感情の重要さ
毎朝、自分の内側を見つめる内観を実践しています。
その中で、日々発見があります。
ここ数日の内観では、
「幸せ」って何か、考えました。
「人生で一番重要なこと」って何か、考えました。
人は、幸せを求めています。
「幸せ」というのは、ある種の感情です。
「幸福感」とも呼んでいます。
それは、
満たされた感情、安らいだ感情。
楽しい感情です。
人は、それを感じたいのです。
そういった感情を感じるための手段は人それぞれです。
仕事で成功することだったり、
奉仕活動をして、人に喜んでもらうことだったり、
高い地位に就いて、賞賛されることだったり、
大金持ちになることだったり、
……
本来は、
満たされた感情を得ることが目的であり、
そのための手段だったものが、
目的に変わってしまっています。
幸福を感じることより、
成功すること、奉仕活動をすること、
高い地位に就くこと、大金持ちになること…
のほうが、大切になってしまったのです。
自分自身に立ち戻る、
本来の自分を取り戻すということは、
「本当のところは、どんな感情を感じていたいか」
をもう一度、再確認することです。
3月と4月の二日間セミナー「A New Beginning」の中で学んだのは、
私たちは「否定的な感情の中毒になっている」ということでした。
つまり、自分から、その否定的感情を引き寄せているのです。
イライラも、不安も、劣等感も、
自分から望んで、その感情になっているのです。
気づいていないと、
そのパターンに引き戻されます。
否定的感情に陥ってしまったときには、
「本当に、この感情を感じていたいのか?
本当のところ、自分は、どんな感情を感じていたいか」
を、自分に問うてみてほしいのです。
そのとき、
自分の中で、心が安らぐのを感じるはずです。
(CoCoRoの ソムリエ OyaOya)