すべてはうまくいっている! 光と心の調和 -37ページ目

すべてはうまくいっている! 光と心の調和

横浜の心理カウンセラー ロキのつぶやきブログ
その人がその人らしく
『生まれてきてよかった!」
と思える人生のために。

「いやぁ、人間って本当に愉快ですね~」水野晴郎風
というわけで、今回も引き続き『世界史こぼれ話1~6』(三浦一郎/角川文庫・絶版)から抜粋した有名人の逸話シリーズ。

今回は『世界史こぼれ話(2)(3)』より。

ピカソのエピソードもたびたび出てくるが、ピカソの洗礼名は ''パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアノ・デ・ラ・サンテシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ(Pablo, Diego, José, Francisco de Paula, Juan Nepomuceno, María de los Remedios, Crispin, Cripriano, de la Santísima Trinidad Ruiz y Picasso)’’
落語の「寿限無」みたいね。

1冊に400~600のエピソードが収録されているので、毎度のことながらいつまでたってもなかなか先へ進まない。今回は(2)(3)からの抜粋。

「知らねーよ」という人物もいるでしょうが。。
太字がタイトルで、( )の説明は私が付け足した。

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根本的理解
ある人がアインシュタイン夫人に「あなたは相対性原理が理解おできになる?」ときいた。夫人の答。「いいえ。けれどもわたしはアインシュタインをよく理解しております」


昆虫記的観察
ファーブル(1823年生/生物学者:著作『昆虫記』)はナポレオン三世に謁見した日の日記に次のように書いた。「短い半ズボンに、銀の留金のついた靴をはいた式武官たちが、行ったり来たりしていた。彼らの姿と歩きぶりは、フロックコートをきたこがね虫のようだった・・・」


大そうじがわり
葛飾北斎(1760年生/江戸後期の浮世絵師:『富嶽三十六景』等)は「引っ越しはオレの道楽だ」といって一日に三度引っ越したことさえあった。というのも彼はそうじぎらいで自分でしないばかりか人にもさせなかったので、部屋中ゴミだらけになり、どこかに引っ越しするより他に方法がなくなるからだった。


定価厳守
武田信玄に仕えた永田徳本(1513年生/戦国時代~江戸初期の医者:「十六文先生」「医聖」とも呼ばれる)という医者は、薬代としては、誰からも十六文以上はとらなかった。将軍家光の難病も、彼のもった薬でなおったが、徳本は将軍からさえも十六文以上はもらおうとしなかった。


ジョー談音楽
鏡花(泉鏡花1873年生/小説家:『高野聖』等)は紅葉(尾崎紅葉1868年/小説家:『金色夜叉』等)の書生となったので時に師にしかられることもあった。ところが紅葉の叱言中に混じる皮肉や警句がおもしろくて、鏡花はしかられながらもおもわずにやにやしてしまうのだった。これがおもしろくて、叱られてみたいとさえ時には思うのだった。


証人出頭
ある編集者が漱石(夏目漱石)に面会を求めた。取次に入った女中に「いないといえ」という漱石の声が玄関まで聞こえた。女中が出て来ると、編集者が「先生の声がしたじゃないか」といった。すると漱石が飛び出してきて「いないからいないんだ」


影の人
ハイネ(1797年生/ドイツの詩人・作家)の友人にキッツラーという篤学の士があって、つねに著作に専念していたが、かれの本は一度も出版されたことがなかった。かれは自説に反対の著作を読むと、それに感心して、自分の原稿を火の中に投ずる癖があったのである。


ナ・プ・キ・ン
若いころのピカソ(1881年生/スペイン生まれのフランスの画家・彫刻家:キュビズム創始者)は、たいへん貧しかった。よく友人たちが集まって、彼のところで食事をしたが、ナプキンが一枚しか無い。ピカソの恋人はその一枚のナプキンを出していつもいった。「さあ、仲よく皆さんでナプキンの四隅を一つずつ使ってください」


大事なことがら
池大雅は、あるとき、馬術師のところへ出かけていって「なにとぞ馬からの落ち方を教えてください」とたのんだ。馬術師があきれていると、池大雅はすまして「旅先では馬に乗ることが多いが、わたしは馬術を知らないから、落ちて怪我をすると大変ですから」


