アンソニー・ロビンズから学んだ6つのヒューマンニーズ
一昨年、
アンソニー・ロビンズ氏(トニー)に、
フィジーの別荘に招待していただきました。
個人的には3度目の会見です。
そこでたくさんのことを学ぶことができました。
その中で特に大切な学びは、
人間が生きる上でのニーズについて、
通称「六つのヒューマンニーズ」です。
私たちが生きる上で、
六つのことを必要としています。
1:Certainty 安定性
2:Uncertainty/Variety 不安定性、多様性
3:Significance 自己重要感
4:Love/Connection 愛ときずな
5:Growth 成長・向上
6:Contribution 貢献
です。
意識の進化とともに、
1から6へと進んでいきます。
私たちは、基本的なところで、
「安定性」「安心感」を欲しています。
何か拠り所を求めている訳です。
しかし、安定ばかりでは、飽き飽きしてしまいます。
ですから、次に必要になってくるのは、
「不安定性」「多様性」です。
いつもと違った現実、
非日常的なものを、どこかで求めています。
そして今度は、
人間関係の中で、自分を満たそうとします。
つまり、
自分の価値をまわりに示そうとする訳です。
自己重要感を感じたいということです。
さらには、
自己重要感だけでは満足しません。
人とのつながりを感じたいのです。
それが「愛ときずな」です。
愛ときずなを進めていくと、
魂のニーズが強まってきます。
それは、成長と貢献です。
自分が成長して、まわりの役に立ちたいとなってくる訳です。
この進化のステップは、
スパイラル・ダイナミクスと呼ばれています。
8つの成長段階として、
トニーから、説明していただきました。
これについては、
次回のブログで説明したいと思います。
自慢なんですが、
以下のページに、
トニーとセージ(トニーの奥さん)に、
別荘に招かれたときの写真が載っています。
http://www.cocoroworld.com/index.php?companyprofile
トニーやセージから学んだことを、
これからも、皆さんにシェアしたいと思います。
(CoCoRoの ソムリエ OyaOya)
解放の3ステップ
CoCoRoの解放を得るために、
「三種類の苦しみ」を理解する必要があります。
なぜなら、
人間は、誰もが三種類の苦しみに縛られているからです。
その三つは、
① 肉体的苦しみ
② 心理的苦しみ
③ 精神的苦しみ
です。
肉体的苦しみは、
肉体のニーズが、満たされないときにやってきます。
肉体のニーズとは、
衣食住、そして健康です。
ですから、衣食住のどれかが欠けると、苦しみがやってきます。
あるいは病気になったり、ケガしたりすると、苦しみがやってきます。
次に、心理的苦しみは、
心のニーズが、満たされないときにやってきます。
心のニーズとは何でしょうか?
それは二つあります。
「愛されたい」「愛したい」です。
愛されたいのに、愛してもらえなかったら、苦しみます。
愛したいのに、愛せなかったら、苦しみます。
これが心理的苦しみです。
三つ目は、精神的苦しみです。
これは前の二つとは異なる苦しみです。
前の二つは欠けたときの苦しみですが、
この苦しみは、欠けてないのにやってきます。
あるいは得たのにやってきます。
具体的には、
空しさ、空虚感、無意味さ、あきあきさです。
第一志望の大学に合格したのに、
あるいは仕事で大成功したのに、
しばらくしたら空しさが襲ってきます。
幸せな毎日を過ごしていても、
どこかで飽き飽きしています。
これが精神的苦しみで、
自分という分離感からきています。
これら三つの苦しみは、
人間が持つ本質的な苦しみです。
誰もが、これを経て生きています。
それでは一体、
三つの苦しみから解放するために、
どんなアプローチをしたらいいのか?
