金曜日には羊を食らえ
本愚ブログへのアクセス数がようやく、普通に戻ったみたいです。
『ジャックとその主人』串田さんの芝居は一昨年だったか衛星放送でオンエアしていた『ゴドーを待ちながら』は観ていたが実際に劇場で観るのは3年ほど前の世田谷パブリックでの公開ゲネプロで観せていただいた『コーカサスの白墨の輪』以来。
吉祥寺シアター。劇場を完全むき出しにして設えた非常に簡素でありまた雑多にも見えるようなセット。
自分逹はあらかじめ天に物語を書かれてしまっているんだと主張するジャックという男とその主人が行き先の決まらない旅の途中で語るちょっと艶っぽい“自らの思い出”話。
そしてその物語は舞台中央に置かれた額縁の中で演者(ヨーロッパの旅回りの役者逹のような風情)たちによって演じられ、そしてそこにジャックと主人が乱入して一緒に演じ、場合によっては自分たちの都合の良いように勝手に物語を“でっち上げる”所業などもしてみるのだが・・所詮は天(あるいは作家?)が決めたストーリー(人生?)に対して登場人物(人間?)が出来ることというのは限られてしまっているのかもよ・・みたいな複雑でもありまた深い深い構造になっていて・・・。
『コーカサス~』の時もそうだし『ゴドー』もそうだったけど、意識的に観客と演者との壁を取っ払ってしまってみて、はいではそこに何か緊張感を超えた何か“凄いもの”が生まれるか?又は全く新しい表現方法として何か発見できるか否か?・・を模索する為にあえてお客さんちょっと一緒に挑んでみませんか?みたいな雰囲気が僕はそれなりに好きなので大変好感を持って最後までわくわくして観せていただいたが、御一緒した女性陣は途中何度か睡魔に襲われていた模様でした。そして『串田さん演じるジャックはインテリ過ぎて召使いには見えない。芝居自体の構造を理解するまで時間が掛かってしまったし又内容が哲学的なレベルにまで押し進んでいるので難解。そして、女性を性的な物体として捉えていているような女性蔑視の匂いに若干の嫌悪感をもった』等々の意見も・・。
う~ん、例えば今回の場合はミラン・クンデラという苦難の作家のテキストがもとにあって、それを上演しようという企画があってそして上演を成功させる為の手練手管を弄する制作担当者がいて、そして時には運が良ければそれをバックアップする文化人逹が存在して(まあその順番はいろいろだとは思うけど)・・そういう中で演出家や役者はどうやって出来る限り自由にやれるか・・って事に苦慮したり又やりがいを感じたりあるいは“仕事”だと、割り切ろうと自分に言い聞かせたりすると思うんだけど・・やっぱり自由劇場以降の串田さんの芝居のヨーロッパ的な感性(何がヨーロッパ的かと言われても困ってしまうけれど・・)が好きな人にはきっとたまらなく魅力的な芝居だと思います。
そして、何故ヨーロッパの芝居を日本人がやりたがるのか未だにピンとこない自分ではありますが・・あえてそこに挑戦し又新しい表現を模索しようとしている串田さんのその姿勢にはやはり凄く共感してしまうものがありますし、またそういう条件に恵まれ続け常に第一線にい続けるその衰える事のないバイタリティーに脱帽しております。
終演後、近くの中央線線路下の居酒屋『土間土間』で出演の美也子さんを囲んで軽く飲み会。又もこの面子では男性は俺一人。紅一点ならず“黒一点”状態。
ちなみに私はその日、その変な洞窟みたいな飲み屋で、断酒10日目にしてその“断”を解いた次第。
今回の東京ノーヴイ『曽根崎心中』は良かった。『三人姉妹』で召使のじいさん役で良い味を出していた役者さんが冒頭と途中とラストに近松門左衛門に扮し登場し物語のポイントを説明してくれる、という構成になっているのだが・・そもそもこの話自体とても唐突に始ってしまうから、お初と徳兵衛の恋焦がれ会う心情になかなか感情移入出来ないところがこの物語のネックだと僕などは思いながら観ていたが、元々人形浄瑠璃で演じられ人々の涙を絞った物語を生身の人間が演じるのであればやはりこの肝心な二人がかなり深く深く愛し合っている・・というところが最大の見せ場であるし、とすると単なる“正直者逹の哀れなお話”にしてしまわず、ダイナミックな人間ドラマとして見せるにはこの二人を演じる役者自身がもっともっと深~く深く作りこんでまさにマジに本気になって愛し合うがごとくに集中して演じてやっとこさひとつの“見せる形”になるんではないかなと・・そういう気がしました。そうですね正に“命がけ”で出来る事っていうのはそうそうざらにあるもんじゃないけど、本気でやるんならほんとはそこまで行かなきゃいけない・・。つらい仕事ですよ役者って、ホント。
だからそういう・・浮世のしがらみにあわせて冷静に生きているとまず間違いなく確実にポケットの穴からからぼろぼろとこぼれていってしまうような・・意識してネジを常に一本二本はずしながら生活していないと見失ってしまうようなそういう事をいっそのこともっともっと愉しめればって、僕などはいつも思っている次第です。。
ATGの1979年の映画『曽根崎心中』は監督は凄い人なのに残念でした。梶芽衣子さんも散々でしたね。徳兵衛役なんか話にならない、役者じゃないのに当時何故あの役をあの人が?って感じでした・・あれは実に無残な映画でした。でもまあとにかくとても難しい演目であることは間違いないと思いますね。
でも、この劇団・・一番最初にみた『三人~』以降、その感動が少しずつ薄れているのは否めず・・よって次回以降にますます期待しております次第。
週末はビストロひつじやで『紳士会』
この隠れ家的な静かな店で、金曜の夜・・野郎三人で羊肉の燻製やら“たたき”(旨かった!)やついでにケイジャン料理の“キャットフィッシュ(なまず!)”のフライなんかをつつきながら日本ではあまり飲めないサミュエル・アダムス・ボストン・ラガーに三者共に極めて満足したあとは南アフリカやトルコのワインを無国籍にそして無節操に片っ端からやっつけて・・いい調子になりました。

二件目・・は大変久しぶりに新宿三丁目の居酒屋『わ』へ。若干改装を施して昔よりちょっとばかりモダンになった店を任されている久我君も久しぶりで、相変わらず良い貫禄でね・・『いたさん、最近この近辺に良く出没してるようですね・・高橋さんから聞いてますよ。うちにももっと来てくださいよ~』みたいなご挨拶。ありがとう。
出没ったって、あなた・・山から下りてきた猪じゃあねえんだから・・。
グレゴリー・ペック主演で巨匠フレッド・ジンネマン監督の『日曜日には鼠を殺せ』っていうスペイン内乱後を描いた渋くて悲しい映画があったけど、私逹のその日の会は『金曜日には羊を・・』ってところすか? Ummmn~オシ!吉祥寺のカンガルーもそのうち食ってやらうぞ・・。
そして翌日からは再度・・断酒日数更新にチャレンジ。
DVD『ロッキーザファイナル』スタローンの整形しまくり顔がなんとも痛々しかったけど・・。ニューヨークの裏町を静かに写した綺麗な映像がとても良かったし10代の終わりにリアルタイムで『ロッキー』を劇場で観て号泣した私としてはもう、最初から泣けてしまいました。
『あるスキャンダルの覚書』ケイト・ブランシェットを観るために・・。だけどよくもこんな映画のあんな役で出演したあの二人にブラボー。特にジュディ・デンチは本当に気持ち悪かった。見た目も(失礼!)だけど精神的に実に気持ち悪かった・・いやいや脱帽ですデンチさん。一緒に並べる映画じゃないかもしれないけど『ブロークバックマウンテン』はあのジョン・フォード映画を彷彿とさせる自然描写が大変綺麗で素晴らしく同じく同性愛を扱った映画としても又、同じく救いようの無い物語であるとしても・・もっとなんというか自然賛歌のようなものとか人間の普遍性みたいなものが加味されていたからなんとか最後まで観られたが、これはもう全くもって中途半端で実にシットアス的な映画だったな。未見の方、これは観なくてもいいと思いますよ。意味ないっす(笑)