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「かえって君に迷惑をかけるから」
 
という男性の言葉は
 
たいてい逃げる準備に入っている
 
 
「あなたのためを思って」
 
という母親の言葉は
 
たいてい自分のためを優先している
 
 
「もう!ホントにしょうがないんだからぁ」
 
という女性の言葉は
 
言われた男性の完全勝利を示している
 
 
「またかよ!」
 
という息子の言葉は
 
たいてい母親のドジ・失敗・うっかり・物忘れを指している


 
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母のところに、年寄りの一人暮らしということをリサーチ済みなのか、頻繁にいろいろな勧誘電話がかかってくるのが、とてもしつこくて腹立たしいと聞いていた。




そうして、最近その撃退法を発見したという。




勧誘「もしもし、こちら○○墓地の、」


母「ロビン、ロビン、キャンユーフラインザスカイ?」


勧誘「あのう、こちら○○墓地の、」


母「ロビン、ロビン、キャンユーフラインザスカイ?」


勧誘「・・・・」カチャ




母がはるか昔、おおむかし、女学校時代の英語の教科書に載っていた、唯一いまでも憶えている英文だという。


Robin,Robin
Can you fly in the sky?


ちなみに、ロビンというのはオウムのことであるそうな。

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脳は育てていくもの

ヒトの脳のいろいろな機能が発達するのに要する時間は、それぞれの機能の必要度に合わせてほぼ決まっている。たとえば、視覚を司る神経ネットワークは、サルでは1歳頃まで、ヒトでは4歳頃までに発達する。

この間に、脳の中では視覚に関する神経ネットワークが可塑的変化(神経細胞の形態を変えずに、新たなネットワークを構築していくこと)が起きており、ものを見るための神経系をつくる。このシナプス(神経細胞)の変化によって、ネットワークが劇的に発達する時期のことを「感受性期」という。

ヒトの脳で感受性期がもっとも長く続く部位が、前頭連合野。感受性期のピークは10歳頃までだが、なんとその後も前頭連合野は、感受性期と似た状態が25歳前後まで続くという。言い替えれば、前頭連合野は25歳まで未熟なままなのだ。そんなに長期にわたって成長し続ける部位は他にはない。

感受性期がそれほど長いということは、前頭連合野のネットワークが複雑かつ緻密で、発達するのにそれだけの時間を要するということである。この前頭連合野は、前にも書いた通り、さまざまな知性をコントロールして高度な精神活動を行い、複雑な社会に適応するための機能を司る。つまり、ヒトを「人」たらしめる最重要な脳領域といえる。

なぜ、ヒトの脳は未熟な期間が異常なほど長いのか?

人類が発祥し、単純な群れ社会から現代の複雑な文明社会まで、ヒトの営む社会構造は急激な変化を続けている。そうしたなかにあって、ヒトは、遺伝子に組み込まれた過去の適応力よりも、複雑多様な現実に対応できる、柔軟性を備えた適応力を必要とした。

そうした複雑な社会に適応するためには、戦略的にとにかく学ぶ期間を延長しなければならない。その結果、感受性期を長くすることで前頭連合野の発達期間を延ばし、十分な現実適応システムを構築できるようにしたというわけ。つまりヒトの脳の感受性期とは、「複雑な社会の中で上手に生きながら子どもをつくり、その子どもをきちんと成人まで育て上げること」を目的とした、高度な生き残り戦略のひとつといえる。

しかし「GO/NOGO課題」や他の実験データによって、現代の子どもたちの脳が戦略通りに発達していないことがわかってきた。これは何とかしなければならない、そういう事態なのだ。

だからこそ「GO / NO GO課題」(2)で述べたように、感受性期のあいだは特にていねいに、戦略に沿った脳育てをしなければならない。でなければ、前頭連合野は未達のままに終わる・・ということもあり得ることを、世の親たちは知っておく必要があるだろう。

 

え? お前の前頭連合野はどうなのか、って?
もちろん未達です。ヾ(ーー )ォィ

 

でもね、25歳過ぎても伸びる知性があるのをご存知ですか?
クリスタライズド・インテリジェンスといって、日本語では結晶性知性とかいうのね。名前からしてすごいでしょう?
キラリと輝いてる感じで。
 
