今回の記事は…
先日6/27(日)に自分が時々参加させて頂いている琵琶湖清掃活動を主催されている淡海を守る釣り人の会様からご招待頂き、琵琶湖でのバス釣り大会に参加させて頂く事になりました。
淡海を守る釣り人の会地域と、自然と、次世代につながる。釣り人から、琵琶湖・瀬田川への恩返し。
oumi-fishing.com
一応喋りたくない事があったため(笑)記事を出すのを後回しにしましたが、まずは前日6/24(木)に試合前プラクティスを行って来ました。
今回の記事はそのプラ編です。
それでは、まず本大会のルールをざっくりと紹介すると…
・2名一艘のペア戦10組
・船中リミット3尾ウェイト勝負 キーパー制限無し、死魚無効
・ボートはレンタル2馬力のみ、エレキ無し
・漁具のエリから半径100m以内は釣り禁止
・禁止ルアー無し
・帰着遅れは5分以内500gマイナス、以後1分毎に100gマイナス、10分で失格
最たる重要項目はこんな感じです。上記ルールのもとに行われました。では本編へ…
6/24(木)
ご時世が明け4月に54cmが釣れたオカッパリ以来、2ヶ月ぶりのマザーレイク琵琶湖の美しい朝焼け。ボート屋さんが開くまで近くの湖岸駐車場に駐車し湖岸を眺めながら一服。
プラをこの日に決めたのは出撃可能な日程で出来るだけ本番に近い方が良いというただの自己都合です。
今回は魚に触れるかどうかはまた別の話として僕は今回乗る2馬力ボートを操船した事が無いので、ペアの方が居られるとはいえボートを操船出来なきゃマズイ。そして試合に限らず今後の事も考えると自力で操船した上で釣り自体を成立させてあわよくばきっちり釣る事が目的でした。
では気合いの早起きをして今回の大会でボートをお借りするボート屋さんROUTE558さんへGO。操船レクチャーを軽く受け朝5時、いざ出陣!
今回のボート屋さんはこちら。
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今回は頭を整理するためタックルを3本に絞りルアーも絞った。よく分からない場所と遠征補正で気合い入れ過ぎて手駒を無駄に増やすのは危険だと判断しました。今回選んだのは3本。選定基準はもし自分が琵琶湖(南湖)で9ft使って大遠投する以外で、本気でオカッパリするならこの3本で立ち回る!と決めていたタックルです。選択ルアーも結構現実思考で、いつもちょっとぐらいボックスに入れているロマン枠は殆ど無し。最近まで釣りしてたあの川で好結果を出していたルアーは勿論ベンチ入りさせました。
まず朝イチに僕が目付けをしていたのはボート屋さんからほどなく近い流入河川河口の岬エリア。この時期の定番、鮎とケタバスを喰いに来るバスがいないかと目付けをしていました。
いざ行ってみるとオカッパリ先行者さん有りなのでフルキャストしても絶対届かないであろう位置にボートを停め釣り開始。しかしどうにもここじゃない雰囲気を感じる。ここは確実に一級エリアだしタイミング次第での1発はあると思うけど、今日は違う雰囲気。そしてここが競技エリアの端っこでもあるためここからは反対方向に行くしか無い。さてどこで釣ろうかな…と考えていた時に妙に水面がざわついているエリアが遠目で見えた。
初めてに近い認識の場所なのでシンプルにそっちに行けば魚に会えるかも知れない。魚探はついてるが見方は全然分からないし、結局僕みたいなビジターは目に見える違和感を探すしか無い。もしあのざわざわがバスじゃなくても他の魚おるならバスもセットでおるやろ!と都合よく解釈して移動。
そんなエリアに移動する。後で分かった事だけどここは殆どウィードしか無い超フラットな3.5mライン。でも生命感があるし近いとこで魚も跳ねてる。この辺りは絶対バス居るぞ…と思い4月にオカッパリで大活躍したノリーズタダマキを巻いて探るが反応無し。違うタイプのミノーって事でOSPルドラ130Fを入れてみるも反応無し。
もう1本のタックルにはサカマタ6インチを結んでいたので軽く流してみるが反応無し。そこで思い切ってボトム系に変える。淀川業務用リグと名高いクリッターホッグ7gフリーリグでチェックを開始。
先日まで行ってた例の川にもウィードフラットがあってそういう釣りは練習してたので、引き感まるまる一緒やなと思いウィードに絡めながらズルズル引いてくる。リグがウィードから抜けて結果的に今シンカー落ちたな…って瞬間思いっきり竿が入った。
来たっ!重さとジャンプの魚体を見てデカい魚を確信。寄せて来てからはネット持って来てるのにわざわざハンドランディング(笑)
53!50upいきなり釣れた!まぁまぁ信じられへんぞ…ビギナーズラック出まくりフィッシュ。こんなあっさり釣れちゃっていいの?6時55分。
気を良くしてこの辺りでキャストを続ける。この雰囲気は1本釣れてはい終わり…じゃ無いやろとルンルン気分。
こんな感じで早々に釣れて余裕がある時の僕の癖で、1匹釣れたらあえて全然違う釣り方に変える事があります。っていう事でトップで釣りたい欲が出てOSPヤマトjrを投入。
2回出たがミス…しかし全然トップでも出る!出るのはトップでもウィードが絡むような水面までウィードが伸びているような場所。しかしこの辺りを繰り返し探るも反応が途切れ小移動。
移動後はスピニングに持ち変えチェック。ゲーリーカリフォルニアロールのネコリグをウィードに絡めて適当に引いてるとまた反応が!