DVD・・長年狙っていた『ビリー・ザ・キッド21歳の生涯』の115分版とターナー122分版の二枚組を大変廉価で購入。○関連記事あります・・語ってます○
同じくバート・ランカスター50歳の時の大アクション巨編『大列車作戦』を購入。これは凄いっす。私見ですがこんな凄いノースタントのアクション俳優は彼以降未だ現れていないと僕は言い切ります。○関連記事・・やはり語ってます○
『アメリカンバッファロー』これはダスティンのティーチはミスキャストでは?・・線が細すぎるっていうかやっぱ誠実過ぎちゃう。あの人柄だね。
やっぱ舞台でのアル・パチーノのティーチを観てみたいですな・・。
【オスカー】
アカデミー賞・・今年は男優賞ダニエル・デイ・ルイスでしたね。
そしてジュリー・クリスティは主演女優賞受賞逃し残念でしたが、お年を召してもホント実に綺麗でしたね。
『ノーカントリー』作品賞・監督賞・助演男優賞。受賞会場には原作者のコーミック・マッカーシーも居ましたね。この方の本、ちょっと難解ですがホントに凄い本です。3/15の日本公開が実に楽しみですね。
で、レッドカーペットをなんとあのミッキー・ルーニーがとっても嬉しそう~に歩いて観ているこちらも嬉しくなりましたね。往年の名子役ね。
三浦逮捕・・これな間違いなく、ロス市警未解決事件班ハリー・ボッシュの仕事だと僕は信じてます。
『終結者たち』のラストの一行が蘇ります
『・・ひとつの決意が自分のなかに生まれるのをボッシュは感じた。使命を続けるという決意。・・・それは、常に死者の代弁をするという誓いだった』
一美さんの母親のコメント『・・やっと仇をとっていただけるのかと思うとなんとも感慨深いものがあります・・』と淡々と話す姿が印象的でした。
日本では・・なんで今更?何故?みたいな若干冷めた見方をしている人が多いようですが、世界のリーダーを自認するアメリカに依然付きまとっている犯罪の巣窟という暗い側面の中、あまたある殺人事件の中のたった一人の肉親の為に・・何も訴える事ができないままに死んでいった極東の小さな国の女性の為に・・そんなひとつの小さな事件の為に・・正義を貫く事の意味と人間の尊厳というものとそして粘り強いガッツを忘れない警察官たちが、フィクションではなく実際にまだ存在しているという事をこうして目のあたりに具現していただくと・・まだまだあの国も捨てたものじゃないのかも・・という気にもなったりしてちょっと嬉しくなってもいます。
石油高騰のあおりで最近は少しでも安く上げようと、所謂『セルフ』のガソリンスタンドしか使ってなかったのですが久しぶりに入った普通のスタンドで『エンジンルーム点検いたしましょうか?』っていう係員の声がけが気持ちよかったのでお願いしたら・・え?もう?って感じでしたが、オイルがかなりヤバイ状態である事が判明。何故?一年前にやっているはずなんだが・・いかんいかん。という事で即オイル交換を行いました。当然ですが若干エンジン音が軽くなったみたいです由由。
庭の梅が今年も良い感じで咲いています。
神奈川県松田あたりはもう桜だってね。KillBill3から松田桜祭りの報告もらいました・・そういえば先週は富士山がくっきり見えて綺麗だった。
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田子の浦に うち出てみれば ま白にそ 富士の高嶺に 雪ぞ降りける
山部赤人
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新・日々雑感Ⅰ

今月始めに『アメリカン・ギャングスター』・・AMERICAN GANGSTER
鑑賞してまいりました。あの名作『フレンチコネクション』(『ワイルドバンチ』、『プロフェッショナル』と並んで私の奮起剤映画でもあります)の後日談とも言える実話を元にした映画。
あのジーン・ハックマン扮するポパイが奮闘して回収したヘロインが実はあんなふうにニューヨーク市警察の腐敗の根源になってしまっていたのか・・。
さすがリドリー・スコットは手堅い演出でどっしりとした昔かたぎ風な骨太な本物の映画を作ってくれました。なるほどGANGSTARではなくGANGSTERの意味が良く解る。ジム・クロウチのBad, Bad Leroy BrownじゃなくてBad, Bad フランク・ルーカスって訳だ。
ボビー・ウーマックの『110番街交差点』が効果的に使われていて当時のムードが良く出ていたな。でも画面がちょっと暗かったのは何故かな・・。
プリントが既に暗いのか、新宿プラザ劇場の映写機の問題か・。でもあの暗さが70年代っぽいっちゃあぽかったけれど・・。それと“雪”はもうあのふわふわした羽みたいなのを使うの辞めたほうがいいのでは?ニューヨークの寒さが伝わってこなかったのがちょっと残念。
D・ワシントンはやはり毎回実に良いねぇ。憎々しい悪徳捜査官役ジョシュ・ブローリンが、シドニー・ルメット監督の傑作『Q&A』のニック・ノルティにそっくりだった。で彼はあのジェイムス・ブローリンの息子で・・あの独特な顔と名前からもしかしたら・・と思っていたがやはりそうでした。
3月公開の『血と暴力の国』の映画化『ノーカントリー』にもウェリン・モス役で出ているようですね。これからの俳優ですね。
公開が実に楽しみです。
『クイーン』やはり期待どおりへレン・ミレンは見せてくれており・・大変満足。チャールズ皇太子役の役者の駄目駄目ぶり(わざとらしく得意げに涙を浮かべるところなどその“ほら、僕は旨いだろ?”の演技自体も大変駄目臭くて・・)が妙にリアルでよかったし、Big Bigジェイムス・クロムウェルが良い味を出しており、そしてやはり何より過激なパフォーマンスや国民たちの大げさな涙に踊らされず『私は誇り高いイギリス国民を信じています』と毅然としてマスコミに迎合しないまま敢えて“悪役”という役割を甘受していた彼女が山中で流した涙。そしてそこで遭遇した雄鹿に対する思い・・などなど、彼女のケレン味すれすれの独特な押さえた演技が素晴らしい実に良い映画でした。
その他DVD鑑賞→『ゾディアック』これも実話の重み。R・ダウニーJr、ベテランの旨み。『ロストハイウェイ』D・リンチの不可解でノワールな映画。ドッペルゲンガー?『マルホランドドライブ』並みに意味不明。ロバート・ブレイクの怪演が不気味でした。あの傑作『冷血』や好漢エリオット・グールドとの共演が光ってた『破壊!』とか『グライドインブルー』(実に良い映画)やTVシリーズ『刑事バレッタ』(毎週観てました。)等で良い味を出していて結構僕は好きな俳優だったけど・・確か最近実際に殺人罪で捕まっちゃったよね・・。え?何?結局無罪?・・Uuuumm
『陽の当たる場所』これは最近読んだアル・パチーノのインタビュー本の中でモンゴメリー・クリフトのこの映画の演技を彼が『実にうっとりするね・・』と賞賛していたので。なるほど・・確かに、当時こんな演技をする役者は彼だけだったに違いない・・と実感。『ダイハード4.0』これはもうわざわざ実写で撮らなくてもいいんじゃない?ってぐらいアニメ的な映画だった。ブルース・ウィリスはなーんもしてないでしょ芝居。役者としては最低の仕事でしょうねあれは。まあ映画が錬金を目的としているものなのだから良い悪いとか言及する必要もないといえばそうなのだが・・。
でも一方では『金の為にやったことはずいぶんあるが、金の為にやらなかったのは演じることだ』と言い切るアル・パチーノ氏もまだまだ健在なワケなのだよね。
ま、いろいろですな・・っつう事で。凄く面白いよく出来た漫画映画でした((笑))。
でもこのドル箱映画・・敵役のマギー・Qって女優が今回の大収穫でしょ。あれこそダイハード(なかなか死なない)。最後までカッコよくて凄かった。
