き今回は試合本番編!
プラ編はこちら。
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『淡海を守る釣り人の会CUP@6/24プラ編』今回の記事は…先日6/27(日)に自分が時々参加させて頂いている琵琶湖清掃活動を主催されている淡海を守る釣り人の会様からご招待頂き、琵琶湖でのバス釣り大会に参…
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さて、Myチームは悲願の大会初代王者に立つ事は出来るのだろうか…
では本編に入る前に、前回記事にも記しましたが改めて試合ルールの重要項目を記載します。
・2名一艘のペア戦10組
・船中リミット3尾ウェイト勝負 キーパー制限無し、死魚無効
・ボートはレンタル2馬力のみ、エレキ無し
・漁具のエリから半径100m以内は釣り禁止
・禁止ルアー無し
・帰着遅れは5分以内500gマイナス、以後1分毎に100gマイナス、10分で失格
6/27(日)
待ちに待った試合当日。プラの100か0かの釣れ方は再現出来るのだろうか。プラで爆発してしまった情報は大抵参加者の皆様に広まっており(自分の投稿のせいとWさんに覗かれていたため)、琵琶湖ガチ勢の皆様から優勝候補と言われ戦々恐々…釣り方外したら知らんねんで?
それでは本日もROUTE558さんにお世話になります。朝5時過ぎ、開会式のちスタート!
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本日のペアであるSさんにプラ内容をご理解頂きまずはプラで良かった3.5mラインにエントリー。
しかしプラ日とは違い明らかに生命感が無い。近辺で直近あった藻狩り絡みのニゴリがプラ日よりやや強くなっているのと、プラ日の放流量150tから15tへの放流量の低下による状況変化が確実にあったと思われる。
やっぱりノーバイト。これは多分違う…近辺をウロついても時間ロスしそうな予感しかしない。僕はプラの内容が壊れたら引き出しが正直無い。そこでSさんの提案で自分が見に行っていない更に沖のラインをランガンして行く事になりました。
沖に出ると時々鯛と思われるバイトがあるのでバイトがあったらアンカーを下ろして停泊。しかしバスには当たらない。更に沖に出て4mのボディーウォーターラインへ。放流量が下がった今は少しでも水が動くエリアが良さげだという事で見解が一致しました。琵琶湖を熟知しておられるSさんから場所の特徴などを教えて頂き釣り方を考える。
移動中は手の届く範囲で漂流系ごみを回収。ペアのSさんに操船して頂きゴミ取ります!とお伝えすると減速して貰い僕がネットイン係。4つほどですが回収しました。
ここまでバイト無く過ごし時刻は9時。もう試合時間を半分使ってしまってる。この時間まではプラで良かった釣り方だけを試すも結果が伴わない為、プラで使わなかったルアーも投入していく事に。
ここで選んだのがMyリーサルウェポン。バス釣りよりむしろ海での出番が多いマックスセントフラットワームを投入。リグは2.7gライトテキサス。あまりシンカーウェイトを上げすぎるとウィードに突っ込んでしまうので、これくらいが自分の感覚に1番合っている。
変えたらトン!1投目に反応が出た!落ち着いて寄せてネットインして頂き45upがここで入り、待望の1本目。
おそらく、ワームは別にこれじゃなくても良くて釣り方の方が大事だ。Sさんにリグを伝えると同じ重さのライトテキサスが既に用意されておりそれを投入したSさんにも45upヒット。ワームはドライブスティック。続いては僕が30弱を釣りリミットメイク!
揃ってからは入れ替えを狙いキャストを続けると僕に45upがヒット。これで45upが3本揃い、いよいよ勝てる雰囲気!Myチームはお祭り騒ぎ(笑)
それに、まだ投げられる時間は帰る時間込みでも2時間半残っている。ここでもしダメ押しで1番小さい1匹を入れ替えられる魚が入ったらぶっちぎりで勝てる!9時までのお通夜ムードは一転。「目標入れ替え」に変わった。試合で釣れた魚ってプライベートの5倍は嬉しいです。
しかし結局この後の入れ替えは出来ずバイトも無し。リミットは揃っているため余裕を持って気持ち早目の帰着。完全に浮いた場所でのタイミングだけな印象でした。
琵琶湖を熟知されているSさんが「そろそろ止まるで」って言ったら本当にラッシュが止まりました。バスが来たら結構何しても釣れるけど来なかったら釣れない。もしかしたらただそれだけなのかもしれない。
そして検量開始…Myチームは勝てる気MAXなので「釣れませんでした!」って冗談を言えるぐらい余裕の帰着。
ご機嫌でボートを降りて来ましたが、ウェイイン場に行くと別チームからとんでもない爆弾が持ち込まれていた。
はい????