船井幸雄氏の著書
「船井幸雄発 いま一番大事な情報と、びっくり現象」(あ・うん)
に、そのヒントが出ています。
私のインタビュー記事です。
以下のページで、
その内容「解放の3ステップ」レポートがゲットできます。
http://seminarplatform.com/cgi/form?id=insightjapan-1
ぜひぜひご参考にしてください。
(CoCoRoの ソムリエ OyaOya)
葛藤がきたときの裏技
昨日のブログでは、
葛藤について考察しました。
葛藤とは、
ある感情や考えに対して、一生懸命コントロールしている状態です。
格闘したり、
否定したり、
逃げようとしたり、
考えないようにしたり、
感じないようにしたり、
別の感情になろうとしたり、
言い訳しようとしたり、
説明付けしようとしたり、
自分を変えようとしたり、
簡単に言えば、
心の中のやりくりが、葛藤です。
やりくりが続けば続くだけ、
エネルギーが浪費し、
疲れます。
やりくりしても無駄ですね。
私も何度もトライしました。
こんな感情を持たないようにしようとか、
いい感情だけにしようとか……、
でも、決してうまくは行きません。
しばらく待つしかありません。
気を紛らわせて、忘れようとします。
しかし、
忘れられたとしても、
内側では決して消えていません。
その人に会うと、その感情が再び蘇ってきます。
その人に会いたくありません。
わだかまりとして、奥深くに残ったままなのです。
言いたいのは、
「やり繰りでは、ほとんど意味が無い」ということです。
「ほとんど」と言ったのは、
一時的には、気はまぎれますから…。
最近やってみてとても効果的な方法は、
嫌な感情になったとき、
「それでOKだよっ」
って、感情をそのままにさせてあげることです。
自分の感情と戦っている限り、
葛藤が続き、
それはエネルギーロスです。
自分で自分を苦しめているようなものです。
どんな感情がきても、
「OK!」って、受け止めるてあげること。
それをやってみたら、
とても楽になりました。
(CoCoRoの ソムリエ OyaOya)
こころの葛藤
私が、引きこもりだったころ、
自分の内側の感情と、戦っていました。
引きこもりをしてしまった不甲斐なさや罪悪感。
また、それを人のせいにして、人への憎しみもありました。
それだけではありません。
そんな感情になってしまう自分に対して、
責めていました。
その中で、あれこれ考えます。
同じような考えが、グルグルしています。
「自分は悪くない、あいつが悪いんだ」
「やっぱり、相手に謝らないと」
「自分がこうなったのは、過去のカルマのせいだ」
…などと。
そして、このグルグル状態が、何日も続きます。
ゆっくり眠ることもできません。
エネルギーが、どんどん浪費し、
疲れきります。
そんな経験はありませんか?
一体、どこに問題があるのでしょうか?
罪悪感や憎しみを感じていることでしょうか?
それとも、
そんな感情を感じないようにしようとすることでしょうか?
後になって、気づいたのは次のことです。
葛藤とは、
二つのものの対立です。
それは「今ある感情」と「こうなりたいという感情」です。
つまり、現実と理想です。
罪悪感があれば、
「そんな気持ちは嫌だ、安らかな気持ちになりたい」
憎しみがあれば、
「憎しみなんて感じてはいけない、愛を感じるべきだ」
と、二つの感情の中で、対立しているのです。
だからといって、理想の感情になれるわけではありません。
しかも、憎しみや罪悪感を感じたくもありません。
シーソーゲームのように、
右往左往しているのが、葛藤状態です。
問題は決して、
否定的な感情を感じていることではないのです。
否定的な感情と戦うことが、苦しみになっていたのです。
「な~んだ!
べつに、否定的感情を否定しなくてもいいじゃん!!」
って、気づいたら、とても楽になりました。
(CoCoRoの ソムリエ OyaOya)
感情の重要さ
毎朝、自分の内側を見つめる内観を実践しています。
その中で、日々発見があります。
ここ数日の内観では、
「幸せ」って何か、考えました。
「人生で一番重要なこと」って何か、考えました。
人は、幸せを求めています。
「幸せ」というのは、ある種の感情です。
「幸福感」とも呼んでいます。
それは、
満たされた感情、安らいだ感情。
楽しい感情です。
人は、それを感じたいのです。
そういった感情を感じるための手段は人それぞれです。
仕事で成功することだったり、
奉仕活動をして、人に喜んでもらうことだったり、
高い地位に就いて、賞賛されることだったり、
大金持ちになることだったり、
……
本来は、
満たされた感情を得ることが目的であり、
そのための手段だったものが、
目的に変わってしまっています。
幸福を感じることより、
成功すること、奉仕活動をすること、
高い地位に就くこと、大金持ちになること…
のほうが、大切になってしまったのです。
自分自身に立ち戻る、
本来の自分を取り戻すということは、
「本当のところは、どんな感情を感じていたいか」
をもう一度、再確認することです。
3月と4月の二日間セミナー「A New Beginning」の中で学んだのは、
私たちは「否定的な感情の中毒になっている」ということでした。
つまり、自分から、その否定的感情を引き寄せているのです。
イライラも、不安も、劣等感も、
自分から望んで、その感情になっているのです。
気づいていないと、
そのパターンに引き戻されます。
否定的感情に陥ってしまったときには、
「本当に、この感情を感じていたいのか?
本当のところ、自分は、どんな感情を感じていたいか」
を、自分に問うてみてほしいのです。
そのとき、
自分の中で、心が安らぐのを感じるはずです。
(CoCoRoの ソムリエ OyaOya)