『M・IⅢ』にも出ててやっぱクールでカッコよかったね。アジア系の方なので役柄も限られちゃうかも、だけど・・これからも益々活躍を期待したいです。
グラミー賞
エイミー・ワインハウス『Rehab』は私の通うジムで度々流れていて・・誰の何と言う曲なんだろう・・と気になっていた曲でした。うん、かっこいいねえ・・。
で、この人は来年公開の007映画の新作に出演するかもしれないんだって?ダニエル・クレイグのあの切れの良い雄姿を早く観たいもんですね。
それにしても7~8年前に『エリザベス』でのバチカンからの暗殺者としてほんの数シーンにしか登場しなかったあの残虐で変な顔した男がジェイムス・ボンドを演じるんだから、ほんと面白い。
あ。それと今回のグラミー賞・年間最優秀アルバム賞が、ハービー・ハンコックというのも長年のジャズファンとしては嬉しいところでしたね。
馬に乗ったぜ兄弟!・・・いやいやハマるぜ兄弟。実に快適。でまた馬のあの素直で繊細であり又愚鈍でもありそして何より真摯なところが実に素敵だ。あの気品が堪らないね。
馬との一体感・・ほんの一瞬だけど一回目の乗馬で体感する事が出来ました。ラッキーです。
東京ノーヴイ『かもめ』観劇・・。やはり芝居は最初の1分だ。いや3分でも良いが・・。こちらは、次回に期待する事にします。
またアルの語録を引用しちゃうけど(あ、別に俺アルとは友達じゃないけどね・・)
『演技するというのは重労働だ・・/中略/・・究極に学ぶべき演技法は“いかに演技しないか”って事だ。それが演技が達する究極の地点だ。演技するとは演技しないことなのだ』。紙一重なのよね実に・・“凄いもの”と“なんでもないもの”。そのあたりの怖さは充分に勉強している皆さんだと思うんだが・・。
ま、観客は少ないし小屋はとても寒いし・・集中力の散漫というのが多分最大の敵だとは思いますがどうぞ皆さん頑張って。期待してますよ!
もちろん・・学ぶべきは私も同じであるのは言うまでも無く、そういう視点からの意見ですので悪しからずです。是非良いもの観せてくださいませ。
【報告】・・喫煙をやめて、既に1年と1ヵ月経過。自分でも不思議な程全く煙草に対する依存感はなく。又最近は本屋さんや電車中で付近に喫煙者が近寄っただけでその“臭い”が気になるようになりました。
自分の好きな人が近くで吸うのは全く気にならないのですが(場合によっては大変不愉快になる事も稀にありますが・・)・・まるでまさに焼け跡から出てきたばかりみたいな悪臭をさせているおじさんなどが近ずくとその嫌悪感で思わず露骨に顔をしかめたりしていて、ああ自分はもはや少なくともこういう臭い男ではなくなっているわけで、本当によかったな・・と実感しております次第です。
【報告Ⅱ】
我が家にあった自転車都合6台をやっと整理いたしました。父が生前乗っていた自転車をどうしても廃棄する気になれず、とりあえず置いておく場所がある事を言い訳にして乗らない自転車をうだうだとほったらかしてあったのですが、坊主の通学用の自転車の買い替えしなくてはならなくなったのを機に一念発起して廃棄とリサイクルいたし合計7台になってしまうところを泣き泣き5台に減らしました。ほんの少しばかりすっきりしました。
【感謝】
度々このブログに書き込みしてくれるKILLBILL3こと○岡さんは、毎週末になると東京のあらゆる“旨いもの屋”や“トレンディスポット”そして最新の話題作映画鑑賞へ彼女と出かけていき、その場所場所で撮った旨い食ったもんの写真等を週明けに私に添付ファイルでメールして報告してくれていて・・そしてたまに思いつくと、自身所有のお勧め音楽CDやDVDをごっそりと大量にコピーして私にプレゼントしてくれるもの凄~くアリガタ~イ友人の一人なんだが・・。その彼にこの間『実はブログももうホントウにちょっと飽きてきちゃっててな・・まあでも支持者の方々も結構いるし・・まあうだうだとなんか色々言いたい事考えて続けるっきゃねえよな・・』みたいな事言ったら、早速コメントくれてネタを振ってくれて更新を喚起してくれたので・・奮起して、更新いたしました次第。ありがとう!
【読書】『血と暴力の国』読了。超堪能。さて、このなんとも独特な語りの世界を映画はどう料理しているのか・・楽しみです。
同じくコーマック・マッカーシー著の『越境』現在堪能中。。
そして本棚には昨年の話題作群が順番待ち・・J・ゴアズ『路上の事件』W・テビス『ハスラー』C・ハイアセン『復讐はお好き?』J・トンプソン『荒涼の町』。遅ればせながらペレケーノス『ドラマ・シティ』&R・コーミアの新旧作二冊。で、クラムリー『明日なき二人』再読も・・です。
そしてマイブームのマッカーシーの国境三部作のラスト『平原の町』もアマゾンから既に届いて待機中。
究極的に言えば人間に最も重要なのは“信仰”なのだな。
今度の日曜日はライブと開店記念パーティへのお誘いがバッティング・・。しかも、もしかしたら久々の仕事かも・・の可能性もあり微妙につき、現在返事を濁しているところ・・。
やす君サワ君申し訳ない。オ○○シ!お前なんどもなんども俺の名前の字を間違えてんじゃねえぞ!俺の名前は“佳司”だ。桑田佳祐の“佳”だ。お前は体格もでかくて大雑把だけど、だからって人の名前も大雑把に覚えてんじゃねえぞこの野郎・・stupid!!(ひとりごとです(笑))
今週末はまた東京ノーヴイ観劇予定。
来週は吉祥寺シアター『ジャックとその主人』観劇予定。月末は紀伊国屋ホール『歌わせたい男たち』。
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果物は枝を離れて落ちてくる。落ちる用意が出来てないのに木をゆすってはいけない。
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昼下がりの・・
レクラム舎『S町の物語』スタジオAR公演は、ほぼ予想どうりの満足度を与えて頂いた。
もう30年以上の歴史を誇るこの劇団。どういう理由かは判然としないが私は今まで一度も拝見する機会がなく、今回は私はずいぶんとまあ長いお付き合いとなる水野あやさんと、何度も案内を貰いながら一度も彼女の芝居を観る機会がなかった本多由香ちゃん等が出演しているという事で初めて足を運ばせて頂きました。
あえて“陸の孤島”と呼ばせて頂きたい風情の世田谷線の松陰神社前駅から徒歩3分ほどの住宅街にある小さな銭湯のようなたたずまいの劇場で観た1964年ごろの三軒茶屋をモデルにしたなんとも昭和的な芝居は・・河童なんかも登場してしまって、なんとも不思議な不思議な芝居でした。
最近ではこの当時を扱った映画や芝居も又多く、私など昭和30年代世代としてはそれぞれにそれなりに楽しめてしまうんだけど、やはりその当時まさにそこで育った人が書いた本だけに、単に昔の“地元”を懐かしんでいるだけの所謂レトロな物語でほのぼのして帰ってくださいませ・・という安閑とした話に留まることなく“開発”という事への一種の警告というようなテーマ性も微妙に織り込んでいるようでもあり、そして
“本当に大事なもの?・・良く解らないけど・・でもそのあたりの事だけは、是非忘れずにいつも考え続けて行こうじゃないか・・”という静かなメッセージが若干照れくさそうな按配で伝わってきて・・
やはりその時代を生きた“現代の大人の目”を持ち続けている作家だから書ける芝居なんだな・・などと考えながら観た。
役者さん皆さん検討していたけどやはり主宰の鈴木一功さんは旨いですねえ。もうそこに居るだけで、私などは笑えました。人柄ってやつでしょうか。相撲のシーンでの見事な無様な投げられっぷりはさすがでした。大爆笑してしまいました。。
水野さんの“なんか変な人”は相変わらずあいかわらずで、ゲネプロに大谷氏が観に来て諸々の駄目出しをして帰ったという事を聞き・・相変わらずの仲の良さと氏の真剣に駄目だししている様が目に浮かび、思わず吹きだしてしまいましたが・・。