最近は一緒に釣りに行けてないけど、淀川でよく一緒に釣りしてる淀川清掃運営の今年から大学生F君のチーム。50up2本てどういう事やねん!1本が56cm2592gのビッグフィッシュ賞でした。2本共F君がキャッチ。沖に出た我々とは違い岸寄りのシャローエリアでの釣果。ヒットルアーは虫系ワーム。
さっきまでの楽勝ムードが一転、余裕が無くなる。向こうのウェイトはさっき知った。運命のウェイイン…
結果は…
なんと…
😱🏆Myチームが優勝!!🏆😱
Myチームのウェイトは3本4922g。
ボート上で測らなかった長さは48が2本と45が1本で船中釣果は4匹。2匹の50upで4638gを持ち込んだF君チームが2位につけ、そのウェイト差はなんと284g。しかしF君チームもリミットメイクは達成していたもののデッドフィッシュが1匹出てしまい無効に…しかしその魚がウェイインされていた場合は確実に順位はひっくり返っていたので土俵際まで追い込まれていました。
皆様の釣果内容を聞いた感じだと沖、インサイド共に釣れていましたが、1発狙いはインサイドって印象でした。
ウェイインは10組中8組、リミットメイク3組。さすが琵琶湖に愛されている皆様ですし釣りのスキルは高い。どのチームが勝っても全然おかしくなかった。他にも数本の50upが持ち込まれていました。
まさか優勝するとは思ってもなかったので、お立ちで上手く話せなかったのと簡素にまとめてしまったので…ここで改めて優勝した嬉しさを語りたいので、手記ってやつを書かせてください(笑)
本当の本当に嬉しいです。
大会に参加するとは言ったものの、優勝出来るなんて一切考えていませんでした。
僕は釣りが本当に好きですが上手いと思った事は一度もありませんし、語れるだけの知識や経験も持ち合わせていません。
一度辞めた時期があるとはいえそれなりにやっていてもなかなか釣れなくて、上手い人はどうやって釣ってるんだろって考えても全然釣れませんでした。
ちょっと釣れるようになったなって思ったのは、自分が憧れるんだけどやってみたら合っていないと思った釣り方を辞めた事。それから2年前から清掃活動への参加を始めて、そこで経験値の高い人々との繋がりが出来て、有益な本当の情報に触れ出した事が大きいのではないかと思います。
今回は同船のSさんと一緒で無ければ、僕は何をすれば良いのかが全くわかりませんでした。
たまたま魚は僕の竿に多く掛かってくれましたが、その場所に辿り着いて下さったのは操船して下さったSさんです。今日の経験は今後自分が釣りをする上で大きな経験になったと思っています。
参加される方の顔ぶれを見た時、自分より遥かにバスフィッシングに触れ高い技術を持つ方々を相手に勝ち筋はないと思っていましたが、考えてみたら自分に出来る事はそう多くはありません。
なので今回は試合に勝つ事は目的とせず、最低目標を「ウェイインする事」、最大目標はどんな魚でも良いので「リミットメイクする」事だけに向かって自分の釣りをする事だけを考えました。その結果、たまたまではありますが僕のチームに良い魚が揃ってくれました。
僕はこれまでの人生で「1位」に縁か全く無かった。だからこの日は絶対忘れられない。もしかしたら人生で最初で最後の1位かも知れないですし「何でも1番は気持ちいい」っていう意味が今日初めて分かったような気がします。
魚釣りは楽しい。
それは結局何を言っても相手が自然で「絶対が無い」からだと思います。
誰もが何をどうやっても釣れない事はある。だけど、誰もが死ぬまで忘れられない魚を釣る可能性も常にある。そしてただ「釣りに行ける」ってだけでもそれなりに人生が楽しい理由になる。
こんな楽しい遊びを知る事が出来た僕は幸せ者だと思うし、先程も書きましたが清掃活動に参加した事がきっかけで色々な情報に触れ更に楽しくなっているのが今の僕の状態です。
今回はたまたま僕のチームに回って来ましたが、こうやって良い格好が出来る機会が出来たのも人との繋がりがあったからですし、こんな楽しい場を作って下さった淡海を守る釣り人の会様、ボート店ROUTE558様、当日をご一緒させて頂いた参加者の皆様、協賛品を提供して下さった釣具メーカー様のおかげです。
そしてこれだけ楽しい1日を過ごす事が出来たのは、琵琶湖があるから出来た事なのは間違いないと思います。
ご時世もありしばらく訪れる事が出来ませんでしたが、この数日間で琵琶湖への愛が更に深まりました。
なのでこれからも自分に出来る範疇にはなりますが、恩返しは続けて行きます。最近はあまり清掃活動への参加等もあまり出来ておりませんが、恩返しの機会に行ける時は必ず参加したいと思っています。
本当にこの日をご一緒させて頂いた皆様、改めて本当にありがとうございました。
Yossi-
駄文を読んで頂きありがとうございました(笑)
もし今度大会があったら、その時も悔いなくやり切りたい。
大会がきっかけでボートの楽しさも知れたし、しばらくは2馬力で頑張ってゆくゆくは船舶免許を取得して更にバス釣りの視野を広げたい。
そんな思いも強くなったこの数日間。
もう今で次いつ琵琶湖に浮こうか楽しみで仕方がない(笑)弄ばれる日もあるだろうけどそれも楽しみの一つとして。
最後に改めて、大会を共に過ごして下さった皆様
本当にありがとうございました!!