これは大人になってから発達する知性。クリス・インテリ(って略していいのか?)は、さまざまな経験を積み重ね、知識を蓄積し、それを実際に使うことで発達する。要するに、長~い年月に培った知識や経験を上手に融合して使いこなす機能ってこと。したがって、若輩者には発達させようがないのである。イシシ。
 
というわけで、いい大人になっても、引き続き脳にたくさんの知的刺激を与え続ければよいということ。脳への刺激が少なすぎると、このクリス・インテリも獲得できないまま人生もおわ(以下略)。
 
クリス・インテリを伸ばそうと思ったら
「もうこの歳だから、今さら何やってもねえ・・」
の言葉は絶対禁句
クリスタライズド・インテリジェンス適齢期は、あの世に逝くまで続くと思ってほしい。
 
そのうえ嬉しいことに、脳をどんどん使っていれば大人になっても脳細胞が増えるよ、ワ~オッ!というデータもすでに発表されていますしね。
 
大人になってからも脳みそをあきらめてはいかん!
ということで、希望に満ちた老年期を迎えましょう。←自分に言ってる。

 
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「群れ社会」と「自我」と「46野」の密接な関係

ヒトの前頭連合野は霊長目のなかでもずば抜けて発達しており、自我の座ともいわれる。そのなかでも、(1)で触れた「GO/NO GO課題」で発達状態のわかる前頭連合野の46野(自我によるコントロール機能)は、4000万年前ころに出現したという。

ちょうどその頃に、霊長類でもヒトやチンパンジー、ゴリラ、ニホンザルなどの真猿類が生まれた。真猿類は46野をもっているが、それ以前からいた原始的なキツネザルやロリスといった原猿類に46野は存在しない。

46野は、様々な情報処理の終点であり、また起点でもある、脳のシステムを統合している部位であることが分かってきた。この、システムを統合しながら、精神活動の基本的な役割を果たす機能を「ワーキングメモリ」と呼ぶ。

ワーキングメモリというのは特殊な短期記憶の一種だが、普通の短期記憶と異なり使うことを前提に記憶される。普通の短期記憶は必ずしも使われるとは限らず、意味もなく一瞬だけ記憶されてすぐに忘れることも多く、脳の中ではよく起きている。

一方で、このワーキングメモリの短期記憶は、たとえば会話でも、ちょっと前に自分の言ったことや相手の言ったことを短期的に(数秒から数分)憶えていて、それに添った会話を続けることができる、または、買い物中に品物の値段を短期的に記憶しながら計算し、支払い金額の合計を出す等、「使うことが前提の短期記憶」をいう。

「GO/NO GO課題」によって46野が、様々な情報を保持しながら、情報の選択・整理・統合を行ない、目的情報の判断・決定・制御の出力をなすという、ワーキングメモリの中心的役割を担っていることが明らかになってきている。

ではなぜ、原猿類に46野がなく、真猿類にだけ46野が進化したのか。
この問いにはまだ明確な答えは出ていないのだけれど、ある程度の推測ができるのではないかと思う。

原始的な原猿類は単独生活をし、自我を獲得していない。しかし真猿類のほとんどは複雑な群れ社会をつくって生活しており、自我を獲得している。

つまり、約4000年前に社会をつくるサルが出現したと同時に、自我そのものといえる「自己の行動を的確に判断しコントロールする機能」である46野も出現した、ということになる。群れ社会自我46野は相互作用か連鎖かはわからないけれど、ひじょうに密接なつながりがあるということなのだ。

群れ社会で共生してきた人類は、複雑で雑多な社環境のなか、多様な人々と関わりながら大人になってゆく。それは、コミュニケーションという手段によって脳にたくさんの刺激を受けながら、前頭連合野のさまざまな機能を発達させていくことでもある。

現在、こうしたコミュニケーションを経験できず,前頭連合野が適切な成長を遂げられない子どもが増えている。それはとりもなおさず、未熟な脳を抱えたまま大人になっていく人の確率も増えることを示唆している。

大切なコミュニケーションの機会を子どもたちの世界からこれ以上消失させてはいけないことを、大人たちはもっと認識する必要がある。今後取り組むべきことは、家族、地域、学校が連携し、子どもたちのために豊かなコミュニケーションの場を想像して積極的に創造していくことではないか。(つづく)

 
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