鶴ちゃんはマアよくも悪くも相変わらずの芝居で・・つううかあれ芝居?って感じで僕などは悪いなあと思いながらも、違う意味で笑ってましたが・・。
当日は水野さんは先約で大切なお客の接待があり、あまりゆっくり話しが出来なかったが彼女の“無名塾”時代の同期生である多摩恵さんが28日に観に来るのに合わせて・・あんたもその日に終演時間を見計らってまた出直してきて一緒にゆっくり飲もうよ・・などという我儘を当たり前のように言う人。
で私は・・冗談ではない、こんな辺鄙なところにしかもこのクソ寒いのに・・などと言いながら、実はそれも又面白そうよのう・・などと思ってもいる。
あそれと、美術の斉木さんがすっごく良い仕事をしてらっしゃいました。久しぶりにお会いしたかったけど残念でした・・。

サム・ペキンパーの隠れた初期の傑作(かどうかは別として・・)『昼下がりの決闘』が民放の午後のロードショーで放送していたので録画して観た。
ジョエル・マクリーを小林昭二氏、ランドルフ・スコットを黒沢良氏が吹き替えた(実にいいねえ!)かなり古いバージョンだったが、映像も音声もデジタル処理を施してある模様ですこぶる美しくてそして聞きやすく・・のちのペキンパー一家の常連逹、W・オーツやLQ・ジョーンズがやっぱり嫌~な役で出てますね。
そしてやっぱラスト泣きました。ちっぽけなトラブルに乗じて行かざるを得ない狭義的な時代遅れの男逹の歴史にも残らない無益な死に様・・っていうのがその後ペキンパーがずっと拘っていった映画のテーマになっていく記念すべき映画。でランドルフ・スコットが着ている革のジャケットが・・渋いのですよ!ああいうの欲しいのですよ!
これは『ガルシアの首』同様もう長年中古DVDショップに行くたびに廉価版を物色し続けているのだがなかなか良い出会いが出来ないままで・・よし、やはり思い切って新品購入しよう。
9月から再開した筋力トレーニングの成果が少しずつ実り始めているのを実感し出したにも関わらず、先月末から左肩の筋を痛めてしまった模様でひどい時はシャツに腕を通す際にも激痛が走るほど・・やむなくトレーニングを数日間中止するもここ何日かなんとな~くジワジワ~とストレスが溜まり出していた折。
これはもしかしたら単純にインナーマッスル所謂“内筋”=内側の筋肉・・を上手に使えてない故外筋だけに負担が掛かっているからなのでは?という非常に単純な原因に気づかせて頂く助言をある人から聞き。
内筋を鍛える“ドアノブ回し”“雑巾掛け”体操を伝授させて貰い一日やっていたら、なんとスキッと直ってしまった。凄い!
これは“四十肩”や“五十肩”を直すにも良いんだそうで。そこそこに力がある人はどうしても外側の筋肉だけを使う生活を知らず知らずのうちにしてしまっているらしい。
だから、たまにこういった体操をして内側の筋肉をも目覚めさせてやると結構色々な機能にも好影響を与えるのですと。肩こりなんかも治るらしい。なるほど・・。
で、早速トレーニングを再開。ただしベンチプレスはまだ40kgで様子見。でも久々にみっちりとトレーニングしたので・・今日は心地よい爽快な筋肉痛なのでございます。
役者の原田君が所属するreset-Nが活動再開第一回目の芝居を上演するとの事で、原田君からの数回にわたる饒舌なる案内メールとその上更に頂いた御丁寧な案内状攻勢に答えるべく、よしではその気合の程をしかと観てやらうではないか・・と、昨日初日の舞台を観た。
が、はっきり言って・・原田には悪いけど・・実は一昨年のスズナリ公演もそうだったんだけど・・やっぱ俺は駄目だったな。あんまり“駄目”はないほうの俺がやっぱり今回更に駄目だった。
詳細はまだ公演中なのであえて書かないけど・・。
開演前ロビーで花組芝居の潤ちゃんとばったり出会ったので久々にちょっとお話でもしたいところだったが・・終演後は早々に劇場を後にしました。頑張れ原田紀行!
本日は紳士会・・『どん底』にて開催の予定。
で、本日もまたさぶいっす!とうとう雪ふっちゃいばした・。おおさびィ!
tough ain't enough
太鼓の血の奔流
先週初めに世田谷シアタートラムで観た
KAKUTA『目を見て嘘をつけ』は予想以上に面白かった。幕開きがちょっと、ばたばたしている感じがしたし又ある役者さん逹のサービス精神旺盛故の過剰な演技に若干引きそうになってしまった部分もあったが・・やはりなんといっても筒井真理子さんのなんともチャーミングな存在感が秀逸で、途中から登場してくる主宰の桑原裕子さんの大変切れが良く又アクの強いツッコミやおばか的存在の漫画家役の役者さんに笑わせて頂きながら、ラストにはしっかりと筒井さんが演じる性同一性障害の長男((このあたりの説明はちょっと手抜きで→キティさん研究所ニュース・・御参照願います。すみませんお借りします!))の万感胸に迫るせりふで涙を流させていただいた。
人物設定にいかにも現代を象徴するような設定を施してあるもそれがあえて奇をてらって観客をひきつけようというような姑息な目的に成っておらず・・。
自然体でもあり、そして大衆演劇的でもあり・・。そのあたりのバランスが程ほどに整っていて良かった。
ウェルメイドな、良い芝居を観たな・・という感想を抱かせる心地良い芝居ではありました。
週末は、東京ノーヴイレパートリーシアターが今月27日に行う新年の交流会にお招きいただいたのを機に年末に申し込みをしたまま未決済のまま宙に浮いてしまっていたシーズンチケットを改めて購入し、下北沢の同劇団のアトリエにて現在7本のレパートリーのまずは一本目
『三人姉妹』を観た。
昨年秋にレオニード・アニシモフ氏によるスタニスラフスキーシステムのワークショップを見学させて頂き、自分が長年本当にやりたかった事が単なる『奇跡』でも『魔法』でもない事に改めて気づかさせていただき・・。さて、まあそれは良いのだが、実際このようなメソッドを使ってしかも翻訳物で・・いったいどんな芝居が出来上がっているのだろうかという興味は尽きるところがなく又『レパートリーシステム』というものへの憧れは自身の中でも益々強くなってきている折・・とにかく是非一度その舞台を拝見させて頂きたいと熱望していたのだが・・今月も観劇候補目白押しのさなか、さてどこへどういう風に予定を入れ込もうか・・等と思案していたところにこの一通の交流会ご招待メールが届き・・翌日目が覚めてから急遽思い立ち、本来の予定返上して下北沢のアトリエへ足を運んだ。
寒風吹きすさぶ下北沢の駅から徒歩3分のところにあるパチンコ屋さんのその又上のカラオケ屋さんのさらにまた上の階にある小さな小さなキャパ30人程度の小屋で演じられたチェーホフは大変素晴らしいものでした。大いに堪能しました。大変満足したと共に大いなる可能性を感じさせて頂いて・・はいこちらも不覚にも又もラスト近くからはもうあの不憫な娘たちに、いつの世も変わらない人間の“思い”に・・熱い涙が流れておりました。本当に人間って・・いつの時代も・・。はいブラボーです!詳細は又・・。残る6本も大いに期待しております。
スネアドラム大変廉価で発見したので思い切って(ジャンク品なるもすこぶる程度良好!)購入しました。年末12月29日に“新宿てっぱん屋”で催した大忘年会の時にちょっとしたライブ演奏があり、パーカッションで助っ人参加していた藤崎氏の勧めで氏所有のカフォンを遊びで叩いて演奏に参加してから私の中の“太鼓の血”が目を覚ましてしまい・・・。
で現在は家屋北側公道に面した中二階の自室にてこのスネアドラムをね・・その、スティックでバシバシ叩くのではなくブラッシでね・・シャカシャカコスってます。ほら、社会人として・・ドラムスコとしてではなく家長としてね・・騒音などに充分に配慮して・・ですね。いろいろと・・勝手に“血”を騒がしてばかりも居られないシチュエーションもあるわけですね・・。はい、ブラボー!