44!50up釣ってもーてるから小さく見えるが、これ普段の釣行ならよっしゃあ!やで。もう贅沢出てるやん…まぁここは琵琶湖だけどもだ。これ試合本番やったらまともに勝負出来るスコア出てる気するよ…8時40分。
なんだかんだで魚釣れてるし生命感もあるし、試合もこの辺でやりきっちゃってもよくないか?という気がしてきた。帰着遅れの減点もあるし、ボート屋さんにすぐ帰れるここでリミットが揃うなら競技エリアのもう一つの端っこまでは見に行かなくてもいいかもと予測。魚探の映像も殆ど変わらないフラットをウロウロするのみで、明確な狙い場所は無いけどこのあたりに魚が多いのは間違いなさそう。
そしてさっき釣ったエリアの「山立て」を練習するためさっきの場所を探す。琵琶湖は見た目が全部同じなので周りの景色でここがどの辺かを探る必要がある。
例えばこの写真の風景で言うと、真ん中の建物の上に山の上に立つアンテナが見える。このアンテナがボートの浮く位置によって建物の裏に隠れたり離れたりするので、それを目安に判断するってやり方。現代ではGPSがあるのでこれも廃れつつありますが、文明の進化について行けてない僕は我流でこれをやってみる。思いっきり上の写真も使いました。秘蔵のヤマ!とかでは無いけどね。
浮いた場所は朝釣れたとこからは微妙にズレててここ「らへん」状態(笑)
が、まぁいいや…って事で釣り開始。
ええええええ!!また50行った…50ちょうどだけどウェイトはさっきの53よりありそう。琵琶湖ヤバい!
ルアーは1匹目と同じく7gフリーリグ。具は気分で変えたランチワーム。クリッターホッグと同じマックスセント系には変わりないが(笑)
今日試合やったらぶっちぎり勝ちする自信あるぞ…1匹目だけウェイト測ったんでそれが2200。この子が推定2400、44が1000ちょい…とざっくり計測だけど暫定ウェイトは3本5kg後半。これで負けたらもう仕方ないレベルのスコア…プラで神が降りるのがヨッシークオリティ。9時50分。
この後は本番でここがダメだった時の2番手エリアを探しにウロウロするも…
カットテール5インチライトテキサスに鯛が喰ったのと1回また鯛っぽいアタリがあったのみ。
朝イチ、同じく大会参加の淀川清掃運営Wさんも来られていました。グループラインのやりとりでプラ日が被ってたのは知ってたんですが、当日まで黙ってた方が面白いなと思って黙ってました。
Wさんお写真拝借しました。Wさん船は同船の方が2本釣られましたがWさんは坊主でした。
リミットメイクも達成し100点満点。ただ試合でこれをやらなアカンのである。そして試合終了の13時までは釣りすると決めてたのでそこまでは釣りして、早目に帰着し結果的に滋賀で夕立があった事を知る事なく帰宅。
帰りながら内容を振り返ってみると、このフラットで明確な狙い場所は全然見つけられていない。自分なりの予想だけどおそらく朝イチパワーでベイトが回ったりしてフィーディングに入ってるタイミングに当たったと思われる。おそらく100か0でしかない気がするし、その100をプラで引いてしまった感じだと思います。
また前哨戦?のプラ報告の段階では熾烈な争い。良い魚を釣っている人も居れば丸坊主の方も居られる。更には琵琶湖ホームの強豪アングラーさんも数名参加しておられる。だけどビジターの僕でもラッキーでやらかせるぐらいだし、誰がやらかしても全然おかしくないというイメージの前哨戦。
そんな大会だからそもそも僕が勝てるなんて全く思っていない。琵琶湖に来たからって特別な事や奇抜な事は出来ないし、釣り方はあくまでいつもと変わらない普段着スタイル。この大会に参加すると決めてから目標は全くブレませんでした。
目標は「試合に勝つ」事ではなくて「3尾を必ず釣ってくる」事。
そう決めて今回のプラに臨みました。
その結果がたまたまこんな釣果を産み出す事になりました。プラとはいえ自分個人の釣果は単日キャリアハイ。ビギナーズラック爆裂ですが死ぬほど楽しい1日になりました。
スタイルを崩さず試合に臨めば運要素が絡むけど勝てるかも知れない!そんな希望も産まれ、どうやって試合に臨むかのスタイルも決まった。勝ち筋はただ自分が出来る釣りをやり切る事。それしかMyチームが勝てる道はないと思ったプラでした。
次回は本番記事!
なるべく早く出そうと思いますので、しばしお待ち下さい。今回も最後までお読み頂きありがとうございます!