ロバート・B・パーカー著『悪党』スペンサーシリーズ読了。堪能です・・。
現在ジェス・ウォルター著『血の奔流』現在中盤。ページを繰る手が止まらず時間を忘れ読書中・・これが凄く良いい!!のです。
『市民ヴィンス』の作家が2001年に発表していた作品で、連続殺人犯を追い詰めていく女刑事とその上司の話なんだが・・後年『市民ヴィンス』を発表する作家はこんなに凄い作品を発表していたのだ。(ヴィンス・・の名脇役あのデュプリー刑事がここでは中年になって良い味を醸し出し今回も又堂々たる助演ぶり)
猟奇的・サイコ的なストーリでありながら作品全体に脈々と流れる登場人物たちの誠実さと繊細さ故の心の葛藤等の描写が実に良いのです。
少なくとも『市民ヴィンス』にシビれた方は是非・・です!実に良いミステリです。
2006年のあの話題作『あなたに不利な証拠として』以前にもこのような隠れた大変良質な捜査小説があったのだ。これはバーヴィクターズ加藤さん他の皆さんにも是非おすすめです!!
観劇・・今週はレクラム舎・riset-Nの他、大西さんお勧めの三田村組はもう無理そうかな・・あと山崎清介氏からDM頂いた、あうるすぽっと『チェーホフ短編集』も是非行かねば・・なのですね。出演の磨紀ちゃんや戸谷君たちも大変久しぶりに会えれば嬉しいし。で行ったら当然久々に山さん逹とのばねば・・ですよ当然。
今回はサクサクっと。って事で・・。
さぶいっすよ!今晩は東京は雪っすよ!
ある意味ですね・・。
新年一発目の観劇は、青年団『火宅か修羅か』駒場アゴラ劇場にて・・。
“静かなる演劇”の元祖を今回初めて観た。で、私には静か過ぎて・・何を見て何について考えれば良いのか良く解らなかった・・。
何も考えるなと言っているならそれならそれも良いんだが・・どうやらそうでもなく何かを考えさせようとはしているようなのだが・・。
人間の心の奥には修羅がいる?人間は常に火宅を内包している?
この劇団はいつもこういう芝居をしてるんだろうか・・とちょっと考えながら観てしまった。
なんていうか・・何もしないならもっと何もせずしかもメッセージなんてなんもないのよ、みたいな“無責任さ”ていうか“とっぽさ”みたいなものが欲しかったかな・・。
なんか、役者さんがねえ・・お行儀良すぎるね・・。だから僕から言わせると・・そのあたりがかえってなんかとても『くさく』感じる。
この間に観たグリングもそうなんだけど・・『男』と『女』がただの一人も登場していないのね。なんか・・人物がみんなある意味理性的っていうかある意味中性的なのね。。
だいたいあの登場人物の“作家”と“後妻”の間に“愛情”というか・・大人の愛・・みたいなものが全然感じられないのは如何ともしがたかったね。う~ん何故ああなるのだ?
言葉(せりふ)なんかは全然重視していないムードで超自然体で演技しているのに、人物がみな人間的ではない。何故だ?実に不思議な集団だ・・。
あえて理性的に振舞っている人間逹の中に実は『業』のマグマが常に脈打っている・・って事を言いたい?のなら役者をもっともっと深い部分までしっかりと作らせるか、またはある意味もっとブッ飛んだところで演技させるべきだ・・。そう、役者同士が真剣勝負として対峙していない・・。
役者が本に負けてる。演出ではなく作家に負けてしまってる・・。
舞台のリアルに挑戦するならもっと徹底的にやりましょうよ。
これを言ったらおしまいなんだが・・年末に紀伊国屋で観た劇団・本谷有希子もそうだったんだが・・『だから何?』と思った時点で私の中ではある意味何かが終了している。そういう芝居だった・・。
その点では同じく年末に王子小劇場で観た、国分寺大人倶楽部はさすがにまだ若い劇団でもあり・・その内容はともかくとしても・・舞台のリアルってことに関してそれこそ幼稚とも言えるほど一途にそして果敢に挑んでいて大変好感が持てた。
でも、もちろんこれは大変緻密に緻密に稽古を積んだ結果のとても繊細な芝居なのであらうしそういう点では、これ一本だけ観てああだこうだ言って決め付けてしまう(あ、言ってるか?)愚はするべきではないのでどちらの芝居も最低あと1本ぐらいは新作を観てみようと思って・・は、いる次第。
観劇後、吉祥寺にて新年会を催す。白波黒で心地良く酔いました。
来週はシアタートラムにて、劇団KAKUTA新作『目を見て嘘をつけ』観劇予定。この題名にシビれて・・こちらも初観劇とあいなる次第。楽しみです。
今月はレクラム舎、risetN、演劇集団ガジラ(こちらは既に最前列チケットを入手済み)・・を予定。
もしかしたら今年出演になる可能性のある映画のために現在、私の読書範疇には全く入っていなかった津本陽の時代小説に挑戦中。
日本の歴史小説には新撰組以外にはちっとも食指が動かなかった私・・改めて良い機会を頂いた勉強のチャンスだと認識し一生懸命・・全4巻の途中2巻までそれはもうわくわくしながら読んでいたのだが・・450年程前の戦乱の我国の、血と策謀に彩られた歴史の重さ・・みたいなものが御身にどっしりと乗り移ってくるようで・・ちょっと、というか大変疲労してしまったので・・ここで
パーカーの『悪党』と高倉健さんの『旅の途中で』・・で息抜き中。
それにしてもやっぱりパーカーは実に旨いね。旨すぎて笑ってしまう作家は僕にとってはこの人しかいません。もちろん訳の菊池光氏に負う所は大きいですが・・。それともちろんスーザンに我慢できればチャンドラーの継承者の中ではある意味ダントツだと僕は思っています。ぼくはここへ来てやっとスーザンの存在に慣れてきたところで・・このパーカーの偉大さに気づきだした次第です。
で、ですね・・昨日なんと矢作俊彦・谷口ジローの『マンハッタン・オプ』と『マンハッタン・オプⅡ』1982年CBSソニー出版・第一刷版という希少本を発見~迷いなく即入手してしまったワケですよ。ね?当然即、よばねま・・じゃなくって・・ほら、よまねば(読まねば)でしょ?・・。
だから、ほら・・今年も日々・・ある意味ね・・大変なんすよ。色々と・・。
新年のバースデイ
昨日、先輩の女優、デコさんこと吉田日出子さんのお宅で催した“デコさんバースデー&カニ鍋新年会”に参加しました。
コヒさんは撮影で超多忙らしく、年末29日の大忘年会もこの日にも来られなくてチョッと残念だったけど・・やはり予想どおり谷やんと高橋さんはウクレレを用意してやって来て、そしてデコさんは久々の歌を披露してくれました。
乾杯後、のっけから谷やんは自由劇場での地方巡業公演時代に大谷・伊○&私のトリオが経験した“高知の夜”のコッ恥ずかしいコッ恥かし~い下半身体験ネタをそれはもう詳細部分まで身振り手振りで再現して皆の大爆笑を巻き起こし・・。。楽しい一夜になりました。
☆トラぶっていた画像ファイルがようやく開けるようになったので・・写真載せてみました。

←買出し中。手前竹原氏。花と反対の手に持つのはパーカーの新刊

料理主任の森口氏→

久々に歌うデコさん。。因みに僕はカメラのこっち側でカフォンかコンガのようにテーブルを叩いてパーカッションで参加してます。

ついでにデコさんと大谷氏のツーショット

とっても素敵な素敵な良いお家なんでございますよ。いやいやデコさん元気!!
とてもじゃないが○○歳には見えません。
昨年は愛犬トゥルーパが亡くなって寂しいけど・・デコさん頑張って!
是非、我々の“芝居”を実現させましょう!
昨年は私にとって『再会の年』でした・・今年はその再会した人逹をも含めて、共に『発展の年』そして『飛躍の年』になれば嬉しいです。
皆さんにとって良い一年になりますように!
俳優の血
12月某日のマチネ観劇のポツドール公演『女の果て』At・・赤坂REDTHEATER・・は、ほぼ期待通り良かった。
図らずも前から4列目の席だったので超天然リアルサイズの芝居をまさに覗き見ている・・という感覚が充分に味わえた。
しょっぱなから主演男優の素っ裸(後ろ姿・・)でインパクトを与え次にはバスルームでシャワーを浴びている女性との性交を示唆する激しい喘ぎ声・・でプロローグ。
で、芝居が進行して間もなくその素っ裸ケツまでよく日焼け男はデリヘル(出張ヘルス)の社長でありバスルームでいたしていたのはそのヘルス嬢のひとりであったという事が解ってきて・・そしてその某デリヘル事務所兼ホステス控え室であるマンションの一室での社長とヘルス嬢逹やデスク担当の女性や使いっぱの若者・・そしてそこに社長の妻が絡んできて
・・もうごったごたのグッチヤグチヤの愛憎相関図的な人間模様を超リアル演技で表現した芝居なのだが、舞台上と客席の間には目に見えない壁が設置してあるのかと思えるほどの“観客を無視”しているかのような狡猾でリアルゆえに滑稽でそして・・そのある意味投げやりで傲慢とも受け取れるスーパーリアルな演技にはえもいわれぬ不思議なペーソスが含まれているので私などは最初から最後まで笑わせていただいてしまったわけで・・。
そして最後は今回のこのごたごたや相関図には全く参加していない中国人のデリヘル嬢のワケ有り痣だらけ真っ赤なティーバックヌードで暗転・・というラスト。カーテンコールはなし。実に潔し。繊細で骨太なメソード演技が皆さん魅力的でした。
良いとか悪いとか、好き嫌いを言う前に少なくとも役者はこの部分の役作りは最低必須条件なのだ・・ということを知る為に一度は見ておいたほうが良い芝居かもしれない。
いずれにしてもこういった芝居も又間違いなく今の演劇のひとつの流れであるのだろうしそしてその流れのなかにおいては高レベルな線を維持していると思われる、完成度の高い芝居でした。
終演後外に出たら銀粉蝶さん御夫妻が観に来ていらしたので御挨拶をさせて頂いた。
観劇後、新宿ディスクユニオンで時間をつぶしてから靖国通り沿いの居酒屋『天狗』にて神戸在住の長内氏の上京を機会にして久々の自由劇場OB逹の飲み会。
12月の暮れも押し迫った金曜日の折・・出席者は若干さびしく5名の男性のみだったが、それはそれで楽しかった。
還暦を目前にして日本アカデミー賞助演男優賞を獲得し現在大ブレイク中で、自ら『日本一忙しい映画俳優』である事が自分の目標なのだ・・と喝破して憚らないSasaヤンの為に『還暦祝い』の集いをやろうか・・とか、やるとしたら誰が仕切るのか?よし解った俺が仕切る!とか・・いやいやそれをやるなら本来はKさんDさんをやっとくべきだったんでは?彼らの心中察してから行動をおこしたほうが?とか・・それにしても最近のDさんは・・とか、だからみんなでDeco屋敷に押しかけて今はワン公だけが話し相手の彼女を盛り上げに行こうとか、そういえばあの映画撮影当時Itaさんと彼女は何故あんなに険悪だったのか?だからそれは実はね・・とか、何?やっぱ金が絡んでいたわけね・・そうか、ちょっとムッとするよなとか、ちょっと待て・・あの人逹の時間や人や金の使い方はいかんともし難い浮世離れしたところがあって実はそれはいろんな人を混乱させていて、で俺は誰にも助けてくれなんて頼んだ覚えはねえからそんなこんなに余計にムカついて、とか、たしかに彼らの超然とした生き方はいまだに全く変わっておらず相変わらず関わる人々を困惑させる事もあったりし続けてるけれど、とか・・でもやはり俺たちはそんなあの人逹の“血”を“才能”を“生き方”を・・少なからず確かに受け継がせていただいている俳優なのだから、彼らに何かあった折にはなんとしても協力してバックアップをするべきなのだ、とか・・etc・・。
何年ぶりに会ってその後のキャリアはそれぞれ違っても、何故かこの自由劇場の面子逹はすぐに20数年前の間柄でぶっちゃけた言い合いが出来るわけで・・。楽しい時間を過ごしました。
『人間五十年、下天のうちをくらぶれば 夢まぼろしのごとくなり・・』もっともっと会う機会を持つべき人々なのであらうか・・。
12/9日曜日・・寒い寒い午後8時(『日曜の夜は出たくない』・・って小説があったよね確か・・)。
ひっそりと静まり返った西武新宿線・新所沢駅近くのオオグシカレー堂で行われたコントライブを観に行った。
ワンドリンク制だったので当然注文したのは“芋焼酎の大盛り”。自慢のドライカレーは旨かった。ま、でもどうしてもあそこへ足を運んで行ってまたアレを食べたい!と思わせるような物凄い逸品というわけでもなく・・。実になんともオオグシらしい、その“詰めの甘さ”的なおおらかな旨さが魅力・・とでも言わうか・・いや、旨かった旨かったよホント!
店主オオグシとオオクボのリキみきって強引に笑かしてしまう力技漫才、店内レイアウト担当とライブ企画運営担当責任者であるサワのリズム感溢れる一人コントとそして
かなちゃん夫妻の『道』のコント。コントとは・・本来はロマン(長編)の対局に位置するコント(短編)という意味を持つものなので、現在日本に流布しているような“笑い”すなわち“コント”という発想をしないのであればこのかなちゃん夫妻の寸劇は全く持って堂々と“コント”と銘打つ事が出来るのである。良かったよ・・。
“ザンパーノ~!”と呼ぶあの彼女の声が・・愛娘を大切に大切に育てている母の思いと重なり・・。私は不覚にも落涙してしまいました。

そして智恵ちゃんの持ちネタのコント、『どうでも良いニュースタイム』には爆笑させていただき・・。でも智恵ちゃんやっぱもうちょっと昔のパワーが欲しいな・・。
それにしても・・オオグシとサワはそれこそもう25年近い付き合いだけど・・自由劇場に研究生としてぶらぶらだらだらした感じで入ってきちゃった頃や“いらしゃい”で顔面に青筋立てながら気張って観客から笑いを絞り出そうと苦心惨憺していたあの時分と全く変わってないその大人に成りきらない表現力が相変わらず実にばかっぽくて、そんでもってやっぱりいつまでたっても不器用でヘタクソで・・。実に愛おしい奴らです。ほんとバカだあいつら!
12/12.下北沢本多劇場にてナイロン100℃公演『わが闇』観劇。みのすけ氏に“前のほうの席お願い!”って頼んでおいたので期待どおり前から5列目。
本多劇場独特のあの独特の舞台の匂いをも感じることが出来て大変満足。ここの芝居はそれこそもう10年以上前に確か新宿シアターアプルで上演した、なんだかやたら喧しい役者逹がわさわさ出ていた『下北ビートニクス』
と、1999年にやはり本多で上演した『テイク・ザ・マネー・アンド・ラン』だったかな確か・・豪華客船での殺人事件の話だったな・・やっぱりこれにも得体の知れない
変な生き物が登場したな。で当時ポケットモンスターのニャースの吹き替えで大ブレイクしていた犬山イヌ子さんにうちの子供たちのためにサイン色紙なんかおねだりしてしまったりして・・。私としては『劇団健康』から20年以上の歴史を誇るこの集団の芝居を実は私は2~3本しか観てないという事になるわけだけど・・・。
現在は子育てに集中している今江冬子が劇団員として出演していたのと他の芝居で御一緒したみのすけ氏とのご縁で・・その後も劇団のほうからは度々DMを頂いていたいたのだが私自身色々と思うところもあり舞台からはちょっと退いていた時期もありこちらの芝居にも長い間足を運んでいなかったわけなのだが・・。
久々に観る今回のこの劇団の芝居・・ケラ氏がパンフに大きな文字で謝辞を述べているとおり・・6000円の価値は充分にありました。
出演者たちの達者な演技はもちろん、映像や照明・音響の絶妙なコンビネーション等など・・使うべきところに充分に金を使っているのが良く解り・・。
そして演劇と映像の相性の可能性をまた一段階アップさせたケラ氏の功績は多大なるものがあり又氏のいうところの『ラストスパート。これで最後だ、との思いで書きあげた作品だ・・』という言葉が示すとおり久々の劇団公演を充分に意識してしかもその幸せを噛み締めるように役者共々とがっぷり組んで作り上げたことが感じられるその全体のトーンがとても芳しく・・たんなるナンセンスではない、役者の演技コンテストではない、お笑いではない・・氏がいままでにインスパイアされたあらゆる作品に対するオマージュでもあるというふうにも受け取れるような・・実に深みのある重厚な素敵なそして謙虚な芝居に仕上がっていたと思う。それと何より二幕で都合3時間15分という上演時間を飽きさせずに引っ張っていくリズム感と集中力は大枚6000円分に充分に値しました。堪能しました。
で、今回のみのすけ氏はやはり、ちょっと屈折した悪役的な役柄をパワフルにちょっとエキセントリックにそして上品に演じており・・カーテンコールの時には何故か彼だけが実にハレバレとした良い表情をしていたのがとても印象的でした。あ、それと皆さん良かったけど・・松永玲子さんが演じた“母”基子は良かったね凄かったね~。旨い!みのすけしかり・・この辺の“ちょっとイっちゃった”芝居をこなせる役者を持っているところがナイロンの強みだね・・ウン。それと“品の良さ”ね。
ラストスパートに今後も益々期待しております。
12/14(金)北区十条にある安良岡さん経営の響屋スタジオにて野田晴彦バンドの『2dayライブ@響屋スタジオ』を聴いてきました。やはり暮れも押し迫った金曜日ということもあり客席は若干空席が目立ったが3年ぶりに聴かせていただいたワールドフルートとそれをバックアップする
演奏はなんとも気持ちが柔らかくなってくるようで、大変心地良い時間を過ごさせていただきました。
客席には長年の熱心な芝居ファンであり今年古希を迎えられた横浜在住の伊東さんが来てらして、開演までの間最近観た芝居の話とか体調の話とか生ウコンの摩り下ろしに酢を入れて飲むとは大変宜しいだとか、タバコはお互いに辞めらてホントよかったね・・だとかそんなこんなを色々とお話させて頂いた。
終演後は一般のお客さんが退場してからスタジオで行われた初日の乾杯にお付き合いさせていただく。
野田さん赤星さんに御挨拶してお手伝いボーイの福田君と安良岡さんと奥様逹をお相手に雑談系馬鹿話をさせていただいて(ほんとに俺って良くしゃべる!うるさいよね俺・・)
そんなうるさい奴を尻目に、野田バンドの方々は皆さんお酒類は一切やらず車座になって本日の反省会。今日の演奏や構成について、そしてトークの間尺やタイミング等など
について各々が意見を出し合っている模様でしたが・・。こうして常に“次の為”のポジティブな意見交換や反省をせずにはいられない、なんていうかプレイヤーとしての一途な・・というか、いつまでも決して高慢にならない真摯な気持ち・・ていうんですか。う~んやはりこれは俳優の仕事にも当然当てはまると思うけど・・やはり常に第一線で活躍し続ける表現者の世界ではこのあたりの“未だ到達点は遠し!”って思いが常に自分逹を鼓舞する為の最大の武器でもあり・・そしてこれが多分最も大切なことなんだと思いますね・・。のばだんど(野田バンド)やっぱさすがです。
安良岡さんと近所の飲み屋さんで軽くお話をするために皆さんにお暇の御挨拶をしたら、赤星さんから『いたくらさん!ブログ見ますよ!』と声を架け頂いた。
ありがとうございます。みのすけ氏にも『いたさんブログ見てみるよ』なんて言われちゃったし、そうそうかなちゃんも長年私のブログを見ていただいているって事で
今回は書き込みなどもしていただいて・・だから今回私はいつになく柄にもなくちょっとプレッシャー・・。あはは。
皆さんどうぞこれからもよろしくお願いします。野田さん赤星さん皆さん素敵な演奏ありがとうございました!皆さん良いお年を!!
で、安良岡さんと私は十条駅前の
斉藤酒場でにごり酒を堪能。丁度野田バンドライブを観たばかりの顔見知りのお客さんと同席
してこのレトロな酒場の雰囲気と旨いにごり酒を愉しんだ。ただ惜しむらくは肝心の安良岡さんとは今回はあまりゆっくり話しが出来なかった事。
ま、また近々にやりましょう。僕らは、ほらやっぱ・・お会いした途端に・・その時間のギャップは簡単にすっ飛んでしまいますもの・・。
そんでそんでなんとなんと・・今回のライブでも又オオグシライブでも母子のツーショット等の写真を撮ったのでブログにアップしようと計画してたのだが・・なんとNeroをアンインストールしてしまったら、今まであった画像ファイルが全て開けなくなってしまった模様。ちょっと今いろいろいじっているのだが復旧せず・・だから今回は写真はとりあえず一枚だけ・・。
えーと次はなんだ・・えと、あそうそう予告したのは佐々木譲『警官の血』ねこれは実に面白かった。それからヴィクターズ加藤さん・・それとショーケンCDね。グラインドハウスUSA版吉祥寺バウスシアターね・・。
えーい次回書きま~す!!
今週は木曜日から三日間連続芝居3本立て観劇予定です。
いよいよ年の瀬感・・さぶくなってきました。皆様お風邪など召しませるな。
準備してますので・・どうかよしなに
あの・・今・・更新準備中でございまして・・先週観たポツドールの芝居の事、でそのあとの自由劇場系の飲みの事とか&日曜夜のオオグシカレー堂コントライブの事&こちらにコメントくれたかなちゃんの事とか、同じくコメントいただいたヴィクターズ加藤篁さんの事&それから昨日観たナイロン100℃の事みのすけとケラさんの事それはもう良い芝居だった・・とか&佐々木譲『警官の血』読了(わお!一気読み!)の事とか・・吉祥寺バウスシアターでグラインドハウス二本立てプラス予告編やるぞ!観に行くぞ・・とかショーケンのアルバムがデジリマで全部出てるぞ~とか・・etc。
もうどうせだから、明日の野田晴彦さんの響屋ライブ観てから聴いてから、更新しようかと・・かように思っておる次第ゆえ、皆様しばしおまちくだされm(_ _)m
痛くて微妙な関係なのよ・・
11月30日(金)下北沢スズナリにてグリング公演『Get Back!』観劇。
下北沢ZACでコーヒー飲んだ後劇場に向かう途中、井の頭線ガード下辺りで三国連太郎さんが奥様と散歩をしておられたのを発見。
別にどうでも良いっちゃあどうでも良いことですが・・これもまあ下北沢の風物詩(?)ってことで御報告。駅東側の丘高い住宅街なんかいくと某超有名美人女優さんがぼんやり歩いてたりするしね・・。
で、会場内ではやはりここでもちらほらとお見かけした役者さん逹も見かけるが、あまり大きな声やしぐさでの挨拶などは控えておとなしく着席。
倦怠期を迎えた女流漫画家と女流原作者コンビの険悪と再生を描いた作品とでも言えばいいのか・・。
そこにアシスタントの青年や民泊宿の夫婦やその義兄や泊り客そして地元の女性等等が絡んで・・微妙な微妙なそしてビミョーでリアルな“今風”の演技が淡々と続くが観客は既にプロローグで演じられたアシスタントの青年のぶち切れ具合を見せられてしまっているので
・・『なぜこの温厚な好青年はブチ切れなければならなかったのか?』というこの“複線”のほうにも興味を嫌が上でも駆り立てられながら、女同士の微妙な心の機微みたいな・・仕事を介して知り合いすぎた女同士の『好き』でもありそして故に『憎い』相手とのイタイイタイ関係が演じられていく訳だが。
まあ主演の片桐さんのある意味荒削りな芝居のお陰であまり神経質にならないで見られたのが幸してたし。あと、髪の毛を始終いじっている“さかな君”みたいなキャラの旅行客には爆笑させていただいたが・・。まあ一時間50分ぐらいで私は丁度宜しかった次第。
確かに面白いし皆さん小劇場サイズのリアルな演技はほんとに旨くてたいしたもんでしたが・・でも言っちゃいますが男性から(少なくとも僕から)見ると『だから何?』って感じでした。
もうちょっとなんというか、もうちょっと“その先”に行ってほしかったような・・そんな感想を持ちました。う~ん!微妙だあ・・。だから・・憎みながらも愛し合っている女性たち・・だからレズ的?いや直球でレズを表現?違うよな・・・。だから表現者に必ずついてまわる・・性愛とは又違う“愛情”とは?みたいな?・・。面白いよ、面白んだけどね・・。芝居とか音楽とか何か作り上げていく仕事には必ず付いてまわる、その確執っていうのかな・・良~く解るんですがね・・。
それとやはり感じたのは、こういう芝居・・実際やってる役者はエンジョイしているのかな?って感じかな・・。こういうふうにあまりにも細かく細かく設えられてしまった芝居は全く“遊び”が入る余地がない・・。役者自身にユーモアや色気がなくなってましっている感じがしてまう・・。惜しい。
しかもこの作品は男性の作家の本・・というのがとても信じられない。。全くもって男性の匂いが全く感じられない不思議な『女性の為』の女性による芝居でした。
まあ、私は今回初めて拝見させていただいたわけですが・・この集団の芝居は良いから是非と私に勧めてくれたのは、今回御一緒させていただいた方もそうですが全て女性であるということになるほど至極納得致してしまいました次第。
12月2日(日)吉祥寺スターパインズカフェにて『キチジョージ・ミュージック・ヘアー~吉祥寺音楽毛祭り~Vol.1』夜の部・・観る。
こちらは打って変わって飲兵衛役者逹の“男の世界”っつうか小劇場系の役者の付け焼刃的有志バンドのフォーク(ハワイアンも?)ライブなんだが、これがやっぱり予想どおりどうでも良~い感じで結構面白かったです。
僕は不勉強なので今までリリパットアーミーⅡの芝居も役者さんたちも全く不知だったんだが、なんかあのコング桑田って奴凄いね~。メチャクチャ歌うまいわ。すみません関西中心に活躍しているミュージシャンとかは私『優歌団』か『ウェストロードブルースバンド』or『ブルースファイルNO1』ぐらいしか知らへんので・・。認識を改めました次第。あ、あと大西ゆかりもしっとるでえ~。
会場にはやはりどっかで見た事あるようなないような・・ちょっと小汚い役者っぽい連中がわさわさいて(もちろん上品な方々も沢山いましたよ僕を含めてね)・・当然知った顔もちらほらいて・・。で当日ぶらりとやって来てバッタリ会った山口智恵ちゃんと一緒に飲みながら笑いながら・・完成度なんかどうでも良いの楽しけりゃいいのって音楽を聴いて、これまたどうでも良いトーク聞いて・・老眼鏡が妙に似合ってるウクレレ担当の谷やんの『何?俺バンマス?何?俺リーダー・・聞いてないよ』っていうテンドンギャグに大笑いして。前出のコング氏のルイ・アームストロング張りの歌声に舌を巻いて、紅一点の女優さんのまるでカラオケの乗りの歌に違う意味でちょっと引いて、中島氏のフォークに対する熱い思いに心打たれ(客の手拍子に対して、なんと急に演奏を中止し『すみませんこの歌は手拍子を入れていただくような歌ではないので』と客の手拍子を抑止してから又改めて真剣に歌った。ウワォ!)・・六角さんも渋かったよ。そして何といっても白眉はゲストのモロ師岡氏の『神田川』とその替え歌!!もう最近これほど苦しかったことはないくらい笑いました。
まあそれにしてもよくもまあだらだらと3時間近く良く頑張っていただきました。皆さんお疲れさまでした!
会場で見かけた道学のかんのさんは終演後ちょこっとお話しただけでしたが、翌日御丁寧にメールをいただきました。どもありがとう、ぜひ又近々に!
ジェス・ウォルター著『市民ヴィンス』読了。久々に酒を飲まずに一気読み。コナリーの新作でもクラムリーのシュグルー物でも来なかった・・
あの“食いつき感”を久々に実感。主管の物語と1980年のアメリカ大統領選挙と微妙にリンクさせながら、もしかしたら現代のアメリカをも揶揄しているかのような視点がとてもグッド。そしてなによりもあのヴィンスのクールで誠実でそして愚鈍なほどのフェアな精神が堪らなかった。
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞に選ばれた作品なるも・・探偵小説ではないし推理の要素も入ってない(と僕は思うが・・犯罪は入っている確かに。所謂クライムノヴェルとして・・か。)んだが・・ま良いのです。私の今年のベスト上位に堂々と選出したい素晴らしい作品に出会えました。
久々に★五つです。超堪能!
本日、竹原兄貴お勧めの佐々木譲著『警官の血』いよいよ登場。
序盤・・加藤さんと同じく『笑う警官』でコケタ私なのだが・・これは期待していいだろう・・。
今週は週末、赤坂REDTHEATERにてポツドール『女の果て』マチネ観劇予定・・これはなんかもしかしたら妙なものが下半身に来そうな予感もしないでもないが・・期待半分で一度は観て見ようかと。
夜はベニサンピットで上演中の芝居観劇のお誘い頂いたのだが一足違いで飲み会への出席回答済みにてそちらで久々に自由劇場繋がりの気の置けない連中との飲み予定。
方隆さんにもお会いできそうで、良かった良かった。
さて今月は飲み多いですね。皆さん心して肝臓をいたわりながら頑張りましょう!
あ、そういえば・・ヴィクターズ加藤さん、せっかくネタ振っていただいているのにきっかけつかめなくてヴィクターズにお邪魔できなくてすみません!
ところで・・最近うちの庭へ来てなんか落し物していきました?(笑)
